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本編
17.魔神現る
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マヨコハから出港して三日後。俺達はいよいよユーエスエイ帝国の領海に入っていた。そして今は、さんさんと太陽の輝く浜辺でひと休み中である。
「すんごく気持ちいい風……それに海は真っ青だし気温はホット。この島、最高だね」
「ええ、それはもう。ここは地上の楽園とまで言われるユーエスエイ随一のリゾート地、イハワですから」
地上の楽園。まさにアビの言葉通りのいい所だ。揺れとか全然ない快適な船旅だったけど、さすがに三日も乗りっぱなしだと体もちょっと重くなる。
途中でこうやって骨休めできたのはラッキーだったな。
「体があると、そーやって気持ちよくなれていーわよねー。あ、幽霊には疲れとかないので、別にお気づかいなくて結構でしてよ、オホホ」
そう言いつつもツーンと不機嫌気味なマナ。まーまー、一人だけ退屈だろうけど、ちょっとだけ我慢してくれや。
「明日の朝には出発するからさ。そいでアビ、あとどのくらいなんだ? あと、着いたらどうするんだ?」
今のうちに先の予定を確認しとこうと俺が聞くと、アビも姿勢を正して話し出す。
「順調に行くと、三日後にスロス・アンジェルに着きます。そこから大陸中央部のステキサを目指して移動していくことになります。ステキサには国の魔術機関があって、そこでこのコクコンを解析するのです」
ダンジョンの底で手に入れたあの石碑の欠片をさすりながら、アビはそう言った。
このコクコンが、怪獣殺しの毒になるらしい。ユーエスエイ全土を脅かしている怪獣出現事件に対する特効薬として、皇女であるアビが自ら海を越えてまで手に入れてきたのだ。
というのは、アビをはじめ皇帝の子供達は、怪獣問題を解決した者に次の皇位が与えられるという勅命を受けているからである。
「私もついてるわ。ちゃっちゃと使命を果たして、女皇になっちゃいなさいよ」
それに、そのダンジョンの底にあった怪獣の墓場で出会ったマナには、怪獣と心を通わせる特殊能力がある。彼女がいたら、もしかしたらコクコンの毒を使うこともなく、怪獣問題を解決できるかもしれない。
そして、アビの兄弟姉妹も、それぞれ独自の方法を探しているらしい。正直、平民にとってはその中の誰が解決してくれてもいいだろう。
「こんなにゆっくりできることって、しばらくないんじゃないの? 今を楽しもうぜぃ」
俺はそう言って、一人砂浜を歩き出す。
このビーチは穴場なのか、人が全然いない。なので、のんびりふらふら、波と戯れたり落ちてるものを見たりして好きなように行く。
「ん?」
しばらくすると、何かキラリと光るものが落ちているのを見つけた。
「なんじゃいなっと……指環か」
なんでこんな所にこんな高価そうなモノがあるのかな? 疑問に思いながらその指環を拾い上げ、付いていた砂を払おうと指でこすったその時。
「おう、お主。その指環を拾ったお主だ」
「あん? ーー! あんた、いつの間にそこに……?」
振り返ると、どこからともなく現れた絶世の美女がこっちを見ていた。
俺より長身で足がめちゃ長、滑らかな黒髪をひっつめ風にして、褐色肌ととんでもない巨乳が水着くらいの面積の装備に覆われてる。しかも全身柔らかくも強靭そうな筋肉がバッチリで、ムダが全くない。
なんじゃこりゃ。簡単にまとめると、モデルとグラドルとスポーツ選手のいいとこ取りみたいな、とにかく見たことないレベルの恵体だった。
「その指環は我輩のもの。返すがよい」
美女はそう言って右手を差し出してくる。この男口調、この高飛車ぶり……俺は嫌いじゃないぜ。
「証拠はあんのか? 本当は海から流されてきたのに、自分が欲しいからって嘘ついてんじゃないの?」
ていっても、こんな鉄と真鍮で出来てるっぽい変な指環を欲しがるとは思えんけど……
「貴様、この我輩が汚らわしき嘘など吐くはずがなかろう! 無礼は許さんぞ……!」
謎の美女がこう言い放った次の瞬間、とんでもないプレッシャーが襲いかかってきた。
うおお⁉︎ こいつ、この前の岩巨人なんて屁にもならんほどヤバそうだ。
「おおう、脅しか? んなこと言われても、ほら、俺の指にピッタシだしさ……!」
俺は警戒心を最大にしながらも、軽口を叩いて余裕をアピールしつつ、指環を右手の人差し指に嵌める。
【イヌイは 魔神の指環 を手に入れた】
「! おのれ、嵌めたな! 嵌めおったな! ぐむむっ、むううぅぅん……」
突如、美女からのプレッシャーが消えた。なんじゃい、さっきから続くこの唐突さは。
頭が痛むのか、急に頭を抱え出した美女は、しばらく呻き声を漏らした後、不意にまたこっちを見てにこりと微笑んだ。
「分かった、その指環はお主のものだ。そしてそうなった今、我輩もお主に従おう。なんなりと望みを言うがよい。全て叶えてみせようぞ」
……はい? 急すぎて訳が分からんけど、なんかこういうおとぎ話って聞いたことあるな。
「我輩のことは、ズーニーと呼ぶがよい。"魔神"の二つ名は聞いたことがあろう? この名にかけて、我が主のあらゆる願いを叶えん」
おぉぉ。やっぱり魔神って、あの、指環とかランプをこすると出てくるやつ? てか、人間じゃないんかい? どっちかはっきりせい。
「ごめん、俺は冒険者になりたてでその名前は聞いたことないんだけど、二つ名があるってことは、あんたも冒険者なのか?」
「ふふん、面と向かって我輩を知らんなどとぬかすとは、随分な度胸よな。もっとも、我輩が冒険者になったのは事のついでに過ぎんし、いわんや二つ名など何の意味もない。それより、お主の望みはなんだ? 世界を手に入れたいか?」
いきなり何を言い出してんだ。まぁ、いい。俺の望みは何かと言えばーー
「俺達はこれからユーエスエイに行って、怪獣退治に取りかかるんだ。あんたも来てくれるか?」
こんなヤバ強そうな奴なら、まあ何かの役には立つだろう。性格もヤバそうだけど。
「怪獣? よかろう、なかなか面白そうな話ではないか。全てこのズーニーに任せておけ。ふはははは」
うーん、話の流れでなんか変な奴が一緒に来ることになっちゃったけど……とりあえず、アビとマナに紹介するかね。
「すんごく気持ちいい風……それに海は真っ青だし気温はホット。この島、最高だね」
「ええ、それはもう。ここは地上の楽園とまで言われるユーエスエイ随一のリゾート地、イハワですから」
地上の楽園。まさにアビの言葉通りのいい所だ。揺れとか全然ない快適な船旅だったけど、さすがに三日も乗りっぱなしだと体もちょっと重くなる。
途中でこうやって骨休めできたのはラッキーだったな。
「体があると、そーやって気持ちよくなれていーわよねー。あ、幽霊には疲れとかないので、別にお気づかいなくて結構でしてよ、オホホ」
そう言いつつもツーンと不機嫌気味なマナ。まーまー、一人だけ退屈だろうけど、ちょっとだけ我慢してくれや。
「明日の朝には出発するからさ。そいでアビ、あとどのくらいなんだ? あと、着いたらどうするんだ?」
今のうちに先の予定を確認しとこうと俺が聞くと、アビも姿勢を正して話し出す。
「順調に行くと、三日後にスロス・アンジェルに着きます。そこから大陸中央部のステキサを目指して移動していくことになります。ステキサには国の魔術機関があって、そこでこのコクコンを解析するのです」
ダンジョンの底で手に入れたあの石碑の欠片をさすりながら、アビはそう言った。
このコクコンが、怪獣殺しの毒になるらしい。ユーエスエイ全土を脅かしている怪獣出現事件に対する特効薬として、皇女であるアビが自ら海を越えてまで手に入れてきたのだ。
というのは、アビをはじめ皇帝の子供達は、怪獣問題を解決した者に次の皇位が与えられるという勅命を受けているからである。
「私もついてるわ。ちゃっちゃと使命を果たして、女皇になっちゃいなさいよ」
それに、そのダンジョンの底にあった怪獣の墓場で出会ったマナには、怪獣と心を通わせる特殊能力がある。彼女がいたら、もしかしたらコクコンの毒を使うこともなく、怪獣問題を解決できるかもしれない。
そして、アビの兄弟姉妹も、それぞれ独自の方法を探しているらしい。正直、平民にとってはその中の誰が解決してくれてもいいだろう。
「こんなにゆっくりできることって、しばらくないんじゃないの? 今を楽しもうぜぃ」
俺はそう言って、一人砂浜を歩き出す。
このビーチは穴場なのか、人が全然いない。なので、のんびりふらふら、波と戯れたり落ちてるものを見たりして好きなように行く。
「ん?」
しばらくすると、何かキラリと光るものが落ちているのを見つけた。
「なんじゃいなっと……指環か」
なんでこんな所にこんな高価そうなモノがあるのかな? 疑問に思いながらその指環を拾い上げ、付いていた砂を払おうと指でこすったその時。
「おう、お主。その指環を拾ったお主だ」
「あん? ーー! あんた、いつの間にそこに……?」
振り返ると、どこからともなく現れた絶世の美女がこっちを見ていた。
俺より長身で足がめちゃ長、滑らかな黒髪をひっつめ風にして、褐色肌ととんでもない巨乳が水着くらいの面積の装備に覆われてる。しかも全身柔らかくも強靭そうな筋肉がバッチリで、ムダが全くない。
なんじゃこりゃ。簡単にまとめると、モデルとグラドルとスポーツ選手のいいとこ取りみたいな、とにかく見たことないレベルの恵体だった。
「その指環は我輩のもの。返すがよい」
美女はそう言って右手を差し出してくる。この男口調、この高飛車ぶり……俺は嫌いじゃないぜ。
「証拠はあんのか? 本当は海から流されてきたのに、自分が欲しいからって嘘ついてんじゃないの?」
ていっても、こんな鉄と真鍮で出来てるっぽい変な指環を欲しがるとは思えんけど……
「貴様、この我輩が汚らわしき嘘など吐くはずがなかろう! 無礼は許さんぞ……!」
謎の美女がこう言い放った次の瞬間、とんでもないプレッシャーが襲いかかってきた。
うおお⁉︎ こいつ、この前の岩巨人なんて屁にもならんほどヤバそうだ。
「おおう、脅しか? んなこと言われても、ほら、俺の指にピッタシだしさ……!」
俺は警戒心を最大にしながらも、軽口を叩いて余裕をアピールしつつ、指環を右手の人差し指に嵌める。
【イヌイは 魔神の指環 を手に入れた】
「! おのれ、嵌めたな! 嵌めおったな! ぐむむっ、むううぅぅん……」
突如、美女からのプレッシャーが消えた。なんじゃい、さっきから続くこの唐突さは。
頭が痛むのか、急に頭を抱え出した美女は、しばらく呻き声を漏らした後、不意にまたこっちを見てにこりと微笑んだ。
「分かった、その指環はお主のものだ。そしてそうなった今、我輩もお主に従おう。なんなりと望みを言うがよい。全て叶えてみせようぞ」
……はい? 急すぎて訳が分からんけど、なんかこういうおとぎ話って聞いたことあるな。
「我輩のことは、ズーニーと呼ぶがよい。"魔神"の二つ名は聞いたことがあろう? この名にかけて、我が主のあらゆる願いを叶えん」
おぉぉ。やっぱり魔神って、あの、指環とかランプをこすると出てくるやつ? てか、人間じゃないんかい? どっちかはっきりせい。
「ごめん、俺は冒険者になりたてでその名前は聞いたことないんだけど、二つ名があるってことは、あんたも冒険者なのか?」
「ふふん、面と向かって我輩を知らんなどとぬかすとは、随分な度胸よな。もっとも、我輩が冒険者になったのは事のついでに過ぎんし、いわんや二つ名など何の意味もない。それより、お主の望みはなんだ? 世界を手に入れたいか?」
いきなり何を言い出してんだ。まぁ、いい。俺の望みは何かと言えばーー
「俺達はこれからユーエスエイに行って、怪獣退治に取りかかるんだ。あんたも来てくれるか?」
こんなヤバ強そうな奴なら、まあ何かの役には立つだろう。性格もヤバそうだけど。
「怪獣? よかろう、なかなか面白そうな話ではないか。全てこのズーニーに任せておけ。ふはははは」
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