魔性の女が、異世界に与えた多大なる影響について…。

魔夢(旧・幻想幻夢)

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第一章 ~ 調律の神 ~

《死神は、守護職?》

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限定世界リミテッド・ワールド》…。
其の世界に、一人の死神がミコトとコトハを訪ねて来た…。


「ミコト様、コトハ様、お久し振りで御座います。」

「其の呼び方、辞めて下さい…ライズお兄様…」


ライズと呼ばれた死神は、其の世界に身を寄せるミコトとコトハに深く礼をして、挨拶をするがミコトによって、形式ばった其の口調も脆く崩れ去る…。


「っく、解った…ミコト、コトハ、久し振りだね…」

「お兄様…」


彼等には、血縁関係は無い…。
だが、彼等の先代達が死神と成った者を守護者に、永久に廻る者を王に…。
そして、神と成った者を狂者として生まれ変わらせるのだ…。
其処に在るのは、神の傀儡…。
其々を赦し、護り、狂う…。
そんな存在達…。


「心配しなくて良い、御前達の願いは、私が必ず叶えるさ…」

「あの子達は?」


彼女は問う、次の自らと同じ運命さだめに在る存在達の現状を…。


「私の信頼する二人に、守護させて居るよ…」


そして、死神は其の問いに対して答える…。


「サイヴァスは、相変わらず?」

「あぁ、守護者達も見ていて辛いと…」

「ラヴァは、元気?」

「あぁ、彼女は御前に、ソックリだからな…常に最低一人は守護者を付けて居るよ…」


彼女達は、何時迄、神に縛られるのだろう…。
私は、願う…。
彼女達、人神達が、真に幸福に成れる事を…。
私は、祈る…。
私の此の愚かな願いが、彼女達に幸福を齎します様にと…。

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