恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~

嘉月まり

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第13章 墨染めの恋

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 深い森に囲まれた月神の住まうその宮は、外の世界とは異なりすでに夜の様相をなしていた。
 葉にも幹にも黒を落とし込んだ濃色の針葉樹が闇を形作り、ゆらゆらと篝火に照らし出される白木の社が雪の夜のように不安定な色を作る。その静謐な刻が混ざる空気の中、耳に届くのは川と風が行く音だけ。天照の住まう昼の宮と対極の位置にあるその広大な夜の宮は、昼夜が逆転したような異質な世界だった。
 事実この宮に勤める者たちの中には主に倣い、昼を眠って過ごし宵に起き出して活動する者も多い。ゆえに今はそこを行く日嗣の足音だけが生命の音で、衛士らも無言のまま微動だにせず佇み、とどめることのできない高位の客人を見送った。
 それはまるで、動く死体か生きた蝋人形かのように見えて……そんな一種独特な雰囲気を醸し出すこの宮は、祖母の坐す宮居みやいと同じくらい、日嗣に取って居心地の悪い場所だった。

***

「大叔父上……!」
 日嗣が月読の居室まで押し入ったとき、月読はやはり褥に寝そべり、しとけない姿で水煙草を吸っていた。
 朧げな灯りのもと、華奢な細工に星の瞬きを宿す小さな瑠璃硝子るりガラスの器、管を弄ぶ様は男の目から見ても粋と艶が入り雑じり、ますますに性の境界をぼかしている。
 しかし目の前にあるのは間違いなく、想う少女の肉体をいたぶり、その蜜を啜った男神。日嗣は無駄に広いその部屋をずかずかと進むと、月読の眼前まで迫り立ちはだかった。
「――大叔父上」
「……何をしに参った……私はこれから眠るのだが?」
それに対し月読は、起き上がるのも面倒といったふうに長く吸い口にくちづけ、果実のような風味の煙をたしなむ。それは日嗣の神経を逆撫でするかのようで、事実そうであったのだが――それに気付いた日嗣は歯を噛み、先を続けた。
「私がなぜここに参ったか、おわかりにならないはずがないでしょう」
「……やかましく騒ぎ立てるな。せっかくの余韻が失せる……」
それが煙草のものなのか別のものなのか、悠然とある月読に日嗣はあからさまに顔を歪めて見せた。しかし月読は喉で笑い、日嗣を見上げる。
「神依か」
そしてその唐突に出された名に、日嗣はぐっと押し黙った。
 時に人の行く末を視、先を知ることのできるこの神は、その知り過ぎる神威のせいで何もかもに興味が失せたような、厭世えんせいの境地で日々をやり過ごしている。物であろうと人であろうと自分の興味を惹かないものには一切関わらず、関わったとしても灰塵と同じような扱いしかせぬそれが……覚え、口にしてしまった少女の名。それは日嗣には苦々しく、また腹立たしいものだった。
 この神は、そうして見出だしたもので束の間をのだから。壊されかけた少女の姿を思い出せば、怒りが油のように煮えたぎった。
 しかし月読はそんな日嗣にも構わず、喋り口の合間に煙を味わいながら続けた。
「もう会うたのか。いや、お前にはくうの枝々をひょいと渡る猿の友がおったな……」
「はい」
「それでお前は何を見てきた……いや。何を見ようとも、成り行きで朱印を刻んだだけのお前と私との違いは、理解したであろう……?」
「……」
薄ら笑う自分と似た顔に、日嗣は鏡を割るかのように別の顔を作って見せる。しかしそれさえ楽しむように、目の前の神は指先で管を遊ばせた。
「そんな渋い顔をするな……むしろお前かて喜ぶべきところであろう。あれでもう、いかな男神とて神依には近寄れぬ……煩わしい羽虫を除けるにはちょうどいいではないか」
「それは――私も含め、という訳ですか」
「……なるほど。……そう言われれば、そうともなるな」
精一杯の冷静さを装う大甥に、月読は軽く笑んでみせる。男神の長を名乗る気など毛頭なけれど、高天原に月読より上を行く男神はいない。あるいは日嗣が正式に天照の後継者としての生活を送っていれば別だったかもしれないが――出奔に近い身の振り方をしてきた今の日嗣には、並の者ならまだしもこの神にそれを振りかざすことはできなかった。
 それでも日嗣の胸中にはやるせない思いが渦巻いて、目の前の神を責めずにはいられない。そのあらゆる所業を、問わずにはいられない。悔しかった。
「……なぜです。神依は私が取り立てた娘だ。それは大叔父上もご存知のはず」
「だからこそ私の目にも触れた……そしてあの巫女は、私の心に叶う振る舞いを存分にしてみせた。ゆえに私は、それにふさわしき証を残しただけのこと……。いや……それでもなおあの娘が自分のものだと申すなら、お前こそ何ゆえこのような場所におるのだ……?」
「は……?」
「お前が真にあの娘に惚れておるのなら、真っ先になすべきは私の前に立つことではない……ただ禊の腕からあの手弱き身を奪い、その豪勢な衣を汚しながら自らの胸に抱くことだけだ」
「それは――神依が――」
「……愚か者め。どうせまた、お前は逃げてきたのだろう……そしてやり場のない想いを憤りに偽ってここへ来た。そして偽りの憤りであるからこそ、私にはお前が何をそんなに怒っているのか……さっぱり判らぬ」
「……ッ」
途端に言葉を無くした日嗣に、月読は億劫そうに体を起こしながらも殊更深くその顔に笑みを刻み、わざとらしく、残念そうに吸い口を噛んだ。
「……お前は一応姉上お気に入りの玉の調度ゆえ、蝋紙一枚程度の慈悲は残してやったつもりだったが……これほどつまらぬ振る舞いをするのなら、やはりあの花は私が散らすべきであった」
「っ……ふざけるな……」
「ふざけておるのはお前だ……日嗣。苗かてある程度育たねば田には植えられぬ。しかもあれは取り分け麗しき神田しんでん……ならば永劫、放置するより月を映してやった方がまだ風情があるというもの。……己の未熟さを当てこすりに来たのなら早々にね。そうしていつまでも姉上の御威光のもと、やわな苗の神であるがいい」
「――っ俺だって……俺だって、そうありたくてあったわけじゃない!!」
「……」
 しかしその突発的な、疾風はやてのような絶叫に、月読は答えなかった。
 ただ外で一度、声に驚いた夜鳥が甲高く鳴き飛び立つと、室内は再び静寂に包まれる。後には水煙草の水泡が弾ける小さな音と、日嗣の深い息継ぎの音だけが空気を揺らした。
 「……私かて、あのとき、わかろうとしたのです」
そして次に月読の耳に届いたその声は、口調こそ神の振る舞いのものに戻っていたが……幼い子供が泣くのを我慢しているときのような、涙や苦痛をにじませたものだった。
「あのとき、佐久夜が身籠った子は真に私の子であると――しかし私はそれを受け入れられるほどの時を、信じるに足るだけの時間をともに過ごしてはいなかった……。彼女が国津神の子であるならなおさら、その生命のことわりを深く知っていたはずなのに……十月十日とつきとおかを待たず、たった一夜の契りで成ったその子が本当に私の子であったのか……私には本当にわからなかった……!」
「……」
「けれどもそれを疑い、責めたことこそがそのまま私の罪なのでしょう……。。ならば例え受け入れることができなくとも、伍名のようにはできなくとも、もっと他の道を選ぶことができたかもしれない。けれども自らの卑小さにそれすらできず――だからこそ私は数千もの年月、満たされることなく、それを望むこともせず、この魂を炎に焼かれてきた」
「……」
「そして今度は、逃げ出した先の淡島で……自らが犯したもう一つの傲慢な罪を、そこに生きる女たちに犯させて……けれどもそれゆえに私は誰と添うこともできなかった。孤独だった」
「……」
「しかしそれこそが罰だとも思い、受け入れようと日々心を殺してきたのだ――あの日神依が流れ着き、あの夜私の罪と罰を癒すことばを巫女として、女として紡いでくれるまでは! ――なのに今になってなぜ、大叔父上がこのような仕打ちを私たちになさるのです――! あなたの朱印などしょせん徒波あだなみでございましょう。それさえなければつい先程まで、私と神依はたしかに上手くいっていた……! 私は今度こそあの巫女に満たされ、まこと〝日嗣ぎ〟にふさわしき天津神になれると思ったのに……ともに寄り添い、足りぬところは埋め合い、今度こそ八千代やちよ言祝ことほがれる契りをなせると思ったのに――なのに――なのにそれを破るようなことを、なぜあなたが、わざわざなさったのです……! 伍名の言い分は、なるほど理解もできましょう――けれども大叔父上がそれに加担する意味などどこにもないではありませんか! ましてや頬に朱印を刻むなど、何ゆえそのような、私たちを痛めつけるような仕打ちを、わざわざなさったのです!!」
「――くどいわ。童児の言い訳などあの姉妹神すら興味はなかろう。それよりも最初から、素直に私にそう問えばいい」
次第に声を荒げ髪を振り乱し、身の内に溜めていたすべてを吐露した日嗣に、それを黙って聞き流していた月読は一度紫煙を吐くとようやく答えた。
「お前の言うとおり、神依を私のもとへ持ち込んだのは伍名だ。……なぜあれがそうしなければならなかったか、そしてなぜ私がお前の言うを神依に施したか……その理由はいくつかあるが、もはや今のお前には、そのような裏方の事情など興味もあるまい」
「はい――毛筋ほども」
「ならば私も己が心のままに申してやる……。神依の頬に朱印を刻んだのは、あれが私のものだと世に宣するためだ。遊んでみれば、ことほかあの娘は私に心地よい振る舞いをしてみせた。ゆえに私はあれを気に入り、お前から奪い取ってやろうと思っただけだ」
「……あなたも最初からそう仰ってくれれば、互いに無駄な時間を過ごさずに済んだのですが」
そのあからさまな月読の言葉に、日嗣は乱れた髪を直すように頭を抑え笑みを浮かべる。
 それは呆れもあったし、自分が取り立てた娘が一応の血族に認められた喜ばしさもあったかもしれない。だが、それを許すことはできなかった。
「……あなたに人を愛するなど、できようはずもない」
「お前にそれを言われるのは心外だ……ならばいっそ、神依で試してみせようか。どこぞの青二才の稚戯よりいと、お前の前で腰を振らせながら言わせてやろう。そしていずれ、自らの宝よりも私の精をはらに収めることが肝要になるよう、仕込んでやる」
「神依の……宝?」
 その聞き覚えも心当たりもない言葉に日嗣が訝しげに眉を動かせば、月読はそれをからかうように器用に片方の眉を上げ、くわえていた管を置く。
「話のついでだ、お前にいいものを見せてやる……」
「……」
 ――どうせ、ろくな物じゃない。
そうして目と唇とに弧月を浮かべ、美しくも残虐な笑みで見上げてくる男神に、日嗣はなお眉間の皺を深くして、嫌悪の眼差しを返す。
 しかし次の瞬間、
「それは――」
袖口から取り出され、まるで愛玩動物を誘うかのように揺らされる一本の櫛に……日嗣はびくりと体を震わせ、一度は鋭く細めたはずの目を一気に見開いた。
「お前にも見覚えがあろう……本当にお前たちは、こんなもの一つで私を延々と楽しませてくれる」
「なぜ……それを」
月読が取り出したそれは間違いなく、自分が神依に贈ったはずの秋草のつげ櫛。もう本当に長い長い間、声のかからなかった職人たちが、櫛はもちろん箱も袋も、天孫の想いを酌んで意匠を凝らし、朗らかに献上してくれたもの――。
 そこまで大切に贈ったはずのそれが、今どうして剥き身で大叔父の手に弄ばれているのか。
 あの寂れた舞台で互いに互いを求め、それでも恥じらいに身を染め……そんな甘酸っぱい空気を吸って神依の手に渡ったはずのそれを、なぜこの神が無造作に手にしているのか――。
「喜べ……こんなものと自らの矜持を秤にかけられる程度には、お前は好かれておったぞ。……そしてそのお前の大切な神依が、これを前に私にどう媚びたか……お前にも見せたかったわ」
「っあ――あなたと言う人は……ッ!!」
その月読の言葉に、あの部屋で何がどう行われたかその一端を知った日嗣は再び体の奥で熱く魂が沸き立つのを感じ、今度はそれを抑えることもなく――むしろそれに想いをゆだねるがまま、叫んだ。
「この……外道が……!!」
「今となってはその罵声すら私には心地よいわ……。あの娘は本当に私の好く振る舞いをしてみせた……無様に床を這い慈悲を乞う様も、屈辱に身を震わせ私の足先を舐める様も、私の下で快楽に身をよじり鳴く様も……何より男の吐精を見るのは初めてだったようでな。この櫛でとかした髪から乳まで白濁を垂らし、熱にうかされたような目で呆然とする様は思い出すだけで身が昂る。」
「貴様……ッ」
「そして私はあれが欲しくなった。私が何をしようとも決して壊れぬ、この華奢な瑠璃硝子のような娘――いや、一度は割れたがあの娘は自ら金継ぎを施し、さらに美しく、さらに味わい深く私の前にあってみせた。あれを真に愛でることができるのは私だけだ――。ああ……だが安心せよ。私も鬼ではないし、存外お前のことも気に入っておる。ゆえに、先の蝋紙一枚はそのまま残し置いてやろう」
「何を……今更……!」
「わからぬか。お前が想いを遂げ、神として満つるまでは待ってやると申しておるのだ……。しかしその後は、私が神依をもらう。この燻る欲を膿むほどに溜め、身の内を焦がし、しかしいずれお前が神依と契ったならば、その夜のうちに私が花嫁を寝取り、万年の時をこの宮で囲い愛で尽くしてやる。三千世界のカラスの目さえ届かぬこの宮の奥の奥で……情欲を煽るしゃの白無垢と月の玉飾りを纏わせ、朝も夜もなくその身を貪り私だけに溺れさせてやる。お前が孤独であった何倍もの時、あの夜露の瞳に映るのが私一人であるように……その腹を私の子で膨らませ、お前の姿さえ私に見紛い、月読様と私の名を呼び、その大層な衣を除けて愛おしそうに雄肉に頬を寄せくちづけるよう、躾てやる――」
「――ふざ……けるなァア!!」
 反射的に、携えていた剣に手が伸びる。
 安易にその像を結ばせる粘ついた語り口とやり口は、日嗣を激昂させるのに十分だった。自分が贈ったささやかな物のために、こんな男にかしずき、身を傷めた神依がまた違う形で蹂躙されるのは耐えられなかった。
 目の前の男神の愛欲はもはや狂気に近しく、それが言うとおり、あの動く死体か生きた人形かのような姿にされても神依は痛ましく泣いている気がした。さっきのように、固く強張った笑みで――月読の名を呼びながら自分に救いを求め、しかしそれさえも身の穢れを憂いてためらい、哀しい涙を流しているような気がした。
 そんな健気な愛しき娘を、なぜただ一人この男の獣欲の贄に変えなければならないのか――。
 かつて自らの始祖がそうしたように日嗣の指は剣の柄を握り、遂にその白銀の光を鞘の外へと晒す。
 ――刹那、
「――抜いたな」
月読の顔が歪んだ。
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