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5章 薄氷の上
12話 暗澹(前)
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「うんうん、いい感じになってきたな。ほな、〝つくし〟書いてみよか」
カシワギ大先生による習字の教え。
いきなり〝倫理〟と書くのではなく、まずは簡単な字――〝ツクシ〟や〝プリン〟を書いてみよう、と言われたのだが、まだその段階にも行っていなかった。
横棒や縦棒、〝はらい〟と呼ばれる斜めの線、それから〝はね〟で終わる縦棒などを書かされている。
筆の持ち方、書くときの姿勢も大事らしい。
僕としてはトモミチと長く話せるからいいのだが、しかし……。
「こんなもの、書く意味があるのか?」
「大アリよ。日本の文字って全部、横棒とか縦棒とか組み合わせてできてるから、まずはそこ覚えんと。基本が大事やからね」
「基本……」
「ん? どした?」
思わず単語を復唱してしまった。
「全くなんでもないこと」と流してしまえるはずだが、トモミチはそう感じなかったようだ。
――魔法も使っていないのに、どうして分かってしまうのだろう?
「な、なんでもない」
「ホンマに? なんか分からんことあるんやったら」
「違う。ゴーチエ先生のことを思い出してしまって」
筆を墨汁につけて、半紙に横線を書いた。
なんとなくトモミチの顔を見たくなくて、うつむいたまま最初に書いた横棒の下に何本も横棒を書く。
先ほどまで書いていたものと比べ、仕上がりが汚い。
ただの横棒でも、心が乱れていると汚くなってしまうらしい。
「ゴーチエは〝基本〟というものをほとんど教えてくれなかったな、と思って」
ゴーチエから教わったのは、屍霊術と少しの魔術のみ。
基本を教えてくれることがあっても説明は難解で、一度きり。
今のトモミチのように、「分からないことがあるなら」なんて絶対に言ってくれない。
分からないことを聞けば最後、「こんなことも分からないのか、馬鹿め」と罵倒される。
それを恐れて質問できず、結局は失敗。
すると今度は「なぜ聞かなかった」と、質問をしたとき以上に責め立てられる。
……毎日、その繰り返しだった。
「そのうえ、ゴーチエの教えには嘘が混じっていた。僕は転移魔法を使えない。教えられた術式を何度イメージしても駄目だった。でも、その術式は全くのでたらめだったんだ。僕は今までずっと、成立するはずのない魔法を必死で」
「カスやな」
「えっ?」
「マジで本格的なカスやん。よかったなあ、死んで」
「…………」
怖くてトモミチの顔を見られない。
半紙に筆を置いたまま手を止めたため、半紙に黒い玉のようなものが書き上がってしまった。
ここから横棒を書いてもいいが、今までで一番汚い仕上がりになるだろう。
昨日のレミの話を思い出す――「前の主人からどういう扱いを受けていたか」という話をするレミに、トモミチが「殺してやればいい」と言ってきたというのだ。
笑いながら、具体的な殺し方まで提示してきて……。
「……よかった、とまでは、さすがに」
「えー? でも実際、そーじゃない? ソイツが生きとって誰が得すんの? 死んだ方が世のため人のため――」
「トモミチ!」
顔を上げ大声を出すと、トモミチは瞠目して喋るのをやめた。
「っ……、僕が今している練習はどういう単語を書くためだったか、覚えているか」
「…………。倫理、やな」
「そうだ。お前の名前を示す字だろう!」
トモミチの顔から表情が消える。まるで面のようだ。
その顔のまま目線だけを斜め上へやって数秒泳がせたあと、肩を落として「ごめん」と小さくつぶやく。
「アカンなあ、どうしても……。社長思い出してもうて」
「社長?」
「オレが働いてた会社の社長。昭和の腐った遺産って感じで……口ぶりがホンマ、ゴーチエにそっくりでさあ」
そう言ってトモミチは両手で髪をかき上げ、頭をガリガリと掻き始めた。
「…………」
――僕の〝ゴーチエの記憶〟が、トモミチの〝上司の記憶〟を解いてしまった。
〝カズの死〟に向き合えなかったトモミチは、重い心を抱えたまま仕事へ行く。
仕事先にいるのは、ゴーチエそっくりの威圧的な男。
その存在がどれほど精神に圧を与えるか、僕には痛いほど分かる。
――そういえばトモミチは僕に「屍霊術師をやめろ」としきりに言ってきていた。
それは、彼自身が仕事を辞めたかったからではないのだろうか?
だが彼はおそらく仕事を辞めていない。
今朝魔法で呼び寄せた彼の服は、ほとんど全てが仕事着だった。
数少ない私服も、仕事着風のものばかり。
〝私服〟という日常をイメージできないほど、仕事に精神を侵されていたんだ――。
(どうして……!)
――どうして僕はトモミチの悪い記憶ばかり引き出してしまうんだ。
トモミチに消えてほしくない。一緒にいたい。
それなのに、僕と関わるごとにトモミチが〝死〟に近づいてしまう。
僕のせいで、トモミチが……。
「その……社長というやつの話は、投げ捨てることはできないのか」
「投げ捨て」
「何日か前、僕がゴーチエの話をしたとき、トモミチが言ったじゃないか。『〝ペェーン〟しといたらいい』って。同じようにはできないのか」
そう言うとトモミチは目を見開き、少しして「せやなあ」と困ったように笑う。
「うん、せやな。オレもそうしとこかな」
「〝ツクシ〟と、〝プリン〟を書く。僕は書き方が分からない。教えてください。カシワギ大先生」
またトモミチの言葉を借りて言うと、彼は眉を下げて「フフッ」と笑った。
――聞き慣れてきてはいるが、トモミチの〝オオサカ弁〟という言語はどうにも不可思議だ。
軽くてふざけたような印象がある。彼が冗談を多分に交えて話をするため、余計にだ。
実際そうではないのに、言語が彼を軽薄な人間に見せてしまう。
だがその彼の言語が紡ぎ出した言葉の数々が僕の足下を照らし、僕は〝自分〟を視認できた。
今度は僕が同じようにしたい。
『あんたがこれまで相対してきたカシワギ・トモミチは、すでに失われた過去の幻。あんたはこれから、彼の真の姿に向かい合わなければならない』――。
昨日のザビーネの言葉だ。
明るくておしゃべりが好きな「カシワギ・トモミチ」はこれから更に失われ、幻となっていく。
もう取り戻すことはできないのだろう。
悲しい。苦しい。
……でも、そうなっても、僕はちゃんと覚えている。
僕は、「カシワギ・トモミチ」を知っている。
暗いところに意識を向けようとしている彼を引き戻すのは、失われた〝幻〟――カシワギ・トモミチ自身だ。
僕の言葉は彼の闇を引き出してしまうから、彼からもらった言葉で彼を取り戻すんだ。
カシワギ大先生による習字の教え。
いきなり〝倫理〟と書くのではなく、まずは簡単な字――〝ツクシ〟や〝プリン〟を書いてみよう、と言われたのだが、まだその段階にも行っていなかった。
横棒や縦棒、〝はらい〟と呼ばれる斜めの線、それから〝はね〟で終わる縦棒などを書かされている。
筆の持ち方、書くときの姿勢も大事らしい。
僕としてはトモミチと長く話せるからいいのだが、しかし……。
「こんなもの、書く意味があるのか?」
「大アリよ。日本の文字って全部、横棒とか縦棒とか組み合わせてできてるから、まずはそこ覚えんと。基本が大事やからね」
「基本……」
「ん? どした?」
思わず単語を復唱してしまった。
「全くなんでもないこと」と流してしまえるはずだが、トモミチはそう感じなかったようだ。
――魔法も使っていないのに、どうして分かってしまうのだろう?
「な、なんでもない」
「ホンマに? なんか分からんことあるんやったら」
「違う。ゴーチエ先生のことを思い出してしまって」
筆を墨汁につけて、半紙に横線を書いた。
なんとなくトモミチの顔を見たくなくて、うつむいたまま最初に書いた横棒の下に何本も横棒を書く。
先ほどまで書いていたものと比べ、仕上がりが汚い。
ただの横棒でも、心が乱れていると汚くなってしまうらしい。
「ゴーチエは〝基本〟というものをほとんど教えてくれなかったな、と思って」
ゴーチエから教わったのは、屍霊術と少しの魔術のみ。
基本を教えてくれることがあっても説明は難解で、一度きり。
今のトモミチのように、「分からないことがあるなら」なんて絶対に言ってくれない。
分からないことを聞けば最後、「こんなことも分からないのか、馬鹿め」と罵倒される。
それを恐れて質問できず、結局は失敗。
すると今度は「なぜ聞かなかった」と、質問をしたとき以上に責め立てられる。
……毎日、その繰り返しだった。
「そのうえ、ゴーチエの教えには嘘が混じっていた。僕は転移魔法を使えない。教えられた術式を何度イメージしても駄目だった。でも、その術式は全くのでたらめだったんだ。僕は今までずっと、成立するはずのない魔法を必死で」
「カスやな」
「えっ?」
「マジで本格的なカスやん。よかったなあ、死んで」
「…………」
怖くてトモミチの顔を見られない。
半紙に筆を置いたまま手を止めたため、半紙に黒い玉のようなものが書き上がってしまった。
ここから横棒を書いてもいいが、今までで一番汚い仕上がりになるだろう。
昨日のレミの話を思い出す――「前の主人からどういう扱いを受けていたか」という話をするレミに、トモミチが「殺してやればいい」と言ってきたというのだ。
笑いながら、具体的な殺し方まで提示してきて……。
「……よかった、とまでは、さすがに」
「えー? でも実際、そーじゃない? ソイツが生きとって誰が得すんの? 死んだ方が世のため人のため――」
「トモミチ!」
顔を上げ大声を出すと、トモミチは瞠目して喋るのをやめた。
「っ……、僕が今している練習はどういう単語を書くためだったか、覚えているか」
「…………。倫理、やな」
「そうだ。お前の名前を示す字だろう!」
トモミチの顔から表情が消える。まるで面のようだ。
その顔のまま目線だけを斜め上へやって数秒泳がせたあと、肩を落として「ごめん」と小さくつぶやく。
「アカンなあ、どうしても……。社長思い出してもうて」
「社長?」
「オレが働いてた会社の社長。昭和の腐った遺産って感じで……口ぶりがホンマ、ゴーチエにそっくりでさあ」
そう言ってトモミチは両手で髪をかき上げ、頭をガリガリと掻き始めた。
「…………」
――僕の〝ゴーチエの記憶〟が、トモミチの〝上司の記憶〟を解いてしまった。
〝カズの死〟に向き合えなかったトモミチは、重い心を抱えたまま仕事へ行く。
仕事先にいるのは、ゴーチエそっくりの威圧的な男。
その存在がどれほど精神に圧を与えるか、僕には痛いほど分かる。
――そういえばトモミチは僕に「屍霊術師をやめろ」としきりに言ってきていた。
それは、彼自身が仕事を辞めたかったからではないのだろうか?
だが彼はおそらく仕事を辞めていない。
今朝魔法で呼び寄せた彼の服は、ほとんど全てが仕事着だった。
数少ない私服も、仕事着風のものばかり。
〝私服〟という日常をイメージできないほど、仕事に精神を侵されていたんだ――。
(どうして……!)
――どうして僕はトモミチの悪い記憶ばかり引き出してしまうんだ。
トモミチに消えてほしくない。一緒にいたい。
それなのに、僕と関わるごとにトモミチが〝死〟に近づいてしまう。
僕のせいで、トモミチが……。
「その……社長というやつの話は、投げ捨てることはできないのか」
「投げ捨て」
「何日か前、僕がゴーチエの話をしたとき、トモミチが言ったじゃないか。『〝ペェーン〟しといたらいい』って。同じようにはできないのか」
そう言うとトモミチは目を見開き、少しして「せやなあ」と困ったように笑う。
「うん、せやな。オレもそうしとこかな」
「〝ツクシ〟と、〝プリン〟を書く。僕は書き方が分からない。教えてください。カシワギ大先生」
またトモミチの言葉を借りて言うと、彼は眉を下げて「フフッ」と笑った。
――聞き慣れてきてはいるが、トモミチの〝オオサカ弁〟という言語はどうにも不可思議だ。
軽くてふざけたような印象がある。彼が冗談を多分に交えて話をするため、余計にだ。
実際そうではないのに、言語が彼を軽薄な人間に見せてしまう。
だがその彼の言語が紡ぎ出した言葉の数々が僕の足下を照らし、僕は〝自分〟を視認できた。
今度は僕が同じようにしたい。
『あんたがこれまで相対してきたカシワギ・トモミチは、すでに失われた過去の幻。あんたはこれから、彼の真の姿に向かい合わなければならない』――。
昨日のザビーネの言葉だ。
明るくておしゃべりが好きな「カシワギ・トモミチ」はこれから更に失われ、幻となっていく。
もう取り戻すことはできないのだろう。
悲しい。苦しい。
……でも、そうなっても、僕はちゃんと覚えている。
僕は、「カシワギ・トモミチ」を知っている。
暗いところに意識を向けようとしている彼を引き戻すのは、失われた〝幻〟――カシワギ・トモミチ自身だ。
僕の言葉は彼の闇を引き出してしまうから、彼からもらった言葉で彼を取り戻すんだ。
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