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2.発芽
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意識が回復すると、俺の頭から双葉が飛び出ていた。
(いやーーなんだこれ、アホ毛みたいじゃん)
なんてことを呟いていると
『スキル 〈ジェミニ〉を獲得』
また脳内に音声が流れた。
(そういえばこのスキルってなんだ?というか確かめる方法は...{ステータスオープン?}なんちゃっ『承諾しました。ステータスを表示します。』うわっ出ちゃったよ)
どうやらこの脳内音声はウチのSir○より賢いらしい。それよりステータスを見ると
個体名: 無し(仮 樫木冬也)
種族: 新種の種子 (発芽)
樹齢: 0
Lv: 2
スキル
〈千里眼〉Lv.3
レベルに応じて感知できる範囲が増加
〈分析〉Lv.1
レベルに応じて分析できる範囲が増加
〈アルスミトラ〉Lv.2
膜を広げて滑空可能(種子状態限定)
〈ジェミニ〉Lv.1
見たものを対象にあらゆる物を二枚に裂けさすことが可能
称号
〈実験体〉
〈異世界の存在〉
〈 起源の種〉
〈生命の泉〉
(なんとなく察していたがやっぱり種かぁ...いや別に赤子よりはマシだけど、長い人生になりそうだトホホ。とりあえず名前をつけるか、えーと冬也だから、そのままトーヤでいいかな)
『承諾しました。個体名 トーヤ になりました。』
(まぁ名前がついたところで、変わったりはしないかぁ、そんなことより気を取り直して、スキルでも....なんじゃこりゃーーー!!千里眼とアルストミラはわかるがジェミニって完全にチートだろ!!)
試しに草にむけて使うことにしてみた。
(スキル〈ジェミニ〉起動!!)
スパァッ
葉の部分が繊維に沿って裂けた。
こんだけかよと思いつつも説明を思い出し千里眼フル稼働で使ってみる事にした。
(スキル〈千里眼〉、スキル〈ジェミニ〉起動!!)
『承諾しました。複合スキル〈貪欲な死神〉を発動』
ズバババババババババババァン
その瞬間草だけでなく、千里眼で見えてる半径1kmの範囲全ての物が二つに裂けた。木々や動物もちろん魔物や雲まで全てが音を鳴らしながら裂けてしまう。
(はっ?)
『複合スキル〈貪欲な死神〉の使用により、半径1kmにいるすべての生命体が影響を受けました。これにより経験値が規定値を超えた為始まりの成長を再開します。』
『エラー発生 規定値を大幅に超えたため始まりの成長の強化を開始、最後の進化に変更されました。最後の進化開始のためスリープモードに移行します。』
驚きのあまり呆然としている俺をよそに脳内音声は淡々と喋り、俺の意識も停止した。
マグル歴1024年 この日カタルシス公国の西にある魔境シュヴァルトの中心から半径1kmの範囲で、あらゆる物、生物達さらに人間までもが、真っ二つに裂ける珍事件が発生した。のちにこの日は神の怒りとして伝えられていくことになる。
(いやーーなんだこれ、アホ毛みたいじゃん)
なんてことを呟いていると
『スキル 〈ジェミニ〉を獲得』
また脳内に音声が流れた。
(そういえばこのスキルってなんだ?というか確かめる方法は...{ステータスオープン?}なんちゃっ『承諾しました。ステータスを表示します。』うわっ出ちゃったよ)
どうやらこの脳内音声はウチのSir○より賢いらしい。それよりステータスを見ると
個体名: 無し(仮 樫木冬也)
種族: 新種の種子 (発芽)
樹齢: 0
Lv: 2
スキル
〈千里眼〉Lv.3
レベルに応じて感知できる範囲が増加
〈分析〉Lv.1
レベルに応じて分析できる範囲が増加
〈アルスミトラ〉Lv.2
膜を広げて滑空可能(種子状態限定)
〈ジェミニ〉Lv.1
見たものを対象にあらゆる物を二枚に裂けさすことが可能
称号
〈実験体〉
〈異世界の存在〉
〈 起源の種〉
〈生命の泉〉
(なんとなく察していたがやっぱり種かぁ...いや別に赤子よりはマシだけど、長い人生になりそうだトホホ。とりあえず名前をつけるか、えーと冬也だから、そのままトーヤでいいかな)
『承諾しました。個体名 トーヤ になりました。』
(まぁ名前がついたところで、変わったりはしないかぁ、そんなことより気を取り直して、スキルでも....なんじゃこりゃーーー!!千里眼とアルストミラはわかるがジェミニって完全にチートだろ!!)
試しに草にむけて使うことにしてみた。
(スキル〈ジェミニ〉起動!!)
スパァッ
葉の部分が繊維に沿って裂けた。
こんだけかよと思いつつも説明を思い出し千里眼フル稼働で使ってみる事にした。
(スキル〈千里眼〉、スキル〈ジェミニ〉起動!!)
『承諾しました。複合スキル〈貪欲な死神〉を発動』
ズバババババババババババァン
その瞬間草だけでなく、千里眼で見えてる半径1kmの範囲全ての物が二つに裂けた。木々や動物もちろん魔物や雲まで全てが音を鳴らしながら裂けてしまう。
(はっ?)
『複合スキル〈貪欲な死神〉の使用により、半径1kmにいるすべての生命体が影響を受けました。これにより経験値が規定値を超えた為始まりの成長を再開します。』
『エラー発生 規定値を大幅に超えたため始まりの成長の強化を開始、最後の進化に変更されました。最後の進化開始のためスリープモードに移行します。』
驚きのあまり呆然としている俺をよそに脳内音声は淡々と喋り、俺の意識も停止した。
マグル歴1024年 この日カタルシス公国の西にある魔境シュヴァルトの中心から半径1kmの範囲で、あらゆる物、生物達さらに人間までもが、真っ二つに裂ける珍事件が発生した。のちにこの日は神の怒りとして伝えられていくことになる。
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