休載中。蜘蛛猫ちゃん、それは蜘蛛?それとも猫?何に分類されるかわからない系主人公

猫mm缶

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蜘蛛猫、親御さんへのご挨拶をする。

蜘蛛猫、街デート?⑤

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「姿が変わったです」

「ピニャ~」
緊張で硬直した体をうーと伸ばし、ほぐす。

成功したみたいで良かった。それにしても、また姿が変わったな。前までゴブリンみたいだったのに、今は背が少し伸びて180cmくらいに伸び、頭には立派な羊のツノが2本生え、羊顔になり黒サングラスを欠け、タキシードを身に纏っている。

「主様!」

「ピニャア?!」

「な?!」

急に跪くものだから、少し驚いたけど、サングラスの下には一粒の涙が見えた。枯れた筈の涙が。

「俺、いや私に生きる希望いみを与えて下さった事、心から感謝申し上げます。これからは主様の為、子供たちの為にこの力を行使して行きます」

「ピニャ」

うん。期待してるよ。私とチョコちゃん、それにこの世の子供たちは戦う力はほぼ無いから、期待してるよ!
もし、私が死ぬ事があったら、チョコちゃんを守ってあげてね。

「畏まりました。その際は、私の全力を持って守って見せます」

頼んだよ。

「イト様、そんな悲しい事言わないで下さいです」

「ピニャ」

万が一だよ、万が一。だからポコポコ叩かないで。

「仲良しで宜しいですね」

「です。仲良しなんです」

「ピニャ~」

君も今日から仲間で仲良しの友達だよ。そして私の所有物。所有物だけど、嫌なら嫌って言ってくれていいし、子供達を守るなら私の元を離れたっていい。でもね、私と君は魂で繋がったリンクしたの。何処にいようと、私たちは家族だ。

「家族です~」

「っ……はい!」

「ピニャ!」

良い返事だ!!

「それで主人様。本日はどのようなご予定でしょうか?」

「ピ」

「本日はチョコとイト様でデート中です」

私が説明しようとしたら、先にチョコちゃんに説明されてしまった。

「デートですか……では、私めは孤児院の方に出向いても宜しいでしょうか」

「ピニャ」

いいんじゃないかな。今夜はチョコの家でご飯食べるから、帰りは夜になると思うよ。夜になったらペンドラゴン家の正門前で落ち合おう。それでいいかな。

「かしこまりました。では、一旦失礼しま……」

私はマジックバックの中から金貨の入った小袋を取り出した。それを渡す。その際に私の羽織っていた布がズレてしまい、蜘蛛の身体が露わになってしまった。一瞬驚きはしたものの、咳払いしてから納得したようだ。先程の出来事と、自分の容姿の変化の事を納得しました。

「ピニャニャ」

「失礼しますです」

布を欠け直してもらう。

「ピニャ」

それは軍資金だよ。好きなように使いな。孤児院を建て直したっていいし、みんなでお腹いっぱいご飯を食べてもいいし、まあ、好きに使いなよ。それじゃあまた夜にね。

「はい。ありがとうございます。これであの子たちにいっぱいご飯を食べさせてあげれます。本当にありがとうございます」

「ピニャ」

うん。それじゃあ、私たちも行くから。その子供たちによろしく言っといてよ。

「楽しんで来るといいです」

「はい!では、チョコさん、主人様、御二方もデートお楽しみ下さいませ。失礼します」

「気を付けてくださいです~」

「ピニャ~」

彼はおじきして去っていった。さてさて、私たちもパーと行きますか!!ちょっとしんみりしちゃったしね。

「です、です。先ずはあそこのカワウオの塩串焼き食べるです!!」

※カワウオとは、この世界の川に生息し、どんな気候にも対応できるという特性を持つ魚型魔物です。
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