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73 聞いてへんとはなんぞや

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 こんにちは。
 せっかく即位礼正殿の儀で晴れやかなすがすがしい気持ちになったというのに、その後もあまりに災害が続いてそれどころではない地域も多く、なんとも複雑な気持ちになる今日この頃。

 みなさま、お元気でいらっしゃいますか?
 被災地の皆さまには、心からお見舞いを申し上げます。
 救助や救援に回ってくださっている皆様、本当にお疲れ様です。
 もうなんていうか、三回も豪雨が来る? しかも同じ場所に来る? 
 って、信じられない気持ちでおります。

 と、この(一応)ほのぼのエッセイでこんなご挨拶ばかり続けているのもどうなんや……とは思うのですが、書かずにはおられませんでした、すみません。

 で、今回のネタは今朝のやつです。
 土日というと、私は仕事がないもんで、基本は家で必死に執筆活動が中心になります。
 このところ、全年齢側ではタイトルの言えない、とある作品の連載を始めておりまして。
 でも週末に文化祭があったり、例の即位礼正殿の儀ではゲットした「有職装束大全」(平凡社・2018年・初版だよ!)を片手に、その著者であられる八條忠基先生のツイートなんかも参考にしながらテレビにかぶりつきでお式を拝見していたりして、なかなか執筆が滞っておりました。
 きっとみなさんそうだと思うの! きっとね!
 あいや、ムスメはなんか推しのライブがあるとかで出かけてましたけども~。

 そんなこんなで、この土日はしっかり執筆せねばならない二日間。
 やばい、お尻に火がついてるなんてもんやない。
 平日は仕事から帰ってきてから、まずはちょっと寝て、その後一時間半ぐらいで夜中0時に更新する話を書き上げたりなんかして。めちゃくちゃやってる。
 やばいよ私! ピンチや~ん!
 で、土日は朝もよからせっせと執筆。
 
 わたくし基本、集中してると耳があんまり周囲の音を拾わなくなっております。特に読んだり書いたりしているときはそれが顕著。ダンナとムスメが横でなにかしゃべっていても、あまり耳に入っておりません。
 その日はダンナ、新たな仕事の面接も決まっていたりして、必死で執筆している私になにか話しかけたみたいなんですな。

 で、そのうち訊かれた。

「……聞いてる?」

 しばらく無言の私。
 やがて耳から脳に入って来た音声を一回再生してから答える。

「ん、聞いてへん」

 どきっぱり、即答である。

「聞いてへんのんかーい!」

 ダンナは苦笑顔です。あはは、まあいつものことなんで~。
 そんでも、ちゃんと出かけるときにはいつものように手をつないで、エレベーターホールまで送ってバスだって見送りましたけどね、奥さん!(いやだからだれが奥さんやねん)

 相変わらずヒドイ扱い。
 でもちゃあんと仲良くしているのは、これをお読みくださっている皆様はよーくご存知のことですけれども(笑)。
 と、今回はこのようなことでした~。
 それではまた、次の機会に!

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