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~これだけは誓って~ 4話
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「【ここでは】…?」
「俺のお家においでよ…。
ついてきてくれる?
っていっても、君に拒否権なんてないけどね」
「なっ!」
確かに、もし断ったらまた前の生活に逆戻りだ……そんなの…嫌だ…。
「くっ、わ、分かった。
で、でも!お前に従ったら本当にいじめないんだよな…?」
「ねぇ、佐田くん。」
「へっ?な、に?」
やばい…こいつ、ちょっと怒ってる…?
な、なんで怒ってんだ?なんか言ったか僕!?
「その【お前】って呼び方
俺好きじゃないな。」
「…え?」
そ、それだけ……?
でも、こいつすっごいしかめっ面してるし、本当に嫌なんだろうな。
「これからは、【望】って呼んで?
もちろん、佐田くんなら呼んでくれるよね?」
の、望って…いきなり下の名前かよ…
しかも、こいつの顔が「従うよな?」って顔してるし…。
しょうがない、ここは素直に従うしか…。
「わ、わかった。の、のぞむ…?」
ち、ちょっと気恥かしいけど
これで慣れていかないと。
「ふふふ。良い子だね、佐田くん。
じゃ、俺ん家行こうか。ほら、手。」
「え、今からっ!?」
「当たり前でしょ?
俺もまだ佐田くんで楽しみきれてないんだから。ほら、行くよ。手ぇ出して。」
「え、あ、うん。」
僕は、きり…じゃなくて、望に手を引かれ、望の家へと向かった………
専属の執事がついた車で。
そういえば、望は大企業の社長の息子だったな。一般庶民とは大違いだ。
でも、こいつ。なんでなにも喋ってこないんだ…?
「あ、忘れてた。」
「へっ?」
な、なんだいきなり。
「佐田くん、君、俺の家で誰かに話しかけられても一言も発しちゃダメだよ。
特に、【親父と兄貴】には。」
「え、ひ、一言もって…
あ、挨拶くらいしないと。」
「絶対にダメ。
これだけは誓って。」
な、なんだよ。急にそんな怖い顔して…
「わ、分かったよ。」
そんな話をしていると……。
「坊っちゃま、着きましたよ」
「ん、ありがと」
車から降りると……………。
こ、ここはーーーーー。
な、なんだこの家ー!!!!!!!
で、デカすぎるだろ……。
僕は無意識に口を開けたまま、その場に立ち尽くしていた。
「ふふふ。口開けちゃって、可愛いな。
そんな無防備な顔してると、キスしちゃうよ。」
「へ?」
僕が間抜けな声を出す時にはもう僕の顔の前には望の整った顔があった。
「ちょ!!ま、まてよ!」
僕が慌てて身を引いたとき。
「あははっ!嘘だよ。
驚いてる佐田くんも可愛いな。」
「なっ!またからかいやがったな!」
あれ…?まてよ、俺…なんで中学の頃にいじめに参加してた?奴とこんな普通に会話してるんだ?
だ、だめだ。完全にこいつに丸め込まれてる。
そうして、僕と望は長い玄関への入り口を歩くのだったーーーーーーー。
「俺のお家においでよ…。
ついてきてくれる?
っていっても、君に拒否権なんてないけどね」
「なっ!」
確かに、もし断ったらまた前の生活に逆戻りだ……そんなの…嫌だ…。
「くっ、わ、分かった。
で、でも!お前に従ったら本当にいじめないんだよな…?」
「ねぇ、佐田くん。」
「へっ?な、に?」
やばい…こいつ、ちょっと怒ってる…?
な、なんで怒ってんだ?なんか言ったか僕!?
「その【お前】って呼び方
俺好きじゃないな。」
「…え?」
そ、それだけ……?
でも、こいつすっごいしかめっ面してるし、本当に嫌なんだろうな。
「これからは、【望】って呼んで?
もちろん、佐田くんなら呼んでくれるよね?」
の、望って…いきなり下の名前かよ…
しかも、こいつの顔が「従うよな?」って顔してるし…。
しょうがない、ここは素直に従うしか…。
「わ、わかった。の、のぞむ…?」
ち、ちょっと気恥かしいけど
これで慣れていかないと。
「ふふふ。良い子だね、佐田くん。
じゃ、俺ん家行こうか。ほら、手。」
「え、今からっ!?」
「当たり前でしょ?
俺もまだ佐田くんで楽しみきれてないんだから。ほら、行くよ。手ぇ出して。」
「え、あ、うん。」
僕は、きり…じゃなくて、望に手を引かれ、望の家へと向かった………
専属の執事がついた車で。
そういえば、望は大企業の社長の息子だったな。一般庶民とは大違いだ。
でも、こいつ。なんでなにも喋ってこないんだ…?
「あ、忘れてた。」
「へっ?」
な、なんだいきなり。
「佐田くん、君、俺の家で誰かに話しかけられても一言も発しちゃダメだよ。
特に、【親父と兄貴】には。」
「え、ひ、一言もって…
あ、挨拶くらいしないと。」
「絶対にダメ。
これだけは誓って。」
な、なんだよ。急にそんな怖い顔して…
「わ、分かったよ。」
そんな話をしていると……。
「坊っちゃま、着きましたよ」
「ん、ありがと」
車から降りると……………。
こ、ここはーーーーー。
な、なんだこの家ー!!!!!!!
で、デカすぎるだろ……。
僕は無意識に口を開けたまま、その場に立ち尽くしていた。
「ふふふ。口開けちゃって、可愛いな。
そんな無防備な顔してると、キスしちゃうよ。」
「へ?」
僕が間抜けな声を出す時にはもう僕の顔の前には望の整った顔があった。
「ちょ!!ま、まてよ!」
僕が慌てて身を引いたとき。
「あははっ!嘘だよ。
驚いてる佐田くんも可愛いな。」
「なっ!またからかいやがったな!」
あれ…?まてよ、俺…なんで中学の頃にいじめに参加してた?奴とこんな普通に会話してるんだ?
だ、だめだ。完全にこいつに丸め込まれてる。
そうして、僕と望は長い玄関への入り口を歩くのだったーーーーーーー。
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