11 / 22
本編
#10 仮面舞踏会〜後編〜
しおりを挟む
「「・・・・・・ 」」
ふと、話の切れ目で静寂が訪れた。
扉からは小さくオーケストラの演奏が聞こえてくる。そんな中で冷静になるというか、急に気恥ずかしさを感じてくる。きっとウィンも同じなのでしょうね。なんだかタイミングを逃しちゃって、なかなか話を切り出せない。あれ、さっきまでどんな風に話しかけていたっけ。なにも言葉が出てこない。話したいことはまだあるのに⋯⋯。
「っ⋯⋯」
声が喉につっかえて出てこない。ふぅっと息がもれるだけ。私が一人押し問答している間に、ウィンが静寂を打ち破った。
「あー⋯⋯っっとリリー、すまない。だいぶ話していたよな。時間はその、貴重だ。君も令嬢、貴族令嬢だろう。今日は相手を見つけないといけないのでは? 」
「そう、ですね」
「では名残惜しいがここで終わりにしようか」
くるりとターンし、テラスから会場に向かおうとするウィン。
えっ?
私や、やだっ。まだお別れしたくないわ! まだまだドレスについて一緒に語り合いたいのに。
ここまで思ったところで気付いた。
手、みみみぎ手がっ、ウィンの上着の裾を握りしめていることに。気づいた途端身体中があつくなって、へんな汗をかきはじめる。なっ、どうしたの、私。もう子供じゃないんだからっ! とても恥ずかしい。
そっとうつむいていた顔をあげるとウィンと目が合う。きっと驚いていらっしゃるわよね。あぁ無かったことに......いや、ダメだ。どうせ今夜限りの関係。今この仮面をつけてる間私は、令嬢じゃなくて身分なんか関係なくて、ただのドレス大好きな人。今日ぐらい自分に正直にならなくちゃ。勇気を振り絞ってゆっくり声を出す。
「あの! 私はまだお話したい、です」
よくやった私、言ってしまったわ。あぁもうやだ。じっとウィンをみつめながら、自己嫌悪に陥る。息を吸って吐く、その1秒1秒がとても長く思えた。
「⋯⋯っ! そんなに見ないでくれ。リリーは本当にいいのか? 」
「はい。ウィンのご迷惑でなければですけれど」
「迷惑になんか思っていない。だが、このままテラスに居ても身体が冷えるだろうから、続きは中にしよう。折角のチャンスだ、実際のドレスを見ながら話したい」
「いいですね。ぜひそうしましょう! ドレスをこんなに見れる機会そうそうないですもんね」
やったぁ~! 勇気をだして良かった。まだまだ話せるのね。緊張して張りつめていた糸が緩んでいくのを感じる。自然と頬が緩んでいくのを感じつつ、彼にエスコートされながら会場に戻った。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
豪快に響き渡るオーケストラの演奏の中、壁際にたたずむ私達。落ち着いた照明に照らされる。端って何となく過ごしやすい。片手にジュースの入ったグラスを持ちながらゆっくり話し出す。
「リリーあそこの右から2人目のドレスどう思う? 」
「そうですね、色の染め方が何よりも丁寧で綺麗だわ。多分ですがあの色はツール地方のものかと」
「あぁ、色が強く出ているな。ツール産のライヤの実を使って染め上げたのだろう。独特の色合いだ」
「なるほど、ライヤの実ですか。私ライヤの実という名前は見たことありますが、見たことはまだないんです。ウィンは見たことありますか? 」
「あぁ、ある。とは言ってもガラス越しだったが。思っているよりも周りがトゲトゲしてて触ると痛そうだった。染める時はそのトゲトゲした部分を使うらしい」
「そうなんですね、色はどんな感じなんですか? 」
ライヤの実がそんなにトゲトゲしているなんて知らなかった。もっと染料とかも図鑑とかみて勉強しよう。ライヤの実、いつか生で見てみたいな。
ウィンはとても物知りだ。先程から話していると色々な豆知識とか興味深い話をしてくれてどれも私のドレス心に突き刺さりまくっている。
どれほど時間が経ったのか、ずっと話し続けて気づけばもう仮面舞踏会に終わりの時間が迫ってきていた。2人の間に少し物悲しい雰囲気が漂う。そっと流れる沈黙の時間も初めに比べると苦にならない。すっかり同じ趣味の相手として意気投合していた。
「あぁもう次の曲で、終わるな」
突然そう言うとウィンは少し笑って、私の前でかしこまった。あら? 今更どうしたのかしら?
「リリー、どうか私と本日の思い出に踊っていただけませんか」
「⋯⋯! よろこんでお受けしますわ」
ダンスに誘われるなんて。これまでは妹ばっかりで、端の方で見ていただけの私が。お父様や親戚以外では初めてね。なんだかとても嬉しくて、微笑みながら彼の右手をとった。
ゆったりとした静かな曲の中、ウィンに体をあずける。
ふふふっ、なんて楽しいんだろう。オーケストラの見事な演奏にあわせてくるくるとまわり、ステップをふんでいく。あたりがライトに照らされていつも以上にキラキラ輝いている気がした。
ゆっくりと流れに身を任せつつ、ウィンと話し出す。
「そのドレス、やっぱり回るとふわりとスカート部分が広がって綺麗だな」
「まぁありがとう」
「リリー・・・・・・またドレスについて話したい。よければこの紙に書いてある場所に10日昼の鐘がなった頃に来てくれないか。こんなに話の会う分かり合える人はいなくてここで終わるには惜しい」
そっと器用に踊りながら私の袖口に折りたたまれた紙をしのばせる彼。驚きが隠せない。私と同じ気持ちだったんだ。
「正直こんな仮面での誘いで怪しいだろうし、来たくなかったら来なくていいから」
「行くわ、約束する」
絶対行こうと心に決めて、少し不安げな表情をうかべた彼に笑いかける。ドレス好きな人に悪い人はいない。ウィンは怪しい人じゃないってじゅうぶん話していて伝わってきているし信用していいと思う。
そこからは、ゆったりとたわいもない話をしてダンスを楽しんだ。
最後のキレのいい一音が会場に砕け落ちると、それぞれの秒針は動き始めて会場から次々と去っていく。もっとゆっくりでいいのに。先程までと同じ1秒だとは思えない。名残惜しいけど帰らないと。
「とても楽しい時間でしたわ。ありがとう、ウィン」
そう挨拶すると、私はきらびやかに飾られた会場を去ったのだった。
ふと、話の切れ目で静寂が訪れた。
扉からは小さくオーケストラの演奏が聞こえてくる。そんな中で冷静になるというか、急に気恥ずかしさを感じてくる。きっとウィンも同じなのでしょうね。なんだかタイミングを逃しちゃって、なかなか話を切り出せない。あれ、さっきまでどんな風に話しかけていたっけ。なにも言葉が出てこない。話したいことはまだあるのに⋯⋯。
「っ⋯⋯」
声が喉につっかえて出てこない。ふぅっと息がもれるだけ。私が一人押し問答している間に、ウィンが静寂を打ち破った。
「あー⋯⋯っっとリリー、すまない。だいぶ話していたよな。時間はその、貴重だ。君も令嬢、貴族令嬢だろう。今日は相手を見つけないといけないのでは? 」
「そう、ですね」
「では名残惜しいがここで終わりにしようか」
くるりとターンし、テラスから会場に向かおうとするウィン。
えっ?
私や、やだっ。まだお別れしたくないわ! まだまだドレスについて一緒に語り合いたいのに。
ここまで思ったところで気付いた。
手、みみみぎ手がっ、ウィンの上着の裾を握りしめていることに。気づいた途端身体中があつくなって、へんな汗をかきはじめる。なっ、どうしたの、私。もう子供じゃないんだからっ! とても恥ずかしい。
そっとうつむいていた顔をあげるとウィンと目が合う。きっと驚いていらっしゃるわよね。あぁ無かったことに......いや、ダメだ。どうせ今夜限りの関係。今この仮面をつけてる間私は、令嬢じゃなくて身分なんか関係なくて、ただのドレス大好きな人。今日ぐらい自分に正直にならなくちゃ。勇気を振り絞ってゆっくり声を出す。
「あの! 私はまだお話したい、です」
よくやった私、言ってしまったわ。あぁもうやだ。じっとウィンをみつめながら、自己嫌悪に陥る。息を吸って吐く、その1秒1秒がとても長く思えた。
「⋯⋯っ! そんなに見ないでくれ。リリーは本当にいいのか? 」
「はい。ウィンのご迷惑でなければですけれど」
「迷惑になんか思っていない。だが、このままテラスに居ても身体が冷えるだろうから、続きは中にしよう。折角のチャンスだ、実際のドレスを見ながら話したい」
「いいですね。ぜひそうしましょう! ドレスをこんなに見れる機会そうそうないですもんね」
やったぁ~! 勇気をだして良かった。まだまだ話せるのね。緊張して張りつめていた糸が緩んでいくのを感じる。自然と頬が緩んでいくのを感じつつ、彼にエスコートされながら会場に戻った。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
豪快に響き渡るオーケストラの演奏の中、壁際にたたずむ私達。落ち着いた照明に照らされる。端って何となく過ごしやすい。片手にジュースの入ったグラスを持ちながらゆっくり話し出す。
「リリーあそこの右から2人目のドレスどう思う? 」
「そうですね、色の染め方が何よりも丁寧で綺麗だわ。多分ですがあの色はツール地方のものかと」
「あぁ、色が強く出ているな。ツール産のライヤの実を使って染め上げたのだろう。独特の色合いだ」
「なるほど、ライヤの実ですか。私ライヤの実という名前は見たことありますが、見たことはまだないんです。ウィンは見たことありますか? 」
「あぁ、ある。とは言ってもガラス越しだったが。思っているよりも周りがトゲトゲしてて触ると痛そうだった。染める時はそのトゲトゲした部分を使うらしい」
「そうなんですね、色はどんな感じなんですか? 」
ライヤの実がそんなにトゲトゲしているなんて知らなかった。もっと染料とかも図鑑とかみて勉強しよう。ライヤの実、いつか生で見てみたいな。
ウィンはとても物知りだ。先程から話していると色々な豆知識とか興味深い話をしてくれてどれも私のドレス心に突き刺さりまくっている。
どれほど時間が経ったのか、ずっと話し続けて気づけばもう仮面舞踏会に終わりの時間が迫ってきていた。2人の間に少し物悲しい雰囲気が漂う。そっと流れる沈黙の時間も初めに比べると苦にならない。すっかり同じ趣味の相手として意気投合していた。
「あぁもう次の曲で、終わるな」
突然そう言うとウィンは少し笑って、私の前でかしこまった。あら? 今更どうしたのかしら?
「リリー、どうか私と本日の思い出に踊っていただけませんか」
「⋯⋯! よろこんでお受けしますわ」
ダンスに誘われるなんて。これまでは妹ばっかりで、端の方で見ていただけの私が。お父様や親戚以外では初めてね。なんだかとても嬉しくて、微笑みながら彼の右手をとった。
ゆったりとした静かな曲の中、ウィンに体をあずける。
ふふふっ、なんて楽しいんだろう。オーケストラの見事な演奏にあわせてくるくるとまわり、ステップをふんでいく。あたりがライトに照らされていつも以上にキラキラ輝いている気がした。
ゆっくりと流れに身を任せつつ、ウィンと話し出す。
「そのドレス、やっぱり回るとふわりとスカート部分が広がって綺麗だな」
「まぁありがとう」
「リリー・・・・・・またドレスについて話したい。よければこの紙に書いてある場所に10日昼の鐘がなった頃に来てくれないか。こんなに話の会う分かり合える人はいなくてここで終わるには惜しい」
そっと器用に踊りながら私の袖口に折りたたまれた紙をしのばせる彼。驚きが隠せない。私と同じ気持ちだったんだ。
「正直こんな仮面での誘いで怪しいだろうし、来たくなかったら来なくていいから」
「行くわ、約束する」
絶対行こうと心に決めて、少し不安げな表情をうかべた彼に笑いかける。ドレス好きな人に悪い人はいない。ウィンは怪しい人じゃないってじゅうぶん話していて伝わってきているし信用していいと思う。
そこからは、ゆったりとたわいもない話をしてダンスを楽しんだ。
最後のキレのいい一音が会場に砕け落ちると、それぞれの秒針は動き始めて会場から次々と去っていく。もっとゆっくりでいいのに。先程までと同じ1秒だとは思えない。名残惜しいけど帰らないと。
「とても楽しい時間でしたわ。ありがとう、ウィン」
そう挨拶すると、私はきらびやかに飾られた会場を去ったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
公爵家の次女ですが、静かに学園生活を送るつもりでした
佐伯かなた
恋愛
王国でも屈指の名門、公爵アルヴィス家。
その家には、誰もが称賛する完璧な令嬢がいた。
長女ソフィア。
美貌、知性、礼儀、すべてを備えた理想の公爵令嬢。
そして──もう一人。
妹、レーネ・アルヴィス。
社交界ではほとんど名前も出ない、影の薄い次女。
姉ほど目立つわけでもなく、社交の中心にいるわけでもない。
だが彼女は知っている。
貴族社会では、
誰が本当に優れているのかは、静かな場面でこそ分かるということを。
王立学園に入学したレーネは、
礼儀作法、社交、そして人間関係の中で、静かに周囲を観察していく。
やがて──
軽んじていた者たちは気づく。
「公爵家の妹」が、本当はどんな令嬢だったのかを。
これは、
静かな公爵令嬢が学園と貴族社会で評価を覆していく物語。
完璧な政略結婚のはずでしたが、宰相閣下の“私の妻”扱いが甘すぎます
星乃和花
恋愛
政略結婚のはずでした。
家同士の利も、立場の釣り合いも、全部きちんと整った、完璧に合理的な結婚。
……なのに、夫となった冷徹宰相は、なぜか人前で私を「最高の妻」と紹介し、暮らしを完璧に整え、他人に近づかれると不機嫌になってしまいます。
“天使”と噂される穏やかな令嬢フィオナもまた、
そんな不器用な優しさに少しずつ心をほどかれて――。
これは、条件で選ばれたはずの夫婦が、
いつの間にかお互いを“ただ一人”として欲しくなるまでの、甘くてやさしい政略結婚物語。
(毎日21:50更新ー全8話)
置き去りにされた転生シンママはご落胤を秘かに育てるも、モトサヤはご容赦のほどを
青の雀
恋愛
シンママから玉の輿婚へ
学生時代から付き合っていた王太子のレオンハルト・バルセロナ殿下に、ある日突然、旅先で置き去りにされてしまう。
お忍び旅行で来ていたので、誰も二人の居場所を知らなく、両親のどちらかが亡くなった時にしか発動しないはずの「血の呪縛」魔法を使われた。
お腹には、殿下との子供を宿しているというのに、政略結婚をするため、バレンシア・セレナーデ公爵令嬢が邪魔になったという理由だけで、あっけなく捨てられてしまったのだ。
レオンハルトは当初、バレンシアを置き去りにする意図はなく、すぐに戻ってくるつもりでいた。
でも、王都に戻ったレオンハルトは、そのまま結婚式を挙げさせられることになる。
お相手は隣国の王女アレキサンドラ。
アレキサンドラとレオンハルトは、形式の上だけの夫婦となるが、レオンハルトには心の妻であるバレンシアがいるので、指1本アレキサンドラに触れることはない。
バレンシアガ置き去りにされて、2年が経った頃、白い結婚に不満をあらわにしたアレキサンドラは、ついに、バレンシアとその王子の存在に気付き、ご落胤である王子を手に入れようと画策するが、どれも失敗に終わってしまう。
バレンシアは、前世、京都の餅菓子屋の一人娘として、シンママをしながら子供を育てた経験があり、今世もパティシエとしての腕を生かし、パンに製菓を売り歩く行商になり、王子を育てていく。
せっかくなので、家庭でできる餅菓子レシピを載せることにしました
「美しい女性(ヒト)、貴女は一体、誰なのですか?」・・・って、オメエの嫁だよ
猫枕
恋愛
家の事情で12才でウェスペル家に嫁いだイリス。
当時20才だった旦那ラドヤードは子供のイリスをまったく相手にせず、田舎の領地に閉じ込めてしまった。
それから4年、イリスの実家ルーチェンス家はウェスペル家への借金を返済し、負い目のなくなったイリスは婚姻の無効を訴える準備を着々と整えていた。
そんなある日、領地に視察にやってきた形だけの夫ラドヤードとばったり出くわしてしまう。
美しく成長した妻を目にしたラドヤードは一目でイリスに恋をする。
「美しいひとよ、貴女は一体誰なのですか?」
『・・・・オメエの嫁だよ』
執着されたらかなわんと、逃げるイリスの運命は?
【完結】後宮の片隅にいた王女を拾いましたが、才女すぎて妃にしたくなりました
藤原遊
恋愛
【溺愛・成長・政略・糖度高め】
※ヒーロー目線で進んでいきます。
王位継承権を放棄し、外交を司る第六王子ユーリ・サファイア・アレスト。
ある日、後宮の片隅でひっそりと暮らす少女――カティア・アゲート・アレストに出会う。
不遇の生まれながらも聡明で健気な少女を、ユーリは自らの正妃候補として引き取る決断を下す。
才能を開花させ成長していくカティア。
そして、次第に彼女を「妹」としてではなく「たった一人の妃」として深く愛していくユーリ。
立場も政略も超えた二人の絆が、やがて王宮の静かな波紋を生んでいく──。
「私はもう一人ではありませんわ、ユーリ」
「これからも、私の隣には君がいる」
甘く静かな後宮成長溺愛物語、ここに開幕。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる