50 / 216
第一章 異世界転移、村ごと!
俺、異世界で運命に出逢う~王様チート残機2
しおりを挟む
倒れていた子供は体型からするとローティーンのようだ。
着ている服はボロボロで汚れて、ところどころ切れた隙間から覗く手足にはいくつも血の滲んだミミズ腫れがある。これは鞭の跡か?
「君。君、大丈夫か!?」
男爵がぺちぺちと子供の頬を叩く。しばらくすると呻いて意識を取り戻した。
「ここはアケロニア王国最北端のアルトレイ公領内、ど田舎村だ。私は領主のブランチウッド男爵。君を保護する。危害は加えない、安心してほしい」
「……は、い」
顔も泥だらけのせいで目が開かないようだ。だがはっきり告げる男爵の言葉に頷いている。
「何があった? 君はどこから来たんだ?」
「隣国から……逃げてきました。ギルガモス商会、から」
「ギルガモス商会……奴隷商か……」
おいやめろ。幼女とほっこりほのぼのスローライフ系のイージーモード異世界じゃなかったのか。奴隷有りのいきなりハードモード化するのはやめてけろ!
「う、うう……っ」
突如子供が呻き始めた。首に嵌まった枷を必死で掴んでいる。首枷は彼女の細い首を締めつけていた。
俺は慌てて首輪に手を伸ばして外してやろうとしたが、……なんだこれ継ぎ目がない!? どうやって外すんだ!?
力任せに外そうとすると余計に締まってしまう!
「だ、男爵。これヤバいです、外れない。このままじゃこの子が」
「隷属の魔導具だ。これは逃亡防止の呪詛だろう。……そうか、あの男たちは逃げたこの子を追ってきたギルガモス商会の連中か」
俺と男爵はなんとか首枷を外そうとしたが、締めつけはどんどんきつくなって、子供の顔は泥だらけでもわかるほど真っ赤になり、やがて――血の気を失った。
くたり、と足掻いていた子供が、再び意識を失い倒れた。
見ている俺も血の気が引いた。不味いぞ、人間が喉を締められ酸素を遮断されて無事でいられる時間は何分もなかったはずだ。
どうする、どうすればいい?
目の前で子供が死にかけている。俺には何ができる?
咄嗟に夢の中で王様から貰った大剣を思い出した。そうだ、あの大剣ならこの首枷を壊せるかもしれない!
「出てこい、王様のチート剣!」
イメージすると、目の前に大量の真紅の魔力が集まり、即座にあの大剣が宙に顕現した。
突如現れた大剣に男爵が驚いている。だが細かい説明は後だ。
刃の中央に三つ並ぶ魔石のひとつが輝き始めた。真ん中のやつだ。強烈なネオンブルーの光を放っている。
夢の王様の声が頭の中に響いた。
『込められた祝福がお前に、不可能を可能にする力を与える』
こんなに早く使うことになるとは。だが俺は悩まなかった。目の前で人が死にかけているのに物を惜しんでいい道理がない。
「チート効果、頼みます! 王様!」
大剣の柄を握りしめて俺が叫ぶと同時に、俺の周りの光景が変わった。
こ、ここはまさか、また次元の狭間か?
いや、暗くはあったが星々の煌めきがある。宇宙空間のようだ。そこに大剣と一緒に浮かんでいた。
傍らには倒れて意識を失ったままのあの子もいる。
「!?」
俺のいた場所が問題だった。左右に巨人サイズの巨大な男女がいる。
片方は……次元の狭間で俺を無数の剣で突き刺そうとしたあの宇宙人三人組のひとり、青銀の長い髪の美少女だ。今も背後に多数の剣を背負ってこちらに切先を向けている。聖職者ふうの聖衣姿も一緒だ。嘘だろ、まさかあのお姉様の本体はこんな……?
反対側には、同じ青銀の髪の、こちらは短髪で三十後半のイケオジだ。白い軍服系の装束を着ている。
二人ともよく顔が似た麗しの美貌だ。目の色も澄んだティールカラー。親子や兄妹だろうか?
だが呑気に考えている暇はなかった。
『選ぶが良い。殲滅か』
『――審判か』
「いや待ってくれ、俺が望むのはこの子の首の枷を取ってほしいだけなんだが!」
駄目だ。返事がない。これ意思の疎通ができないタイプの力だ。王様め、加護入りのチート大剣といってもこれは扱いづらい……!
どちらも選べずにいると、イケオジのほうが透明で、身体の大きさに見合った巨大な両刃の剣を構えていた。――俺と意識のない子、二人に向けて。
「え、ちょ、それ何を……!」
イケオジの剣が鮮やかな青色に発光する。彼の魔力だろう。圧の強さに押し潰されそうだ。
『正しき者は生き残り、邪悪は根こそぎ浄化する。――破邪顕正! 聖剣の聖者の裁きを受けよ!』
えっ宇宙人じゃなくて!? と突っ込む余裕はなかった。
そしてイケオジは俺たちに向けて剣を振り下ろし、青く輝く魔力の奔流が宇宙空間ごと俺たち二人を飲み込んだ。
……後に俺は、このときのことを思い返すたび、アメリカのフロリダでハリケーンに巻き込まれて吹き上げられる牛さんの気持ちがわかって居た堪れない気分になるのだが……
結果からいえば、青く輝く魔力に飲み込まれても俺たちは無事だった。
気づくと宇宙空間から川縁に戻っている。
「あっ」
少女の首枷を青く光る魔力が覆っている。俺と男爵が見守る中、首枷はそのまま青い魔力にジュワッと灼かれて魔力ごと消失した。
怖ッ……物体を蒸発させるとかどんな強烈な魔力なんだ……
「うう……っ」
「き、君! 大丈夫か!」
首枷の締め付けがなくなって、解放された少女が小さく呻いた。
慌てて助け起こす。良かった、顔色はまだ悪いがもう首枷はない。見たところ身体には他の枷や縛りもなさそうだ。
苦しんだ脂汗や涙で顔が汚れている。元から全身も泥だらけだ。タオルで顔を拭ってあげようとしたところで、目を開いたその子の顔に俺はその場で固まった。
「……ありがとうございました。あなたが助けてくれたんですね?」
首枷が外れたばかりだ。少し掠れた声で、弱々しく礼を言われた。だが俺はまだ固まっていた。
「あ、その。俺はユウキ。……君の名前は?」
俺はタオルを少女に手渡した。少女は受け取ってようやく自分が汗だくで顔も汚れていることに気づいたのだろう。ごしごしと顔を拭いてから、微笑んで名前を教えてくれた。
「ユキリーンといいます。改めて、……ありがとう」
そのときの俺の心象風景を表すとしたら、これだ。
゚+。:.゚(*゚Д゚*)キタコレ゚.:。+゚
来たこれ。何が来たって運命が来た。
泥で汚れてなお白い艶のある肌。
ショコラブラウンの柔らかな髪はシャギーの入った前髪長めのショートカット。
開かれた瞳は鮮やかなアメジストパープル。髪と同じ色のまつ毛の長いこと……
麗しい、の一言に尽きた。こ、こんな美少女、テレビでも動画でもSNSでもAI作画でも見たことねえっぺ!
あ、ありのままに素直に言えば、――めちゃくちゃ好みだった!
NEXT→即オチ2コマ
着ている服はボロボロで汚れて、ところどころ切れた隙間から覗く手足にはいくつも血の滲んだミミズ腫れがある。これは鞭の跡か?
「君。君、大丈夫か!?」
男爵がぺちぺちと子供の頬を叩く。しばらくすると呻いて意識を取り戻した。
「ここはアケロニア王国最北端のアルトレイ公領内、ど田舎村だ。私は領主のブランチウッド男爵。君を保護する。危害は加えない、安心してほしい」
「……は、い」
顔も泥だらけのせいで目が開かないようだ。だがはっきり告げる男爵の言葉に頷いている。
「何があった? 君はどこから来たんだ?」
「隣国から……逃げてきました。ギルガモス商会、から」
「ギルガモス商会……奴隷商か……」
おいやめろ。幼女とほっこりほのぼのスローライフ系のイージーモード異世界じゃなかったのか。奴隷有りのいきなりハードモード化するのはやめてけろ!
「う、うう……っ」
突如子供が呻き始めた。首に嵌まった枷を必死で掴んでいる。首枷は彼女の細い首を締めつけていた。
俺は慌てて首輪に手を伸ばして外してやろうとしたが、……なんだこれ継ぎ目がない!? どうやって外すんだ!?
力任せに外そうとすると余計に締まってしまう!
「だ、男爵。これヤバいです、外れない。このままじゃこの子が」
「隷属の魔導具だ。これは逃亡防止の呪詛だろう。……そうか、あの男たちは逃げたこの子を追ってきたギルガモス商会の連中か」
俺と男爵はなんとか首枷を外そうとしたが、締めつけはどんどんきつくなって、子供の顔は泥だらけでもわかるほど真っ赤になり、やがて――血の気を失った。
くたり、と足掻いていた子供が、再び意識を失い倒れた。
見ている俺も血の気が引いた。不味いぞ、人間が喉を締められ酸素を遮断されて無事でいられる時間は何分もなかったはずだ。
どうする、どうすればいい?
目の前で子供が死にかけている。俺には何ができる?
咄嗟に夢の中で王様から貰った大剣を思い出した。そうだ、あの大剣ならこの首枷を壊せるかもしれない!
「出てこい、王様のチート剣!」
イメージすると、目の前に大量の真紅の魔力が集まり、即座にあの大剣が宙に顕現した。
突如現れた大剣に男爵が驚いている。だが細かい説明は後だ。
刃の中央に三つ並ぶ魔石のひとつが輝き始めた。真ん中のやつだ。強烈なネオンブルーの光を放っている。
夢の王様の声が頭の中に響いた。
『込められた祝福がお前に、不可能を可能にする力を与える』
こんなに早く使うことになるとは。だが俺は悩まなかった。目の前で人が死にかけているのに物を惜しんでいい道理がない。
「チート効果、頼みます! 王様!」
大剣の柄を握りしめて俺が叫ぶと同時に、俺の周りの光景が変わった。
こ、ここはまさか、また次元の狭間か?
いや、暗くはあったが星々の煌めきがある。宇宙空間のようだ。そこに大剣と一緒に浮かんでいた。
傍らには倒れて意識を失ったままのあの子もいる。
「!?」
俺のいた場所が問題だった。左右に巨人サイズの巨大な男女がいる。
片方は……次元の狭間で俺を無数の剣で突き刺そうとしたあの宇宙人三人組のひとり、青銀の長い髪の美少女だ。今も背後に多数の剣を背負ってこちらに切先を向けている。聖職者ふうの聖衣姿も一緒だ。嘘だろ、まさかあのお姉様の本体はこんな……?
反対側には、同じ青銀の髪の、こちらは短髪で三十後半のイケオジだ。白い軍服系の装束を着ている。
二人ともよく顔が似た麗しの美貌だ。目の色も澄んだティールカラー。親子や兄妹だろうか?
だが呑気に考えている暇はなかった。
『選ぶが良い。殲滅か』
『――審判か』
「いや待ってくれ、俺が望むのはこの子の首の枷を取ってほしいだけなんだが!」
駄目だ。返事がない。これ意思の疎通ができないタイプの力だ。王様め、加護入りのチート大剣といってもこれは扱いづらい……!
どちらも選べずにいると、イケオジのほうが透明で、身体の大きさに見合った巨大な両刃の剣を構えていた。――俺と意識のない子、二人に向けて。
「え、ちょ、それ何を……!」
イケオジの剣が鮮やかな青色に発光する。彼の魔力だろう。圧の強さに押し潰されそうだ。
『正しき者は生き残り、邪悪は根こそぎ浄化する。――破邪顕正! 聖剣の聖者の裁きを受けよ!』
えっ宇宙人じゃなくて!? と突っ込む余裕はなかった。
そしてイケオジは俺たちに向けて剣を振り下ろし、青く輝く魔力の奔流が宇宙空間ごと俺たち二人を飲み込んだ。
……後に俺は、このときのことを思い返すたび、アメリカのフロリダでハリケーンに巻き込まれて吹き上げられる牛さんの気持ちがわかって居た堪れない気分になるのだが……
結果からいえば、青く輝く魔力に飲み込まれても俺たちは無事だった。
気づくと宇宙空間から川縁に戻っている。
「あっ」
少女の首枷を青く光る魔力が覆っている。俺と男爵が見守る中、首枷はそのまま青い魔力にジュワッと灼かれて魔力ごと消失した。
怖ッ……物体を蒸発させるとかどんな強烈な魔力なんだ……
「うう……っ」
「き、君! 大丈夫か!」
首枷の締め付けがなくなって、解放された少女が小さく呻いた。
慌てて助け起こす。良かった、顔色はまだ悪いがもう首枷はない。見たところ身体には他の枷や縛りもなさそうだ。
苦しんだ脂汗や涙で顔が汚れている。元から全身も泥だらけだ。タオルで顔を拭ってあげようとしたところで、目を開いたその子の顔に俺はその場で固まった。
「……ありがとうございました。あなたが助けてくれたんですね?」
首枷が外れたばかりだ。少し掠れた声で、弱々しく礼を言われた。だが俺はまだ固まっていた。
「あ、その。俺はユウキ。……君の名前は?」
俺はタオルを少女に手渡した。少女は受け取ってようやく自分が汗だくで顔も汚れていることに気づいたのだろう。ごしごしと顔を拭いてから、微笑んで名前を教えてくれた。
「ユキリーンといいます。改めて、……ありがとう」
そのときの俺の心象風景を表すとしたら、これだ。
゚+。:.゚(*゚Д゚*)キタコレ゚.:。+゚
来たこれ。何が来たって運命が来た。
泥で汚れてなお白い艶のある肌。
ショコラブラウンの柔らかな髪はシャギーの入った前髪長めのショートカット。
開かれた瞳は鮮やかなアメジストパープル。髪と同じ色のまつ毛の長いこと……
麗しい、の一言に尽きた。こ、こんな美少女、テレビでも動画でもSNSでもAI作画でも見たことねえっぺ!
あ、ありのままに素直に言えば、――めちゃくちゃ好みだった!
NEXT→即オチ2コマ
1,006
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる