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スタンピード
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俺達はギルドに戻って来た、先に兄妹の収穫物をカウンターの上に乗せる、
それを薬の入った樽に入れて2分間放置すると色が鮮やかになる葉とくすんだ色に変わった葉に分かれる、
色鮮やかな葉を集めて束にまとめ、大量のくすんだ色の葉を運んできた籠に戻す、
鮮やかな葉の束は2束
「はい2束分の1000Gです、」
そう言って買取カウンターの犬獣人のお兄さんが1000Gを兄妹に冒険者カードと一緒に渡された、
「兄ちゃん今日もはずれがおおかったね、」
「うん、そうだね運が悪かったんだよ」 そう言ってショボーンとしながらカウンターを離れる、
次は俺の籠だ、カウンターの上に乗せると先ほどの犬獣人さんが薬液に漬け込む、
「おお!こんな事って有るんですか!」驚きの声を上げていた
「どうしましたかのう?」俺は訊ねる、
「いや持ってきてもらった葉が全て鮮やかな葉になったんですよ、一本もはずれが無いなんて」
「ふぉふぉふぉ、長年やっていますからのう」俺は適当な事を言ってごまかしてみる、
「いや~熟練の採集家さんでしたか、1日での100束超え採取はギルド始まって以来ですよ」
その場で買取金額105束分52500Gを受け取り銀行カウンターに行く、
カードを出して口座開設の為の5000ギルダンを払って40000Gを口座に入れる、手元に少し残して生活費にする、
手持ちの7500Gで1日2000ギルダンの安宿に泊まる、前金で6000Gを支払い3日分の宿を確保だ、
宿の確保も出来た事だし食事にしようと思い手持ちの残金を見る、1500Gある、これで何か美味いものを食いたいと思いギルドの受付のミンメイさんに聞いてみる。
「ミンメイさんや、この辺りで美味くて安い食堂はありませんかね?」 と尋ねてみる、
「それならそこの通りを右に行ったところ30mくらい行った先にストマック亭って言う所が有りますよ、」
気軽な感じで教えてくれた、早速ストマック亭へ行ってみたんだが混んでる、この辺りの人気店らしいのかな?と思ってたんだけどどうやら店主が味見と称して料理を平らげてしまうらしいんだ、
この店のオーナーらしきお婆さんがいう、
「こら!ジェスロ、ま~たお客さんに出すはずの料理食べちまったのかい!」
「婆ちゃん、だってこの料理美味く出来てなかったらお客にわるいじゃないか、」
「屁理屈言ってないでさっさとお客さんの料理をお出ししな!」
そんな会話が店内に響く、
大食いのジェスロって何処かで聞いた名前だな~と思いつつも950Gの定食を注文する、
凄く美味くて量もたっぷりこれで950Gは安いと思うよ、
ちょっと癖のある店主にごちそうさまを言って料金を払い宿に向かう、明日も採取クエストで稼いでいきますか~
と思って宿でまったりしていたら外が騒がしい、
宿の親父さんが慌てている、スタンピードが始まって魔物がこの街に向かっている、ダンジョンが決壊して魔物が溢れ出てきてしまったのだろう。
そう言えばこのギルドのギルドマスターがダンジョンの点検に行ってるって言ってたなと思い返す、俺がギルドの扉を開けた時にいたあの熊獣人がこの街のギルドマスターだと聞かされたんだ、
あの熊さん大丈夫なんだろうか、心配になってしまうよね。
続く
それを薬の入った樽に入れて2分間放置すると色が鮮やかになる葉とくすんだ色に変わった葉に分かれる、
色鮮やかな葉を集めて束にまとめ、大量のくすんだ色の葉を運んできた籠に戻す、
鮮やかな葉の束は2束
「はい2束分の1000Gです、」
そう言って買取カウンターの犬獣人のお兄さんが1000Gを兄妹に冒険者カードと一緒に渡された、
「兄ちゃん今日もはずれがおおかったね、」
「うん、そうだね運が悪かったんだよ」 そう言ってショボーンとしながらカウンターを離れる、
次は俺の籠だ、カウンターの上に乗せると先ほどの犬獣人さんが薬液に漬け込む、
「おお!こんな事って有るんですか!」驚きの声を上げていた
「どうしましたかのう?」俺は訊ねる、
「いや持ってきてもらった葉が全て鮮やかな葉になったんですよ、一本もはずれが無いなんて」
「ふぉふぉふぉ、長年やっていますからのう」俺は適当な事を言ってごまかしてみる、
「いや~熟練の採集家さんでしたか、1日での100束超え採取はギルド始まって以来ですよ」
その場で買取金額105束分52500Gを受け取り銀行カウンターに行く、
カードを出して口座開設の為の5000ギルダンを払って40000Gを口座に入れる、手元に少し残して生活費にする、
手持ちの7500Gで1日2000ギルダンの安宿に泊まる、前金で6000Gを支払い3日分の宿を確保だ、
宿の確保も出来た事だし食事にしようと思い手持ちの残金を見る、1500Gある、これで何か美味いものを食いたいと思いギルドの受付のミンメイさんに聞いてみる。
「ミンメイさんや、この辺りで美味くて安い食堂はありませんかね?」 と尋ねてみる、
「それならそこの通りを右に行ったところ30mくらい行った先にストマック亭って言う所が有りますよ、」
気軽な感じで教えてくれた、早速ストマック亭へ行ってみたんだが混んでる、この辺りの人気店らしいのかな?と思ってたんだけどどうやら店主が味見と称して料理を平らげてしまうらしいんだ、
この店のオーナーらしきお婆さんがいう、
「こら!ジェスロ、ま~たお客さんに出すはずの料理食べちまったのかい!」
「婆ちゃん、だってこの料理美味く出来てなかったらお客にわるいじゃないか、」
「屁理屈言ってないでさっさとお客さんの料理をお出ししな!」
そんな会話が店内に響く、
大食いのジェスロって何処かで聞いた名前だな~と思いつつも950Gの定食を注文する、
凄く美味くて量もたっぷりこれで950Gは安いと思うよ、
ちょっと癖のある店主にごちそうさまを言って料金を払い宿に向かう、明日も採取クエストで稼いでいきますか~
と思って宿でまったりしていたら外が騒がしい、
宿の親父さんが慌てている、スタンピードが始まって魔物がこの街に向かっている、ダンジョンが決壊して魔物が溢れ出てきてしまったのだろう。
そう言えばこのギルドのギルドマスターがダンジョンの点検に行ってるって言ってたなと思い返す、俺がギルドの扉を開けた時にいたあの熊獣人がこの街のギルドマスターだと聞かされたんだ、
あの熊さん大丈夫なんだろうか、心配になってしまうよね。
続く
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