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6章 最後の1枚
17話 レミとトモミチ②(1)
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「トモ! 書けたよぉ」
「おっ。見せて見せて」
――昼過ぎ、燐灰の森の庵にて。
主人のロランが出かけたあと、レミはトモミチとずっと一緒にいた。
洗い物をしているところにトモミチが食器を持って現れたので、少し話をした。
内容はロラン達の用事とは全く関係ない世間話だ。
プリンがおいしかったとか、昨日のボールの蹴り合い――〝サッカー〟が、すごくすごくおもしろかったとか。
「そっか。じゃあまた、サッカーする?」
「え! いいの? やるやる!」
昨日レミがボールで遊んでいると、トモミチがやってきた。
レミがいつも1人で壁打ちをしていることを知ったトモミチは「じゃあ2人でやろか」と、ボールの蹴り合いを提案してきた。
最初こそ「大人が子供と遊ぶなんて変だな」と思ったが、遊んでいるうちにそんな気持ちは吹き飛んだ。
だって、楽しかったから。
トモミチはすごい。まるで魔法を使っているみたいにボールを操る。
それを言うとトモミチは「魔法とかちゃうよ。レミ君もすぐできるようになるって」と笑った。
半信半疑だったが、やり方を教わったら本当にできるようになったので驚いた。楽しかった。
今日は1対1でボールの奪い合いをした。
トモミチはかなり手加減をしてくれていたが、それでも彼からボールを奪うのは至難の業だった。
悔しいが、それより何倍も楽しかった。こんなに楽しいのは生まれて初めてかもしれない。
ひとしきり楽しんだあと台所に戻って、昼食の準備をした。
朝と同じ、魚フライのサンドだ。トモミチも少しだけ食べた。
「すごいなあ。オレはレミ君くらいのとき、料理なんか全然作れんかったで」
トモミチは、レミがやることを都度褒めてくれる。
料理を作れるのはすごいとか、サッカーの筋がいいとか、教えたことを飲み込むのが早いとか。
――心がくすぐったい。でも、全然嫌な気分じゃない。
昼食の片付けをして、今はトモミチからニライ・カナイの文字の書き方を習っている。
レミは文字を読めるが書けない。それで生活に不便を感じたことはない。
でも「書けたらきっと楽しいはずだ」とトモミチが言うので、教えてもらうことにしたのだ。
「うんうん、イケてる。うまいこと〝レミ・コメット〟って書けてるやん」
「ホント?」
「ホントホント。名前さえ書けたら無敵やでぇ」
「無敵ではないでしょ」
「フフッ……いやでも、やっぱレミ君は飲み込みが早いわ」
「えへへ……」
――トモミチは優しい。
分からないことを聞いても嫌な顔をしない。
同じことを聞いても「何度言わせるんだ」と顔をしかめない。
失敗をしても怒られないから、レミも気軽に質問ができる。
前にいた所では、ことあるごとに叱責されていた。
聞くと怒られるから聞かないようになって、結果失敗してさらに怒られる――その繰り返しだった。
今の主人のロランは質問をしても怒らない。
でもいつも無表情だし、人を寄せ付けない〝圧〟のようなものを発しているから、やはり質問がしづらい。
そんなロランだが、ここ数日そういう〝圧〟を発しなくなっているように思う。
料理の話題を振るとちゃんと話に応じるし、会話が続く。
魔術のことにしか興味がないと勝手に思っていたが、彼も存外普通の人のようだった。
元々そうだったのかもしれないが、ロランがそういう面を覗かせるようになったのはトモミチの影響だ、とレミは考えていた。
(トモは、明日どっか行っちゃうのかな……)
トモミチがここへ来て、明日で10日を迎える。
そうなれば彼は〝真の完成体〟として市場へ売りに出される。
お別れが近い。
(……いやだよ、そんなの……)
考えただけで涙が出そうになってくる。
――嫌だ。どこへも行ってほしくない。
もっと話をしたい。遊んでほしいし、色々教えてほしい。褒めてほしい。
ロランに頼み込んで、トモミチをここに留め置いてもらえないだろうか。
……そんなレミの希望を阻害するように、突然「ジリリリリリ」というけたたましい音が部屋に響いた。
「ひっ……!?」
音を立てているのは、ロランが昨日会った屍霊術師からもらい受けた〝デンワ〟という道具。
前の主人の家で見たことがあった――確か、遠くの相手と会話ができるという異世界の魔道具だ。
高級品だと聞いた。当然レミは触ったことがないし、使い方も知らない。
このけたたましい音を止める方法も……。
(どうしよう……ずっと鳴ってるよ!)
大きな音が、耳を通さず頭に響く感覚がする。
怖い。人間の声ではないのに、何か怒られている気分になる。
だけど、どうやったら音が鳴り止むのか分からない。
「チッ……」
(……え?)
隣から舌打ちする音が聞こえた。
トモミチだ。
さっきまで笑顔で会話をしていたのに、しかめ面で頭をワシャワシャと掻いている。
「と、トモ……?」
「……うるさいな……」
唸るようにつぶやきながらトモミチはデンワの上に載っている取っ手を少し持ち上げ、叩き付けるようにガン、と置いた。
それで音が止むのかと思ったが、変わらずデンワは鳴り続けている。
「っ……なんでこんなとこでまで、電話やねん、腹立つ……」
「あ……」
何に対して怒っているのか分からない。
「デンワの音がうるさい」以外に理由がありそうだが、レミに分かるはずもない。
――この道具のせいでトモミチの精神が乱れている。
どうにかしないといけない。音が聞こえない所にまで持って行けばいいだろうか……そこまで考えたところで、音は止んだ。
「お待たせいたしました、申し訳ありません。y's工務店、栢木と申しますが」
トモミチが再び取っ手を取り、顔の横につけて話し始めたのだ。
ああすれば音が止むのか――知っているということは、トモミチの世界にはデンワが存在するらしい。
「……はい、お世話になります」
取っ手を左手に持ち替え、トモミチはテーブルに置いてあったペンと紙を自分の元にたぐり寄せる。
「…………?」
トモミチの話し口調が、普段の〝オオサカ弁〟というのと違う気がする。
ちゃんとした敬語も使えるのか、と驚いたが、それより何より、何か様子が変だ。
「申し訳ありません、ロランはただいま外出しておりまして……」
言いながらトモミチが部屋の壁をぐるりと見回した。
――何を探しているのだろう?
「よろしければ、ご用件だけでもお伝えしましょうか?」
「…………」
(なんか、ヘンだな……)
今のトモミチは何か異様だ。何が――とは具体的に分からないが、とにかく変だ。
まるで別人にすり替わったように思える。
「すみません」と、顔の見えない相手にしきりに頭を下げている。
丁寧な口調で話しているが、何か心がこもっていない。
笑顔だが、さっきまで見せていた笑顔とは明らかに違う。笑っているのに笑っていないように感じる。
話を聞きながら、紙に何か文字を書いている――チラリとのぞいたところ、どうやら彼の世界の文字のようだ。
手元を全く見ていないが、あれで間違えずに書けるのだろうか?
まるで操り人形みたいだ――。
「はい、はい……。……えっ!?」
「!!」
トモミチが突然大声を上げたので、レミの体がビクリと跳ねてしまう。
そのレミの様子を一瞥したあとトモミチはすぐに視線を真正面に戻し、また「すみません」と頭を下げた。
そして、先ほど紙に書いた単語の1つに大きくバツ印をつける。
「……すみません。ちょっとあの、驚いてしまって。はい、あの……はい」
視線を左右に泳がせながら、トモミチは先ほどバツ印をつけた単語に何度も何度も大きくバツを書く。
手がぶるぶると震えている。
どうしたのだろう。デンワの向こうにいる人間に、何を言われているのだろう……?
「ああ……すみませんごめんなさい。そういうの、私の方ではちょっとあのっ……ぜ、ぜ、全然、なじみがないものですから……。あの、どうしましょう。戻りましたら、ロランの方から折り返しさせましょうか。……えっ? ああ……えと、『折り返し』っていうのは、こっちから連絡返すって意味で。ちなみにあの、お電話番号っていうのは……なるほど、分かりました申し訳ありません。あの、お名前だけもう一度お伺いしても――」
トモミチはバツを書くのをようやく止め、別の余白にペン先を置いた。
――あのメモ書きが怖い。
バツ印が何度も書かれた場所には、もはや何の単語が書かれていたか分からない――。
「……キム・アンダーソン様ですね。分かりました伝えます。私あの、栢木と申しますので……えっ?」
相手がまた何か言ったようで、トモミチは目を丸くする。だがしばらくの間のあと、ため息まじりに力なく笑った。
「ありがとう……ございます。はい。はい……」
トモミチはペンを机の上に投げるように置くと、その手で前髪を何度もかき上げる。
手に持っているデンワの取っ手からは、男の話し声が漏れ聞こえてくる。なんと言っているかは分からない。
トモミチは背を丸くして相手の言葉に「はい」「すみません」「ありがとうございます」と返すと、また「ありがとうございます」と大きく頭を下げ、最後に「失礼します」と言ってデンワの取っ手を置いた。
デンワの音も相手の声も、もう聞こえない。
デンワが終わったが、トモミチは何も言わない。表情も戻らない。
――静寂が、重い。
「おっ。見せて見せて」
――昼過ぎ、燐灰の森の庵にて。
主人のロランが出かけたあと、レミはトモミチとずっと一緒にいた。
洗い物をしているところにトモミチが食器を持って現れたので、少し話をした。
内容はロラン達の用事とは全く関係ない世間話だ。
プリンがおいしかったとか、昨日のボールの蹴り合い――〝サッカー〟が、すごくすごくおもしろかったとか。
「そっか。じゃあまた、サッカーする?」
「え! いいの? やるやる!」
昨日レミがボールで遊んでいると、トモミチがやってきた。
レミがいつも1人で壁打ちをしていることを知ったトモミチは「じゃあ2人でやろか」と、ボールの蹴り合いを提案してきた。
最初こそ「大人が子供と遊ぶなんて変だな」と思ったが、遊んでいるうちにそんな気持ちは吹き飛んだ。
だって、楽しかったから。
トモミチはすごい。まるで魔法を使っているみたいにボールを操る。
それを言うとトモミチは「魔法とかちゃうよ。レミ君もすぐできるようになるって」と笑った。
半信半疑だったが、やり方を教わったら本当にできるようになったので驚いた。楽しかった。
今日は1対1でボールの奪い合いをした。
トモミチはかなり手加減をしてくれていたが、それでも彼からボールを奪うのは至難の業だった。
悔しいが、それより何倍も楽しかった。こんなに楽しいのは生まれて初めてかもしれない。
ひとしきり楽しんだあと台所に戻って、昼食の準備をした。
朝と同じ、魚フライのサンドだ。トモミチも少しだけ食べた。
「すごいなあ。オレはレミ君くらいのとき、料理なんか全然作れんかったで」
トモミチは、レミがやることを都度褒めてくれる。
料理を作れるのはすごいとか、サッカーの筋がいいとか、教えたことを飲み込むのが早いとか。
――心がくすぐったい。でも、全然嫌な気分じゃない。
昼食の片付けをして、今はトモミチからニライ・カナイの文字の書き方を習っている。
レミは文字を読めるが書けない。それで生活に不便を感じたことはない。
でも「書けたらきっと楽しいはずだ」とトモミチが言うので、教えてもらうことにしたのだ。
「うんうん、イケてる。うまいこと〝レミ・コメット〟って書けてるやん」
「ホント?」
「ホントホント。名前さえ書けたら無敵やでぇ」
「無敵ではないでしょ」
「フフッ……いやでも、やっぱレミ君は飲み込みが早いわ」
「えへへ……」
――トモミチは優しい。
分からないことを聞いても嫌な顔をしない。
同じことを聞いても「何度言わせるんだ」と顔をしかめない。
失敗をしても怒られないから、レミも気軽に質問ができる。
前にいた所では、ことあるごとに叱責されていた。
聞くと怒られるから聞かないようになって、結果失敗してさらに怒られる――その繰り返しだった。
今の主人のロランは質問をしても怒らない。
でもいつも無表情だし、人を寄せ付けない〝圧〟のようなものを発しているから、やはり質問がしづらい。
そんなロランだが、ここ数日そういう〝圧〟を発しなくなっているように思う。
料理の話題を振るとちゃんと話に応じるし、会話が続く。
魔術のことにしか興味がないと勝手に思っていたが、彼も存外普通の人のようだった。
元々そうだったのかもしれないが、ロランがそういう面を覗かせるようになったのはトモミチの影響だ、とレミは考えていた。
(トモは、明日どっか行っちゃうのかな……)
トモミチがここへ来て、明日で10日を迎える。
そうなれば彼は〝真の完成体〟として市場へ売りに出される。
お別れが近い。
(……いやだよ、そんなの……)
考えただけで涙が出そうになってくる。
――嫌だ。どこへも行ってほしくない。
もっと話をしたい。遊んでほしいし、色々教えてほしい。褒めてほしい。
ロランに頼み込んで、トモミチをここに留め置いてもらえないだろうか。
……そんなレミの希望を阻害するように、突然「ジリリリリリ」というけたたましい音が部屋に響いた。
「ひっ……!?」
音を立てているのは、ロランが昨日会った屍霊術師からもらい受けた〝デンワ〟という道具。
前の主人の家で見たことがあった――確か、遠くの相手と会話ができるという異世界の魔道具だ。
高級品だと聞いた。当然レミは触ったことがないし、使い方も知らない。
このけたたましい音を止める方法も……。
(どうしよう……ずっと鳴ってるよ!)
大きな音が、耳を通さず頭に響く感覚がする。
怖い。人間の声ではないのに、何か怒られている気分になる。
だけど、どうやったら音が鳴り止むのか分からない。
「チッ……」
(……え?)
隣から舌打ちする音が聞こえた。
トモミチだ。
さっきまで笑顔で会話をしていたのに、しかめ面で頭をワシャワシャと掻いている。
「と、トモ……?」
「……うるさいな……」
唸るようにつぶやきながらトモミチはデンワの上に載っている取っ手を少し持ち上げ、叩き付けるようにガン、と置いた。
それで音が止むのかと思ったが、変わらずデンワは鳴り続けている。
「っ……なんでこんなとこでまで、電話やねん、腹立つ……」
「あ……」
何に対して怒っているのか分からない。
「デンワの音がうるさい」以外に理由がありそうだが、レミに分かるはずもない。
――この道具のせいでトモミチの精神が乱れている。
どうにかしないといけない。音が聞こえない所にまで持って行けばいいだろうか……そこまで考えたところで、音は止んだ。
「お待たせいたしました、申し訳ありません。y's工務店、栢木と申しますが」
トモミチが再び取っ手を取り、顔の横につけて話し始めたのだ。
ああすれば音が止むのか――知っているということは、トモミチの世界にはデンワが存在するらしい。
「……はい、お世話になります」
取っ手を左手に持ち替え、トモミチはテーブルに置いてあったペンと紙を自分の元にたぐり寄せる。
「…………?」
トモミチの話し口調が、普段の〝オオサカ弁〟というのと違う気がする。
ちゃんとした敬語も使えるのか、と驚いたが、それより何より、何か様子が変だ。
「申し訳ありません、ロランはただいま外出しておりまして……」
言いながらトモミチが部屋の壁をぐるりと見回した。
――何を探しているのだろう?
「よろしければ、ご用件だけでもお伝えしましょうか?」
「…………」
(なんか、ヘンだな……)
今のトモミチは何か異様だ。何が――とは具体的に分からないが、とにかく変だ。
まるで別人にすり替わったように思える。
「すみません」と、顔の見えない相手にしきりに頭を下げている。
丁寧な口調で話しているが、何か心がこもっていない。
笑顔だが、さっきまで見せていた笑顔とは明らかに違う。笑っているのに笑っていないように感じる。
話を聞きながら、紙に何か文字を書いている――チラリとのぞいたところ、どうやら彼の世界の文字のようだ。
手元を全く見ていないが、あれで間違えずに書けるのだろうか?
まるで操り人形みたいだ――。
「はい、はい……。……えっ!?」
「!!」
トモミチが突然大声を上げたので、レミの体がビクリと跳ねてしまう。
そのレミの様子を一瞥したあとトモミチはすぐに視線を真正面に戻し、また「すみません」と頭を下げた。
そして、先ほど紙に書いた単語の1つに大きくバツ印をつける。
「……すみません。ちょっとあの、驚いてしまって。はい、あの……はい」
視線を左右に泳がせながら、トモミチは先ほどバツ印をつけた単語に何度も何度も大きくバツを書く。
手がぶるぶると震えている。
どうしたのだろう。デンワの向こうにいる人間に、何を言われているのだろう……?
「ああ……すみませんごめんなさい。そういうの、私の方ではちょっとあのっ……ぜ、ぜ、全然、なじみがないものですから……。あの、どうしましょう。戻りましたら、ロランの方から折り返しさせましょうか。……えっ? ああ……えと、『折り返し』っていうのは、こっちから連絡返すって意味で。ちなみにあの、お電話番号っていうのは……なるほど、分かりました申し訳ありません。あの、お名前だけもう一度お伺いしても――」
トモミチはバツを書くのをようやく止め、別の余白にペン先を置いた。
――あのメモ書きが怖い。
バツ印が何度も書かれた場所には、もはや何の単語が書かれていたか分からない――。
「……キム・アンダーソン様ですね。分かりました伝えます。私あの、栢木と申しますので……えっ?」
相手がまた何か言ったようで、トモミチは目を丸くする。だがしばらくの間のあと、ため息まじりに力なく笑った。
「ありがとう……ございます。はい。はい……」
トモミチはペンを机の上に投げるように置くと、その手で前髪を何度もかき上げる。
手に持っているデンワの取っ手からは、男の話し声が漏れ聞こえてくる。なんと言っているかは分からない。
トモミチは背を丸くして相手の言葉に「はい」「すみません」「ありがとうございます」と返すと、また「ありがとうございます」と大きく頭を下げ、最後に「失礼します」と言ってデンワの取っ手を置いた。
デンワの音も相手の声も、もう聞こえない。
デンワが終わったが、トモミチは何も言わない。表情も戻らない。
――静寂が、重い。
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