破壊のオデット

人物紹介

破壊のオデット　人物紹介


リースト伯爵令嬢オデット
本作ヒロイン。16歳。学園1年生。
青銀の腰まである長い髪、銀色の花咲く湖面の水色の瞳の長身スレンダーな美少女。
百年前、奴隷商に誘拐されてオークションにかけられ、落札先で純潔を穢される寸前、魔法樹脂に自らを封じ込めた。
百年後の今年、解凍され再び学生生活に戻るが、そこで……
つよい女子。その覇気は歴戦の猛者も震えるほど。

ウェイザー公爵令嬢グリンダ
オデットのライバルにして後に良き友。17歳、学園2年生で生徒会長。
眩い金髪の長い巻き毛、群青の瞳を持つ知的で思慮深い美女。
相性の悪い婚約者との関係に悩んでいるらしい。
王太子ユーグレンの側近の年の離れた妹。
いわゆるドリル令嬢。しかし悪役令嬢ではない賢女。つよい女子その2。

王姉グレイシア
百年前、オデットが恋焦がれていた、豊かな黒髪と黒く輝く瞳の王女殿下。
当時18歳、生徒会長。
元祖つよい女子。

王太子ユーグレン
現在の王太子。23歳。
オデットが好きだったグレイシア王女と同じ名前を持つ現女王の息子。
顔立ちや髪色、瞳の色はグレイシア王女とよく似ている。
優しく優秀な王子だが、かつての本気の恋に囚われたまま、まだ独身。

リースト伯爵ヨシュア
リースト伯爵家の現当主。23歳。
薔薇を主食にしてそうな麗しの美青年。
オデットの兄の子孫。
出奔した先王弟の幼馴染み。
後に家の爵位が上がってリースト侯爵となる。

リースト子爵ルシウス
ヨシュアの叔父で、彼をそのまま中年にしたような麗しの男前。37歳。
オデットの養父となった。
後に実家の爵位が上がったことで、子爵から伯爵となる。
同設定のシリーズ中最強生物だが、本作には一切関係なし。

学園長ライノール伯爵エルフィン
ハーフエルフの白髪に白い肌、ネオングリーンの瞳の中性的な麗人。
数百年生きているが外見はピチピチの二十代。
オネエ口調だが男性。
とても生徒思いの先生。
たまに学食のおばちゃん(？)をやっているらしい。

ドマ伯爵令息サムエル
百年前、オデットの婚約者だったドマ伯爵令息ダニエルの子孫。
オデットが蘇ったことで当時の婚約の権利を主張してオデットに婚約の打診をしてきた。
ドマ伯爵家の五男で庶子。
熊のようなずんぐりむっくりな体型と、野獣のような人相の悪さ。
体術や身体強化に長けている。