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ご主人様は聖者様でした
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「カズン様は呪詛の衝撃で、ここ最近の記憶を失ってしまったと聞いたよ。……後で僕も離宮に行って様子を見てこないと」
甥のヨシュアが王弟カズンの遊び友達となったのは、本当につい最近のことだ。
元は先王の庶子に過ぎず、家族と僅かな側使えしかいなかったから、はじめての学友として同い年のヨシュアが選ばれたわけだ。
ふたりはすぐに仲良くなって、一緒にお出かけするぐらいの仲になった。
先日、ルシウスの小さな子爵邸にやってきたのもその一環だったのだが。
「これでまた、カズン様は離宮に閉じ込められる……か。だけど今はこっちだな」
えぐっ、ぐしっ、と湖面の水色の瞳からボロボロに涙をこぼしているヨシュアの目元を拭ってやる。
拭っても拭っても次から次へと涙は溢れてくる。きれいな湖面の水色の瞳が溶け落ちてしまいそうなほど。
そこでユキレラはさっと、清潔なハンカチをご主人様に差し出した。
何なら部屋にいた侍女が用意してくれていた濡れタオルもバッチリ、スタンバイオーケーである。
ユキレラはちゃんと空気の読める良いユキレラ。
「ヨシュア。かけられた呪詛を自分で解けそう?」
「ひくっ、……むりです。なにをされたのか、オレにはぜんぜんわかりません……」
「……そうか」
抱き上げていた小さな身体を、近くのソファにそっと下ろしてやる。
ハンカチで涙を拭い、ついでにぐずぐずだった鼻もチーンとしてやってから、ルシウスは甥の前に跪いた。
「僕の魔力で呪詛が無効化できるといいんだけど」
跪いたルシウスの両手の中に、透明な両刃の剣が創り出された。
魔法樹脂という、魔法の大家、リースト伯爵家の血筋の者たちの扱う秘術によるものだ。
その透明な魔力で編まれた樹脂の剣に、ルシウスのネオンブルーに光る魔力が充填していく。
両刃の剣は、白く発光してネオンブルーの魔力を纏わせている。
その魔力でヨシュア坊ちゃんの全身を覆っていく。
「人物鑑定スキル、発動。……ダメか。まだ幸運値は1のまま……」
ルシウスは手の中の剣に更に魔力を込めていった。
両刃の剣はますます輝きを増していく。
最終的にルシウスの剣は、太陽のような眩い光を放つようになる。
同時に、部屋の中にぶわっと、濃厚な森や山中のような香りが広がった。
(えっ。これ、ルシウス様のデオドラントの匂いだっぺ。松林みたいないい匂いだけんども!)
どうも、いつもルシウスの側で嗅いでいた匂いはデオドラントのものではなく、彼の持つ魔力の放つ芳香だったらしい。
はて、とそこでユキレラは首を傾げた。
魔力が香りを放つというのは、あまり一般的な現象ではない。
一般的ではないけれど、この国の国民なら誰でもよく知っているのではないだろうか。
子供の頃に読み聞かされる絵本や、学校で習う社会科や文学の授業の題材で、ある特定の称号持ちの人物が出てくるとき、芳香を発する人々の起こす現象についても必ず語られている。
その現象の名を“聖なる芳香”という。
(うっそだあ。ルシウス様、まさか聖者様だったのけ? マジで?)
そう、芳香現象を発生させるのは、聖者や聖女、あるいは他の聖なる魔力持ちがほとんどだ。
(アッ。そ、そうだべ、聖者様の魔力は光るって聞いたことが……ルシウス様の魔力も……)
とても美しく荘厳な、ネオンブルーをしている。
ネオンカラー、即ち蛍光色に光っている。
結局、ルシウスはヨシュアにかかった呪詛返しを解除はできなかった。
これはもう、呪詛の専門の呪師でなければ対処は不可能だという。
「だ、だけど、呪師ってもうこの世界じゃ絶滅寸前だって聞きましたよ!?」
「……それでも、探すしかないだろうね」
話を聞くと、王弟カズンとヨシュアに呪詛を仕掛けた術者は、直後に自決済みとのこと。
呪詛の種別は『魔法』で、術式は魔法使いである術者本人にしかわからない。
自決してしまったというなら、呪詛の解析は困難を極める。
「幸運値1かあ……まあ体力や人間性1に比べればどうということはない。対処法があるのだけが救いだね」
泣き疲れて眠ってしまったヨシュアを、母親の伯爵夫人に預け、ルシウスとユキレラはリースト伯爵家の本邸を後にした。
来たときの馬車で今度は王宮の離宮行きだ。
御者席側にルシウスが座って、窓を開けておしゃべりしながら馬車道を走らせている。
「ルシウス様って聖者様だったんですね」
「ん? ……ああ、まあね。聖剣持ちからそのまま聖者覚醒したんだ。14歳のときにね」
はわあ、とユキレラは感嘆の声を飲み込んだ。
ご主人様はユキレラが思っていたよりもっとずっとすごいお人だった。
それに、まさか聖者様までいるなんて。
ユキレラの中で王都の都会ゲージが更に上がった!
「あ、あれ、でもオレ、ど田舎村にいたときこの国に聖者様がいるなんて聞いたことなかったです」
「公表してない。知ってるのは父様とさっき会った義姉様、あと王家の人たちと他にほんの少数だけ」
その中に兄伯爵の名前が入っていないのが、複雑な兄弟関係を匂わせた。
それにしても、ルシウスを含めリースト伯爵家はこの事態に大パニックだった。
だけどユキレラは彼らに合わせて神妙そうな表情は作っても、心の中は落ち着いている。
ユキレラの最愛はルシウスだけなので、ぶっちゃけ他はどうでもいい。
でもそれを顔に出さない程度には大人だった。
(んだっけ、ルシウス様のお身内ならオレにとっても身内。気をつけなきゃいげね)
可愛い甥っ子ちゃまのヨシュア坊ちゃん。
そのお母様の伯爵夫人。
伯爵家の家人たち。
(ユキレラにとっては既に生き別れの兄ちゃん姉ちゃんご親戚同然!)
そして、あの冷たい兄伯爵様。
彼はユキレラの大切なご主人様を殴ったのは許し難いが、ルシウス本人が納得してるようなので一応身内枠に入れておく。
どうやら、ユキレラのおちんぎんの大元みたいな気もするので。
その兄伯爵様は、弟ルシウスの失態の責任を取って、本邸でしばらく自主謹慎だそうで。
(経緯を聞く限り、そこまでしなぐたってなあ?)
だって悪いのは、呪詛を仕掛けた暗殺者だ。
巻き込まれたヨシュア坊ちゃんやルシウスはとばっちり。
やはりお貴族様特有の面子云々なのだろうか。
そういう微妙な塩梅はまだわからないユキレラだった。
甥のヨシュアが王弟カズンの遊び友達となったのは、本当につい最近のことだ。
元は先王の庶子に過ぎず、家族と僅かな側使えしかいなかったから、はじめての学友として同い年のヨシュアが選ばれたわけだ。
ふたりはすぐに仲良くなって、一緒にお出かけするぐらいの仲になった。
先日、ルシウスの小さな子爵邸にやってきたのもその一環だったのだが。
「これでまた、カズン様は離宮に閉じ込められる……か。だけど今はこっちだな」
えぐっ、ぐしっ、と湖面の水色の瞳からボロボロに涙をこぼしているヨシュアの目元を拭ってやる。
拭っても拭っても次から次へと涙は溢れてくる。きれいな湖面の水色の瞳が溶け落ちてしまいそうなほど。
そこでユキレラはさっと、清潔なハンカチをご主人様に差し出した。
何なら部屋にいた侍女が用意してくれていた濡れタオルもバッチリ、スタンバイオーケーである。
ユキレラはちゃんと空気の読める良いユキレラ。
「ヨシュア。かけられた呪詛を自分で解けそう?」
「ひくっ、……むりです。なにをされたのか、オレにはぜんぜんわかりません……」
「……そうか」
抱き上げていた小さな身体を、近くのソファにそっと下ろしてやる。
ハンカチで涙を拭い、ついでにぐずぐずだった鼻もチーンとしてやってから、ルシウスは甥の前に跪いた。
「僕の魔力で呪詛が無効化できるといいんだけど」
跪いたルシウスの両手の中に、透明な両刃の剣が創り出された。
魔法樹脂という、魔法の大家、リースト伯爵家の血筋の者たちの扱う秘術によるものだ。
その透明な魔力で編まれた樹脂の剣に、ルシウスのネオンブルーに光る魔力が充填していく。
両刃の剣は、白く発光してネオンブルーの魔力を纏わせている。
その魔力でヨシュア坊ちゃんの全身を覆っていく。
「人物鑑定スキル、発動。……ダメか。まだ幸運値は1のまま……」
ルシウスは手の中の剣に更に魔力を込めていった。
両刃の剣はますます輝きを増していく。
最終的にルシウスの剣は、太陽のような眩い光を放つようになる。
同時に、部屋の中にぶわっと、濃厚な森や山中のような香りが広がった。
(えっ。これ、ルシウス様のデオドラントの匂いだっぺ。松林みたいないい匂いだけんども!)
どうも、いつもルシウスの側で嗅いでいた匂いはデオドラントのものではなく、彼の持つ魔力の放つ芳香だったらしい。
はて、とそこでユキレラは首を傾げた。
魔力が香りを放つというのは、あまり一般的な現象ではない。
一般的ではないけれど、この国の国民なら誰でもよく知っているのではないだろうか。
子供の頃に読み聞かされる絵本や、学校で習う社会科や文学の授業の題材で、ある特定の称号持ちの人物が出てくるとき、芳香を発する人々の起こす現象についても必ず語られている。
その現象の名を“聖なる芳香”という。
(うっそだあ。ルシウス様、まさか聖者様だったのけ? マジで?)
そう、芳香現象を発生させるのは、聖者や聖女、あるいは他の聖なる魔力持ちがほとんどだ。
(アッ。そ、そうだべ、聖者様の魔力は光るって聞いたことが……ルシウス様の魔力も……)
とても美しく荘厳な、ネオンブルーをしている。
ネオンカラー、即ち蛍光色に光っている。
結局、ルシウスはヨシュアにかかった呪詛返しを解除はできなかった。
これはもう、呪詛の専門の呪師でなければ対処は不可能だという。
「だ、だけど、呪師ってもうこの世界じゃ絶滅寸前だって聞きましたよ!?」
「……それでも、探すしかないだろうね」
話を聞くと、王弟カズンとヨシュアに呪詛を仕掛けた術者は、直後に自決済みとのこと。
呪詛の種別は『魔法』で、術式は魔法使いである術者本人にしかわからない。
自決してしまったというなら、呪詛の解析は困難を極める。
「幸運値1かあ……まあ体力や人間性1に比べればどうということはない。対処法があるのだけが救いだね」
泣き疲れて眠ってしまったヨシュアを、母親の伯爵夫人に預け、ルシウスとユキレラはリースト伯爵家の本邸を後にした。
来たときの馬車で今度は王宮の離宮行きだ。
御者席側にルシウスが座って、窓を開けておしゃべりしながら馬車道を走らせている。
「ルシウス様って聖者様だったんですね」
「ん? ……ああ、まあね。聖剣持ちからそのまま聖者覚醒したんだ。14歳のときにね」
はわあ、とユキレラは感嘆の声を飲み込んだ。
ご主人様はユキレラが思っていたよりもっとずっとすごいお人だった。
それに、まさか聖者様までいるなんて。
ユキレラの中で王都の都会ゲージが更に上がった!
「あ、あれ、でもオレ、ど田舎村にいたときこの国に聖者様がいるなんて聞いたことなかったです」
「公表してない。知ってるのは父様とさっき会った義姉様、あと王家の人たちと他にほんの少数だけ」
その中に兄伯爵の名前が入っていないのが、複雑な兄弟関係を匂わせた。
それにしても、ルシウスを含めリースト伯爵家はこの事態に大パニックだった。
だけどユキレラは彼らに合わせて神妙そうな表情は作っても、心の中は落ち着いている。
ユキレラの最愛はルシウスだけなので、ぶっちゃけ他はどうでもいい。
でもそれを顔に出さない程度には大人だった。
(んだっけ、ルシウス様のお身内ならオレにとっても身内。気をつけなきゃいげね)
可愛い甥っ子ちゃまのヨシュア坊ちゃん。
そのお母様の伯爵夫人。
伯爵家の家人たち。
(ユキレラにとっては既に生き別れの兄ちゃん姉ちゃんご親戚同然!)
そして、あの冷たい兄伯爵様。
彼はユキレラの大切なご主人様を殴ったのは許し難いが、ルシウス本人が納得してるようなので一応身内枠に入れておく。
どうやら、ユキレラのおちんぎんの大元みたいな気もするので。
その兄伯爵様は、弟ルシウスの失態の責任を取って、本邸でしばらく自主謹慎だそうで。
(経緯を聞く限り、そこまでしなぐたってなあ?)
だって悪いのは、呪詛を仕掛けた暗殺者だ。
巻き込まれたヨシュア坊ちゃんやルシウスはとばっちり。
やはりお貴族様特有の面子云々なのだろうか。
そういう微妙な塩梅はまだわからないユキレラだった。
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