48 / 55
Panic 48. ポワンのもとへ!
しおりを挟む
「帰ってこないわね...」
終業式の後、マコリンはリムジンの前でつぶやいていた。
あれから3日。マコリンは今か今かとポワンの帰りを待ち続けた。
物音がすれば振り返り、人に呼ばれれば『ポワンかも』と期待した。
「なんで帰ってこないのよ!!」
マコリンは苛立ちを露わにする。
「大丈夫ですよ!きっとポワンはもうすぐ戻ってきます!」
運転手が慰めるように声をかけてくるが、マコリンはふと、初めて黒い渦が現れた場所を見る。
「ここから全ては始まったのよね...初めは迷惑だった...でも...」
マコリンの胸が、ギュッと締めつけられるように苦しくなる。
(お願い!!帰ってきて!!なんでもするから!!)
マコリンはそっとリムジンに乗り込んだ。
☆彡彡彡
「お帰りなさいませ!」
屋敷に戻ると、使用人たちが出迎える。
「ポワンは?!」
マコリンは食い気味に尋ねるが、
「いえ...まだ...」
メイドは申し訳なさそうに答えるだけだった。
<コツコツ...>
マコリンは屋敷内を自分の部屋、目掛けて歩く。
使用人たちが普通に仕事をしている。
それがやけに腹立たしかった。
(なんでポワンたちがいないのに、普通にしてられるのよ!!もっと悲しがっても!!)
その時、一人のメイドがつぶやいた。
「ポワン、まだかしら?...コビトンたちとも仲良くなれたのに...」
すると、
「しっ!お嬢様がいらっしゃるわよ!その話は厳禁よ!」
別のメイドが叱りつける。
二人のメイドはマコリンを見ると、ニコッと愛想笑いをした。
(そっか!みんな心の中じゃポワンを待ってる!!私に思い出させないように振る舞ってるだけで...)
マコリンは学校での級友の会話を思い出していた。
『次は最後の体育ですわね!この暑いのに...』
『そうですわ!体育と聞いて喜ぶのはポワ...なんでもありませんわ!ほほほ!』
(学校のみんなも使用人たちもポワンを待ってる!...ポワンだってみんなに会いたいはず!来れないのには、何かわけがある!)
今更になって気づくマコリン。
(それなのに一人、イライラして...恥ずかしい...)
そしてキッと前を見ると、心に決めた。
「ポワンが戻れないのなら...私が迎えに行く!!」
一人、声を上げると自室に向かって走りだす。
「お嬢様!」
カバンを持って、慌ててついてくるメイド。
それに気づいたマコリンは、メイドからカバンを奪い取ると叫んだ。
「私は用があるから部屋に籠もるわ!習い事はキャンセルしといて!それと誰も部屋に入らないように!」
そう言いつけると、自室のドアに手をかけるのだった。
☆彡彡彡
「・・・」
自室で何もない空間を見つめているマコリン。
「夢で会ったあなた...いるの?」
返事はない。しかし、
「いるのならポワンのところまでゲートを開いて!!」
マコリンは構わず頼み込む。
<・・・>
しかし、何も起こる気配はない。
「お願い!!なんでもするから!!」
マコリンの目から涙がこぼれ落ちた。
その涙が床を濡らした瞬間、
<ブオン!>
目の前に黒い渦が現れた。
「ありがとう!」
マコリンは誰にともなく礼を言う。そして、
「行くわよ!ポワン、待ってて!!」
そう叫ぶと、渦に飛び込んでいくのだった。
☆彡彡彡
「ここは...」
渦をくぐり抜けたマコリンは、周りの景色を見て、つぶやく。
何度か見た風景。そして、
<キ~~~~~~!!>
甲高い声が空から聞こえる。
<ズシ~~~~ン!...ズシ~~~~ン!...>
大きな地響き。そして、
「おお!マコリンではないか!来てくれたのか?」
小さな妖精から声をかけられる。
「コビトン!コドラン!ゴレムン!」
マコリンがうれしそうに、声を上げる。
「わしもいるぞ!」
「私もですわ!」
「オークックン!オリヅルン!」
いなくなった皆が勢揃いだった。
思った通り、ポワンのいた世界だ。
「ポワンは?」
マコリンが聞くと、
「家の中じゃ!」
コビトンの一人が、丸太を組み上げて作られた、小さな小屋を指差す。
「ジュンもいるのよね?」
マコリンが念のために、確かめると、
「あの変な銀の服を着た女か?...ああ!一緒に中にいる」
同じコビトンが答えた。
「よし!!」
<パンッ!>
頬を両手で叩いて気合を入れると、マコリンは小屋へと走りだした。
「ポワン!!」
「マコリン!!」
家に入ってきたマコリンを見て、ポワンの顔が輝く。
「どうやって...」
ポワンは何か言いかけたが、
「助けてくれ~~~~ぇ!!」
マコリンに抱きついてきたジュン。
ポワンの言葉を遮って、泣き言を言っている。
「ちょっと!なんであなたが抱きついてくるのよ!!」
マコリンはツノを出して、ジュンを引き離そうとする。
「マコリンから離れて~~~!」
ポワンも二人がくっついてるのが気に入らないのか、ジュンを後ろから引っ張ると、ようやくジュンが離れた。
「なに?何があったの?」
マコリンはわけが分からない。
「それが...私たち、この世界に閉じ込められたんだ!」
「えっ?!」
ジュンの言葉に、唖然としてしまうマコリンだった。
「ふむふむ...」
ジュンの説明を聞いているマコリン。
マコリンとジュンはテーブルの椅子に、ポワンはベッドに腰掛けていた。
「...つまり、みんなを眠らせて、ポワンたちをここまで連れてきた。そして、逃げられないように、ゲートを封じる結界を張ったと...」
マコリンが話をまとめると、
「そうだ!結界はこの端末で操作できる!この世界全体に張って、ゲートの作成を阻害しているんだ!」
ジュンはスマホのような機械を見せた。
「でも、私は来れたけど...」
マコリンが言うと、
「それは外の世界でゲートを作成したからだろう...ゲートそのものを無効にする効果はない!」
ジュンが理由を述べる。
「それで自分も帰れなくなったと...」
マコリンが呆れた顔で聞くと、
「そうなんだ!ゲートを作成できないということは、私も元の世界へ帰れない...戻ろうとしてそれに気づいた...」
ジュンが目を閉じ、無念そうに口にする。
「...そのくらい考えなさいよ!」
マコリンがジト目で見つめると、
「面目ない!」
恥ずかしそうなジュン。
(意外とぬけてるのね...)
そう思ったマコリンだったが、続けて問いかける。
「でも、結界を操作できるってことは解除もできるんでしょ?ポワンたちも帰れることになるけど、背に腹は代えられないんじゃ...」
すると、
「...できないんだ...」
小さな声でつぶやくジュン。
「えっ?!結界は張れるけど、解除はできないの?!それって欠陥商品じゃ...」
マコリンが驚いていると、
「そうじゃないの!パスワードを忘れちゃったんだって!結界を張る時に設定するんだけど、それがないと解除できないの!」
ポワンが理由を説明してくれた。
「・・・」
ポカンと口を開けたまま、呆気にとられているマコリン。
「・・・」
ジュンは合わせる顔がないのか、窓の外を見ていた。
「あんたバカ?」
つい、そんなことを言ってしまうマコリンだったが、
「仕方ないだろう!パスワードは128文字以上の、数字と大文字小文字を交ぜたものでないといけないんだ!」
ジュンの言い訳に、
「長っ!」
思わず、本音を漏らすマコリン。
「私たちの世界は文明が進んでいるから、パスワードに求められる堅牢さもすさまじいんだ!」
ジュンから理由を聞いて、
「...っていうかもっと他の方法考えなさいよ!生体認証とかあるでしょ!」
マコリンがツッコむが、
「いや、長期に渡るハッカーとの戦いの中で、長いパスワードが一番、安全という結論になった...」
ジュンが経緯を説明する。
「そんなの覚えられるわけないじゃない!!実用性、皆無だわ!」
マコリンが当然の問題点を指摘すると、
「だから、こうやってメモ帳に...」
ジュンは英数字がびっしり書かれたメモ帳を見せてくる。
「...あんまり安全そうに見えないけど...」
もはや呆れを通り越して、真顔になってしまっているマコリンだったが、
「じゃあ、その通り、入力したらいいんじゃないの?」
当たり前の助言をする。
「それが書き間違ったみたいで、パスワードが通らないんだって!」
また、ポワンが理由を教えてくれた。
「そりゃ、これだけ長いとね...」
(っていうか、日常生活で頻発してるんじゃ...)
マコリンがため息をついていると、
「お前は自分の世界から来たのだろう?どうやって来たのかは、この際、どうでもいい!ゲートまで案内してくれ!」
ジュンが両手を合わせて、頼み込んできた。
「仕様がないわね!」
そう言って、小屋の外に出た3人だったが...
「「「・・・」」」
ゲートはすでに消えてしまっていた...
終業式の後、マコリンはリムジンの前でつぶやいていた。
あれから3日。マコリンは今か今かとポワンの帰りを待ち続けた。
物音がすれば振り返り、人に呼ばれれば『ポワンかも』と期待した。
「なんで帰ってこないのよ!!」
マコリンは苛立ちを露わにする。
「大丈夫ですよ!きっとポワンはもうすぐ戻ってきます!」
運転手が慰めるように声をかけてくるが、マコリンはふと、初めて黒い渦が現れた場所を見る。
「ここから全ては始まったのよね...初めは迷惑だった...でも...」
マコリンの胸が、ギュッと締めつけられるように苦しくなる。
(お願い!!帰ってきて!!なんでもするから!!)
マコリンはそっとリムジンに乗り込んだ。
☆彡彡彡
「お帰りなさいませ!」
屋敷に戻ると、使用人たちが出迎える。
「ポワンは?!」
マコリンは食い気味に尋ねるが、
「いえ...まだ...」
メイドは申し訳なさそうに答えるだけだった。
<コツコツ...>
マコリンは屋敷内を自分の部屋、目掛けて歩く。
使用人たちが普通に仕事をしている。
それがやけに腹立たしかった。
(なんでポワンたちがいないのに、普通にしてられるのよ!!もっと悲しがっても!!)
その時、一人のメイドがつぶやいた。
「ポワン、まだかしら?...コビトンたちとも仲良くなれたのに...」
すると、
「しっ!お嬢様がいらっしゃるわよ!その話は厳禁よ!」
別のメイドが叱りつける。
二人のメイドはマコリンを見ると、ニコッと愛想笑いをした。
(そっか!みんな心の中じゃポワンを待ってる!!私に思い出させないように振る舞ってるだけで...)
マコリンは学校での級友の会話を思い出していた。
『次は最後の体育ですわね!この暑いのに...』
『そうですわ!体育と聞いて喜ぶのはポワ...なんでもありませんわ!ほほほ!』
(学校のみんなも使用人たちもポワンを待ってる!...ポワンだってみんなに会いたいはず!来れないのには、何かわけがある!)
今更になって気づくマコリン。
(それなのに一人、イライラして...恥ずかしい...)
そしてキッと前を見ると、心に決めた。
「ポワンが戻れないのなら...私が迎えに行く!!」
一人、声を上げると自室に向かって走りだす。
「お嬢様!」
カバンを持って、慌ててついてくるメイド。
それに気づいたマコリンは、メイドからカバンを奪い取ると叫んだ。
「私は用があるから部屋に籠もるわ!習い事はキャンセルしといて!それと誰も部屋に入らないように!」
そう言いつけると、自室のドアに手をかけるのだった。
☆彡彡彡
「・・・」
自室で何もない空間を見つめているマコリン。
「夢で会ったあなた...いるの?」
返事はない。しかし、
「いるのならポワンのところまでゲートを開いて!!」
マコリンは構わず頼み込む。
<・・・>
しかし、何も起こる気配はない。
「お願い!!なんでもするから!!」
マコリンの目から涙がこぼれ落ちた。
その涙が床を濡らした瞬間、
<ブオン!>
目の前に黒い渦が現れた。
「ありがとう!」
マコリンは誰にともなく礼を言う。そして、
「行くわよ!ポワン、待ってて!!」
そう叫ぶと、渦に飛び込んでいくのだった。
☆彡彡彡
「ここは...」
渦をくぐり抜けたマコリンは、周りの景色を見て、つぶやく。
何度か見た風景。そして、
<キ~~~~~~!!>
甲高い声が空から聞こえる。
<ズシ~~~~ン!...ズシ~~~~ン!...>
大きな地響き。そして、
「おお!マコリンではないか!来てくれたのか?」
小さな妖精から声をかけられる。
「コビトン!コドラン!ゴレムン!」
マコリンがうれしそうに、声を上げる。
「わしもいるぞ!」
「私もですわ!」
「オークックン!オリヅルン!」
いなくなった皆が勢揃いだった。
思った通り、ポワンのいた世界だ。
「ポワンは?」
マコリンが聞くと、
「家の中じゃ!」
コビトンの一人が、丸太を組み上げて作られた、小さな小屋を指差す。
「ジュンもいるのよね?」
マコリンが念のために、確かめると、
「あの変な銀の服を着た女か?...ああ!一緒に中にいる」
同じコビトンが答えた。
「よし!!」
<パンッ!>
頬を両手で叩いて気合を入れると、マコリンは小屋へと走りだした。
「ポワン!!」
「マコリン!!」
家に入ってきたマコリンを見て、ポワンの顔が輝く。
「どうやって...」
ポワンは何か言いかけたが、
「助けてくれ~~~~ぇ!!」
マコリンに抱きついてきたジュン。
ポワンの言葉を遮って、泣き言を言っている。
「ちょっと!なんであなたが抱きついてくるのよ!!」
マコリンはツノを出して、ジュンを引き離そうとする。
「マコリンから離れて~~~!」
ポワンも二人がくっついてるのが気に入らないのか、ジュンを後ろから引っ張ると、ようやくジュンが離れた。
「なに?何があったの?」
マコリンはわけが分からない。
「それが...私たち、この世界に閉じ込められたんだ!」
「えっ?!」
ジュンの言葉に、唖然としてしまうマコリンだった。
「ふむふむ...」
ジュンの説明を聞いているマコリン。
マコリンとジュンはテーブルの椅子に、ポワンはベッドに腰掛けていた。
「...つまり、みんなを眠らせて、ポワンたちをここまで連れてきた。そして、逃げられないように、ゲートを封じる結界を張ったと...」
マコリンが話をまとめると、
「そうだ!結界はこの端末で操作できる!この世界全体に張って、ゲートの作成を阻害しているんだ!」
ジュンはスマホのような機械を見せた。
「でも、私は来れたけど...」
マコリンが言うと、
「それは外の世界でゲートを作成したからだろう...ゲートそのものを無効にする効果はない!」
ジュンが理由を述べる。
「それで自分も帰れなくなったと...」
マコリンが呆れた顔で聞くと、
「そうなんだ!ゲートを作成できないということは、私も元の世界へ帰れない...戻ろうとしてそれに気づいた...」
ジュンが目を閉じ、無念そうに口にする。
「...そのくらい考えなさいよ!」
マコリンがジト目で見つめると、
「面目ない!」
恥ずかしそうなジュン。
(意外とぬけてるのね...)
そう思ったマコリンだったが、続けて問いかける。
「でも、結界を操作できるってことは解除もできるんでしょ?ポワンたちも帰れることになるけど、背に腹は代えられないんじゃ...」
すると、
「...できないんだ...」
小さな声でつぶやくジュン。
「えっ?!結界は張れるけど、解除はできないの?!それって欠陥商品じゃ...」
マコリンが驚いていると、
「そうじゃないの!パスワードを忘れちゃったんだって!結界を張る時に設定するんだけど、それがないと解除できないの!」
ポワンが理由を説明してくれた。
「・・・」
ポカンと口を開けたまま、呆気にとられているマコリン。
「・・・」
ジュンは合わせる顔がないのか、窓の外を見ていた。
「あんたバカ?」
つい、そんなことを言ってしまうマコリンだったが、
「仕方ないだろう!パスワードは128文字以上の、数字と大文字小文字を交ぜたものでないといけないんだ!」
ジュンの言い訳に、
「長っ!」
思わず、本音を漏らすマコリン。
「私たちの世界は文明が進んでいるから、パスワードに求められる堅牢さもすさまじいんだ!」
ジュンから理由を聞いて、
「...っていうかもっと他の方法考えなさいよ!生体認証とかあるでしょ!」
マコリンがツッコむが、
「いや、長期に渡るハッカーとの戦いの中で、長いパスワードが一番、安全という結論になった...」
ジュンが経緯を説明する。
「そんなの覚えられるわけないじゃない!!実用性、皆無だわ!」
マコリンが当然の問題点を指摘すると、
「だから、こうやってメモ帳に...」
ジュンは英数字がびっしり書かれたメモ帳を見せてくる。
「...あんまり安全そうに見えないけど...」
もはや呆れを通り越して、真顔になってしまっているマコリンだったが、
「じゃあ、その通り、入力したらいいんじゃないの?」
当たり前の助言をする。
「それが書き間違ったみたいで、パスワードが通らないんだって!」
また、ポワンが理由を教えてくれた。
「そりゃ、これだけ長いとね...」
(っていうか、日常生活で頻発してるんじゃ...)
マコリンがため息をついていると、
「お前は自分の世界から来たのだろう?どうやって来たのかは、この際、どうでもいい!ゲートまで案内してくれ!」
ジュンが両手を合わせて、頼み込んできた。
「仕様がないわね!」
そう言って、小屋の外に出た3人だったが...
「「「・・・」」」
ゲートはすでに消えてしまっていた...
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる