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呪われた猫
呪われた猫③
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元邪竜のアジ・ダハーカは作業台の上でふんぞり返る。しかもちょうどステラが座っている前なので、作業の邪魔だ。ステラは先ほどマーガレットに貰ったクッキーを取り出し、アジ・ダハーカを釣った。
「アジさん、これを食べていいので、こっち側に居てて下さい」
作業台の端にクッキーを砕いて置くと、彼は直ぐに来てくれた。
「何だこれは?」
「クッキーって言います。猫さんも食べて大丈夫なはずなので、どうぞ召し上がれです」
「どれどれ……」
アジ・ダハーカは小さな舌でクッキーを舐め始めた。
これなら暫く放っておいても大丈夫そうだ。
ステラは平和な光景を少しだけ見守ってから、作業を開始する。未加工の方のフラスコを持ち上げ、もう一度『融合スキル』を使用する。
チラチラと黒猫が視線を送ってくるのが気になって仕方がないが、今は作業優先だ。
数分かけて、ブランデーとドラゴンの結石の組み合わせを混合液化させる事が出来た。しかし、無水エタノールを使って作った物よりもくすんだ色合いだし、樽から移ったと思われる香りや、ブドウ由来の甘い香りが邪魔な気もする。
紙を細く切り、二種類の溶液をそれぞれ一滴ずつ落として嗅ぎ比べてみる。
無水エタノールで作った方は、修道院の中庭に植わっている木の樹液の様な香りがクリアに香っているが、ブランデーの方はやはり微妙な気がした。
(やっぱり無水エタノールの方が使いやすそうなのかな?)
取りあえず溶液を付けた二枚の紙に文鎮を乗せて、下に落ちない様にし、フラスコの中身を蓋つきの瓶に移し入れる。
ステラは手早く作業した後、調香を開始した。
まず最初は『聖ヴェロニカの涙』に使われる素材のエッセンシャルオイルをビーカーの中に入れる。
ローズマリー、ペパーミント、オレンジピール、ブランデー、そして真水。この五種類を入れた混合液をガラス棒で静かに混ぜ合わせると、爽やかで甘酸っぱい香りが広がった。
これはポピーが購入した『四月十五日の聖ヴェロニカの涙』と全く同じだ。
修道院に居た時、ステラは従来の様なブランデーに素材を漬け込む方法ではなく、エッセンシャルオイルを混ぜ合わせる方法で『胃腸液』を作成した。それにより、素材由来の新鮮な香りをブランデーの中に閉じ込める事に成功したのだ。
「ガキっぽい香りがするぞ」
いつの間にか、アジ・ダハーカがビーカーに顔を突っ込んでいた。
「ガキっぽいですか? というか、それでは駄目なんです?」
「駄目かどうかは分からない。そもそもお主が何を作っているのかによるんじゃないのか?」
彼はそう言うと、ステラの前で丸くなってしまった。
発言に責任をもってほしいのだが、背中や尻尾をワシャワシャしてもビクともしない。
ステラは頬杖を付いて、「うーん……」と唸る。
子供である自分の感性は、大人のそれと異なっている可能性があるという事に気付かされてしまった。
(どうせだったら、ポピー様をより素敵な女性に思わせる様な香りにしたいな。それと、リクエストされた『野性味』を……)
考えてばかりでも埒が明かないので、アレコレと試してみる事にした。
◇
二時間かけてアレンジし、漸く「これは」と思える香りになった。
『聖ヴェロニカの涙』の香りからミントだけを抜き、その代わりにラベンダーを加え、優雅なニュアンスを取り入れてみたのだ。
また、アルコールをブランデーから無水エタノールに変えると、古びた木樽の香りが消えてくれた。
「今持っているエッセンシャルオイルとの組み合わせだと、これが良い感じなのかな」
アジ・ダハーカの意見も聞いてみようと思い、傍で蹲る黒い毛玉を揺らす。
「ムニャ……? 折角気持ち良く寝ていたのに」
「調香してみたので、ちょっと嗅いで見てもらえませんか?」
「仕方がないな……。む? この香り……」
彼はビーカーではなく、何故か文鎮の下の二枚の紙に鼻先を近づけた。
アルコールとドラゴンの結石の混合液を付けた紙がどうかしたのだろうか?
「これ、まだ香りが続いているぞ」
「あれ? 随分長いですね」
紙を摘まみ上げ、鼻の前で振ってみると……。
長い歳月を生きた大木の生命力を感じ取れる様な深い香りがまだ続いていた。
『聖ヴェロニカの涙』をアレンジする過程で他の紙にも、中途半端な状態の液体を落としていたので、そちらがどうなっているか気になって、嗅いでみると、香りが全て消えてしまっていた。
「香りの長さって、素材によって異なっている気がします!!」
「ほー? それって何か重要なのか?」
「分からないけど、気になるので、今持っているエッセンシャルオイルの香りの持続時間を測ってみたいですねっ!」
「お主、もう少しで何かを閃きそうな感じだな。儂は散歩に行ってくるからな」
「いってらしゃーい」
アジ・ダハーカが窓から出て行くのを見送ってから、ステラは細長い紙にエッセンシャルオイル全種類を浸してテストした。
そうすると、オレンジとレモン、ローズマリー、ラベンダーがすぐに香りが消え、ゼラニウムやセージ、ミント等が比較的長く続いた。
夕食を挟みながらこれだけの事を検証し、深夜にかけて香りの持続性に注意しながら調香する。漸く納得いくフレグランスが出来たのは、日付が変わってから二時間程後だった。
オレンジピールとローズマリー、ラベンダー、セージ、ゼラニウム、そしてドラゴンの結石の溶液を混ぜ合わせた香りは、最初素材全種が香り、30分後からはゼラニウムとセージとドラゴンの結石の溶液が混ざり合うちょっとビターな香り、そして二時間後からはドラゴンの結石の溶液だけが香る。
時間の経過に合わせ香りをアレンジしたのだが、ポピーは気に入ってくれるだろうか?
ステラは紙につけたフレグランスの香りを嗅ぎながら眠りに落ちて行った。
「アジさん、これを食べていいので、こっち側に居てて下さい」
作業台の端にクッキーを砕いて置くと、彼は直ぐに来てくれた。
「何だこれは?」
「クッキーって言います。猫さんも食べて大丈夫なはずなので、どうぞ召し上がれです」
「どれどれ……」
アジ・ダハーカは小さな舌でクッキーを舐め始めた。
これなら暫く放っておいても大丈夫そうだ。
ステラは平和な光景を少しだけ見守ってから、作業を開始する。未加工の方のフラスコを持ち上げ、もう一度『融合スキル』を使用する。
チラチラと黒猫が視線を送ってくるのが気になって仕方がないが、今は作業優先だ。
数分かけて、ブランデーとドラゴンの結石の組み合わせを混合液化させる事が出来た。しかし、無水エタノールを使って作った物よりもくすんだ色合いだし、樽から移ったと思われる香りや、ブドウ由来の甘い香りが邪魔な気もする。
紙を細く切り、二種類の溶液をそれぞれ一滴ずつ落として嗅ぎ比べてみる。
無水エタノールで作った方は、修道院の中庭に植わっている木の樹液の様な香りがクリアに香っているが、ブランデーの方はやはり微妙な気がした。
(やっぱり無水エタノールの方が使いやすそうなのかな?)
取りあえず溶液を付けた二枚の紙に文鎮を乗せて、下に落ちない様にし、フラスコの中身を蓋つきの瓶に移し入れる。
ステラは手早く作業した後、調香を開始した。
まず最初は『聖ヴェロニカの涙』に使われる素材のエッセンシャルオイルをビーカーの中に入れる。
ローズマリー、ペパーミント、オレンジピール、ブランデー、そして真水。この五種類を入れた混合液をガラス棒で静かに混ぜ合わせると、爽やかで甘酸っぱい香りが広がった。
これはポピーが購入した『四月十五日の聖ヴェロニカの涙』と全く同じだ。
修道院に居た時、ステラは従来の様なブランデーに素材を漬け込む方法ではなく、エッセンシャルオイルを混ぜ合わせる方法で『胃腸液』を作成した。それにより、素材由来の新鮮な香りをブランデーの中に閉じ込める事に成功したのだ。
「ガキっぽい香りがするぞ」
いつの間にか、アジ・ダハーカがビーカーに顔を突っ込んでいた。
「ガキっぽいですか? というか、それでは駄目なんです?」
「駄目かどうかは分からない。そもそもお主が何を作っているのかによるんじゃないのか?」
彼はそう言うと、ステラの前で丸くなってしまった。
発言に責任をもってほしいのだが、背中や尻尾をワシャワシャしてもビクともしない。
ステラは頬杖を付いて、「うーん……」と唸る。
子供である自分の感性は、大人のそれと異なっている可能性があるという事に気付かされてしまった。
(どうせだったら、ポピー様をより素敵な女性に思わせる様な香りにしたいな。それと、リクエストされた『野性味』を……)
考えてばかりでも埒が明かないので、アレコレと試してみる事にした。
◇
二時間かけてアレンジし、漸く「これは」と思える香りになった。
『聖ヴェロニカの涙』の香りからミントだけを抜き、その代わりにラベンダーを加え、優雅なニュアンスを取り入れてみたのだ。
また、アルコールをブランデーから無水エタノールに変えると、古びた木樽の香りが消えてくれた。
「今持っているエッセンシャルオイルとの組み合わせだと、これが良い感じなのかな」
アジ・ダハーカの意見も聞いてみようと思い、傍で蹲る黒い毛玉を揺らす。
「ムニャ……? 折角気持ち良く寝ていたのに」
「調香してみたので、ちょっと嗅いで見てもらえませんか?」
「仕方がないな……。む? この香り……」
彼はビーカーではなく、何故か文鎮の下の二枚の紙に鼻先を近づけた。
アルコールとドラゴンの結石の混合液を付けた紙がどうかしたのだろうか?
「これ、まだ香りが続いているぞ」
「あれ? 随分長いですね」
紙を摘まみ上げ、鼻の前で振ってみると……。
長い歳月を生きた大木の生命力を感じ取れる様な深い香りがまだ続いていた。
『聖ヴェロニカの涙』をアレンジする過程で他の紙にも、中途半端な状態の液体を落としていたので、そちらがどうなっているか気になって、嗅いでみると、香りが全て消えてしまっていた。
「香りの長さって、素材によって異なっている気がします!!」
「ほー? それって何か重要なのか?」
「分からないけど、気になるので、今持っているエッセンシャルオイルの香りの持続時間を測ってみたいですねっ!」
「お主、もう少しで何かを閃きそうな感じだな。儂は散歩に行ってくるからな」
「いってらしゃーい」
アジ・ダハーカが窓から出て行くのを見送ってから、ステラは細長い紙にエッセンシャルオイル全種類を浸してテストした。
そうすると、オレンジとレモン、ローズマリー、ラベンダーがすぐに香りが消え、ゼラニウムやセージ、ミント等が比較的長く続いた。
夕食を挟みながらこれだけの事を検証し、深夜にかけて香りの持続性に注意しながら調香する。漸く納得いくフレグランスが出来たのは、日付が変わってから二時間程後だった。
オレンジピールとローズマリー、ラベンダー、セージ、ゼラニウム、そしてドラゴンの結石の溶液を混ぜ合わせた香りは、最初素材全種が香り、30分後からはゼラニウムとセージとドラゴンの結石の溶液が混ざり合うちょっとビターな香り、そして二時間後からはドラゴンの結石の溶液だけが香る。
時間の経過に合わせ香りをアレンジしたのだが、ポピーは気に入ってくれるだろうか?
ステラは紙につけたフレグランスの香りを嗅ぎながら眠りに落ちて行った。
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