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Legend 11. 街のイベント
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「うわ~~~~~!!」
またハルが歓声を上げている。今日、何度目だろうか?
「ふふふ。ここは洋服やアクセサリーを売ってるのよ!」
ツィアがそんなハルに説明をする。
ツィアたちは市場で食料品を調達した後、一度、モンスターハウスに戻り、冷蔵庫に保管をしてから戻ってきていた。
モンスターハウスは小さくしてツィアの帽子の中に入れてある。
手ぶらで歩けるのはとても都合が良かった。
今は服飾関係の店が並ぶ通りに二人は来ている。
「あっ!これ可愛い!これも!」
ハルはアクセサリーに興味があるようだ。
いろいろ見て回っている。
「ふふふ。なんでも買ってあげる!洋服でも...し、下着が欲しかったら下着でもいいわよ!」
ツィアが顔を赤くしながらそう言うと、
「ツィアさんは私に下着をつけて欲しいんですか?」
ハルがそんなことを聞いてくる。
「えっ?!...あっ...その...」
(...服を着てるんだったらつけてない方がいいけど、下着姿も見てみたいかも...ってなに考えてるの!!)
ツィアの思考は少しエッチな方向に向かっていた。
「...なんでも...いいですよ...」
「えっ?!」
頬を染めながらツィアを見つめてくるハルにツィアは戸惑ってしまう。
「な、なんでもって...」
「...ツィアさんの好きな服をツィアさんの好きな時に着てあげます...どんな...服でも...」
ハルはそう答えると真っ赤になって俯いてしまった。
「・・・」
(どんな服でもって...な、何もつけないとか...)
ツィアはハルの言葉の意味を深読みしてしまう。黙っていると、
「だからツィアさんが私に着て欲しい服を買ってください...し、下着も...ツィアさんが見たいのを...」
ハルは更に言葉を続けた。
「そ、そ、そんな!ハルの下着姿なんて!」
ツィアが慌ててそう口にすると、
「...興味...ないですか?」
ハルは寂しそうな顔をした。
「そ、そ、そんなことないけど...」
(私、なに言ってるの~~~~!!)
ツィアは自分で答えておいて、自己嫌悪に陥る。
「...なんでも...言ってくださいね!...私...ツィアさんの言うことならイヤとは言いませんから...」
そんなツィアをよそにハルは再び、頬を染めるとそう言った。
ハルの『なんでも』がどう意味で言ったのかは分からない。しかし、
「『なんでも』って...」
(と、当然、最後まで...)
そのセリフに真っ赤になって戸惑ってしまうツィア。
しばらくすると、ハルはそんなツィアから目を逸らし、
「あっ!これ可愛い!」
また商品の物色を始めるのだった。
そうしているうちに、
「あっ!これ、とっても素敵です!...欲しいなぁ...」
ハルが露店で売っている髪飾りに興味を示した。
「あら。本当ね!ハルに似合うんじゃない?」
ツィアが覗き込むと、蝶の形をした銀の髪飾りだった。
細工も細かく、デザインも可愛らしい。
「そうですか?...でも...ツィアさんにって思ったんです!」
ハルは少し顔を赤くするとそう言った。
「わ、私に?!」
ツィアが驚いていると、
「よ、良かったら...お揃いで...つけませんか?」
ハルが上目でツィアを窺いながら聞いてくる。
(可愛い!)
そう思ったツィアは無意識に答えていた。
「もちろんいいわよ!ハルとお揃い!うれしいわ!」
(って恋人でもないのに...って私とハルはそんなんじゃない!...べ、別に仲のいい友達がお揃いのアクセつけてても変じゃないわよね!)
自分の言葉に一瞬、ドキリとしたがそう思い直すと、すました顔を必死で取り繕う。
「本当ですか?!...ツィアさんとお揃い...とっても...うれしいです...」
ハルは顔を真っ赤にして恥ずかしそうに下を向いていた。
(その顔も可愛い!どうしてそんなに可愛いの!)
そう思ったツィアは早速、露天商に声をかける。
「この髪飾り、二つちょうだい!」
「あいよ!金貨1枚だ!」
大体10万円くらいの相場になる。
明らかに吹っ掛けられているが、お金なら使い切れないほどある。
価格交渉をしている時間があったら、ハルをいろんな場所に連れていってあげたかった。
「はい!」
「えっ!」
当たり前に言い値を払ってきたツィアに露天商は一瞬、驚いた顔をしたが、すぐに取り繕うと、
「お嬢さん!いい買い物をしたね!これからもひいきに頼むよ!」
そう言って作り笑いを浮かべ、もみ手をしている。
「ありがとう!」
ツィアは髪飾りを受け取ると、興味なさげにその場を離れた。
そして、通りを抜けた先にある広場に着くと、
「つけてあげるわね!」
笑顔でハルにそう言う。
「わ、私もツィアさんに...」
ハルもそう言って、ツィアから髪飾りを一つ受け取った。
「・・・」
「・・・」
二人でお互いの髪に髪飾りを挿してあげる。
最も綺麗に見える挿し方を考えて何度か、つけ直した。そして、
「とっても綺麗です!」
「ハルだって!」
そう言葉を交わすと二人で微笑む。
幸せな時間が二人の間に流れた。
そうしていると、
「さあ!今日のメインイベント!参加締め切りはもうすぐだよ!迷ってる人は急いでくれ!」
どこからか大きな声が聞こえてきた。
「なんですか?」
ハルが驚いた様子で口にすると、
「ああ!ちょうどここで催し物をしてるみたいね!行ってみる?」
ツィアがハルに聞く。
「『催し物』?よく分かりませんが、楽しそうです!」
そんなハルに、
「じゃあ行きましょ!人が多いから手を離さないでね!」
そう言ってハルの手を引くツィア。
「...はい...」
ハルは頬を染めると、ギュッとツィアの手を握り返すのだった。
二人がイベント会場に行ってみると、『武闘大会』と書かれた掲示板があった。
「なになに...『武器、魔法なんでもあり。相手を降参させるか場外に出した方の勝ち。ただし命を奪った者は失格』か...」
その言葉を聞いたハルは、
「ツィアさん、出てみたらいかがですか?優勝、間違いなしですよ!」
そう言ってくるが、
「私が出てもねぇ...順当すぎて盛り上がらないでしょ...」
ツィアは乗り気ではないようだった。
「そうですね!...あっ!優勝賞品について書かれてますよ!...えっと...『氷の精霊』?!」
ハルは大声を上げてしまう。
見ると、会場の隅に白い姿をした人型の魔物が檻に入れられていた。
「ちょっと!なんでこんなところに氷の精霊がいるのよ!」
ツィアが思わず大声で叫ぶと、
「おや?誰かと思えば大賢者様じゃないですか!大賢者様も武闘大会をご覧に?」
そう言って、大会の主催者らしい男がやってきた。
「あなた、ここの責任者?」
ツィアが聞くと、
「はい、そうですが...」
その男はそう答える。
「あの魔物はどうしたの?」
ツィアが氷の精霊を指差すと、
「ああ。街の近くで弱っていたので捕まえたんです。大会の賞品にもってこいだと思いまして...」
主催者は事情を説明した。
「氷の精霊は寒いところじゃないと体力を奪われてどんどん弱っていきます!このままだと...」
ハルが悲痛な声を上げると、
「そうね!逃がしてあげられないの?」
ツィアもお願いをする。しかし、
「いくら大賢者様の頼みでも...これを目玉に出場者も来てますし、今更は...」
主催者は渋い顔をする。
「じゃあ、私が出るわ!優勝したら私の好きにしていいのよね?」
ツィアがそう言うが、
「さすがに大賢者様は...子供の大会に大人が出るようなものです!」
主催者は聞き入れてくれない。すると、
「じゃあ、私が出ます!」
「えっ?!」
ツィアはいつになく精悍な顔で立候補したハルを見て驚いた。
「この子は...」
主催者が不審そうにハルを見つめるが、
「ハルは...えっと...弟子!そう!私の弟子よ!それならいいでしょう!」
ツィアが咄嗟にそう言ってハルに加勢した。
「はあ。お弟子さんを育てておいでで...それなら構いませんが...」
主催者の言葉に、
「やった!ハル!頑張って優勝してね!」
ツィアはうれしそうにハルの顔を見つめる。
しかしハルは、
「弟子...ですか...」
ちょっと不満そうな顔をしていたのだった。
またハルが歓声を上げている。今日、何度目だろうか?
「ふふふ。ここは洋服やアクセサリーを売ってるのよ!」
ツィアがそんなハルに説明をする。
ツィアたちは市場で食料品を調達した後、一度、モンスターハウスに戻り、冷蔵庫に保管をしてから戻ってきていた。
モンスターハウスは小さくしてツィアの帽子の中に入れてある。
手ぶらで歩けるのはとても都合が良かった。
今は服飾関係の店が並ぶ通りに二人は来ている。
「あっ!これ可愛い!これも!」
ハルはアクセサリーに興味があるようだ。
いろいろ見て回っている。
「ふふふ。なんでも買ってあげる!洋服でも...し、下着が欲しかったら下着でもいいわよ!」
ツィアが顔を赤くしながらそう言うと、
「ツィアさんは私に下着をつけて欲しいんですか?」
ハルがそんなことを聞いてくる。
「えっ?!...あっ...その...」
(...服を着てるんだったらつけてない方がいいけど、下着姿も見てみたいかも...ってなに考えてるの!!)
ツィアの思考は少しエッチな方向に向かっていた。
「...なんでも...いいですよ...」
「えっ?!」
頬を染めながらツィアを見つめてくるハルにツィアは戸惑ってしまう。
「な、なんでもって...」
「...ツィアさんの好きな服をツィアさんの好きな時に着てあげます...どんな...服でも...」
ハルはそう答えると真っ赤になって俯いてしまった。
「・・・」
(どんな服でもって...な、何もつけないとか...)
ツィアはハルの言葉の意味を深読みしてしまう。黙っていると、
「だからツィアさんが私に着て欲しい服を買ってください...し、下着も...ツィアさんが見たいのを...」
ハルは更に言葉を続けた。
「そ、そ、そんな!ハルの下着姿なんて!」
ツィアが慌ててそう口にすると、
「...興味...ないですか?」
ハルは寂しそうな顔をした。
「そ、そ、そんなことないけど...」
(私、なに言ってるの~~~~!!)
ツィアは自分で答えておいて、自己嫌悪に陥る。
「...なんでも...言ってくださいね!...私...ツィアさんの言うことならイヤとは言いませんから...」
そんなツィアをよそにハルは再び、頬を染めるとそう言った。
ハルの『なんでも』がどう意味で言ったのかは分からない。しかし、
「『なんでも』って...」
(と、当然、最後まで...)
そのセリフに真っ赤になって戸惑ってしまうツィア。
しばらくすると、ハルはそんなツィアから目を逸らし、
「あっ!これ可愛い!」
また商品の物色を始めるのだった。
そうしているうちに、
「あっ!これ、とっても素敵です!...欲しいなぁ...」
ハルが露店で売っている髪飾りに興味を示した。
「あら。本当ね!ハルに似合うんじゃない?」
ツィアが覗き込むと、蝶の形をした銀の髪飾りだった。
細工も細かく、デザインも可愛らしい。
「そうですか?...でも...ツィアさんにって思ったんです!」
ハルは少し顔を赤くするとそう言った。
「わ、私に?!」
ツィアが驚いていると、
「よ、良かったら...お揃いで...つけませんか?」
ハルが上目でツィアを窺いながら聞いてくる。
(可愛い!)
そう思ったツィアは無意識に答えていた。
「もちろんいいわよ!ハルとお揃い!うれしいわ!」
(って恋人でもないのに...って私とハルはそんなんじゃない!...べ、別に仲のいい友達がお揃いのアクセつけてても変じゃないわよね!)
自分の言葉に一瞬、ドキリとしたがそう思い直すと、すました顔を必死で取り繕う。
「本当ですか?!...ツィアさんとお揃い...とっても...うれしいです...」
ハルは顔を真っ赤にして恥ずかしそうに下を向いていた。
(その顔も可愛い!どうしてそんなに可愛いの!)
そう思ったツィアは早速、露天商に声をかける。
「この髪飾り、二つちょうだい!」
「あいよ!金貨1枚だ!」
大体10万円くらいの相場になる。
明らかに吹っ掛けられているが、お金なら使い切れないほどある。
価格交渉をしている時間があったら、ハルをいろんな場所に連れていってあげたかった。
「はい!」
「えっ!」
当たり前に言い値を払ってきたツィアに露天商は一瞬、驚いた顔をしたが、すぐに取り繕うと、
「お嬢さん!いい買い物をしたね!これからもひいきに頼むよ!」
そう言って作り笑いを浮かべ、もみ手をしている。
「ありがとう!」
ツィアは髪飾りを受け取ると、興味なさげにその場を離れた。
そして、通りを抜けた先にある広場に着くと、
「つけてあげるわね!」
笑顔でハルにそう言う。
「わ、私もツィアさんに...」
ハルもそう言って、ツィアから髪飾りを一つ受け取った。
「・・・」
「・・・」
二人でお互いの髪に髪飾りを挿してあげる。
最も綺麗に見える挿し方を考えて何度か、つけ直した。そして、
「とっても綺麗です!」
「ハルだって!」
そう言葉を交わすと二人で微笑む。
幸せな時間が二人の間に流れた。
そうしていると、
「さあ!今日のメインイベント!参加締め切りはもうすぐだよ!迷ってる人は急いでくれ!」
どこからか大きな声が聞こえてきた。
「なんですか?」
ハルが驚いた様子で口にすると、
「ああ!ちょうどここで催し物をしてるみたいね!行ってみる?」
ツィアがハルに聞く。
「『催し物』?よく分かりませんが、楽しそうです!」
そんなハルに、
「じゃあ行きましょ!人が多いから手を離さないでね!」
そう言ってハルの手を引くツィア。
「...はい...」
ハルは頬を染めると、ギュッとツィアの手を握り返すのだった。
二人がイベント会場に行ってみると、『武闘大会』と書かれた掲示板があった。
「なになに...『武器、魔法なんでもあり。相手を降参させるか場外に出した方の勝ち。ただし命を奪った者は失格』か...」
その言葉を聞いたハルは、
「ツィアさん、出てみたらいかがですか?優勝、間違いなしですよ!」
そう言ってくるが、
「私が出てもねぇ...順当すぎて盛り上がらないでしょ...」
ツィアは乗り気ではないようだった。
「そうですね!...あっ!優勝賞品について書かれてますよ!...えっと...『氷の精霊』?!」
ハルは大声を上げてしまう。
見ると、会場の隅に白い姿をした人型の魔物が檻に入れられていた。
「ちょっと!なんでこんなところに氷の精霊がいるのよ!」
ツィアが思わず大声で叫ぶと、
「おや?誰かと思えば大賢者様じゃないですか!大賢者様も武闘大会をご覧に?」
そう言って、大会の主催者らしい男がやってきた。
「あなた、ここの責任者?」
ツィアが聞くと、
「はい、そうですが...」
その男はそう答える。
「あの魔物はどうしたの?」
ツィアが氷の精霊を指差すと、
「ああ。街の近くで弱っていたので捕まえたんです。大会の賞品にもってこいだと思いまして...」
主催者は事情を説明した。
「氷の精霊は寒いところじゃないと体力を奪われてどんどん弱っていきます!このままだと...」
ハルが悲痛な声を上げると、
「そうね!逃がしてあげられないの?」
ツィアもお願いをする。しかし、
「いくら大賢者様の頼みでも...これを目玉に出場者も来てますし、今更は...」
主催者は渋い顔をする。
「じゃあ、私が出るわ!優勝したら私の好きにしていいのよね?」
ツィアがそう言うが、
「さすがに大賢者様は...子供の大会に大人が出るようなものです!」
主催者は聞き入れてくれない。すると、
「じゃあ、私が出ます!」
「えっ?!」
ツィアはいつになく精悍な顔で立候補したハルを見て驚いた。
「この子は...」
主催者が不審そうにハルを見つめるが、
「ハルは...えっと...弟子!そう!私の弟子よ!それならいいでしょう!」
ツィアが咄嗟にそう言ってハルに加勢した。
「はあ。お弟子さんを育てておいでで...それなら構いませんが...」
主催者の言葉に、
「やった!ハル!頑張って優勝してね!」
ツィアはうれしそうにハルの顔を見つめる。
しかしハルは、
「弟子...ですか...」
ちょっと不満そうな顔をしていたのだった。
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