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私アリスには婚約者がいる。申し分のないほどの彼ルイス。しかし、彼はある時女性と歩いていた。その後どうなったかはわからない。
私は問い詰めることなくただ一緒に歩いていただけだろうと思った。
そんなある日ーー。
「お前との婚約を破棄する!」
彼がそんなことをいいだした。
「あぁそう」
私は気付けば思いっきり殴っていた。
「さようなら!」
婚約者のルイスを殴り私はその場を去った。
数日後「やりなおそう」と私の家までやってきたルイス。
なぜ今更......絶対に戻ってあげないから.....
でもこのまま終わるには悔しい.....
「あ!じゃあなにかくれるなら考えなくもないけど」と提案した。
「わかった...なにか考えておく」
「何かって?」
「えーと.......お、お金?」
「ふーん.......まぁそれでいいわ。でも次、婚約破棄したら覚悟しておいて」
私たちは無事婚約者に戻ったーー。
その前にお金はまだ貰っていないのだが....。
「ルイス、お金は?」
突然聞いてみるとルイスはおどおどしたように応えた。
「あーお金ね、今はないから明日でいいかな」
「そう、わかったわ」
次の日、もう一度きくと「また明日」という。なぜそんなに時間がかかるのかわからない。彼はお金ならたくさん持っていると思っていた。いい家に住んでいるし、そのため私は彼をつけた。
彼はまた女性と歩いていた距離も近く、腰のあたりを触っている。彼は平然と浮気をしていた。
じゃあなんで私のところにきたのよ.......。
ずかずかと彼に近づいた。
「何やってるの!」
「アリス!どうしてここに!」
「あまりにもお金の用意が遅いから!でもダメね、あなたは他の女性にお金を使うだけ.....せめて誠意があれば......お金なんていらないから本当の愛が欲しかったわ」
私は構えた。すると彼はビクッとし身構えた。
「さようなら!!」
私は思い切り殴った。その瞬間彼の歯が抜け落ちているのがみえた。
隣にいる彼女も叫びながら逃げて行った。
ルイスとの婚約は破棄し、私は彼の元を去ったーー。
彼も二度と戻ってこないだろう。
私は1人で静かに暮らしていた。
しかし、ある日突然私のもとに王子が現れたのだ。
私は問い詰めることなくただ一緒に歩いていただけだろうと思った。
そんなある日ーー。
「お前との婚約を破棄する!」
彼がそんなことをいいだした。
「あぁそう」
私は気付けば思いっきり殴っていた。
「さようなら!」
婚約者のルイスを殴り私はその場を去った。
数日後「やりなおそう」と私の家までやってきたルイス。
なぜ今更......絶対に戻ってあげないから.....
でもこのまま終わるには悔しい.....
「あ!じゃあなにかくれるなら考えなくもないけど」と提案した。
「わかった...なにか考えておく」
「何かって?」
「えーと.......お、お金?」
「ふーん.......まぁそれでいいわ。でも次、婚約破棄したら覚悟しておいて」
私たちは無事婚約者に戻ったーー。
その前にお金はまだ貰っていないのだが....。
「ルイス、お金は?」
突然聞いてみるとルイスはおどおどしたように応えた。
「あーお金ね、今はないから明日でいいかな」
「そう、わかったわ」
次の日、もう一度きくと「また明日」という。なぜそんなに時間がかかるのかわからない。彼はお金ならたくさん持っていると思っていた。いい家に住んでいるし、そのため私は彼をつけた。
彼はまた女性と歩いていた距離も近く、腰のあたりを触っている。彼は平然と浮気をしていた。
じゃあなんで私のところにきたのよ.......。
ずかずかと彼に近づいた。
「何やってるの!」
「アリス!どうしてここに!」
「あまりにもお金の用意が遅いから!でもダメね、あなたは他の女性にお金を使うだけ.....せめて誠意があれば......お金なんていらないから本当の愛が欲しかったわ」
私は構えた。すると彼はビクッとし身構えた。
「さようなら!!」
私は思い切り殴った。その瞬間彼の歯が抜け落ちているのがみえた。
隣にいる彼女も叫びながら逃げて行った。
ルイスとの婚約は破棄し、私は彼の元を去ったーー。
彼も二度と戻ってこないだろう。
私は1人で静かに暮らしていた。
しかし、ある日突然私のもとに王子が現れたのだ。
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