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再生事業の伝播
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あれから俺の城でギルドの関係者を城に招きゴブリンで再生手順を見てもらった、結果再生作業はギルドの手術室を使う事にした、この城だと色々バレちゃいけない事があるからね、特にカッパ食材とかwっでゴブリンの腕を再生して見せた数日後、
「カワタさんちょっと話が有るんだが」
俺はギルドに入りいきなりギルドマスターに呼び止められた、
なんだろう、ひょっとして俺が美味しいカッパ食材だとバレたのか?と訳の判らない事を考えていると、
「いや実はこのギルドで欠損部位の再生をやってくれないかと言われてね」
よかった美味しいカッパ食材の件じゃ無いらしいw、ちょっと一安心
「信頼できる者がやってくれると言う事なら構わんが薬のレシピは門外不出なので完成品のみの販売となりますが、それでええなのぅ?」
「それでもやって頂けるなら是非ともお願いいたします」
「作った薬はその患者さん以外は使えんからそこを注意してもらえばいいかのぅ、以前に実験途中で間違えて使ってしまったらとんでもないことになってしまったでのぅ」
「え?それはどのような?」
「な~に欠損部位の付け根から大量の変形した小さな手が生えてきただけじゃよふぉふぉふぉ」
「キモイですねそれ、」
「うむ、なのでしっかり管理しないとダメなんじゃよ」
「判りました、責任者を置いて厳しく管理します、」
「おお、それならば是非お願いしたい方が居るんじゃがよろしいかのぅ」
「それは誰でしょうか?」
「熊獣人の看護師さんがこのギルドにいたじゃろ」
「ママ・モーリヤですか、それは私の義姉ですが」
「身内なら更に良いですじゃ、ならば安心してお任せしますかのぅ」
「近いうちに講習をやりますからどなたか欠損部位が有る方でギルド職員になってくれそうな人を探しておいてくだされ、細かい所はあとで詰めていきますかいのぅ」
数日後、屈強そうな虎獣人の娘がギルドに来ていた、しかしこの間のスタンピードで魔物と戦った跡があった、それは左足の膝から下が無く顔の包帯を解くと右目と右耳が抉られた跡だった、
「爺さん本当にこんなアタシでも元に戻るのかい?」 投げやりな感じで俺に訊ねてきた、
「本当に治りたいと願えばそれは叶うかも知れんのぅ」
「まあ今回施術するのはこの人じゃから、儂は何とも言えんのう」
「久し振りね、ステファニー今回は私があなたの主治医なの」
「ママ・モーリヤ先生!先生は魔法の指導者ばかりではなく欠損部位まで治せるんですか!?」
「はい、今回はあなたが初めてになりますが、一緒に頑張っていきましょう」
「それでは手術前の下準備からじゃがよろしいかの?」
「はい、宜しくお願いいたします」ママ・モーリヤが答える
「最初の準備として患者の細胞組織をこの薬品の粉と混ぜるのじゃ、すると軟膏ができあがる、顔の部分を治すのに100gもあれば十分じゃな取り敢えず今日は目と耳の欠損を再生する事にしようかのう足は後日の方がええかのぅ」
「はい判りました、カワタさん、麻酔は使えないんですよねこの再生術には」
「うむ、麻痺薬は大丈夫なんじゃが麻酔を使うと欠損部位が変形して生成されてしまうんじゃよ」
「ステファニーさんこれは非常な痛みを伴うんじゃが、覚悟はよろしいかのぅ?」
ママ・モーリヤが痛みで暴れないよう麻痺薬を使って動けなくしてベッドに固定、潰れた目玉と千切れた耳を洗浄して直接軟膏を塗りつけていく
「急速に再生していく時に非常な痛みが発生します、再生に3時間程かかりますが、一緒に頑張りましょうね」
そう言ってママ・モーリヤがステファニ―を励ましながら軟膏を塗布、そして成長補助食品の流動食を口に流し込んでいく、
そして3時間後、
「無事欠損部位の再生が終わった様じゃのぅよく頑張りなすった」
「ステファニ―鏡を持って来たわ、はいこれ、よく見て」
「ちゃんと右目が見えるし耳も元通りに・・・」
その場で泣き崩れるステファニー
「年頃の娘が顔半分潰された状態だったからのう、元通りの別嬪さんに戻れてよかったのぅ」
「ステファニー、まだこれからですよ、次は足を取り戻しましょうね、」
「ママ・モーリヤ先生有難う御座います、」
「体力を取り戻すのに3日も有れば十分じゃろう、次は3日後に欠損再生術をおこなうでのぅ、それまでにたんと食べて体力上げておくんじゃぞ」
「はい、カワタさん、モーリヤ先生有難う御座いました、」
「では3日後の夜8時に施術しますから、それまでに体力付けておいてくださいね」
ステファニーは帰宅していった、
「カワタさん今回のこの手順はどうでしょうか?何か注意点とかあれば是非お聞かせください、」
「全体的な流れは良かったと思いますよ、今回は目と耳だから栄養の補充も少量で済んだけど次回は大量の流動食の用意が必要になりますから多めに用意しますかのぅ、」
「はい、私も気が付いたこと思ったことを纏めておきますので次の施術前までに仕上げておきます、」
そして3日後、俺は昼からギルドで待機、今回は乙女のおっさんも手術に立ち会う、っで今ママ・モーリヤが纏めた前回のレポートを見ながら今回の施術方法を検討している所だ、
「今回の補助食品の流動食なんだけど欠損部位の2倍の重量に増やして、」
「おっさ…いやエリーさんやそれは何故かのぅ?」
「患者は虎獣人、骨の太さが私達とは違うのよ、」
「では今回は欠損部位の2倍の重量の流動食を用意いたします、調理場に指示しておきます」ママ・モーリヤが言う
「そのほかお気づきの点はありませんか?」
「「大丈夫です」」俺とおっさんがハモッて答える
「では先ほどので出尽くした様なのでこれより機材の点検に入ります、」
ママ・モーリヤの後について手術室に入る、拘束台、拘束具、漏斗、斧、全て消毒済みを確認、部屋に流動食が運ばれる、
「これで何時でも出来ますね、あと1時間で開始します、ステファニーさんはもうすでに準備が出来ています、」
「では儂らも準備を始めますかいのぅ」
「そうですわね」
「カワタさんエリーさん今日は宜しくお願いいたします」
「「お願いします」」
時間になった、俺達はステファニーさんを拘束台に乗せ切断部分を思い切り氷で冷やしている、少しでも痛みを抑えられないかとのママ・モーリヤからの提案だった、
ママ・モーリヤが言う、
「8時になりました、これより欠損部位再生術を行います、麻痺薬投与後、切断面を再切断し切断片で軟膏を作成、生成された軟膏を塗布し続けます、カワタさんは漏斗で流動食をエリーさんは軟膏の補充をお願いします、では行きます」
掛け声と共にママ・モーリヤの腕が獣化し、軽く素振りをすると、ヒュンヒュンと切れ味の良さそうな斧が軽快な音を立て空を切って見せる、
「行きます!」 掛け声と共に綺麗に切断面が出来る、冷やしておいたので思ったほどの出血が無かった、
エリーは大急ぎで再生薬の粉と切断片を混ぜて軟膏にして行く、出来た側から切断面に塗っていく、
ステファニーが大きく【ウガッ】と叫び声をあげ激しい痛みの為体をよじる、切断面に薄皮が成長して次々と細胞が湧いて出てくるような感覚になる、
「カワタさん成長補助食品をお願いします」
「判りましたですじゃ」
漏斗を口にツッコんで流動食を流し込む、
「落ち着いてゆっくり飲み込んでください、」
あれから4時間、あと半分くらいとなったこの分だと成長補助食品が足りなくなるかもしれない、そう思った俺はミンメイさんに声をかける、
「ミンメイさん成長補助食品を後2㎏ほど頼みますのじゃ」
「はいカワタさん今作って持って行きます」
このギルドの全員ステファニーさんが心配でもう真夜中近くになると言うのに皆起きているようだった、
俺は成長補助食品を受け取りどんどん継ぎ足していく、
更に明け方になると殆ど足の形が出来上がっていた、今ママ・モーリヤが足のサイズを測定している、
「あと5mmです、気を引き締めて最後まで頑張りましょう」
軟膏を塗りながらマッサージを行っているマッサージで血流を良くする事により再生速度が上がるらしい事を発見した様だ、
メジャーで左右の足の大きさを測る、左右共に同サイズ、ステファニーさんに違和感はないか尋ねる、
「はい、モーリヤ先生違和感もなくちゃんとうごきます、」
彼女は泣きながら笑って答えていた、
「カワタさんエリーさん有難う御座いました、施術終了です、皆さん有難う御座いました」
そういうと手術室の向こうから割れんばかりの歓声が響き渡る、
ギルド職員その他冒険者たちが喜び合っていた、
この成功例を見て本来なら生きていくのも難しくなっていたはずの娘が、元に戻れたと言う事実が、冒険者たちを明るく照らしているようだった、
「俺達はこのギルド所属で良かったな、」
「もしもの事が有っても何とかしてくれるのがギルドってもんだ、」
「最高だぜ、ずっとこのギルドに所属していくぞ」
冒険者たちの心をガッチリ掴んだようだな、信頼関係が出来上がればギルドに対して悪意を持つものも少なくなるだろうし、良い方向に向いていってる、こうやって少しづつ心の改変って奴をやっていけば世界は変れるのかも知れないと俺は思った、
【ピンポンパ~ン業務連絡川田修一さんメッセージが届いております】
頭の中に声が鳴り響いた、
続く
「カワタさんちょっと話が有るんだが」
俺はギルドに入りいきなりギルドマスターに呼び止められた、
なんだろう、ひょっとして俺が美味しいカッパ食材だとバレたのか?と訳の判らない事を考えていると、
「いや実はこのギルドで欠損部位の再生をやってくれないかと言われてね」
よかった美味しいカッパ食材の件じゃ無いらしいw、ちょっと一安心
「信頼できる者がやってくれると言う事なら構わんが薬のレシピは門外不出なので完成品のみの販売となりますが、それでええなのぅ?」
「それでもやって頂けるなら是非ともお願いいたします」
「作った薬はその患者さん以外は使えんからそこを注意してもらえばいいかのぅ、以前に実験途中で間違えて使ってしまったらとんでもないことになってしまったでのぅ」
「え?それはどのような?」
「な~に欠損部位の付け根から大量の変形した小さな手が生えてきただけじゃよふぉふぉふぉ」
「キモイですねそれ、」
「うむ、なのでしっかり管理しないとダメなんじゃよ」
「判りました、責任者を置いて厳しく管理します、」
「おお、それならば是非お願いしたい方が居るんじゃがよろしいかのぅ」
「それは誰でしょうか?」
「熊獣人の看護師さんがこのギルドにいたじゃろ」
「ママ・モーリヤですか、それは私の義姉ですが」
「身内なら更に良いですじゃ、ならば安心してお任せしますかのぅ」
「近いうちに講習をやりますからどなたか欠損部位が有る方でギルド職員になってくれそうな人を探しておいてくだされ、細かい所はあとで詰めていきますかいのぅ」
数日後、屈強そうな虎獣人の娘がギルドに来ていた、しかしこの間のスタンピードで魔物と戦った跡があった、それは左足の膝から下が無く顔の包帯を解くと右目と右耳が抉られた跡だった、
「爺さん本当にこんなアタシでも元に戻るのかい?」 投げやりな感じで俺に訊ねてきた、
「本当に治りたいと願えばそれは叶うかも知れんのぅ」
「まあ今回施術するのはこの人じゃから、儂は何とも言えんのう」
「久し振りね、ステファニー今回は私があなたの主治医なの」
「ママ・モーリヤ先生!先生は魔法の指導者ばかりではなく欠損部位まで治せるんですか!?」
「はい、今回はあなたが初めてになりますが、一緒に頑張っていきましょう」
「それでは手術前の下準備からじゃがよろしいかの?」
「はい、宜しくお願いいたします」ママ・モーリヤが答える
「最初の準備として患者の細胞組織をこの薬品の粉と混ぜるのじゃ、すると軟膏ができあがる、顔の部分を治すのに100gもあれば十分じゃな取り敢えず今日は目と耳の欠損を再生する事にしようかのう足は後日の方がええかのぅ」
「はい判りました、カワタさん、麻酔は使えないんですよねこの再生術には」
「うむ、麻痺薬は大丈夫なんじゃが麻酔を使うと欠損部位が変形して生成されてしまうんじゃよ」
「ステファニーさんこれは非常な痛みを伴うんじゃが、覚悟はよろしいかのぅ?」
ママ・モーリヤが痛みで暴れないよう麻痺薬を使って動けなくしてベッドに固定、潰れた目玉と千切れた耳を洗浄して直接軟膏を塗りつけていく
「急速に再生していく時に非常な痛みが発生します、再生に3時間程かかりますが、一緒に頑張りましょうね」
そう言ってママ・モーリヤがステファニ―を励ましながら軟膏を塗布、そして成長補助食品の流動食を口に流し込んでいく、
そして3時間後、
「無事欠損部位の再生が終わった様じゃのぅよく頑張りなすった」
「ステファニ―鏡を持って来たわ、はいこれ、よく見て」
「ちゃんと右目が見えるし耳も元通りに・・・」
その場で泣き崩れるステファニー
「年頃の娘が顔半分潰された状態だったからのう、元通りの別嬪さんに戻れてよかったのぅ」
「ステファニー、まだこれからですよ、次は足を取り戻しましょうね、」
「ママ・モーリヤ先生有難う御座います、」
「体力を取り戻すのに3日も有れば十分じゃろう、次は3日後に欠損再生術をおこなうでのぅ、それまでにたんと食べて体力上げておくんじゃぞ」
「はい、カワタさん、モーリヤ先生有難う御座いました、」
「では3日後の夜8時に施術しますから、それまでに体力付けておいてくださいね」
ステファニーは帰宅していった、
「カワタさん今回のこの手順はどうでしょうか?何か注意点とかあれば是非お聞かせください、」
「全体的な流れは良かったと思いますよ、今回は目と耳だから栄養の補充も少量で済んだけど次回は大量の流動食の用意が必要になりますから多めに用意しますかのぅ、」
「はい、私も気が付いたこと思ったことを纏めておきますので次の施術前までに仕上げておきます、」
そして3日後、俺は昼からギルドで待機、今回は乙女のおっさんも手術に立ち会う、っで今ママ・モーリヤが纏めた前回のレポートを見ながら今回の施術方法を検討している所だ、
「今回の補助食品の流動食なんだけど欠損部位の2倍の重量に増やして、」
「おっさ…いやエリーさんやそれは何故かのぅ?」
「患者は虎獣人、骨の太さが私達とは違うのよ、」
「では今回は欠損部位の2倍の重量の流動食を用意いたします、調理場に指示しておきます」ママ・モーリヤが言う
「そのほかお気づきの点はありませんか?」
「「大丈夫です」」俺とおっさんがハモッて答える
「では先ほどので出尽くした様なのでこれより機材の点検に入ります、」
ママ・モーリヤの後について手術室に入る、拘束台、拘束具、漏斗、斧、全て消毒済みを確認、部屋に流動食が運ばれる、
「これで何時でも出来ますね、あと1時間で開始します、ステファニーさんはもうすでに準備が出来ています、」
「では儂らも準備を始めますかいのぅ」
「そうですわね」
「カワタさんエリーさん今日は宜しくお願いいたします」
「「お願いします」」
時間になった、俺達はステファニーさんを拘束台に乗せ切断部分を思い切り氷で冷やしている、少しでも痛みを抑えられないかとのママ・モーリヤからの提案だった、
ママ・モーリヤが言う、
「8時になりました、これより欠損部位再生術を行います、麻痺薬投与後、切断面を再切断し切断片で軟膏を作成、生成された軟膏を塗布し続けます、カワタさんは漏斗で流動食をエリーさんは軟膏の補充をお願いします、では行きます」
掛け声と共にママ・モーリヤの腕が獣化し、軽く素振りをすると、ヒュンヒュンと切れ味の良さそうな斧が軽快な音を立て空を切って見せる、
「行きます!」 掛け声と共に綺麗に切断面が出来る、冷やしておいたので思ったほどの出血が無かった、
エリーは大急ぎで再生薬の粉と切断片を混ぜて軟膏にして行く、出来た側から切断面に塗っていく、
ステファニーが大きく【ウガッ】と叫び声をあげ激しい痛みの為体をよじる、切断面に薄皮が成長して次々と細胞が湧いて出てくるような感覚になる、
「カワタさん成長補助食品をお願いします」
「判りましたですじゃ」
漏斗を口にツッコんで流動食を流し込む、
「落ち着いてゆっくり飲み込んでください、」
あれから4時間、あと半分くらいとなったこの分だと成長補助食品が足りなくなるかもしれない、そう思った俺はミンメイさんに声をかける、
「ミンメイさん成長補助食品を後2㎏ほど頼みますのじゃ」
「はいカワタさん今作って持って行きます」
このギルドの全員ステファニーさんが心配でもう真夜中近くになると言うのに皆起きているようだった、
俺は成長補助食品を受け取りどんどん継ぎ足していく、
更に明け方になると殆ど足の形が出来上がっていた、今ママ・モーリヤが足のサイズを測定している、
「あと5mmです、気を引き締めて最後まで頑張りましょう」
軟膏を塗りながらマッサージを行っているマッサージで血流を良くする事により再生速度が上がるらしい事を発見した様だ、
メジャーで左右の足の大きさを測る、左右共に同サイズ、ステファニーさんに違和感はないか尋ねる、
「はい、モーリヤ先生違和感もなくちゃんとうごきます、」
彼女は泣きながら笑って答えていた、
「カワタさんエリーさん有難う御座いました、施術終了です、皆さん有難う御座いました」
そういうと手術室の向こうから割れんばかりの歓声が響き渡る、
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この成功例を見て本来なら生きていくのも難しくなっていたはずの娘が、元に戻れたと言う事実が、冒険者たちを明るく照らしているようだった、
「俺達はこのギルド所属で良かったな、」
「もしもの事が有っても何とかしてくれるのがギルドってもんだ、」
「最高だぜ、ずっとこのギルドに所属していくぞ」
冒険者たちの心をガッチリ掴んだようだな、信頼関係が出来上がればギルドに対して悪意を持つものも少なくなるだろうし、良い方向に向いていってる、こうやって少しづつ心の改変って奴をやっていけば世界は変れるのかも知れないと俺は思った、
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