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Legend 17. 氷の精霊のお礼
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「ここで...いいかしら?」
雪の中でバッタリと倒れ込むツィア。
なんとか氷の精霊を山頂付近まで連れてきたが、寒さで体が動かなくなり始めている。
「はい。ここまで来れば大丈夫です!」
氷の精霊は元気そうに飛び回っている。
童謡『ゆき』の犬のようだ。
「大丈夫ですか?ツィアさん!」
代わりにハルがツィアの背中に抱きついた。
途端に周りの雪が解け、花が咲き始める。
「あったかい...ありがとう...ハル...」
ツィアはホッとした様子で体を休めた。
「こんなに冷たくなって...少し回復しますね!...ヒール!」
ハルが回復魔法を使う。
その様子を見た氷の精霊は、一人、浮かれていたことを恥じる。
「ご、ごめんなさい!私のためにそこまで頑張っていただいたのに、私ったら...」
しかし、ツィアは平然とした顔で言う。
「このくらいなんてことないわよ!...魔王を倒す旅ではもっと大変なことがたくさんあったわ!それこそ命を落としかけるような...」
「ふふふ!」
しかし、それを聞いたハルが笑った。
「な、何が可笑しいの?」
ツィアが照れた様子で尋ねると、
「...やっぱり優しい人ですね!ツィアさんは...氷の精霊さんに気を使わせないように...」
ハルはそう言って微笑む。すると、
「そ、そんなんじゃないわよ!本当にこれくらいなんでもないの!!」
顔を赤くしながら立ち上がるツィア。そんなツィアを見て、
「本当に大丈夫ですか?もう少し休んだ方が...」
ハルは心配するが、
「大丈夫!ハルのおかげで体もあったまったし、もう平気よ!」
体を捻って体操のような動きをしながらツィアが笑いかける。
しかし、ハルはギュッとツィアを後ろから抱きしめると、
「...やっぱりまだ冷たいです!もっと暖めないと...よ、良ければ直接、肌で...」
そう言ってワンピースの裾に手をかける。
そして、一瞬、思い切ったような表情を見せると、ワンピースをめくり始めたが、
「だ、だ、大丈夫!!本当に大丈夫だから!!」
ツィアは慌ててそれを止めたのだった。
「あ、あの...そういうことは私が帰った後で...」
その声に氷の精霊を見ると、困ったように目を逸らせていた。
「「!!」」
その様子を見た二人が顔を真っ赤にしながら俯いていると、
「ごめんなさい。お忙しいところ...でも、最後にお礼をさせてください!」
氷の精霊は申し訳なさそうにそう言ってきた。
「べ、べ、別に忙しいわけじゃ...」
ツィアは必死に言い訳しているが、
「ふふふ。私がいなくなった後が楽しみですね!」
「「!!」」
その言葉に二人はまた頬を染めてしまった。
「ではあまり時間をかけてもなんですので...」
そう言うと氷の精霊は雪をすくって手のひらの上に乗せると、何かを念じ始めた。
すると、雪がだんだんと何かの形を作り出す。
「あれは!」
ツィアが驚きの声を上げた。
「ご存じですか?さすがです!」
氷の精霊の手の上にはいつの間にかキラキラ輝く、氷でできた首飾りがあった。
「それって『氷の首飾り』よね!」
ツィアが氷の精霊に問いただす。
「そうです。我が部族に代々伝わる秘法によって作られるこの首飾りは、あらゆる熱によるダメージを無効化します!」
そう言って、氷の精霊が首飾りをツィアに手渡した。
「いいの?そんな大事なもの...」
ツィアは恐る恐る聞くが、
「はい。なんのゆかりもない私を大変な苦労をかけて助けていただいた上に、魔王様まで倒していただき、我が部族の窮地を救っていただきました!これくらいしなければ長老に怒られてしまいます!」
氷の精霊はにっこり笑ってそう言う。
「...これ...魔王を倒す旅で大活躍した...今はエリザが持ってるはずだけど...」
首飾りを見ながら昔を懐かしむツィア。しかし、あることに気づく。
(あれ?エリザのことを考えても辛くない...ちょっと前までは思い出すだけで胸が苦しくなったのに...)
ツィアが呆けていると、ハルがふと口にした。
「氷の精霊さんもそれをつけて街に行けばよかったのに!」
「「あっ!」」
ツィアと氷の精霊が同時に声を上げた。
「なんでそうしなかったのよ!」
呆れるツィアと、
「そういえば...言われてみればそうですね!」
お茶目に舌を出している氷の精霊。
「ふふふ。『天然』ってこういう人のことを言うんですかね!」
ハルが笑いながらツィアに聞いてくる。
「まさかハルからそんなセリフを聞く日が来るとはね...」
ツィアがしみじみと感じていると、氷の精霊が話し出す。
「でも、もうこりごりです!人間の街に近づくのはやめておきます!」
「そうね!そうした方がいいわ!...少なくともハルに『天然』って言われてるようじゃ心配だわ!」
その言葉にツィアも賛成する。
「でも...」
「なによ?」
そこで言葉を止めた氷の精霊にツィアが続きを促すと、
「『いい人間もいる』ってことも分かりました!いつか魔物と人間が仲良くできたらいいなぁ...」
氷の精霊はそんなことを口にした。
「そうね...いつか...そんな日が来るといいわね!」
ツィアが笑って応えると、
「まずはツィアさんと春の精霊様が仲良くなるところから始めてはいかがですか?」
氷の精霊が意地悪な顔で提案してくる。
「い、今でも仲いいけど...」
ツィアはすました顔を取り繕っているが、
「今、お二人が頭の中で考えていることをするんですよ!」
氷の精霊がそう言った途端、
<ボッ!!>
ツィアとハルの顔から蒸気が上がったような錯覚を覚える。
「な、な、な、そんなことハルが許してくれるわけが!!」
「そ、そ、そうですよ!!ツィアさんが私なんかに...」
慌てて声を上げてしまう二人。
次いで、顔を見合わせると、
「・・・」
「・・・」
更に顔を赤くし、無言で俯き合ってしまった。
「ふふふ。その日が楽しみですね!」
氷の精霊の言葉に、
「もう...」
そうつぶやいたツィアだった。
「それじゃ私はもう帰ります!みんなにも魔王様が倒されたことを伝えますね!きっと喜びます!」
氷の精霊が別れの挨拶をする。
「そうね!いつかみんな仲良く暮らせる日が来るまで、ここで大人しくしてるのよ!」
ツィアが心配そうに言うと、
「はい!それと...『人間にもいい人がいる』ってことも伝えておきます!本当にありがとうございました!」
氷の精霊は深く頭を下げると雪の中に消えていった。
「...面白い子だったわね!」
ツィアがふと口にすると、
「そうですね!...な、何か変なこと言ってましたけど...」
ハルはそう言って顔を赤くする。
「そ、そうね!...べ、別に気にしなくていいわよ!私はそんなこと思ってないから!」
ツィアがすました顔で答えると、
「...そうですよね...ツィアさんにとって、私は...」
(ただの弟子...)
ハルは悲しそうな顔をする。
それに気づいたのか気づいていないのか分からないが、
「じゃあ、早く山を下りましょうか?ここで泊まるのはちょっと寒いわ!」
ツィアがハルにそう持ちかける。
見れば、辺りが暗くなり始めている。
「はい...でも...良かったら...」
ハルが言いにくそうに口を止めた。
「なに?」
ツィアが聞くと、
「わ、私も...おんぶ...してもらえますか?」
真っ赤な顔でハルがお願いしてくる。
「えっ?!...でも...」
ツィアが躊躇していると、
「や、やっぱりいいです!」
ハルが来た方向へと飛び立とうとした。しかし、
「待って!!」
その手をツィアがとる。
「どうしたんですか?」
ハルが首を傾げると、
「その...寒いから...くっついていて!...おんぶ...してあげる...」
ツィアが顔を真っ赤にしながら途切れ途切れに言う。
「はい!!」
ハルはありったけの笑顔で応えるのだった。
☆彡彡彡
帰り道。ツィアの背中でハルが聞いてきた。
「私と...氷の精霊さんと...どっちがいいですか?」
ハルはツィアが氷の精霊を背負っていたことにちょっと嫉妬しているようだ。
「そんなのハルに決まってるじゃない!」
ツィアは言う。
(だって...あったかいし...それだけよ!他に意味はないわ!)
すると、
「うれしい!!」
ハルがギュッと抱きついてきた。
「ちょ、ちょっと!胸が!」
ツィアが赤くなるが、
「ふふふ!今日はサービスです!」
ハルはこれでもかと胸をすりつける。
「ハ、ハル!!」
熱を帯びたツィアの声を聞きながらハルは思っていた。
(今回の件で分かりました...私、ツィアさんが好き!!...今は...ただの弟子だけど...いつか...きっと...)
ハルはツィアの紅潮した顔に頬をすりつけるのだった。
雪の中でバッタリと倒れ込むツィア。
なんとか氷の精霊を山頂付近まで連れてきたが、寒さで体が動かなくなり始めている。
「はい。ここまで来れば大丈夫です!」
氷の精霊は元気そうに飛び回っている。
童謡『ゆき』の犬のようだ。
「大丈夫ですか?ツィアさん!」
代わりにハルがツィアの背中に抱きついた。
途端に周りの雪が解け、花が咲き始める。
「あったかい...ありがとう...ハル...」
ツィアはホッとした様子で体を休めた。
「こんなに冷たくなって...少し回復しますね!...ヒール!」
ハルが回復魔法を使う。
その様子を見た氷の精霊は、一人、浮かれていたことを恥じる。
「ご、ごめんなさい!私のためにそこまで頑張っていただいたのに、私ったら...」
しかし、ツィアは平然とした顔で言う。
「このくらいなんてことないわよ!...魔王を倒す旅ではもっと大変なことがたくさんあったわ!それこそ命を落としかけるような...」
「ふふふ!」
しかし、それを聞いたハルが笑った。
「な、何が可笑しいの?」
ツィアが照れた様子で尋ねると、
「...やっぱり優しい人ですね!ツィアさんは...氷の精霊さんに気を使わせないように...」
ハルはそう言って微笑む。すると、
「そ、そんなんじゃないわよ!本当にこれくらいなんでもないの!!」
顔を赤くしながら立ち上がるツィア。そんなツィアを見て、
「本当に大丈夫ですか?もう少し休んだ方が...」
ハルは心配するが、
「大丈夫!ハルのおかげで体もあったまったし、もう平気よ!」
体を捻って体操のような動きをしながらツィアが笑いかける。
しかし、ハルはギュッとツィアを後ろから抱きしめると、
「...やっぱりまだ冷たいです!もっと暖めないと...よ、良ければ直接、肌で...」
そう言ってワンピースの裾に手をかける。
そして、一瞬、思い切ったような表情を見せると、ワンピースをめくり始めたが、
「だ、だ、大丈夫!!本当に大丈夫だから!!」
ツィアは慌ててそれを止めたのだった。
「あ、あの...そういうことは私が帰った後で...」
その声に氷の精霊を見ると、困ったように目を逸らせていた。
「「!!」」
その様子を見た二人が顔を真っ赤にしながら俯いていると、
「ごめんなさい。お忙しいところ...でも、最後にお礼をさせてください!」
氷の精霊は申し訳なさそうにそう言ってきた。
「べ、べ、別に忙しいわけじゃ...」
ツィアは必死に言い訳しているが、
「ふふふ。私がいなくなった後が楽しみですね!」
「「!!」」
その言葉に二人はまた頬を染めてしまった。
「ではあまり時間をかけてもなんですので...」
そう言うと氷の精霊は雪をすくって手のひらの上に乗せると、何かを念じ始めた。
すると、雪がだんだんと何かの形を作り出す。
「あれは!」
ツィアが驚きの声を上げた。
「ご存じですか?さすがです!」
氷の精霊の手の上にはいつの間にかキラキラ輝く、氷でできた首飾りがあった。
「それって『氷の首飾り』よね!」
ツィアが氷の精霊に問いただす。
「そうです。我が部族に代々伝わる秘法によって作られるこの首飾りは、あらゆる熱によるダメージを無効化します!」
そう言って、氷の精霊が首飾りをツィアに手渡した。
「いいの?そんな大事なもの...」
ツィアは恐る恐る聞くが、
「はい。なんのゆかりもない私を大変な苦労をかけて助けていただいた上に、魔王様まで倒していただき、我が部族の窮地を救っていただきました!これくらいしなければ長老に怒られてしまいます!」
氷の精霊はにっこり笑ってそう言う。
「...これ...魔王を倒す旅で大活躍した...今はエリザが持ってるはずだけど...」
首飾りを見ながら昔を懐かしむツィア。しかし、あることに気づく。
(あれ?エリザのことを考えても辛くない...ちょっと前までは思い出すだけで胸が苦しくなったのに...)
ツィアが呆けていると、ハルがふと口にした。
「氷の精霊さんもそれをつけて街に行けばよかったのに!」
「「あっ!」」
ツィアと氷の精霊が同時に声を上げた。
「なんでそうしなかったのよ!」
呆れるツィアと、
「そういえば...言われてみればそうですね!」
お茶目に舌を出している氷の精霊。
「ふふふ。『天然』ってこういう人のことを言うんですかね!」
ハルが笑いながらツィアに聞いてくる。
「まさかハルからそんなセリフを聞く日が来るとはね...」
ツィアがしみじみと感じていると、氷の精霊が話し出す。
「でも、もうこりごりです!人間の街に近づくのはやめておきます!」
「そうね!そうした方がいいわ!...少なくともハルに『天然』って言われてるようじゃ心配だわ!」
その言葉にツィアも賛成する。
「でも...」
「なによ?」
そこで言葉を止めた氷の精霊にツィアが続きを促すと、
「『いい人間もいる』ってことも分かりました!いつか魔物と人間が仲良くできたらいいなぁ...」
氷の精霊はそんなことを口にした。
「そうね...いつか...そんな日が来るといいわね!」
ツィアが笑って応えると、
「まずはツィアさんと春の精霊様が仲良くなるところから始めてはいかがですか?」
氷の精霊が意地悪な顔で提案してくる。
「い、今でも仲いいけど...」
ツィアはすました顔を取り繕っているが、
「今、お二人が頭の中で考えていることをするんですよ!」
氷の精霊がそう言った途端、
<ボッ!!>
ツィアとハルの顔から蒸気が上がったような錯覚を覚える。
「な、な、な、そんなことハルが許してくれるわけが!!」
「そ、そ、そうですよ!!ツィアさんが私なんかに...」
慌てて声を上げてしまう二人。
次いで、顔を見合わせると、
「・・・」
「・・・」
更に顔を赤くし、無言で俯き合ってしまった。
「ふふふ。その日が楽しみですね!」
氷の精霊の言葉に、
「もう...」
そうつぶやいたツィアだった。
「それじゃ私はもう帰ります!みんなにも魔王様が倒されたことを伝えますね!きっと喜びます!」
氷の精霊が別れの挨拶をする。
「そうね!いつかみんな仲良く暮らせる日が来るまで、ここで大人しくしてるのよ!」
ツィアが心配そうに言うと、
「はい!それと...『人間にもいい人がいる』ってことも伝えておきます!本当にありがとうございました!」
氷の精霊は深く頭を下げると雪の中に消えていった。
「...面白い子だったわね!」
ツィアがふと口にすると、
「そうですね!...な、何か変なこと言ってましたけど...」
ハルはそう言って顔を赤くする。
「そ、そうね!...べ、別に気にしなくていいわよ!私はそんなこと思ってないから!」
ツィアがすました顔で答えると、
「...そうですよね...ツィアさんにとって、私は...」
(ただの弟子...)
ハルは悲しそうな顔をする。
それに気づいたのか気づいていないのか分からないが、
「じゃあ、早く山を下りましょうか?ここで泊まるのはちょっと寒いわ!」
ツィアがハルにそう持ちかける。
見れば、辺りが暗くなり始めている。
「はい...でも...良かったら...」
ハルが言いにくそうに口を止めた。
「なに?」
ツィアが聞くと、
「わ、私も...おんぶ...してもらえますか?」
真っ赤な顔でハルがお願いしてくる。
「えっ?!...でも...」
ツィアが躊躇していると、
「や、やっぱりいいです!」
ハルが来た方向へと飛び立とうとした。しかし、
「待って!!」
その手をツィアがとる。
「どうしたんですか?」
ハルが首を傾げると、
「その...寒いから...くっついていて!...おんぶ...してあげる...」
ツィアが顔を真っ赤にしながら途切れ途切れに言う。
「はい!!」
ハルはありったけの笑顔で応えるのだった。
☆彡彡彡
帰り道。ツィアの背中でハルが聞いてきた。
「私と...氷の精霊さんと...どっちがいいですか?」
ハルはツィアが氷の精霊を背負っていたことにちょっと嫉妬しているようだ。
「そんなのハルに決まってるじゃない!」
ツィアは言う。
(だって...あったかいし...それだけよ!他に意味はないわ!)
すると、
「うれしい!!」
ハルがギュッと抱きついてきた。
「ちょ、ちょっと!胸が!」
ツィアが赤くなるが、
「ふふふ!今日はサービスです!」
ハルはこれでもかと胸をすりつける。
「ハ、ハル!!」
熱を帯びたツィアの声を聞きながらハルは思っていた。
(今回の件で分かりました...私、ツィアさんが好き!!...今は...ただの弟子だけど...いつか...きっと...)
ハルはツィアの紅潮した顔に頬をすりつけるのだった。
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