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第二章 ~ 捻じ曲げられた神話体系 ~
第十一話《苦労症魔王様、来る!?》
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ミコトは、失って居た全ての記憶を取り戻し、ドラゴンの谷で、クロラやセイ達と共に穏やかに暮らして居た…。
「やっぱり、平和が一番良いわね…」
「あぁ、そうだな…アッ!!しまった!!」
唐突に、セイが何かを思い出したのか声を上げる…。
「如何したの?」
「今日は、魔王の診察日だった!!」
「忘れないで下さい…私の心労がオーバーヒートしてしまいます…」
そして、そんなところに豪奢な魔術ローブを着込んだ骸骨が、セイを見付け二人の目前でドサリと音を立てて倒れ臥した…。
「げっ!?ちょ…忘れてた事は謝るから、こんな所で倒れんな!?」
「ふふふ…ふふふふ…何で、私が魔王なんでしょうね…ははは…ぁははは…」
ミコトは、そんな骸骨の名前を呼んで慰める…。
「よしよし…モーディ君…何時も、お疲れ様…」
「み…こと…ねぇさん…」
ミコトが、モーディと呼んだ骸骨は、本名をモーディアル・ヘルバイトスと云う、現魔王で、身内が原因の心労治療の為にセイの診療所に通って居る、重篤系通院患者で在る…。
「あぁ…セイの兄さん…私、もう…魔王とか嫌です…」
「大丈夫だ…此処に居る間は、好きなだけ御前のしたい様にすれば良いからな…」
セイは、モーディアルを診療所のベッドに寝かせて治療を始める…。
「あはは…嬉しいです…もう、此処に永住したいですよ…」
「嫌…其れは、流石に無理だ…生活環境的に…」
「うぅ…」
斯くして、ミコトは束の間の平和を楽しむのだった…。
「やっぱり、平和が一番良いわね…」
「あぁ、そうだな…アッ!!しまった!!」
唐突に、セイが何かを思い出したのか声を上げる…。
「如何したの?」
「今日は、魔王の診察日だった!!」
「忘れないで下さい…私の心労がオーバーヒートしてしまいます…」
そして、そんなところに豪奢な魔術ローブを着込んだ骸骨が、セイを見付け二人の目前でドサリと音を立てて倒れ臥した…。
「げっ!?ちょ…忘れてた事は謝るから、こんな所で倒れんな!?」
「ふふふ…ふふふふ…何で、私が魔王なんでしょうね…ははは…ぁははは…」
ミコトは、そんな骸骨の名前を呼んで慰める…。
「よしよし…モーディ君…何時も、お疲れ様…」
「み…こと…ねぇさん…」
ミコトが、モーディと呼んだ骸骨は、本名をモーディアル・ヘルバイトスと云う、現魔王で、身内が原因の心労治療の為にセイの診療所に通って居る、重篤系通院患者で在る…。
「あぁ…セイの兄さん…私、もう…魔王とか嫌です…」
「大丈夫だ…此処に居る間は、好きなだけ御前のしたい様にすれば良いからな…」
セイは、モーディアルを診療所のベッドに寝かせて治療を始める…。
「あはは…嬉しいです…もう、此処に永住したいですよ…」
「嫌…其れは、流石に無理だ…生活環境的に…」
「うぅ…」
斯くして、ミコトは束の間の平和を楽しむのだった…。
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