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浴衣
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旅館に戻ると、四時ぐらいだった。
旅館には部屋に露天風呂がついていた。兄がいい宿を取ってくれたようで、景色も良かった。
外を歩いて少し汗もかいたので、せっかくなので大浴場の方に行くことにした。
とても気持ちよかった。兄ともどうもいいような会話をしながら仲良く入っていて、兄弟であるけれど、恋人であることは忘れてしまうようだった。
部屋に帰ると夕食が用意された。すき焼きがとても美味しく、天国みたいな気分になった。
食べ終わると浴衣に着替え、自然と窓辺の椅子に座った。
兄が優しい笑みと共に俺の名前を呼ぶ。
「紘」
そしてこっちに来てとでも言うように手をこちらに差し伸べる。
恥ずかしさを感じたが言う通りに兄のそばに行くと兄は俺のお腹を抱えて膝の上に座らせた。
俺は後ろからお腹を抱きしめられて、赤面してしまった。
後ろからうなじのところに、ちゅ、と優しくキスをされる。
ドキドキしてきた。
恋人だという実感が生まれる。
俺も兄の顔が見たい、と思い振り返ろうとすると首のところを少し強く噛まれた。
思わず声が出る。
「いっ、」
兄の方に振り返ると、頭を手で寄せられて唇に唇を強く押し当てられた。
「紘、、今日一日ずっと我慢してたんだけど、
もうさすがに限界」
真っ直ぐ目を見つめられてそう言われたあと
唇が触れ合うと同時に舌も絡まった。
「ふっ、ん、、」
相変わらずキスが下手な俺は声がもれでてしまう。
布団の方に移動すると、俺は仰向けにされた。
その拍子に浴衣が少しめくれて、俺の乳首があらわになってしまった。
兄はその乳首にキスをして、舐めた。もう片方の乳首の方は手でこりこりといたずらをする様に触る。
少し前に乳首をいじられてから敏感になっていたのか、直ぐに、赤くぷっくりとした恥ずかしい性感帯になってしまう。
「やだ、」
顔を横に背けながら、力のない声で弱々しくつぶやく。羞恥感で震えてくる。
「何が嫌なの?気持ちいいって体は言ってるよ」
兄がそう言って、俺の浴衣の中に手を忍ばせて、浴衣をつんと引っ張っていた勃起した性器に触れてくる。
浴衣の帯は意味もないように体を隠せていない布地を挟んでいる。
浴衣はそのままなのに、兄は下着だけを脱がした。
畳と布団の上に、浴衣の布一枚をはだけてまとった裸体に、現実味はなく、
上に勃って、赤くびくびくしてる性器だけが目に強く映る。
旅館には部屋に露天風呂がついていた。兄がいい宿を取ってくれたようで、景色も良かった。
外を歩いて少し汗もかいたので、せっかくなので大浴場の方に行くことにした。
とても気持ちよかった。兄ともどうもいいような会話をしながら仲良く入っていて、兄弟であるけれど、恋人であることは忘れてしまうようだった。
部屋に帰ると夕食が用意された。すき焼きがとても美味しく、天国みたいな気分になった。
食べ終わると浴衣に着替え、自然と窓辺の椅子に座った。
兄が優しい笑みと共に俺の名前を呼ぶ。
「紘」
そしてこっちに来てとでも言うように手をこちらに差し伸べる。
恥ずかしさを感じたが言う通りに兄のそばに行くと兄は俺のお腹を抱えて膝の上に座らせた。
俺は後ろからお腹を抱きしめられて、赤面してしまった。
後ろからうなじのところに、ちゅ、と優しくキスをされる。
ドキドキしてきた。
恋人だという実感が生まれる。
俺も兄の顔が見たい、と思い振り返ろうとすると首のところを少し強く噛まれた。
思わず声が出る。
「いっ、」
兄の方に振り返ると、頭を手で寄せられて唇に唇を強く押し当てられた。
「紘、、今日一日ずっと我慢してたんだけど、
もうさすがに限界」
真っ直ぐ目を見つめられてそう言われたあと
唇が触れ合うと同時に舌も絡まった。
「ふっ、ん、、」
相変わらずキスが下手な俺は声がもれでてしまう。
布団の方に移動すると、俺は仰向けにされた。
その拍子に浴衣が少しめくれて、俺の乳首があらわになってしまった。
兄はその乳首にキスをして、舐めた。もう片方の乳首の方は手でこりこりといたずらをする様に触る。
少し前に乳首をいじられてから敏感になっていたのか、直ぐに、赤くぷっくりとした恥ずかしい性感帯になってしまう。
「やだ、」
顔を横に背けながら、力のない声で弱々しくつぶやく。羞恥感で震えてくる。
「何が嫌なの?気持ちいいって体は言ってるよ」
兄がそう言って、俺の浴衣の中に手を忍ばせて、浴衣をつんと引っ張っていた勃起した性器に触れてくる。
浴衣の帯は意味もないように体を隠せていない布地を挟んでいる。
浴衣はそのままなのに、兄は下着だけを脱がした。
畳と布団の上に、浴衣の布一枚をはだけてまとった裸体に、現実味はなく、
上に勃って、赤くびくびくしてる性器だけが目に強く映る。
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