【完結】【R18】 二人の主人と三人の家族

mimimi456/都古

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小話

If:俺じゃない俺と、シロナガさん。

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snsで言っていた
良悟が一時的にぼんやりと記憶喪失になったら。

あらゆることを思い出すのに時間がかかる。
モヤがかかった様な感じ。
そして取り分け、代永和己というひとについて思い出し難い状況になったとしたら。

大丈夫。すぐ治る。笑

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー






「あの、どなたですか。」


俺が見たのは、絶望してるでも無い。
誰かを冷ややかに流しみるでも無い、ただ<他人>の顔をして微笑む八木良悟の顔だった。


信号無視で右折して来た車が大きく外回りをし、角の家にぶつかって跳ねたその先に良悟の車が有った。

よくある事故だ。
そして幸いな事に良悟が負った怪我は打撲のみ。
それを側にいた看護師さんから聞いた時には心底ホッとした。

なのに、看護師さんが居なくなった途端に良悟が俺を見てそんな事を言う。

俺はとにかくもう一度、ナースコールを押した。

良悟には両親が居る。
だから病室には<ご家族>しか入れない。
俺は、そのご家族だって証明書を何時も持ち歩いてる。

半年毎にコンビニでマイナンバーカードを持って住民票を印刷してる。だから陸也はまだ待合室に居る。俺は病室にまで入って来れたのに。


「指輪、同じ。」

よっぽど俺の慌てっぷりを心配してくれたのか医者が来る前に良悟がボソッ、と教えてくれた。

だからさっき、看護師さんの話を聞く間も黙っててくれんだ。
見ず知らずのでも良悟の為に血相を変えて飛んで来た俺が安心出来るように。


「そ。もう一人居るけど、そいつの事は覚えてる?」

「うん。」

「名前は?」

「俺の、?」

「ううん。そいつの名前。俺のは思い出せない?」

「うん。」

「じゃあ、後で教えてあげる。」



大丈夫だよ、て言ってあげられなかった。
俺が大丈夫じゃなさ過ぎた。
でも良悟は可愛い。生きてるし、元気そうだし、打撲は痛そうだけどとにかく命が無事で本当に安心した。

医者が陸也を呼んで来いって言う。

俺は、説明する暇が無かった…とにかくあいつを呼んで医者と看護師とその正面でベッドに座る良悟。それから、見舞客用の小さい椅子一つに俺が座って、陸也が来ると余計に狭くなった。

「良悟…、」

「りくや…だ。」

「何処まで思い出せますか。」

医者が言う。
良悟は、出来る限り最近の事を思い出して話していた。

そこに、俺だけが居ない。


一緒に買い出しに行ったのに。

「映画を観ました…童話みたいな映画だったと思う。靴職人の話。」

そうだね。
俺と陸也の真ん中に良悟が座って、何時もそうして映画館で映画を観たね。

「誰と観ましたか?」

「りくや、?」

「その時何か食べましたか、例えば飲み物でも良いですよ。」


バケツサイズのキャラメルのポップコーンを良悟が買って、飲み物を三人分俺が買った。あいつはチケットを買ったから。

「キャラメル味のポップコーンと、お茶…コーヒー?でも、あと1個頼んだ…頼んで無いかも、あの...よくわかりませんが。記憶違いかも。」

「彼の事は分かりますか。」

お茶とコーヒーとオレンジジュース。
俺は何でも良かったから良悟がオレンジジュースの甘さに飽きたらお茶を、俺と半分こしよって選んだんだ。

「ごめん。」

「ん。大丈夫だよりょーご。」


今度は大丈夫だよって言ってあげられた。
その、ごめんって言う時の目が、さっきと比べて全く知らない人を見て言う様な目じゃ無かったからかな。

お揃いの指輪が、良悟に俺を信頼させたのかもね。


ケガは打撲だけだから、俺達は良悟を連れて帰る事になった。
病院に居てもこれ以上はどうしようもない。
モヤが掛かったような感じ、なんだって。

俺の事だけじゃない。
陸也の事も、なんとか覚えてると言った感じ。

何をするにも少し手が止まって、これはどうしたら良いんだって考えてる。

流石に助手席には乗せたく無かったから。
俺と二人後部座席に座った。

「キスしたい」

「ーーは?」

「ん?」

「良悟…いま、なんて?」

「ぇ?あ、え?俺、何か言った…の、かな、あれ?」


いま聞いたよな。
俺の空耳じゃないよな、

まだシートベルトを留め具に嵌める寸前だった陸也が、こっちを見てる。

「良悟、今…キスしたいって言わなかったか。俺にはそう聞こえたが。どうだ。」

「ぅ… …っ、ごめんなさいー~っ、」

「かぁわいぃーー。なぁにそれ。クソ可愛。」

「和己。」


痛む筈の右腕をガバッと上げて、真っ赤に照れた顔を隠そうと必死になってる。なにこれ。クッソ可愛いねぇ。


「今、キスしたいって言った?俺ともキスしてくれる良悟。」

「ふぇっ、ぇ...っ、ぇ、とあ…っ、うぅっ、わ、わかんないっ。」

「シてみたら分かるんじゃない?♡」

「和己っ。」

「黙ってろよ、陸也ぁっ。俺、これ無理…っ。♡」

「かず、み…さん、」

「違うよ良悟。シロナガって呼んでみて。代永和己。」

「シ、ろなが」

「そ。じょーず。♡触ってもいい、頬っぺたよしよししたいな良悟。」


頭がおかしいとか、そんな事より目の前の恥ずかしがる初心な良悟を楽しむのが先だった。俺の事を覚えてない癖に、ならどうしてそんなに恥ずかしくて照れちゃって顔を真っ赤にしてるのかなぁって。可愛いくて、頭がジンジン痺れたみたいに興奮してる。

ごめんね、良悟。
本当にごめんね、俺…良悟なら何でも大丈夫みたいっ。

良悟は俺の手が顔の前に来ると、少し顎を引いた。

ああそっか。
俺の手、怖いんだ。

やり方を変えたーー。


一度手を引っ込めて、指先まで緩く開いて見せてからそっと手のひらを見せつつ人差し指で、風が撫でるようにふわっと良悟の頬を撫でる。

「ん。上手だねぇ。」

今度は怖がらなかった。
人差し指が気持ち良かったのか、頬を擦り寄せて来るくらいで。
医者の言った通り、俺の全部を忘れた訳じゃない。

全部を少しずつ思い出せてなくて、その中でも特に俺の事を少し思い出せないだけ。忘れてる訳じゃ無い。

「なぁ、陸也。」

「なんだ。」

「これさぁ。」

「ああ。」

「今、お前が正常位しても違和感有ったら俺の勝ち?」

「… … 和己。」

「逆に俺が寝バックしてまた良悟に下手くそって言われたい。」

「え、!?」

「ぁ、は♡なぁにその顔。想像した?♡」


良悟の目が溢れそうなくらい、びっくりしてた。
男二人に抱かれて大事に愛されてる事、忘れてたのかな。

「そっかぁ。やっぱ忘れてるんだね。」


違うか、思い出せないんだっけ?
頬を触らせてくれた良悟の顎をなぞって、唇、喉、喉仏、鎖骨を人差し指で辿っていく。

どんどん指先は降りて、えっちの時はコリコリに尖って気持ち良いって事を教えてくれる胸の真ん中を通って、いっぱいご飯を食べる胃袋を通る、えっちなおへそを通って、下腹部…に辿り着く前に良悟に手を掴まれた。

「だ、め…っ、やめて…」 

「なんで。嫌だな俺。止めたくないな良悟。」

それでも良悟は止めてって、か細い声で言う。
車の外から聞こえる蝉の声の方がデカい声出してるよ良悟。

「恥ずかしいから...だめ、シロナガ、さん。」

「惜しい。」

「ぇう、?」

「でもそっちの方が良っか。思い出したら俺の事も呼んでね。」


ーーーーー

ぼんやりと、何が起きているのか分からないまま眺めていた。
俺は何をして病院に居て入院着なんて着てるのか分からないまま、看護師さんがご家族の方が来てくれますかね、と言ってくれたけど。

それだけは心底嫌だった。
どんな嫌味を言われるのか、想像してグワァと脳味噌が揺れた。
その時、口から何かが出た気がした。

正確には、口から音にならないまま空気だけを吐いたけど。
それは、何か言葉だったと思う。

助けて、とも違う。
一文字多い。三文字の言葉…なんだろ。

どう身動ぎしても痛む身体でどうやればマシにベッドで眠れるかを探っていた所にその人は来た。俺のご家族、って看護師さんは言った。

「良悟…っ、!」

誰か知らないひと、なのに。
必死になって俺の名前を呼んだ。そんな人俺に居る訳ない、と思ってたのに。それと指輪をしてた。俺が今してるのも同じ。

すごく高そうな指輪だった。
模様も色もデザインも見た事ない感じで、すごく綺麗なのに、内側の遠目でも見えるくらい大き過ぎる刻印が面白いなと思った。

八千代、か。

古風な奥さんが俺に居るんだと思ってたら、随分とチャラそうな男の人が病室に飛び込んで来た。俺の名前を、俺が知る限り誰よりも必死な声で呼んでた。

ーー誰ですか、と追い返せない位。

俺を見て無事だと分かるとホッとしてくれた。
俺の知る限り以上に優しい声が俺の名前を呼ぶから、もしこの人が誰か知らないけど、もしかしたら。

俺のとても大事な人かも知れない、と思った。

車に座った時。
匂いがした。嗅ぎ慣れた匂いだと思った。
煙草の匂いだと思う。

シロナガさんに促されて座った後部座席のシートで、ふ…っと身体から余計な力が全部抜けていく様な感じがした。
よく分からないままに病院に居て、痛む身体と知らない場所は怖かった。


けど、この匂いと。
この大きいりくやの後ろのシートで、隣にはチャラっとしたシロナガさんが居て俺を連れて帰ってくれる。

そう思ったら、それが何処だか分かりもしないのに。
もう大丈夫だと思った。
安心して良いと思ったら、つい口から何かが出た。

また、勝手に口から出た今度の言葉は、きちんと音になったらしい。俺も、後から自分が何を口走ったのか理解した。

 ーーキスしたい。

何を言ってるのか分からないけど、わかったのはソレがどうしても必要だって確信してる自分が居た。
どうしてもキスがしたい。不安が解消されら方法を知っているみたいに、どうしてもしたかった。しないと、不安で胸が騒ついて嫌な感じがしそうだった。

その前にキスがしたかった。

お、俺がしたい訳じゃない…っ、!
身体が、そうしないと…っ、不安で騒つくから、だからシないと怖いからっ。

色んな言い訳をしたいのに、全然思い付かない。
目の前で綺麗な顔のシロナガさん、が…目をギラギラさせて俺を食いそうな感じに口を開けて、た。

キス、て。
普通のキスだよな。
チュ、てすればそれで良いんだよな、だよな。

怖い、と思った時には手が引っ込んで。
触り方が変わった、のがわかった。

ーーそれ、怖くない。


そう思える様に、手のひらを見せながら緩く握ってそっと頬を撫でた。殴ろうとする手じゃ無かった。そして、この人は俺がどうして手を怖がっているのか知ってるんだと、思った。

俺が話したのか。このひとに、この人達に。
りくやにも。そう言えば俺は、このりくやの膝の上に背中を預けて乗るのが好きだ。

そんな事他の誰にもした事がない筈。
俺はシロナガさんにも話したのか。
俺がどんな育ちをしたのか…だとしたらこのまま忘れていたい。

そんな記憶は欲しくない。
俺の嫌な過去なんか知らないままでいて欲しい。

なのに。
心底楽しそうに俺とキスがしたいらしい。
他人の手に一々ビク付く様な男と、そんなに涎垂らしそうな程キスがしたいのかこのひと…ちょっと変態っぽいな。


せめて、家に帰ってからならキスをしてみても良いと思ったのに。なんだか、俺でも知ってる様な行為の話をし始めた時は、身体中がカッとなって、ゾゾゾッと何か灼熱の鳥肌みたいなのが走ってった。

俺、そ…っ、か

この二人と付き合ってるんだ、

ぁ…、と。セックスとかするんだな、俺も…寝バック、?
このひとがするのか。俺を、抱く?

りくやも、俺を抱くのか…そうか、そんな事もした様な気がするけど。シロナガさんがどうやって俺を抱くのか想像出来ないな。

優しそうな顔だし、俺を甘やかしてるのが喋り方で分かる。俺は、普通じゃないくらいおかしくて怯えながら過ごしてる様な男なのに、シロナガさんからは怖いものが何も…無い。

今の所、若干熱が入りすぎてるお誘い以外は、平気…平気なことが俺にとっては例外過ぎる。
なんだ、このひと。

なんで怖くないんだ。

「やめて…」

って言う度に、お腹がもぎゅ、てなった。
なんというか、もぞもぞする。トイレ行きたいかも。

綺麗な顔が近過ぎる距離で俺の名前を呼ぶ。
甘ったるい声で、間延びした呼び方をしながらグイグイ寄ってくる。
その強引さが可愛い、と思った…わかんない。

そうおもったんだ。

可愛い。かっこいい。可愛い、良い声がする。


「かずみ、さん…っ。」


ーーーーー


ガバッと、飛び起きた。
文字通り目を覚ますのと殆ど同時に身体が起きた。
ズキッと打撲した箇所が痛む。というより、身体中が痛い。鞭打ちとか言うやつだ。医者が言ってた。
羽織っていたらしいタオルケットが、ぱらっと身体から落ちた。

服、着てる… …っ、

心底ホッとして右を見る。
左はもう起きてるらしかった。寝室のドアが少しだけ開いてそこから冷房が逃げてると思う。

廊下の床も涼しいだろうな。

と、なれば右隣で眉間に皺を寄せて眠っている男を起こさないと。

ゆさゆさ、ゆさ、肩を押す。
いつも通りに揺らして起こしたかった。

いつも通りに名前を呼んで。


「和己、和己起きて、和己。おはようしよ、」

起きて俺を見た方が良い。
昨日とは違う俺をちゃんと見て、それから謝るから早く起きろ。

「なぁに、良悟」

「和己。起きて。起きたらキスしよ。」


今度は和己が飛び起きる番だった。


「お…は、よう、!?」

「おはよ和己。♡忘れてごめん。」

「思い出した…ほんと、?本当に俺の事覚えてる?」

「覚えてる。」


和己が、思い出せない俺にシロナガさん、と呼ばせた事も覚えてる。そしたら和己を和己って呼ぶのは俺だけだから。

そしたら思い出したって証拠になる。

「違う?」

「違うくないよ、合ってる。合ってるよ良悟っ、本当に思い出した…、?早かったねぇ、良悟っ。」


 ボロボロと和己が涙を流し始めた。
 声が震えて、指もそう。
 ごめんな。
 ごめんね、和己。

ぎゅーっ、てハグをした。
くっ付いてないとこが何処も無い様に。
腕を絡めて足も絡めた。首も耳も顎も和己の体の何処かと擦り合わせて、昔二人暮らしの部屋に居た時みたいにびったりくっ付いてたった1日分の喪失を埋め合わせた。

俺もだけど、和己にとってはきっともっと長い時間だったろうな。
それにしても。
どうしてあんなにギラギラした目で何にも思い出せない俺に迫って来たのか問いただしたい。

俺ならなんでも良いのかこいつ。

浮気だ。

浮気だと思う。
もしかして俺が五人とか居たら、五人全員とキスしてセックスするのかこいつ。

じゃあ、やっぱ浮気だ。

「和己。」

「んっ、なぁにりょーごっ。♡」


やっと涙が止まった所で悪いんだけど、俺の意味分からない嫉妬にも付き合ってくれる?

なんか。
俺じゃ無い俺に和己を取られた様な気分なんだ。

そんなの駄目だ。
和己は俺のなのに。
こいつは俺じゃなくても口説いてキスしてセックスするんだ。

それで、また好きになるんだ俺はこの代永和己という男のことを。

そんなの許せない。
陸也に言い付けてやる。

けど、その前に心配掛けたから話だけは聞いてあげるし。
キスもして良い。


ーーで、なんであんな俺にも興奮するのか説明してください。


「そ、こに。」

「なに。」

「そこに八木良悟が居たから、かなぁ。あはは。」



完。


ーーーー

楽しかったです。笑
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