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蒼鳥さん

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ツギオ物語

02話✨地区予選

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高校野球地区予選が始まった✨


吉永学園は二年生エース左腕の蒼鳥と天才打者ツギオの活躍で順調に勝ち進んだ。


とにかく安打製造機ツギオは凄かった。全試合ほぼ全打席シングル安打を放ち続け驚異の打率.958。



ツギオ「単打製造機と呼べ♪」


蒼鳥「このアヘ単が!」


※アヘ単→アヘアヘ単打マンの略。



快進撃は続き決勝戦まで勝ち進んだ。


蒼鳥「いよいよ明日は決勝戦や!ツギオ明日もシッカリ受けてくれよな!」


ツギオ「お前の球を受けると手が痛くなる💢しかも微妙に変化するから取りにくいねん!」


ムービングファーストボール


蒼鳥はボールの握りが適当な為、投げる球が微妙な変化するムービングボーラーだった。



決勝戦・当日

対戦相手は強豪の外木場高校。甲子園常連高だ。


監督「さぁ、皆さん今日勝てば甲子園初出場です!相手は強豪ですが頑張りましょう!全員揃いましたね?バスに乗って下さい!球場に出発します!」


蒼鳥「待てや。ツギオがまだ来てない。」



監督「なんですって!それは大変だ!」



ツギオの家に電話をするが、ツギオは一時間前に既に家を出て学校に向かったらしい。



蒼鳥「何やってんだあのアホ💢」



監督「もう出発しないと試合に間に合わない。。もしかしたらツギオ君、球場に直接行ってるかも知れないし出発しましょう💧」



蒼鳥「ちぃ💢この時代、携帯電話とかまだ無いからな。しゃーない。」



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