魔法世界の物語

プロローグ

とある魔法世界で三人の16歳の男女が別れを惜しんでいた。

「学園卒業したら、みんなバラバラだね」

蒼い髪の女性が寂しそうに言う。

「二人はギルドへ入るんだろ？それもどっちも大手ギルドで幼馴染みとしては鼻が高い」

黒髪を後ろで束ねた尻尾髪の男が茶化すように言う。

「ただ、運が良かっただけだよ！それより、一人で旅をするって大丈夫？」

赤紙短髪の男が謙遜しつつ、茶化した男を心配する。

「まぁ、なんとかなるだろ」

「そろそろ、時間だね！」

「無理はしないようにね！」

三人が各々に

「「「また会おう！」」」

再会を誓い、自分達の道を歩き出した。


これは魔法世界の物語

始まります