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完母vsミルク混合

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入院中の授乳トレーニング二日目にして左乳頭に血豆ができてしまった。


それから休む暇もなく授乳しているため、左乳頭が悲鳴をあげていた。


搾乳器を使いながら乳頭の傷を癒し、夜中一回は授乳を試みるもなかなか完治せず、私の心は次第に痛みに耐えきれなくなっていた。


もう夜中はミルクでいいのではないかと。


母乳が出すぎるくらいで乳腺炎にならないか心配されていたくらいだが、さすがにヒリヒリ痛むし加える瞬間は激痛が走り唇を噛み締める。




ひたすらネットでミルクを与えるメリットやデメリットを調べ、いつがやめ時かを逆算する日々。


初乳の寿命は一週間だそうで、後の授乳は栄養価よりも乳ガンの予防だったり、子宮収縮のサポートをしたりと母にとって良いことが多いそうだ。


だが、私は半年がたったら後は混合でいいと考えている。


なぜなら一年後には仕事復帰するため、仕事中は旦那にみてもらうためだ。


誰かにみてもらったりする時は、ミルクの方が便利だと思う。


搾乳した分を置いておくというやり方もあるが、私はミルクで良いと思う。


今のミルクは母乳に近く、母乳にはあまり含まれないビタミンKが入っているからだ。


これが不足するとビタミンK欠乏症になるため、現在ではシロップを飲ませることが推奨されている。


食事からバランスよく栄養をとれるならいいが、自信がない私にはミルク併用が良さそうだ。


乳頭の傷が治るまでは手動タイプの搾乳器を使っていた。


搾乳器はいろいろなメーカーが出しているが、合う合わないがあるため出来れば産院で試してから購入したい。


手動タイプで5千円前後とお値段は張るが、5分で50CC搾乳できるので私は買って良かったと思う。

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