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※希望と欲望 後編
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「ぃや…。」
「え。」
「ぃや…。もっと。したい。」
「ん?」
「もっと…さみーにあいされたぃ…っ。」
ーーーそうか。
何時もサミュエルは余裕が無い。何時も抱き潰してしまう。
マリーからすればこうして、語り合いながら触れ合う方が愛されていると感じるのか。
ーーー良かった。一瞬、しつこ過ぎて愛想を尽かされたのかと思ったぞ。
「そうだなマリー。だけどそろそろ俺の我儘も聞いて欲しいなぁ。愛し合うのはお前のナカに入ってからでも十分に可能だぁ。それを今から経験してみようじゃないか。なぁ?」
「ごりごりしない…?」
「あぁ、何時もみたいに酷くしない。」
「ぃぃよ。さみーときもちぃのする…っ」
マリーがそんな事を言うからサミュエルは、いつに無く時間をかけて彼女の気の済む様に愛し合った。
じっくり、じっくりカサを増した自身の熱で最奥を押し上げたまま、下肢の蕾を弄んだ。
成程。マリーは激しい快楽より、長く持続されるセックスが好きなようだった。
だが、そんな事をして辛いのはマリーの方だ。
子宮口をトンッと押され続けたままの、愛撫はマリーをありのまま淫らにさせた。
彼女の最奥部分は、ヒクヒクとタネを強請る様にキスを迫り。その柔らかなひだは、抱き締めて離さないと言うように情熱的にサミュエルに絡み付いた。
それからはお互いに理性が飛んだ。
気が付けばサミュエルは後ろから獣のように彼女を責め立てていたし、彼女は彼女で両足でサミュエルの腰を離さないように押さえつけていた。
快楽のためではなく、彼女を自分のものにする為にサミュエルは彼女の求めるままにその胎を愛した。
マリーも同じだった。
サミュエルと未来を繋ぐために、その子種を欲しがった。
二人の想いが同じだった。
それから数日後。
マリーは無事に妊娠した。
意外にも感極まったのはサミュエルの方だった。
「俺の想いが通じたんだぁ。マリー奇跡だよ!こんな事悪魔でも天使でも出来ない!奇跡だ‼︎」
それから子供が出来て生まれる度に、サミュエルは大いに喜んでマリーに感謝した。
「俺をマリーの胎が受け入れてくれたんだ。君のその身体はこれで余す事無く俺の物になったと言う事だぁ!」
でも。サミュエルは悪魔だった。
胎を満たしたからと言うと、その次は違う所まで満たそうとした。
それも、マリーの理性が飛んだ時を狙って。
「悪魔の欲望というものは尽きる事がないんでしょうか、サミュエル・ヴィーチャーさん。」
「ふふっ、おかしなことを言うねぇマリー君。ニンゲンだって、希望が尽きた事は無いじゃないかぁ。」
「そう言うことを言ってるんじゃない‼︎」
この時ばかりは、マリーは大いに怒って。
暫くは口も聞かなかった。
ーーー完
これで、番外編も終わりです。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
「え。」
「ぃや…。もっと。したい。」
「ん?」
「もっと…さみーにあいされたぃ…っ。」
ーーーそうか。
何時もサミュエルは余裕が無い。何時も抱き潰してしまう。
マリーからすればこうして、語り合いながら触れ合う方が愛されていると感じるのか。
ーーー良かった。一瞬、しつこ過ぎて愛想を尽かされたのかと思ったぞ。
「そうだなマリー。だけどそろそろ俺の我儘も聞いて欲しいなぁ。愛し合うのはお前のナカに入ってからでも十分に可能だぁ。それを今から経験してみようじゃないか。なぁ?」
「ごりごりしない…?」
「あぁ、何時もみたいに酷くしない。」
「ぃぃよ。さみーときもちぃのする…っ」
マリーがそんな事を言うからサミュエルは、いつに無く時間をかけて彼女の気の済む様に愛し合った。
じっくり、じっくりカサを増した自身の熱で最奥を押し上げたまま、下肢の蕾を弄んだ。
成程。マリーは激しい快楽より、長く持続されるセックスが好きなようだった。
だが、そんな事をして辛いのはマリーの方だ。
子宮口をトンッと押され続けたままの、愛撫はマリーをありのまま淫らにさせた。
彼女の最奥部分は、ヒクヒクとタネを強請る様にキスを迫り。その柔らかなひだは、抱き締めて離さないと言うように情熱的にサミュエルに絡み付いた。
それからはお互いに理性が飛んだ。
気が付けばサミュエルは後ろから獣のように彼女を責め立てていたし、彼女は彼女で両足でサミュエルの腰を離さないように押さえつけていた。
快楽のためではなく、彼女を自分のものにする為にサミュエルは彼女の求めるままにその胎を愛した。
マリーも同じだった。
サミュエルと未来を繋ぐために、その子種を欲しがった。
二人の想いが同じだった。
それから数日後。
マリーは無事に妊娠した。
意外にも感極まったのはサミュエルの方だった。
「俺の想いが通じたんだぁ。マリー奇跡だよ!こんな事悪魔でも天使でも出来ない!奇跡だ‼︎」
それから子供が出来て生まれる度に、サミュエルは大いに喜んでマリーに感謝した。
「俺をマリーの胎が受け入れてくれたんだ。君のその身体はこれで余す事無く俺の物になったと言う事だぁ!」
でも。サミュエルは悪魔だった。
胎を満たしたからと言うと、その次は違う所まで満たそうとした。
それも、マリーの理性が飛んだ時を狙って。
「悪魔の欲望というものは尽きる事がないんでしょうか、サミュエル・ヴィーチャーさん。」
「ふふっ、おかしなことを言うねぇマリー君。ニンゲンだって、希望が尽きた事は無いじゃないかぁ。」
「そう言うことを言ってるんじゃない‼︎」
この時ばかりは、マリーは大いに怒って。
暫くは口も聞かなかった。
ーーー完
これで、番外編も終わりです。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
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