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妖槍の小太郎異世界道中記④
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次の日の朝早くに、小屋を合羽に仕舞うと街の外へと向かった、今日から暫く兎肉のストックを増やそうと思う。それと別の肉もあるなら欲しいなぁと考えた。
その他はクエスト用じゃな。まぁ、取り敢えず向かおう。街の外に出る門まで来ると門兵か、立っていたので「見張りご苦労様で御座んす」と声を掛けたら、ギョッとされた。
が、旅装束に脇差しの姿にホッと胸を撫で下ろし(キャットシーか……ポソっ)と呟きが聴こえた。「お気を付けて!」と声を描けられ「ありがとう!」と、返しておいた。
(また戻るのだがなぁ……まぁ良いか……)
ゆっくり目に歩いて進み森が眼下に見えて来たので小走りに進む。ササササッ!っと走って、出て来たゴブリンをすれ違いざまに斬る、とっと、(耳を切らねば……危うく通り過ぎるとこで御座った)
タコ糸に切った両耳を通し腰にぶら下げた。垂れる血が服に着くのが嫌だったので、余ってた皮を服に縫い付け、其処に当たるようにした。こうすれば、服は汚れないで済む。
走ると通り抜けてしまいそうになるので、早歩きくらいにして、歩いて行くことにした。
サクサクと歩いていても薄暗い時間はゴブリンの時間らしく、やたらエンカウントしていった
狩りを始めて1時間後ようやく太陽が登り始めると、腰の耳束は30を超えて40近くなっていた。
(ゴブリンはもう良いかの……次は少し奥に行って見よう)
そうして、猪でも居るかもしれぬと奥に入ったら豚が居た。まぁ、ある意味猪ではあるか……と、ソッと近付き槍を出してポンっとジャンプしながら首を目掛けて突きを二つ
ドドッ!
と、石突が入って白目を向けたので槍は仕舞って脇差しに持ち替えて上段から下段に首をスパッと刈った。血を流しきってる間に両耳を切って耳束にぶら下げた。その後穴を土魔法で開けれないか練習し首が一つ入る大きさになるまでやり込んだ。
ある程度血が抜けたので、合羽の中にオークをしまい、次こそ猪と思って先に進んだ、猪は出て来ないがゴブリンは出るので、サクサクと倒しては耳をカットしていく、死体はもう放置してる、他の生き物が食べるだろうし。
どれくらい奥に来ただろうかだいぶ日が落ちたここらで野営しようかと考えてたら、小川があったので返り血を流した。
全身洗って全て流すと木の上に登る。魔物避けの枝を割いて丸めて種火にして鉄糸に通してぶら下げた。その上に小屋を置いて野営する。結構高いところに設置したし魔除けの煙で燻してるし、まぁ大丈夫だろう。
簡易竈を出して火をつけて薪を燃やす、洗って冷えた体がじわりと暖まる。網を置いて今日の収穫物でオークとやらを食ってみよう。2cmの厚さに切って塩コショウで味付け軽く叩いて馴染ませて、両面馴染ませたら焼いていく、じゅぅぅ……
油の焼ける匂いがしていく、腹が肉を求めて鳴き始めた。両面焼いていくと、更に肉汁が垂れて焚火の上に肉の脂が落ちる度に美味そうな香りが漂って来る。
そろそろ涎も限界かとガブリと一口噛み千切る!っかあぁぁっ!うんまっ、柔らかい上に蕩ける肉の旨味と胡椒の辛味がベストマッチングして、そこへトドメとばかりに塩っ気が俺の舌を蹂躙していった。
オーク……ヤバイ兎超えたかもしれん!こりゃ、里の者に良い土産話しが出来たわい。このあと2枚ほど焼いて更に食ったのは言うまでもあるまい。
ご馳走様と手を合わせて祈ったら、そのまま小屋に入って寝る事にした。明日はオークも視野に入れて狩ろうと決めながら意識を手放した。
日が変わる少し前に何やら下から音がするので小屋の扉を少し開けて下を覗くとゴブリンが木に登ろうとしているのを発見した。中々登れないのか苦労していたようなので、足を引っ張ってやろうと下に飛び降りサクサクと足と腕を切り倒して、全部狩り切ると上に戻った。
その後血の匂いに釣られた者共に食われていった。それを食ってるやつ目指して槍を持って降りていき、オーク2匹と対峙した。
気付かれずに降りたほうが無難だのと思い、2匹同時は少し厄介だったので脳天に槍を突き刺す様に降りてった、刺さったところは放ったまま刀でもう一匹の腕を切り落とす、すると意外にも早く動けて1歩下ったかと思ったら、もう一本の手で石を掴み殴られた。
が、間一髪槍を戻す方が早かったので助かった。(うむうむ、中々強いのだな……油断した。あれを食らってたら骨は逝ってたな。慢心は弱さじゃな、気を付けねば……)
オークの見方を改めて、片手とはいえ油断せずヒットアンドウェイに徹して遂に、首を半分刈って倒した。ふぅ……ゴブリンからオークでこれは堪らんな、明日は朝から拠点を先に作るべきかの。
オーク2匹の血を絞り合羽に収納してから、土を返して匂いを消した。返り血と、擦り傷に打撲をウンディーネの水袋を掛けたり呑んだりしたあと、ドライアドの塗薬を塗って早々に寝た。
設計をどうするかなぁ……
その他はクエスト用じゃな。まぁ、取り敢えず向かおう。街の外に出る門まで来ると門兵か、立っていたので「見張りご苦労様で御座んす」と声を掛けたら、ギョッとされた。
が、旅装束に脇差しの姿にホッと胸を撫で下ろし(キャットシーか……ポソっ)と呟きが聴こえた。「お気を付けて!」と声を描けられ「ありがとう!」と、返しておいた。
(また戻るのだがなぁ……まぁ良いか……)
ゆっくり目に歩いて進み森が眼下に見えて来たので小走りに進む。ササササッ!っと走って、出て来たゴブリンをすれ違いざまに斬る、とっと、(耳を切らねば……危うく通り過ぎるとこで御座った)
タコ糸に切った両耳を通し腰にぶら下げた。垂れる血が服に着くのが嫌だったので、余ってた皮を服に縫い付け、其処に当たるようにした。こうすれば、服は汚れないで済む。
走ると通り抜けてしまいそうになるので、早歩きくらいにして、歩いて行くことにした。
サクサクと歩いていても薄暗い時間はゴブリンの時間らしく、やたらエンカウントしていった
狩りを始めて1時間後ようやく太陽が登り始めると、腰の耳束は30を超えて40近くなっていた。
(ゴブリンはもう良いかの……次は少し奥に行って見よう)
そうして、猪でも居るかもしれぬと奥に入ったら豚が居た。まぁ、ある意味猪ではあるか……と、ソッと近付き槍を出してポンっとジャンプしながら首を目掛けて突きを二つ
ドドッ!
と、石突が入って白目を向けたので槍は仕舞って脇差しに持ち替えて上段から下段に首をスパッと刈った。血を流しきってる間に両耳を切って耳束にぶら下げた。その後穴を土魔法で開けれないか練習し首が一つ入る大きさになるまでやり込んだ。
ある程度血が抜けたので、合羽の中にオークをしまい、次こそ猪と思って先に進んだ、猪は出て来ないがゴブリンは出るので、サクサクと倒しては耳をカットしていく、死体はもう放置してる、他の生き物が食べるだろうし。
どれくらい奥に来ただろうかだいぶ日が落ちたここらで野営しようかと考えてたら、小川があったので返り血を流した。
全身洗って全て流すと木の上に登る。魔物避けの枝を割いて丸めて種火にして鉄糸に通してぶら下げた。その上に小屋を置いて野営する。結構高いところに設置したし魔除けの煙で燻してるし、まぁ大丈夫だろう。
簡易竈を出して火をつけて薪を燃やす、洗って冷えた体がじわりと暖まる。網を置いて今日の収穫物でオークとやらを食ってみよう。2cmの厚さに切って塩コショウで味付け軽く叩いて馴染ませて、両面馴染ませたら焼いていく、じゅぅぅ……
油の焼ける匂いがしていく、腹が肉を求めて鳴き始めた。両面焼いていくと、更に肉汁が垂れて焚火の上に肉の脂が落ちる度に美味そうな香りが漂って来る。
そろそろ涎も限界かとガブリと一口噛み千切る!っかあぁぁっ!うんまっ、柔らかい上に蕩ける肉の旨味と胡椒の辛味がベストマッチングして、そこへトドメとばかりに塩っ気が俺の舌を蹂躙していった。
オーク……ヤバイ兎超えたかもしれん!こりゃ、里の者に良い土産話しが出来たわい。このあと2枚ほど焼いて更に食ったのは言うまでもあるまい。
ご馳走様と手を合わせて祈ったら、そのまま小屋に入って寝る事にした。明日はオークも視野に入れて狩ろうと決めながら意識を手放した。
日が変わる少し前に何やら下から音がするので小屋の扉を少し開けて下を覗くとゴブリンが木に登ろうとしているのを発見した。中々登れないのか苦労していたようなので、足を引っ張ってやろうと下に飛び降りサクサクと足と腕を切り倒して、全部狩り切ると上に戻った。
その後血の匂いに釣られた者共に食われていった。それを食ってるやつ目指して槍を持って降りていき、オーク2匹と対峙した。
気付かれずに降りたほうが無難だのと思い、2匹同時は少し厄介だったので脳天に槍を突き刺す様に降りてった、刺さったところは放ったまま刀でもう一匹の腕を切り落とす、すると意外にも早く動けて1歩下ったかと思ったら、もう一本の手で石を掴み殴られた。
が、間一髪槍を戻す方が早かったので助かった。(うむうむ、中々強いのだな……油断した。あれを食らってたら骨は逝ってたな。慢心は弱さじゃな、気を付けねば……)
オークの見方を改めて、片手とはいえ油断せずヒットアンドウェイに徹して遂に、首を半分刈って倒した。ふぅ……ゴブリンからオークでこれは堪らんな、明日は朝から拠点を先に作るべきかの。
オーク2匹の血を絞り合羽に収納してから、土を返して匂いを消した。返り血と、擦り傷に打撲をウンディーネの水袋を掛けたり呑んだりしたあと、ドライアドの塗薬を塗って早々に寝た。
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