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第百九十七話
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アルルはキースの話す物語が恐ろしくなり、レオにしがみついていた。
ぷるぷると怖がる姿に、レオはふふっと笑みを漏らすとキースに視線を移した。
キースはレオの表情に口をへの字に曲げると少しアルルの態度が気に入らないのかちらちらとアルルを見ながら話をした。
「まぁ、恐ろしい話だけれど、悪魔達は俺達の願いを叶えてくれるし、悪いことばかりじゃない。」
その言葉に、アルルは震える声を押さえてどうにか尋ねた。
「その、、死体って、、、どうなるの?」
キースは肩をすくめた。
「消える。けど、たくさん願いを叶えてくれたんだから、俺としては守るべきだと考えている。」
アルルはおずおずと視線をレオに向けた。
「レオは?知ってたの?」
「うん。でも、半信半疑だったから、ちょっとぞっとはするね。」
その言葉にアルルはうなずき、そしてキースに言った。
「キースのお父さんは、お母さんを生き返らせようと、本当にしているの?」
「おそらく。」
レオはキースを見て言った。
「亡くなったお母さんの体は?」
そこでキースは下を向き、息を整えると答えた。
「悪魔に持っていかれたはずだ。だから、生き返らせるとしたら、悪魔との契約違反になる。それがどんな事態になるかは想像もつかない。」
アルルはうなずくと、レオとキースを見つめ、それからゆっくりと自分の心臓を落ち着けるようにして話をした。
「とにかく、じゃあ、キースのお父さんが本当にお母さんを生き返らせようとしているのか調べよう。どこから調べる?」
その言葉に、キースは少し考えると言った。
「多分、父にもこの部屋みたいに、皆に秘密にしている部屋があるんじゃないかと思うんだ。けど、父の悪魔はとても強力な奴だから、俺の悪魔を使っての魔術ではその部屋は見つけられないと思う。」
「そっか、、、じゃあ、私とレオの魔法で調べてみよう。」
レオもうなずいた。
「キースのお母さんを生き返らせようとしているなら、その遺品もその部屋にある可能性が高いね。キース。何かキミのお母さんの持ち物はない?それを手掛かりにして魔法で探せると思うんだ。」
キースは自分の腕にはめているネックレスをさすると言った。
「このネックレスは、俺のお母さんから引き継いだものなんだ。これはどうだ?」
キースはネックレスを首から外すとアルルに手渡した。
金色のそのネックレスを受け取り、アルルはレオと頷きあうと呼吸を整え、そして手を二人で重ね合わせ、そしてゆっくりと魔力を合わせていく。
二人の周りに風が舞い始め、魔法が渦巻いていく。
そして探知魔法の風がそよ風となって様々なところを吹き抜けていく。
他の人にばれないように細心の注意を払いながら魔法を張り巡らせていくと、アルルとレオはある一か所を見つけて眉間にしわを寄せた。
おそらく、ここだ。
そうは思ったが、その部屋には厳重に何かの魔術が駆けられているようであり、遠くから中を探そうとするのは難しいように感じた。
アルルとレオは大きく息を吐きながら魔法を消すと、キースに顔を向けた。
「怪しいなって場所は見つけたけれど、、、。」
「ここからじゃあ、中を探るのまでは無理みたいだ。」
アルルとレオの言葉にキースは言った。
「近くに行けば探る事は出来るか?」
アルルはうなずいた。
「うん。この城の地図はある?」
「あるよ。」
キースは手を開いた。
「地図よ、現れよ。」
ポンッと取り出された地図をアルルとレオは受け取ると、魔法でペンをだし、白の地図の中に数か所の目印をつけていく。
キースはその様子を見ながら首を傾げた。
「これは?」
「ふふふ。探検の地図みたいだね。」
「まぁ、でも探すものはちょっと怖いけどね。」
その言葉に、アルルは確かにちょっと怖いなとさりげなくレオの手をぎゅっと握るのであった。
ぷるぷると怖がる姿に、レオはふふっと笑みを漏らすとキースに視線を移した。
キースはレオの表情に口をへの字に曲げると少しアルルの態度が気に入らないのかちらちらとアルルを見ながら話をした。
「まぁ、恐ろしい話だけれど、悪魔達は俺達の願いを叶えてくれるし、悪いことばかりじゃない。」
その言葉に、アルルは震える声を押さえてどうにか尋ねた。
「その、、死体って、、、どうなるの?」
キースは肩をすくめた。
「消える。けど、たくさん願いを叶えてくれたんだから、俺としては守るべきだと考えている。」
アルルはおずおずと視線をレオに向けた。
「レオは?知ってたの?」
「うん。でも、半信半疑だったから、ちょっとぞっとはするね。」
その言葉にアルルはうなずき、そしてキースに言った。
「キースのお父さんは、お母さんを生き返らせようと、本当にしているの?」
「おそらく。」
レオはキースを見て言った。
「亡くなったお母さんの体は?」
そこでキースは下を向き、息を整えると答えた。
「悪魔に持っていかれたはずだ。だから、生き返らせるとしたら、悪魔との契約違反になる。それがどんな事態になるかは想像もつかない。」
アルルはうなずくと、レオとキースを見つめ、それからゆっくりと自分の心臓を落ち着けるようにして話をした。
「とにかく、じゃあ、キースのお父さんが本当にお母さんを生き返らせようとしているのか調べよう。どこから調べる?」
その言葉に、キースは少し考えると言った。
「多分、父にもこの部屋みたいに、皆に秘密にしている部屋があるんじゃないかと思うんだ。けど、父の悪魔はとても強力な奴だから、俺の悪魔を使っての魔術ではその部屋は見つけられないと思う。」
「そっか、、、じゃあ、私とレオの魔法で調べてみよう。」
レオもうなずいた。
「キースのお母さんを生き返らせようとしているなら、その遺品もその部屋にある可能性が高いね。キース。何かキミのお母さんの持ち物はない?それを手掛かりにして魔法で探せると思うんだ。」
キースは自分の腕にはめているネックレスをさすると言った。
「このネックレスは、俺のお母さんから引き継いだものなんだ。これはどうだ?」
キースはネックレスを首から外すとアルルに手渡した。
金色のそのネックレスを受け取り、アルルはレオと頷きあうと呼吸を整え、そして手を二人で重ね合わせ、そしてゆっくりと魔力を合わせていく。
二人の周りに風が舞い始め、魔法が渦巻いていく。
そして探知魔法の風がそよ風となって様々なところを吹き抜けていく。
他の人にばれないように細心の注意を払いながら魔法を張り巡らせていくと、アルルとレオはある一か所を見つけて眉間にしわを寄せた。
おそらく、ここだ。
そうは思ったが、その部屋には厳重に何かの魔術が駆けられているようであり、遠くから中を探そうとするのは難しいように感じた。
アルルとレオは大きく息を吐きながら魔法を消すと、キースに顔を向けた。
「怪しいなって場所は見つけたけれど、、、。」
「ここからじゃあ、中を探るのまでは無理みたいだ。」
アルルとレオの言葉にキースは言った。
「近くに行けば探る事は出来るか?」
アルルはうなずいた。
「うん。この城の地図はある?」
「あるよ。」
キースは手を開いた。
「地図よ、現れよ。」
ポンッと取り出された地図をアルルとレオは受け取ると、魔法でペンをだし、白の地図の中に数か所の目印をつけていく。
キースはその様子を見ながら首を傾げた。
「これは?」
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その言葉に、アルルは確かにちょっと怖いなとさりげなくレオの手をぎゅっと握るのであった。
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