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第二部 四季姫進化の巻
十三章 Interval~黒幕の悪鬼~
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榎が放った剣の一撃で、襲い掛かってきた妖狐は粉塵と化して消えた。
剣にこびりついた塵を振り払い、榎は一息ついた。汚れを落としたはずの白銀の剣は、苔でも纏わりついたみたいに、緑の斑点で覆われていた。切れ味に問題はないが、少し不気味な見た目だ。
「狐連中も、おおかた倒せたな」
榎と背中合わせになって戦っていた柊が、大きな薙刀を肩に載せて、息を吐いた。辺りにはもう、敵意を持った妖怪の気配は、感じられない。
「この陣を消してしまえば、もう集まってこないわ」
椿と朝が、狐招きの陣を足で擦って消していった。ようやく、一安心だ。
「楸は、一人で大丈夫かな」
榎は、単独で親玉の狐妖怪を追いかけて行った楸を気に懸けた。
楸たちが向かっていった方角からは、特に何の変化も感じられない。かなり遠くまで離れているらしく、微かな気配を感じとるだけで精一杯だった。榎の能力では、居場所や戦況までは把握できない。
「宵が追いかけて行ったみたいです。大丈夫でしょう」
同じ方向を見つめる朝が、口を開いた。
「今の宵は、ただの人間と変わらない。一緒にいたところで……」
朝の言葉に、難色を示す。楸を心配する気持ちは分かるが、宵がついて行っても、足手纏いにしかならない。
「いや、封印が破れたみたいや。宵の奴、元の宵月夜の力を取り戻しよった」
「どうして、分かるんだ!?」
柊の発言に、榎は驚く。榎には、何の気配も感じられないのに。
「何となく、感じ取れるんや。禁術を覚えてから、えらい感性が研ぎ澄まされとるねん」
四季姫として、かなりのレベルアップを果たしているらしい。榎は「いいなぁ」と、羨望と妬みの眼差しで柊を見ていた。
榎も、早く禁術を会得して、強くなりたいものだ。
なんて考えていると、不意に、嫌な悪寒が全身を震わせた。
―?悪鬼が、近くにいる。
以前に四季姫たちを襲った悪鬼とは、少し雰囲気が違う。だが、初めてではない。
柊さえも、気付いていない様子だ。相手も、かなり巧みに気を操作して、存在を消している。榎は単純に、野生の勘、みたいなもので感じ取ったに過ぎない。
嫌な雰囲気のする方面を見つめる。かなり遠くだが、微かに居場所が掴めた。
「ちょっと、用事を思い出した。すぐに戻るから、みんなは待機していてくれ」
苦しい言い訳だった。みんなは不審そうな顔をしていたが、榎は素早く視線を流した。
様子だけ伺おうと、榎は単身、森の中に駆け込んだ。
近付くにつれて、気配はだんだんとはっきりしてきた。
色鮮やかな落ち葉が敷き詰められた木々の合間を縫い、辿り着いた場所には、一人の男が立っていた。
以前出会った、悪鬼の長――鬼閻の息子、鬼蛇。
傘崎 響と名乗り、人間の世界に溶け込んで暮らしている。
父親の仇をとるために榎たちに接触してきたかと思えば、深淵の悪鬼たちの動きを封じて、榎たちを助けてくれた。
行動の理由が読めない、よく分からない変わり者だった。
だが、手に持っていた箱状の物体が、響の行動の断片を物語っていた。
響の手には、レンズを木の枠で覆った形状の、カメラらしい四面体が載っていた。一瞬だったが、すぐ近くで見たから間違いない。
赤尾が手にしていたものだ。赤尾はそのカメラで、榎を真正面から撮影して、逃げて行った。楸に追いかけられる道中、落としていったのだろうか。
響がカメラを持つ姿は、とても様になっていた。確か響は、人間の世界で放浪のカメラマンをしているはずだ。
赤尾の手にあるときには違和感が大きかったが、響の手には、しっくりと馴染んでいた。
「そのカメラ、狐の妖怪が持っていた……。お前のものなのか?」
側に歩み寄り、声を掛けた。接近を悟られていたのだろう、響は榎の出現に驚きもせず、にんまりと笑いかけてきた。
「ええ。赤尾に貸し与えていたんです。あなたを撮影してもらいたくて」
やっぱり、響のものか。
赤尾個人の行動では、なかったわけだ。榎を付け回させて写真を撮らせていた黒幕は、響だった。
「何の目的で? 妖怪にあたしの周囲を彷徨かせて、何を企んでいるんだ!」
ろくな企みではないだろう。素直に教えてもらえるとも思えなかったが、問い質さずにはいられなかった。
「話したところで、あなたは信じないでしょう」
案の定、含みのある物言いで、はぐらかしてきた。
「あと、一つ誤解を解いておきます。赤尾を使ってあなたたちの動向を探ろうとしていた連中は、深淵の悪鬼共ですよ。私も元々は、監視されていた側の存在だ。私は、連中の意図を逆手にとって、狐を使ってやったに過ぎない。だから、奴らの目的は知らない」
問いかけの半分は弁明したつもりなのだろうが、肝心の、響の目的についてが、何も説明されていない。
榎が不満そうに睨み付けていると、少し困った様子で、響は肩を竦めた。
「正直ね、私も何を企めばいいのか分からないので、色々と情報を集めている途中なんです。安心してください。まだ、あなたたちに手を出すつもりはない」
「まだって、いつかは、何かを仕掛けてくるって意味か」
「言ったでしょう? 分からないって。予定は未定なんですよ」
相変わらず飄々としていて、何を考えているのか、さっぱり分からない。
しつこく食いつくべきか。でも、相手は四季姫が総出でも敵わなかった悪鬼たちの動きを、一瞬で封じてしまったほどの力の持ち主だ。
まだ、悪鬼に太刀打ちできるほどの強さを手に入れていない榎が一人で突っ走っても、結果は目に見えている。
逆に、今の状況で榎を襲おうとしない点を考えれば、本当に戦う意思がない、ともとれる。だからって、油断はできないが。
迷っていると、突然、少し離れた森の中から火柱が上がった。柱の中から、炎を纏った巨大な鳥が舞い上がり、再び地面へと滑空していった。
「何だ、あれは!? ……ひょっとして、秋姫か?」
楸が、新しい力を目覚めさせたのだろう。強烈な力の波長が感じ取れ、全身の水分が揺さぶられた。
「すごい力だな。赤尾相手に、放ったのでしょうね。あの狐、もう消し炭だな」
響が、感慨深く呟いている声が聞こえた。
その声で我に返り、視線を前方に戻す。だが、その時にはすでに、響は姿を消していた。
深淵の悪鬼たちが動けないからと言って、悠長にしている暇はなさそうだ。響の存在や、他の上等妖怪にも、注意を払わなければならない。
連中と対等に戦うためにも、早く力を手に入れなければ。
榎の中に、少し焦りが広がり始めた。
炎を見て駆けつけてきた椿たちと共に、榎は決意を胸に、楸の元に急いだ。
剣にこびりついた塵を振り払い、榎は一息ついた。汚れを落としたはずの白銀の剣は、苔でも纏わりついたみたいに、緑の斑点で覆われていた。切れ味に問題はないが、少し不気味な見た目だ。
「狐連中も、おおかた倒せたな」
榎と背中合わせになって戦っていた柊が、大きな薙刀を肩に載せて、息を吐いた。辺りにはもう、敵意を持った妖怪の気配は、感じられない。
「この陣を消してしまえば、もう集まってこないわ」
椿と朝が、狐招きの陣を足で擦って消していった。ようやく、一安心だ。
「楸は、一人で大丈夫かな」
榎は、単独で親玉の狐妖怪を追いかけて行った楸を気に懸けた。
楸たちが向かっていった方角からは、特に何の変化も感じられない。かなり遠くまで離れているらしく、微かな気配を感じとるだけで精一杯だった。榎の能力では、居場所や戦況までは把握できない。
「宵が追いかけて行ったみたいです。大丈夫でしょう」
同じ方向を見つめる朝が、口を開いた。
「今の宵は、ただの人間と変わらない。一緒にいたところで……」
朝の言葉に、難色を示す。楸を心配する気持ちは分かるが、宵がついて行っても、足手纏いにしかならない。
「いや、封印が破れたみたいや。宵の奴、元の宵月夜の力を取り戻しよった」
「どうして、分かるんだ!?」
柊の発言に、榎は驚く。榎には、何の気配も感じられないのに。
「何となく、感じ取れるんや。禁術を覚えてから、えらい感性が研ぎ澄まされとるねん」
四季姫として、かなりのレベルアップを果たしているらしい。榎は「いいなぁ」と、羨望と妬みの眼差しで柊を見ていた。
榎も、早く禁術を会得して、強くなりたいものだ。
なんて考えていると、不意に、嫌な悪寒が全身を震わせた。
―?悪鬼が、近くにいる。
以前に四季姫たちを襲った悪鬼とは、少し雰囲気が違う。だが、初めてではない。
柊さえも、気付いていない様子だ。相手も、かなり巧みに気を操作して、存在を消している。榎は単純に、野生の勘、みたいなもので感じ取ったに過ぎない。
嫌な雰囲気のする方面を見つめる。かなり遠くだが、微かに居場所が掴めた。
「ちょっと、用事を思い出した。すぐに戻るから、みんなは待機していてくれ」
苦しい言い訳だった。みんなは不審そうな顔をしていたが、榎は素早く視線を流した。
様子だけ伺おうと、榎は単身、森の中に駆け込んだ。
近付くにつれて、気配はだんだんとはっきりしてきた。
色鮮やかな落ち葉が敷き詰められた木々の合間を縫い、辿り着いた場所には、一人の男が立っていた。
以前出会った、悪鬼の長――鬼閻の息子、鬼蛇。
傘崎 響と名乗り、人間の世界に溶け込んで暮らしている。
父親の仇をとるために榎たちに接触してきたかと思えば、深淵の悪鬼たちの動きを封じて、榎たちを助けてくれた。
行動の理由が読めない、よく分からない変わり者だった。
だが、手に持っていた箱状の物体が、響の行動の断片を物語っていた。
響の手には、レンズを木の枠で覆った形状の、カメラらしい四面体が載っていた。一瞬だったが、すぐ近くで見たから間違いない。
赤尾が手にしていたものだ。赤尾はそのカメラで、榎を真正面から撮影して、逃げて行った。楸に追いかけられる道中、落としていったのだろうか。
響がカメラを持つ姿は、とても様になっていた。確か響は、人間の世界で放浪のカメラマンをしているはずだ。
赤尾の手にあるときには違和感が大きかったが、響の手には、しっくりと馴染んでいた。
「そのカメラ、狐の妖怪が持っていた……。お前のものなのか?」
側に歩み寄り、声を掛けた。接近を悟られていたのだろう、響は榎の出現に驚きもせず、にんまりと笑いかけてきた。
「ええ。赤尾に貸し与えていたんです。あなたを撮影してもらいたくて」
やっぱり、響のものか。
赤尾個人の行動では、なかったわけだ。榎を付け回させて写真を撮らせていた黒幕は、響だった。
「何の目的で? 妖怪にあたしの周囲を彷徨かせて、何を企んでいるんだ!」
ろくな企みではないだろう。素直に教えてもらえるとも思えなかったが、問い質さずにはいられなかった。
「話したところで、あなたは信じないでしょう」
案の定、含みのある物言いで、はぐらかしてきた。
「あと、一つ誤解を解いておきます。赤尾を使ってあなたたちの動向を探ろうとしていた連中は、深淵の悪鬼共ですよ。私も元々は、監視されていた側の存在だ。私は、連中の意図を逆手にとって、狐を使ってやったに過ぎない。だから、奴らの目的は知らない」
問いかけの半分は弁明したつもりなのだろうが、肝心の、響の目的についてが、何も説明されていない。
榎が不満そうに睨み付けていると、少し困った様子で、響は肩を竦めた。
「正直ね、私も何を企めばいいのか分からないので、色々と情報を集めている途中なんです。安心してください。まだ、あなたたちに手を出すつもりはない」
「まだって、いつかは、何かを仕掛けてくるって意味か」
「言ったでしょう? 分からないって。予定は未定なんですよ」
相変わらず飄々としていて、何を考えているのか、さっぱり分からない。
しつこく食いつくべきか。でも、相手は四季姫が総出でも敵わなかった悪鬼たちの動きを、一瞬で封じてしまったほどの力の持ち主だ。
まだ、悪鬼に太刀打ちできるほどの強さを手に入れていない榎が一人で突っ走っても、結果は目に見えている。
逆に、今の状況で榎を襲おうとしない点を考えれば、本当に戦う意思がない、ともとれる。だからって、油断はできないが。
迷っていると、突然、少し離れた森の中から火柱が上がった。柱の中から、炎を纏った巨大な鳥が舞い上がり、再び地面へと滑空していった。
「何だ、あれは!? ……ひょっとして、秋姫か?」
楸が、新しい力を目覚めさせたのだろう。強烈な力の波長が感じ取れ、全身の水分が揺さぶられた。
「すごい力だな。赤尾相手に、放ったのでしょうね。あの狐、もう消し炭だな」
響が、感慨深く呟いている声が聞こえた。
その声で我に返り、視線を前方に戻す。だが、その時にはすでに、響は姿を消していた。
深淵の悪鬼たちが動けないからと言って、悠長にしている暇はなさそうだ。響の存在や、他の上等妖怪にも、注意を払わなければならない。
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