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Secret33. セリシールVSヴィオレ
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●登場人物
・輝・ダークライト(ひかる):魔法少女専門グッズ店の店長。超絶美少女。現在、絶賛幼児化中!
= マテラス・ダークライト:秘密結社ダーク・ライトの首領。
・紫野菫(すみれ):ひかるのお店でバイトをしている。かわいいもの大好き!
= ヴィオレ:秘密結社ダーク・ライトの一員。戦闘経験はほとんどない。
・小松春桜子(さくら):元気が取り柄の14才!
= ラフェド・セリシール:魔法少女レフェドフルールの一員。そろそろ闘いの血が騒いでいるはず!
・レオポン:ライオンを模したマスコットキャラ。この前見たのはいつだったか...
●前回のお話
私、輝・ダークライトと申します。
昨日、魔力操作の修行をしておりましたところ、やりすぎて魔力回路にダメージを受けてしまいました。
対策の為、幼児期まで体を退行させていたのですが、そこにすみれが現れてもう大変!
あそこまで人が変わるとは思いませんでしたわ!
でも、私のツッコミ、なかなかのものでしたでしょう!癖になりそうですわ~~!
「はぁ、幸せ...」
すみれはちびひかるを膝の上に乗せ、頭をなでなでしている。
「もう。子供扱いして...セリシール様はどうしたのかしら」
とそこまで言ったところでひかるは大事な事を思い出した。
「はっ!今日はセリシール様との戦闘の予定がございましたわ。もう、あまり時間がございません。どういたしましょう?」
「それなら、『私がマテラスは病気だから来れない』って言ってきてあげるわ」
すみれが何事もないように言う。
「一人で大丈夫?」
「えっ、別に私だけなら戦闘にならないでしょ。物分かりの良さそうな娘だったし...」
「...そうですわね。ではお願いできますかしら?」
「いいわよ。確か、公園だったわよね。歩いて行ってくるわ」
「それはいけません!仮にも悪の組織ともあろうものがのこのこ歩いていくなど...」
「あんたの『悪』の定義、いまいち理解できないわ...」
「転移の魔法陣を用意しますわ。少しお待ちになってね」
そう言うと、なにやら戸棚から取り出してきた。
ひかるが持ってきたのは金属のブレスレットと、それに取り付けるであろう、いくつかのアクセサリー。
アクセサリーは色の着いた水晶のような形で、チェーンの先をブレスレットに取り付けるようだ。
「必要な魔法陣はと...」
ひかるはアクセサリーからいくつか選び出す。
「あら、かわいいデザインじゃない。それ何?」
「すみれが魔法を使えるように用意していた魔道具ですわ。水晶には魔法陣が埋め込まれていまして、握りながら魔力を流すと効果を発動しますの」
「へぇ、それは便利ね」
「とりあえず、『公園までの転移』と『お店までの転移』は絶対に必要ですわね」
そう言って、二種類の紫色の水晶をブレスレットに取り付ける。微妙に色合いが違うようだ。
「念のため『炎魔法』と『防御魔法』も用意しておきましょうか。何が起こるか分かりませんから」
次いで、赤色と鼠色の水晶を同じようにブレスレットに取り付ける。
「使い方は変身魔法と同じです。出来るだけ発生する効果を詳細に頭に思い描きながら使ってください」
「その方が、効果が高まるのよね。抽象的で難しいけど」
「とりあえず、『お店までの転移』を使ってみて頂けますか?これが使えないと最悪の事態に陥る可能性があります」
すみれは紫色の水晶のうち、濃い方を握り魔力を流す。
すると、空間が歪みすみれが消えたかと思うと、少し離れた場所にまた現れた。
「大丈夫ですわね。しかし、一発で成功するとはすみれは魔力操作の才能があるのかもしれませんわね」
「そうなの?」
「はい。初心者ですと普通は2,3回失敗するものなのですが...多分、想像力が豊かですのね!」
「はいはい。どうせ、いつもかわいいもののこと考えてにまにましてますよ~だ」
「今回は純粋に褒めたのですけど...では、行ってらっしゃい!」
すみれは薄い紫の水晶を握りしめると、公園へと転移していった。
・・・
「遅いわね...」
公園ではセリシールとレオポンがマテラスたちを待っていた。
すると、空間が歪む。
「来たわね。相変わらず、女の子を待たせるんだから!」
セリシールはちょっとご機嫌ななめだ。
...と現れたのはヴィオレ一人だった。
「あれ?マテラスは?」
「マテラスは今日は体調が悪くて来れないわ。それを伝えに来たの」
「えっ、じゃあ今日の闘いは...」
「ゴメンね。今日はちょっと無理みたい。じゃあ、私はマテラスを愛で...じゃなくて看病に行かなくちゃ」
ぴくっ、とセリシールの眉が動く。
「私も行っちゃダメかしら?」
「えっ!」
「だって、体調が悪いんでしょ。一人じゃ大変だろうから看病手伝うわよ」
予想外の答えにヴィオレは戸惑う。
(さすがにあの姿は見せられないわね)
「あっ...えっと...マテラスは弱ってる姿を見られたくないみたいで...」
「そんなの気にする必要ないのに~♡」
しかし、セリシールはうれしそうに頬を両手で挟みながら腰をくねらせているだけだ。
「えっと、秘密基地を魔法少女に知られるわけにいかないでしょ!...じゃあ...」
「ちょっと待ちなさい!」
「え~~~!」
足止めをくらってヴィオレは不機嫌そうだ。早く戻ってちびひかると遊びたい。
「あなた、戦えるのよね?」
「えっ、一応、攻撃呪文はもらってるけど...でも一度も...」
使ったことがないと言いたかったが、セリシールが割り込む。
「じゃあ、私と戦いなさい。あなたもダーク・ライトの一員でしょ!」
「私が...セリシール様と...」
よく考えるとそれも得難い体験だ。すみれの中で天秤が上下し、
「分かったわ。少しの間だけなら...」
セリシールが勝った。
「じゃあ、準備はいいかしら?」
「お手柔らかに...私、本来戦闘員じゃないから...」
「サンダー!!」
いきなり雷がヴィオレを襲う。
「きゃっ!」
ヴィオレは何とか鼠色の水晶を握りしめ、防御魔法を発動させる。
「パリィィィィン」
しかし、防御魔法は簡単に突破され、ヴィオレは雷に打たれる。
しかし、ローブにかかっていた「アンチマジックフィールド(対魔法障壁)」が強力だったため、たいしてダメージを受けない。
「助かったわ...」
ヴィオレはほっとする。
「あなた、魔力量は少ないようね。小手調べのつもりだったんだけど...」
セリシールは(ちょっと、やりすぎたかな)というような顔をしている。
「セリシール!やりすぎだって。この娘、どうみても素人じゃないか!」
レオポンがたしなめる。
「ごめんなさい。これくらいなら大丈夫だと思って...」
「まあ、魔力量はある方だからね。セリシールは...」
話が落ち着いたところでセリシールがヴィオレに話しかける。
「まだ、大丈夫だよね。今度はそっちから打ってみて」
ヴィオレは赤い水晶を握りしめ魔力を流す。
「行け!」
すると、指先大くらいの小さな火の玉がセリシールへ向け飛んでいく。
セリシールは避けるまでもなく、普通に防御した。
「今の本気よね?いくらなんでも弱すぎない?」
ヴィオレは赤面する。今にも泣きそうだ。
「ごめんなさい。私、こんなに弱いとは知らなくて...」
セリシールは困ったような顔になる。
「これじゃ、私がいじめてるみたいじゃない...炎魔法ってこんな感じじゃ...」
と軽くステッキを振ったところ、バスケットボール大くらいの炎の弾がヴィオレを襲う。
「しまった!避けて!」
セリシールは顔面蒼白だ。
するとヴィオレは赤い水晶を握りしめ...なんと十連発で炎の弾を放った。その間一秒!
炎の弾は一発残らずセリシールの弾に命中し、ちょうど十発目で共に消え失せる。
「「「えっ!」」」
三人の声が重なった。
「「「...」」」
三人ともしばらく声が出ない。
「あなた、この魔法使うの何回目?」
最初に口を開いたのはセリシールだった。
「は、初めてだけど...」
「...」
セリシールが絶句する。
「そのスピード!その精度!あなたどれだけの魔力コントロールしてるのよ!」
「そ、そんなにすごいの?」
「普通は一発。しかも初めてなら動いてる標的に当てられないことも多いのよ!」
「は、はぁ...」
「マテラスに魔法もっと教えてもらいなさい。魔力操作のレベルをあげたら攻撃は出来なくても迎撃は出来るようになるわ」
「あ、ありがとうございます...」
「まあ、今日はいいもの見れたからこれでいいわ。マテラスに『お大事に』って伝えてね」
「あ、あの...最後にいつもの魔力ビームお願いします!」
「あなたたち、いったいなんなのよ...」
魔力ビームをくらったヴィオレはいつものように転移していった...
・輝・ダークライト(ひかる):魔法少女専門グッズ店の店長。超絶美少女。現在、絶賛幼児化中!
= マテラス・ダークライト:秘密結社ダーク・ライトの首領。
・紫野菫(すみれ):ひかるのお店でバイトをしている。かわいいもの大好き!
= ヴィオレ:秘密結社ダーク・ライトの一員。戦闘経験はほとんどない。
・小松春桜子(さくら):元気が取り柄の14才!
= ラフェド・セリシール:魔法少女レフェドフルールの一員。そろそろ闘いの血が騒いでいるはず!
・レオポン:ライオンを模したマスコットキャラ。この前見たのはいつだったか...
●前回のお話
私、輝・ダークライトと申します。
昨日、魔力操作の修行をしておりましたところ、やりすぎて魔力回路にダメージを受けてしまいました。
対策の為、幼児期まで体を退行させていたのですが、そこにすみれが現れてもう大変!
あそこまで人が変わるとは思いませんでしたわ!
でも、私のツッコミ、なかなかのものでしたでしょう!癖になりそうですわ~~!
「はぁ、幸せ...」
すみれはちびひかるを膝の上に乗せ、頭をなでなでしている。
「もう。子供扱いして...セリシール様はどうしたのかしら」
とそこまで言ったところでひかるは大事な事を思い出した。
「はっ!今日はセリシール様との戦闘の予定がございましたわ。もう、あまり時間がございません。どういたしましょう?」
「それなら、『私がマテラスは病気だから来れない』って言ってきてあげるわ」
すみれが何事もないように言う。
「一人で大丈夫?」
「えっ、別に私だけなら戦闘にならないでしょ。物分かりの良さそうな娘だったし...」
「...そうですわね。ではお願いできますかしら?」
「いいわよ。確か、公園だったわよね。歩いて行ってくるわ」
「それはいけません!仮にも悪の組織ともあろうものがのこのこ歩いていくなど...」
「あんたの『悪』の定義、いまいち理解できないわ...」
「転移の魔法陣を用意しますわ。少しお待ちになってね」
そう言うと、なにやら戸棚から取り出してきた。
ひかるが持ってきたのは金属のブレスレットと、それに取り付けるであろう、いくつかのアクセサリー。
アクセサリーは色の着いた水晶のような形で、チェーンの先をブレスレットに取り付けるようだ。
「必要な魔法陣はと...」
ひかるはアクセサリーからいくつか選び出す。
「あら、かわいいデザインじゃない。それ何?」
「すみれが魔法を使えるように用意していた魔道具ですわ。水晶には魔法陣が埋め込まれていまして、握りながら魔力を流すと効果を発動しますの」
「へぇ、それは便利ね」
「とりあえず、『公園までの転移』と『お店までの転移』は絶対に必要ですわね」
そう言って、二種類の紫色の水晶をブレスレットに取り付ける。微妙に色合いが違うようだ。
「念のため『炎魔法』と『防御魔法』も用意しておきましょうか。何が起こるか分かりませんから」
次いで、赤色と鼠色の水晶を同じようにブレスレットに取り付ける。
「使い方は変身魔法と同じです。出来るだけ発生する効果を詳細に頭に思い描きながら使ってください」
「その方が、効果が高まるのよね。抽象的で難しいけど」
「とりあえず、『お店までの転移』を使ってみて頂けますか?これが使えないと最悪の事態に陥る可能性があります」
すみれは紫色の水晶のうち、濃い方を握り魔力を流す。
すると、空間が歪みすみれが消えたかと思うと、少し離れた場所にまた現れた。
「大丈夫ですわね。しかし、一発で成功するとはすみれは魔力操作の才能があるのかもしれませんわね」
「そうなの?」
「はい。初心者ですと普通は2,3回失敗するものなのですが...多分、想像力が豊かですのね!」
「はいはい。どうせ、いつもかわいいもののこと考えてにまにましてますよ~だ」
「今回は純粋に褒めたのですけど...では、行ってらっしゃい!」
すみれは薄い紫の水晶を握りしめると、公園へと転移していった。
・・・
「遅いわね...」
公園ではセリシールとレオポンがマテラスたちを待っていた。
すると、空間が歪む。
「来たわね。相変わらず、女の子を待たせるんだから!」
セリシールはちょっとご機嫌ななめだ。
...と現れたのはヴィオレ一人だった。
「あれ?マテラスは?」
「マテラスは今日は体調が悪くて来れないわ。それを伝えに来たの」
「えっ、じゃあ今日の闘いは...」
「ゴメンね。今日はちょっと無理みたい。じゃあ、私はマテラスを愛で...じゃなくて看病に行かなくちゃ」
ぴくっ、とセリシールの眉が動く。
「私も行っちゃダメかしら?」
「えっ!」
「だって、体調が悪いんでしょ。一人じゃ大変だろうから看病手伝うわよ」
予想外の答えにヴィオレは戸惑う。
(さすがにあの姿は見せられないわね)
「あっ...えっと...マテラスは弱ってる姿を見られたくないみたいで...」
「そんなの気にする必要ないのに~♡」
しかし、セリシールはうれしそうに頬を両手で挟みながら腰をくねらせているだけだ。
「えっと、秘密基地を魔法少女に知られるわけにいかないでしょ!...じゃあ...」
「ちょっと待ちなさい!」
「え~~~!」
足止めをくらってヴィオレは不機嫌そうだ。早く戻ってちびひかると遊びたい。
「あなた、戦えるのよね?」
「えっ、一応、攻撃呪文はもらってるけど...でも一度も...」
使ったことがないと言いたかったが、セリシールが割り込む。
「じゃあ、私と戦いなさい。あなたもダーク・ライトの一員でしょ!」
「私が...セリシール様と...」
よく考えるとそれも得難い体験だ。すみれの中で天秤が上下し、
「分かったわ。少しの間だけなら...」
セリシールが勝った。
「じゃあ、準備はいいかしら?」
「お手柔らかに...私、本来戦闘員じゃないから...」
「サンダー!!」
いきなり雷がヴィオレを襲う。
「きゃっ!」
ヴィオレは何とか鼠色の水晶を握りしめ、防御魔法を発動させる。
「パリィィィィン」
しかし、防御魔法は簡単に突破され、ヴィオレは雷に打たれる。
しかし、ローブにかかっていた「アンチマジックフィールド(対魔法障壁)」が強力だったため、たいしてダメージを受けない。
「助かったわ...」
ヴィオレはほっとする。
「あなた、魔力量は少ないようね。小手調べのつもりだったんだけど...」
セリシールは(ちょっと、やりすぎたかな)というような顔をしている。
「セリシール!やりすぎだって。この娘、どうみても素人じゃないか!」
レオポンがたしなめる。
「ごめんなさい。これくらいなら大丈夫だと思って...」
「まあ、魔力量はある方だからね。セリシールは...」
話が落ち着いたところでセリシールがヴィオレに話しかける。
「まだ、大丈夫だよね。今度はそっちから打ってみて」
ヴィオレは赤い水晶を握りしめ魔力を流す。
「行け!」
すると、指先大くらいの小さな火の玉がセリシールへ向け飛んでいく。
セリシールは避けるまでもなく、普通に防御した。
「今の本気よね?いくらなんでも弱すぎない?」
ヴィオレは赤面する。今にも泣きそうだ。
「ごめんなさい。私、こんなに弱いとは知らなくて...」
セリシールは困ったような顔になる。
「これじゃ、私がいじめてるみたいじゃない...炎魔法ってこんな感じじゃ...」
と軽くステッキを振ったところ、バスケットボール大くらいの炎の弾がヴィオレを襲う。
「しまった!避けて!」
セリシールは顔面蒼白だ。
するとヴィオレは赤い水晶を握りしめ...なんと十連発で炎の弾を放った。その間一秒!
炎の弾は一発残らずセリシールの弾に命中し、ちょうど十発目で共に消え失せる。
「「「えっ!」」」
三人の声が重なった。
「「「...」」」
三人ともしばらく声が出ない。
「あなた、この魔法使うの何回目?」
最初に口を開いたのはセリシールだった。
「は、初めてだけど...」
「...」
セリシールが絶句する。
「そのスピード!その精度!あなたどれだけの魔力コントロールしてるのよ!」
「そ、そんなにすごいの?」
「普通は一発。しかも初めてなら動いてる標的に当てられないことも多いのよ!」
「は、はぁ...」
「マテラスに魔法もっと教えてもらいなさい。魔力操作のレベルをあげたら攻撃は出来なくても迎撃は出来るようになるわ」
「あ、ありがとうございます...」
「まあ、今日はいいもの見れたからこれでいいわ。マテラスに『お大事に』って伝えてね」
「あ、あの...最後にいつもの魔力ビームお願いします!」
「あなたたち、いったいなんなのよ...」
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