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Secret31. ひかるとすみれの過去(魔力契約)
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●登場人物
・輝・ダークライト(ひかる):魔法少女専門グッズ店の店長。超絶美少女。すみれという理想のバイトを見つけた。
・紫野菫(すみれ):魔法少女大好き娘。ひかるのお店でバイトをすることになった。
・小松春桜子(さくら):元気が取り柄の14才!今回の件で聞き役で存在感を出すことの難しさを痛感した。
●前回のお話
私、輝・ダークライトと申します。
今回、当店におきましてアルバイトを雇うことに致しました。
張り紙をしてみたところ、『すみれ』という女の子が応募してきましたの。
最初は「中学生で大丈夫かしら」なんて思いましたが、物覚えもよろしいですし、何よりも、本人の希望が私の事情と完全に一致致しまして、運命のようなものを感じましたわ!
さて、明日から入っていただけるそうですので、早速、制服の製作にかからなければ...
「じゃあね。また遊びに来るよ!」
さくらはお気に入りの服を見つけたり、ひかるとすみれの出会いを知ったりと、大満足で帰っていったようだ。
「本当はまだ、続きがあるのですが...」
ひかるがつぶやく。
「そうね。あれが私の人生の転機だったといってもいいわ」
すみれもそう言うと、どちらからともなく、昔を思い出していたのであった。
・・・
「...」
「...」
翌日、学校の放課後、ひかるのお店ではすみれが早速、制服を試着していた。
鏡の前。二人とも無言である。
いや、悪くはない。でもどこかしら感じるこの違和感は何だろう...
長年、宝塚の男役みたいなポジションだったが故だろうか...
「やっぱり、私には無理だったのよ~~~!」
すみれが泣き出す。
「セリシール様のコスプレなんて自分の部屋でこっそり着て、にまにましてるのが私にはお似合いなのよ~~~!」
ひかるは慰める言葉を持たなかった。
その時、チッカーが一人、ひかるに何かを聞きに来たようだ。
「チィー」
「あれって...」
すみれがそれを見て愕然とする。
ひかるがあわててチッカーを追い返す。
「見てはいけません。人には見られたくない姿というものがあるのです!下がりなさい!」
「ちょっと、どういう意味だったのかしら?ひかるさん...」
すみれの額には青筋が浮かんでいる。
やれやれ、自分で否定をしておきながら、人とは業の深い生き物である。
「申し訳ありません。うちのチッカーが失礼しました」
「いや、自分の発言に思い当たる節はないんですか?...っていうか、やっぱりチッカー?!」
「あっ...いえ...あの...あの方の名前はチッカーさんというのですわ!」
「苦しすぎでしょ!あの格好、あのしゃべり方。他の人はごまかせても、生粋の魔法少女ファンである私はごまかせないわよ!」
他の人もごまかせないと思うが、まあ、いい。話を進めよう。
「すみれさん!...あなた、セリシール様のコスプレで仕事をしたいのですわよね?」
「なによ!ごまかさないで!」
「もし、一つだけ秘密を受け入れてくだされば、それも可能となります!」
ひかるは構わず話を進める。
「何よ、秘密って。今見たことを忘れろとでもいうの?」
「いいえ、その秘密を受け入れていただければ忘れる必要はありません。それよりもこれから話すことの方が重要ですの」
「...仮にその秘密を受け入れたとして、どうやって、この制服で仕事をするんですか?」
すみれは興味を引かれたようだ。ふと冷静さを取り戻す。
「あなたの姿形をかわいい服が似合う姿に変えることが可能になります。もちろん、いくつか条件がありますが...」
「興味が無いといえばウソになりますね。でも、もしその条件を受け入れることが出来なかった時はどうなるんですか?」
「これから話す内容に関する記憶を消させていただくことになりますわ。それが嫌でしたら、残念ながら当店で働いてもらうことは出来ません...」
すみれはしばらく考えた後、決心したように言った。
「聞かせてください。あなた方の事を!」
すみれが聞いた話は、言われてみれば合点が行く話であった。
ひかるが「ヒカル・ダークライト」そして後に「マテラス・ダークライト」として、悪の秘密結社、ダーク・ライトを率い、魔法少女と戦っている。
ひかるの美貌はずば抜けている。同じくヒカルの美貌も人並ではなかった。
姿形も、真実を知った今となっては「どうして気づかなかったのだろうか」と思うくらいだ。
先ほど見たチッカーもどうしてここにいるかの説明がつく。
「でも、ダーク・ライトがどうして、魔法少女専門店を?」
「それは私がセリシール様の大ファンだからですわ!」
その言葉に嘘がないのは今まで接してきたすみれなら分かる。
「魔法少女と戦うことにためらいはないのですか?」
「ありませんわ。悪の組織があるからセリシール様は輝けるのです!私たちが戦わなければ、誰がセリシール様を引き立てるというのです!」
その言葉には覚悟のようなものがあった。彼女の最も優先すべきは魔法少女!自分のことなどはどうでもよいのだ。
それはすみれを感動させるに十分な言葉だった。
「いいわ。あなた方を私は受け入れます。敵視することもしません。むしろ尊敬の念を感じるくらいです」
「ありがとうございます。さて、ここからはあなたがその姿を変えるために必要な条件に関してなのですが...」
ひかるは事細かに説明してくれた。
「まず、すみれさんには私たちの組織、ダーク・ライトに所属してもらう必要があります」
「魔法少女の敵になれと言うことですか?」
「はい。ただ、闘いには出ていただく必要はございません。組織の一員になっていただくだけで結構です」
「...セリシール様との闘いに同行することは可能ですか?」
「構いませんが、魔法戦から身を守る装備が必要になりますわね。まあ、それはこちらでご用意いたします」
「悪い話ではありませんね」
すみれは内心、喜んでいた。あこがれのセリシール様の近くに立つことが出来る。
それは、魔法少女と敵対する後ろめたさを凌駕する魅力を秘めていた。
「後は、私たちの組織と『魔力契約』を結んで頂く必要がございます」
「『魔力契約』とは?」
「はい。魔法を使用するには、私たちの組織が所有する魔力炉から魔力を供給する必要がございます」
すみれは『魔力炉』のところで怪訝な顔をしたが、構わずひかるは続ける。
「ただ、無条件とはいきません。禁止事項等があり、それを破った時点で魔力の供給は自動的に遮断されます。また、使用量の制限等もございます」
「禁止事項とは?」
「ダーク・ライトや魔力に関する情報の流出、他の組織との魔力契約が絶対禁止事項です。それ以外はこちらの書類でご確認ください」
「他の組織との魔力契約なんてありうるのですか?」
「魔法少女への勧誘があったとしてもそれを受けることは出来ません。まあ、無いとは思いますが」
「相変わらず失礼...いや正直な方ですね。どうせ、私が魔法少女なんて夢のまた夢ですよ!」
すみれは気分を害したようである。
「後、他の悪の組織とも契約出来ません」
「そっちは否定しないんですね...」
すみれはつっこむことで自らのプライドを守るすべを覚えた。
「こちらの書類にサインして頂ければ契約完了ですわ。契約すればお好みの姿に変身するための魔法陣を用意しましょう」
「魔法陣がいるのですか?」
「望みの魔法の発動は長年の修行が必要ですので、普通は魔法陣に魔力を流すことで、魔法の効力を発揮する方法を取ります。魔法少女もステッキに複数の魔法陣が刻まれているはずですわ」
「そうなんですね。私、てっきり何でも出来るようになるのかと...」
「まあ、現実はそんなに甘くないですわ。でも、多くの魔法陣を用意すれば済むことですし、今からでも修行をすれば簡単な魔法は使えるようになると思いますわ」
「大変そうですね。とりあえず、かわいい女の子に変身できればそれでいいです。後、セリシール様との闘いにも連れて行って下さいね!」
「分かりました。ではここにサインを...」
こうして、すみれはひかるのお店のバイト兼ダーク・ライトの一員になったのだった。
・・・
「懐かしいわね」
すみれが遠い目をしている。
「あの後、仲良くなるのにさほど時間はかかりませんでしたわね。私それがうれしくて...」
「まあ、同じ年だからね。初めて聞いた時はビックリしたけど」
「やっぱり老けて見えますのね...」
「いやいや、中学生くらいじゃお姉さんに見られる方がうれしいでしょ。本当にスタイルいいから高校生に見えるわよ。後、ヒカルの制服も見てるしね!」
「あれは今、思うとちょっと恥ずかしいですわ...やっぱり好きなだけじゃ駄目ですわね。似合うかも考えないと...」
「あんた、喧嘩売ってる?...でもヒカルの制服良かったわよ。今度あれで接客してみたら?」
「それはシャレになりませんわ~~~~!!」
「それもそうね!」
二人は今や最高のコンビになっていたのでした。
よかったね!ひかるちゃん!すみれちゃん!
・輝・ダークライト(ひかる):魔法少女専門グッズ店の店長。超絶美少女。すみれという理想のバイトを見つけた。
・紫野菫(すみれ):魔法少女大好き娘。ひかるのお店でバイトをすることになった。
・小松春桜子(さくら):元気が取り柄の14才!今回の件で聞き役で存在感を出すことの難しさを痛感した。
●前回のお話
私、輝・ダークライトと申します。
今回、当店におきましてアルバイトを雇うことに致しました。
張り紙をしてみたところ、『すみれ』という女の子が応募してきましたの。
最初は「中学生で大丈夫かしら」なんて思いましたが、物覚えもよろしいですし、何よりも、本人の希望が私の事情と完全に一致致しまして、運命のようなものを感じましたわ!
さて、明日から入っていただけるそうですので、早速、制服の製作にかからなければ...
「じゃあね。また遊びに来るよ!」
さくらはお気に入りの服を見つけたり、ひかるとすみれの出会いを知ったりと、大満足で帰っていったようだ。
「本当はまだ、続きがあるのですが...」
ひかるがつぶやく。
「そうね。あれが私の人生の転機だったといってもいいわ」
すみれもそう言うと、どちらからともなく、昔を思い出していたのであった。
・・・
「...」
「...」
翌日、学校の放課後、ひかるのお店ではすみれが早速、制服を試着していた。
鏡の前。二人とも無言である。
いや、悪くはない。でもどこかしら感じるこの違和感は何だろう...
長年、宝塚の男役みたいなポジションだったが故だろうか...
「やっぱり、私には無理だったのよ~~~!」
すみれが泣き出す。
「セリシール様のコスプレなんて自分の部屋でこっそり着て、にまにましてるのが私にはお似合いなのよ~~~!」
ひかるは慰める言葉を持たなかった。
その時、チッカーが一人、ひかるに何かを聞きに来たようだ。
「チィー」
「あれって...」
すみれがそれを見て愕然とする。
ひかるがあわててチッカーを追い返す。
「見てはいけません。人には見られたくない姿というものがあるのです!下がりなさい!」
「ちょっと、どういう意味だったのかしら?ひかるさん...」
すみれの額には青筋が浮かんでいる。
やれやれ、自分で否定をしておきながら、人とは業の深い生き物である。
「申し訳ありません。うちのチッカーが失礼しました」
「いや、自分の発言に思い当たる節はないんですか?...っていうか、やっぱりチッカー?!」
「あっ...いえ...あの...あの方の名前はチッカーさんというのですわ!」
「苦しすぎでしょ!あの格好、あのしゃべり方。他の人はごまかせても、生粋の魔法少女ファンである私はごまかせないわよ!」
他の人もごまかせないと思うが、まあ、いい。話を進めよう。
「すみれさん!...あなた、セリシール様のコスプレで仕事をしたいのですわよね?」
「なによ!ごまかさないで!」
「もし、一つだけ秘密を受け入れてくだされば、それも可能となります!」
ひかるは構わず話を進める。
「何よ、秘密って。今見たことを忘れろとでもいうの?」
「いいえ、その秘密を受け入れていただければ忘れる必要はありません。それよりもこれから話すことの方が重要ですの」
「...仮にその秘密を受け入れたとして、どうやって、この制服で仕事をするんですか?」
すみれは興味を引かれたようだ。ふと冷静さを取り戻す。
「あなたの姿形をかわいい服が似合う姿に変えることが可能になります。もちろん、いくつか条件がありますが...」
「興味が無いといえばウソになりますね。でも、もしその条件を受け入れることが出来なかった時はどうなるんですか?」
「これから話す内容に関する記憶を消させていただくことになりますわ。それが嫌でしたら、残念ながら当店で働いてもらうことは出来ません...」
すみれはしばらく考えた後、決心したように言った。
「聞かせてください。あなた方の事を!」
すみれが聞いた話は、言われてみれば合点が行く話であった。
ひかるが「ヒカル・ダークライト」そして後に「マテラス・ダークライト」として、悪の秘密結社、ダーク・ライトを率い、魔法少女と戦っている。
ひかるの美貌はずば抜けている。同じくヒカルの美貌も人並ではなかった。
姿形も、真実を知った今となっては「どうして気づかなかったのだろうか」と思うくらいだ。
先ほど見たチッカーもどうしてここにいるかの説明がつく。
「でも、ダーク・ライトがどうして、魔法少女専門店を?」
「それは私がセリシール様の大ファンだからですわ!」
その言葉に嘘がないのは今まで接してきたすみれなら分かる。
「魔法少女と戦うことにためらいはないのですか?」
「ありませんわ。悪の組織があるからセリシール様は輝けるのです!私たちが戦わなければ、誰がセリシール様を引き立てるというのです!」
その言葉には覚悟のようなものがあった。彼女の最も優先すべきは魔法少女!自分のことなどはどうでもよいのだ。
それはすみれを感動させるに十分な言葉だった。
「いいわ。あなた方を私は受け入れます。敵視することもしません。むしろ尊敬の念を感じるくらいです」
「ありがとうございます。さて、ここからはあなたがその姿を変えるために必要な条件に関してなのですが...」
ひかるは事細かに説明してくれた。
「まず、すみれさんには私たちの組織、ダーク・ライトに所属してもらう必要があります」
「魔法少女の敵になれと言うことですか?」
「はい。ただ、闘いには出ていただく必要はございません。組織の一員になっていただくだけで結構です」
「...セリシール様との闘いに同行することは可能ですか?」
「構いませんが、魔法戦から身を守る装備が必要になりますわね。まあ、それはこちらでご用意いたします」
「悪い話ではありませんね」
すみれは内心、喜んでいた。あこがれのセリシール様の近くに立つことが出来る。
それは、魔法少女と敵対する後ろめたさを凌駕する魅力を秘めていた。
「後は、私たちの組織と『魔力契約』を結んで頂く必要がございます」
「『魔力契約』とは?」
「はい。魔法を使用するには、私たちの組織が所有する魔力炉から魔力を供給する必要がございます」
すみれは『魔力炉』のところで怪訝な顔をしたが、構わずひかるは続ける。
「ただ、無条件とはいきません。禁止事項等があり、それを破った時点で魔力の供給は自動的に遮断されます。また、使用量の制限等もございます」
「禁止事項とは?」
「ダーク・ライトや魔力に関する情報の流出、他の組織との魔力契約が絶対禁止事項です。それ以外はこちらの書類でご確認ください」
「他の組織との魔力契約なんてありうるのですか?」
「魔法少女への勧誘があったとしてもそれを受けることは出来ません。まあ、無いとは思いますが」
「相変わらず失礼...いや正直な方ですね。どうせ、私が魔法少女なんて夢のまた夢ですよ!」
すみれは気分を害したようである。
「後、他の悪の組織とも契約出来ません」
「そっちは否定しないんですね...」
すみれはつっこむことで自らのプライドを守るすべを覚えた。
「こちらの書類にサインして頂ければ契約完了ですわ。契約すればお好みの姿に変身するための魔法陣を用意しましょう」
「魔法陣がいるのですか?」
「望みの魔法の発動は長年の修行が必要ですので、普通は魔法陣に魔力を流すことで、魔法の効力を発揮する方法を取ります。魔法少女もステッキに複数の魔法陣が刻まれているはずですわ」
「そうなんですね。私、てっきり何でも出来るようになるのかと...」
「まあ、現実はそんなに甘くないですわ。でも、多くの魔法陣を用意すれば済むことですし、今からでも修行をすれば簡単な魔法は使えるようになると思いますわ」
「大変そうですね。とりあえず、かわいい女の子に変身できればそれでいいです。後、セリシール様との闘いにも連れて行って下さいね!」
「分かりました。ではここにサインを...」
こうして、すみれはひかるのお店のバイト兼ダーク・ライトの一員になったのだった。
・・・
「懐かしいわね」
すみれが遠い目をしている。
「あの後、仲良くなるのにさほど時間はかかりませんでしたわね。私それがうれしくて...」
「まあ、同じ年だからね。初めて聞いた時はビックリしたけど」
「やっぱり老けて見えますのね...」
「いやいや、中学生くらいじゃお姉さんに見られる方がうれしいでしょ。本当にスタイルいいから高校生に見えるわよ。後、ヒカルの制服も見てるしね!」
「あれは今、思うとちょっと恥ずかしいですわ...やっぱり好きなだけじゃ駄目ですわね。似合うかも考えないと...」
「あんた、喧嘩売ってる?...でもヒカルの制服良かったわよ。今度あれで接客してみたら?」
「それはシャレになりませんわ~~~~!!」
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