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第二章 ある少女の非日常
05
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美優ちゃん、今日は本当にありがとうねっ!お店着いたら何でも好きなの頼んでいいからっ!」
嬉々として美優に話しかける梓。
結局美優が取り成したことで少年達と大きいトラブルとはならず、スゴスゴと少年達は会計して店を出ていった。周りのお客も少年達に『はよ消えれや』というオーラを発し、居た堪れなくなって逃げ出すように店から出ていったのである。
当の梓はスタッフルームに戻ってきた美優からそのことを聞くと、堪えていた涙のダムが決壊して、美優に「ありがとう、本当にごめんね」と何度も繰り返して泣きついていたのである。
…ちなみに一通り騒ぎが終息した頃に店長が戻ってきて「ん?何かあったの?」というすっ呆けた空気を発するものだから、スタッフ全員から白い目で見られていたのは云うまでもない。
その後はお店の業務もスムーズに流れ、二人とも上がりの時間になったところで梓から「今日のお礼として、帰りにいつも寄るスイーツのお店で奢らせてほしい」という懇願に近いお誘いをされ、その梓の気持ちを断るのも悪いと思い、素直に受けたのである。
バイトを上がって着替えた後、二人は従業員出入り口から出て、目的のお店に向かい始めた。夕方とはいえまだ残る春の日差しの暖かさと、車やビルのエアコンの排熱が入り混じって何とも蒸し暑い。
従業員用出入り口は店舗のちょうど真裏に当たる位置にあり、一方通行の道路に面している。
この一帯はちょうど他の飲食店やファッションショップ、雑居ビルなども隣立しているので、それら他の建物の裏口や物資搬入口もこの道路に面して並んでいる。一般の人はあまり通らない道で、それが大きい通りに合流するまで三百メートルほど続く。
いつもなら駅へ向かうのに途中で小道に入り、駅前通りに合流してまっすぐ帰るのだが、梓と件のお店に行くので今日はこのまま道なりに真っ直ぐ歩いていく。そのお店は駅とは反対方向にあるので、このまま一方通行の道路に沿っていった方が近いのだ。
とはいってもやはり裏通り、人気が少ない分あまり使いたくない道でもある。
日が暮れてくるとあまり柄のよろしくない人間も徘徊するようになるし、もし何かあっても表の通りにまで声が通りずらいというのもある。
それでも今回は時間が惜しいということで敢えてこの道を使い、時間短縮を二人は計ったのである。
不安な気持ちを抑えつつ、ここ最近身近にあったことをお喋りしながら二人が進んでいくと、右斜め前方で建物の陰に隠れてごそごそしていた数人が二人に気付き、「オイ」と声をかけてきた。
不意に声をかけられ吃驚してそちらの方に目を向けると、さっき美優たちのバイト先でトラブルとなった少年三人組が二人の前を塞ぐ様に立ちはだかった。
「さっきはどーも」
黒ニットの少年が口を開ける。店で見たよりも随分不機嫌そうな顔つきだ。
「バイト終わったんだ。これはこれはゴクロー様でした。今帰りなの?」
斜めにキャップを被った腰パンが続く。
梓を庇う様に一歩前へ出る美優。『面倒なのに会ったなぁ…』と内心呟きつつ、なんとか上手く逃げられるようなルートを目で探す。美優の後ろで梓はついさっきの記憶がフラッシュバックしてるのか、傍目で見てもわかるくらい緊張で身が固くなっている。
そこで残りの少年、スキンヘッドで左耳と下唇にピアスをしている少年が、美優達にズイと近づいて口を開いた。
「オレ達ねぇ、さっきのお店おん出されて、時間潰すのにスゲー苦労してるんだわ。…いや、さっきの事はもういいんだわ、もう。そんでさぁ、さっきの事は別にいいからさ、時間あるならオレらとどっか遊びに行かねー?」
スキンヘッドが更に一歩二人に近づき、そして美優達も逃げる様に一歩下がる。
「…今ちょっと急いでいるので。遠慮しておきます」
そう言いながら少年達との間合いを測り、駅前通りに抜ける小道を目で探す。
折悪く今二人が立っている位置はちょうど雑居ビルがもっともひしめき合っている地帯で、大きい通りに抜ける裏路地に入るまで後方五十メートルくらいまで下がらなければならない。
ましてや今は梓が一緒だ。自分一人なら何とか隙をついて逃げ切れるかもしれないけど、残念ながらあまり運動の得意でない梓と一緒に逃げるとなると、かなり厳しくなってくる。
大声で騒いでもちょうどどちらの大きい通りからも離れているし、そもそも人通り自体少ないから助けなんて当てにできない。
(…とりあえずあの小道まで何とか引き返すことができれば…)
頭の中で後方にある裏路地までの距離を測りつつ、左手で後ろの梓を庇いつつ、少しずつ後ずさりしていく。梓もそれに合わせて、時折後ろを振り返りながら来た道を戻ってゆく。
突如、後ろからクラクションを鳴らしながら猛烈なスピードで黒のワンボックスカーが美優達に向かってきた!
美優達の眼前で急ブレーキをかけて止まると、運転席の窓から金髪で歯並びの悪い男が顔を出した。
「おーー、どこのガキどもが道塞いでんのかと思ったら、コウヘイ達じゃねーか。何してんだ、ナンパか??」
金髪がニヤニヤしながら黒ニットの少年に向けて訊くと、黒ニットはややひきつった笑みを浮かべながら、それに答えた。
「あ、勅使河原さん、こんちわっす。あ、いや、その、ちょっとこの子らこんなとこで何してんのかなーと思って、声かけただけで」
明らかに黒ニットの声が緊張を帯びている。腰パンとスキンヘッドも『なんでこのタイミングでこの人に…』とういう半ば怯えてるような表情を浮かべている。
勅使河原、という名を聞いて美優は記憶を掘り起こした。
確か自分が中学生くらいの頃から巷でも札付きのワルとして有名で、クラスの男子の噂話の中では殺人以外の犯罪は高校生の内に全てやってしまったなどと耳に挟んだ憶えがある。高校を退学になった後は地元の暴力団に入ったなどとも噂に流れていた。
…実際はどうなのか真偽の程は分からないが、今目の前にいる勅使河原の顔つきと雰囲気から察するに、かなり危険な人物だということは間違いがない。
前方に少年三人、後方に勅使河原と完全に逃げ道をふさがれ、事態は最悪な状況となってしまった。
運転席のドアからくたびれた黒のスーツの勅使河原が降りてきて、梓にゆっくり近づいていくと彼女の肩を抱き寄せ、タバコ臭い息を吐きながら美優と梓に声をかける。
「オネーチャン達、コウヘイ達の友達(ダチ)なのかい?だったらオレとも友達(ダチ)になろうや。あいつらオレの舎弟だからよぉ」
下品な笑みのままの勅使河原。そして恐怖で小刻みに震え怯えている梓。声も出せない。
「ちょっとやめて!その子を放しなさいよ!!!」
梓に絡んできた事で反射的に大声を上げる美優。
しかしその大声が通りに響いた瞬間に勅使河原は素早く懐からバタフライナイフを取り出し、その冷たい銀光を梓の右頬に押し当てる。
「オイ騒ぐなや。次大声出すとオレびっくりしちゃって、このネーちゃんのスベスベなお肌に傷つけちゃうかもしんねーよ?」
とぼけた様な口調だが目と声が笑ってない。他の誰もが見ても『こいつはキケンだ』と思わせる振る舞いの勅使河原に、美優ばかりか少年達も固まっている。
「せっかくかわいいオネーチャン二人と知り合えたんだから、ここはもっと仲良くなるためにお茶でもしよーや。取り敢えずウチの事務所に連れてってやるよ。ウマいコーヒーでも淹れてやる。…それよりもっとウマいもん飲ませてやるかもしんねーけどなぁ、ヒヒヒ」
そう言って自分の股間に手をやり、こねくり回すような仕草をする勅使河原。
下卑た笑みと凶暴さが相混じって、醜悪さが満ち満ちた顔付きになっている。
「おいオマエら、そこのネーチャンも後ろの席に突っ込んで、お前らも来い。コウヘイ、お前もだ。その活きのいいネーチャン車の中で暴れないよう見張っとけ。行くぞ」
勅使河原は少年達にそう命令すると、美優の両脇を腰パンとスキンヘッドががっちり固め、ワンボックスカーの後部座席に連れ込んでいく。
「ちょっ!!!やめっ!!!!」
そう叫んで暴れようとする美優だが、梓の頬に食い込んでるナイフが目に入り、その勢いを失ってしまう。そしてそのまま引きずられるように車に押し込まれてしまった。
その様子を見届けた後、勅使河原もそのまま梓を強引に車に押し込み、自分も運転席に座りアクセルを思い切り吹かせ路面にタイヤ痕を残し、裏通りを爆音を立てて走り去っていった。
裏通りは何事もなかったようにまたひっそり静寂に包まれていった。
嬉々として美優に話しかける梓。
結局美優が取り成したことで少年達と大きいトラブルとはならず、スゴスゴと少年達は会計して店を出ていった。周りのお客も少年達に『はよ消えれや』というオーラを発し、居た堪れなくなって逃げ出すように店から出ていったのである。
当の梓はスタッフルームに戻ってきた美優からそのことを聞くと、堪えていた涙のダムが決壊して、美優に「ありがとう、本当にごめんね」と何度も繰り返して泣きついていたのである。
…ちなみに一通り騒ぎが終息した頃に店長が戻ってきて「ん?何かあったの?」というすっ呆けた空気を発するものだから、スタッフ全員から白い目で見られていたのは云うまでもない。
その後はお店の業務もスムーズに流れ、二人とも上がりの時間になったところで梓から「今日のお礼として、帰りにいつも寄るスイーツのお店で奢らせてほしい」という懇願に近いお誘いをされ、その梓の気持ちを断るのも悪いと思い、素直に受けたのである。
バイトを上がって着替えた後、二人は従業員出入り口から出て、目的のお店に向かい始めた。夕方とはいえまだ残る春の日差しの暖かさと、車やビルのエアコンの排熱が入り混じって何とも蒸し暑い。
従業員用出入り口は店舗のちょうど真裏に当たる位置にあり、一方通行の道路に面している。
この一帯はちょうど他の飲食店やファッションショップ、雑居ビルなども隣立しているので、それら他の建物の裏口や物資搬入口もこの道路に面して並んでいる。一般の人はあまり通らない道で、それが大きい通りに合流するまで三百メートルほど続く。
いつもなら駅へ向かうのに途中で小道に入り、駅前通りに合流してまっすぐ帰るのだが、梓と件のお店に行くので今日はこのまま道なりに真っ直ぐ歩いていく。そのお店は駅とは反対方向にあるので、このまま一方通行の道路に沿っていった方が近いのだ。
とはいってもやはり裏通り、人気が少ない分あまり使いたくない道でもある。
日が暮れてくるとあまり柄のよろしくない人間も徘徊するようになるし、もし何かあっても表の通りにまで声が通りずらいというのもある。
それでも今回は時間が惜しいということで敢えてこの道を使い、時間短縮を二人は計ったのである。
不安な気持ちを抑えつつ、ここ最近身近にあったことをお喋りしながら二人が進んでいくと、右斜め前方で建物の陰に隠れてごそごそしていた数人が二人に気付き、「オイ」と声をかけてきた。
不意に声をかけられ吃驚してそちらの方に目を向けると、さっき美優たちのバイト先でトラブルとなった少年三人組が二人の前を塞ぐ様に立ちはだかった。
「さっきはどーも」
黒ニットの少年が口を開ける。店で見たよりも随分不機嫌そうな顔つきだ。
「バイト終わったんだ。これはこれはゴクロー様でした。今帰りなの?」
斜めにキャップを被った腰パンが続く。
梓を庇う様に一歩前へ出る美優。『面倒なのに会ったなぁ…』と内心呟きつつ、なんとか上手く逃げられるようなルートを目で探す。美優の後ろで梓はついさっきの記憶がフラッシュバックしてるのか、傍目で見てもわかるくらい緊張で身が固くなっている。
そこで残りの少年、スキンヘッドで左耳と下唇にピアスをしている少年が、美優達にズイと近づいて口を開いた。
「オレ達ねぇ、さっきのお店おん出されて、時間潰すのにスゲー苦労してるんだわ。…いや、さっきの事はもういいんだわ、もう。そんでさぁ、さっきの事は別にいいからさ、時間あるならオレらとどっか遊びに行かねー?」
スキンヘッドが更に一歩二人に近づき、そして美優達も逃げる様に一歩下がる。
「…今ちょっと急いでいるので。遠慮しておきます」
そう言いながら少年達との間合いを測り、駅前通りに抜ける小道を目で探す。
折悪く今二人が立っている位置はちょうど雑居ビルがもっともひしめき合っている地帯で、大きい通りに抜ける裏路地に入るまで後方五十メートルくらいまで下がらなければならない。
ましてや今は梓が一緒だ。自分一人なら何とか隙をついて逃げ切れるかもしれないけど、残念ながらあまり運動の得意でない梓と一緒に逃げるとなると、かなり厳しくなってくる。
大声で騒いでもちょうどどちらの大きい通りからも離れているし、そもそも人通り自体少ないから助けなんて当てにできない。
(…とりあえずあの小道まで何とか引き返すことができれば…)
頭の中で後方にある裏路地までの距離を測りつつ、左手で後ろの梓を庇いつつ、少しずつ後ずさりしていく。梓もそれに合わせて、時折後ろを振り返りながら来た道を戻ってゆく。
突如、後ろからクラクションを鳴らしながら猛烈なスピードで黒のワンボックスカーが美優達に向かってきた!
美優達の眼前で急ブレーキをかけて止まると、運転席の窓から金髪で歯並びの悪い男が顔を出した。
「おーー、どこのガキどもが道塞いでんのかと思ったら、コウヘイ達じゃねーか。何してんだ、ナンパか??」
金髪がニヤニヤしながら黒ニットの少年に向けて訊くと、黒ニットはややひきつった笑みを浮かべながら、それに答えた。
「あ、勅使河原さん、こんちわっす。あ、いや、その、ちょっとこの子らこんなとこで何してんのかなーと思って、声かけただけで」
明らかに黒ニットの声が緊張を帯びている。腰パンとスキンヘッドも『なんでこのタイミングでこの人に…』とういう半ば怯えてるような表情を浮かべている。
勅使河原、という名を聞いて美優は記憶を掘り起こした。
確か自分が中学生くらいの頃から巷でも札付きのワルとして有名で、クラスの男子の噂話の中では殺人以外の犯罪は高校生の内に全てやってしまったなどと耳に挟んだ憶えがある。高校を退学になった後は地元の暴力団に入ったなどとも噂に流れていた。
…実際はどうなのか真偽の程は分からないが、今目の前にいる勅使河原の顔つきと雰囲気から察するに、かなり危険な人物だということは間違いがない。
前方に少年三人、後方に勅使河原と完全に逃げ道をふさがれ、事態は最悪な状況となってしまった。
運転席のドアからくたびれた黒のスーツの勅使河原が降りてきて、梓にゆっくり近づいていくと彼女の肩を抱き寄せ、タバコ臭い息を吐きながら美優と梓に声をかける。
「オネーチャン達、コウヘイ達の友達(ダチ)なのかい?だったらオレとも友達(ダチ)になろうや。あいつらオレの舎弟だからよぉ」
下品な笑みのままの勅使河原。そして恐怖で小刻みに震え怯えている梓。声も出せない。
「ちょっとやめて!その子を放しなさいよ!!!」
梓に絡んできた事で反射的に大声を上げる美優。
しかしその大声が通りに響いた瞬間に勅使河原は素早く懐からバタフライナイフを取り出し、その冷たい銀光を梓の右頬に押し当てる。
「オイ騒ぐなや。次大声出すとオレびっくりしちゃって、このネーちゃんのスベスベなお肌に傷つけちゃうかもしんねーよ?」
とぼけた様な口調だが目と声が笑ってない。他の誰もが見ても『こいつはキケンだ』と思わせる振る舞いの勅使河原に、美優ばかりか少年達も固まっている。
「せっかくかわいいオネーチャン二人と知り合えたんだから、ここはもっと仲良くなるためにお茶でもしよーや。取り敢えずウチの事務所に連れてってやるよ。ウマいコーヒーでも淹れてやる。…それよりもっとウマいもん飲ませてやるかもしんねーけどなぁ、ヒヒヒ」
そう言って自分の股間に手をやり、こねくり回すような仕草をする勅使河原。
下卑た笑みと凶暴さが相混じって、醜悪さが満ち満ちた顔付きになっている。
「おいオマエら、そこのネーチャンも後ろの席に突っ込んで、お前らも来い。コウヘイ、お前もだ。その活きのいいネーチャン車の中で暴れないよう見張っとけ。行くぞ」
勅使河原は少年達にそう命令すると、美優の両脇を腰パンとスキンヘッドががっちり固め、ワンボックスカーの後部座席に連れ込んでいく。
「ちょっ!!!やめっ!!!!」
そう叫んで暴れようとする美優だが、梓の頬に食い込んでるナイフが目に入り、その勢いを失ってしまう。そしてそのまま引きずられるように車に押し込まれてしまった。
その様子を見届けた後、勅使河原もそのまま梓を強引に車に押し込み、自分も運転席に座りアクセルを思い切り吹かせ路面にタイヤ痕を残し、裏通りを爆音を立てて走り去っていった。
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