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第5章 時は隔てる
第19話 コスコルの一回戦
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5-19
「あ、始まった」
ほっ……助かりました。恥ずか死なずにすみましたよ……。
「相手は……また珍しい武器を使いますね。砂漠の民が好んで使っていた物です」
「フリッサよ。肌も黒いし、そっちの出身なのかもね」
フリッサとは北アフリカ北西部の伝統的な刀剣で、歪んだ刀の様な見た目の細身の刃が特徴です。先が鋭いので、刺突に注意が必要ですね。こちらのはまた違う呼び名でしょうが、スキルが上手く翻訳してくれてるはず。
実力としては……Aランクの内には収まっていますね。名前はディーニア。鑑定結果も踏まえると、コスコルとはほぼ互角でしょうか。
「まずは様子見するみたいだね。コスコル」
スズの言うように、左手に持つ大楯を目線のすぐ下に構えて護りを固めています。
対して、ディーニアの初手。〈風魔法〉の[風斬]です。
ミスリル製のそれなら正面から受けても問題無いでしょうが、コスコルは油断無く角度をつけて受け流しています。
「ゆったりした立ち上がりね」
「コスコルはタイプからして当然だけど、あっちも慎重な人みたい」
移動しながら様子を伺うディーニアと、楯越しに警戒するコスコル。
暫く魔法と楯の擦れる音が聞こえるだけでしたが、互いに拉致があかないと判断したようです。両者が駆け出します。
スピードは、ディーニアが上。装備は騎士鎧でなく皮製のモノを使っているコスコルですが、大楯の重量はそれだけで『人族』には大きな枷になる程です。
……まぁ、コスコルには関係ありませんが。
「普通の『人族』に見えたんだろうね。驚いてるよ」
まるで比較的軽い、木の盾を扱っているかのように軽々と楯を操り、ディーニアの振り下ろすフリッサに合わせます。
コスコルの技量なら軽く流せる一撃でしたが、それは相手も分かっていた事。だからこそ、コスコルは強く弾いたのでしょう。
続いて、掲げていた楯の代わりに右手の肉厚な直剣を振り下ろしました。
相手は腕を弾き上げられ、身体の正面がガラ空きです。並の使い手ならば確実に一撃もらっている所。
しかし流石はAランク。身体強化を脚部に集中させて後ろへ逃れました。
コスコルはそれに追撃を試みます。避けたとはいえ無理矢理。反撃はないと踏んだのでしょう。
「甘いわね」
「だねー」
楯を構えて突進したコスコルに対して、ディーニアは空を蹴り、コスコルの頭上を前宙しながら超えます。
その際に頭部へ切りつける事は忘れていません。
これは何とか首を捻って躱したコスコル。しかし後ろを取られてしまいました。
「まったく。元騎士の癖に何やってんのよ」
「暫く私が相手する?」
「その方がいいかもね。この試合を見る限り」
「……姉様たち、嬉しそう」
「…………コスコル。強く生きてください」
ディーニアから距離を取りながら、振り返ります。しかしディーニアの刺突が届く方が早いですね。
首を狙われたのは、ラッキーでしょう。急所は一番警戒している所です。
コスコルは楯を横からぶち当て、軌道を逸らしました。左肩を覆う鎧で鋭刃は止まります。並の鎧なら貫かれていたでしょう。
そのまま剣を引けないよう楯で押さえつけながら、右手の剣での刺突。
……コスコルも気が逸りましたね。警戒が強く、的の小さい顔面を狙ってしまいました。首を捻っただけで躱されます。
更に、コスコルの頭上から風の槍が降って来ます。ディーニアは躱しながら詠唱をしていたようです。
目視がし辛い〈風魔法〉ですが、そんなモノ、見えなくても感じ取れるよう訓練してるに決まってます。
コスコルは視線を向ける事なく〈神聖魔法〉の[光の守護]で受け止めました。
「あの魔法便利なんだよね。本気で動いたら頭から抜け落ちちゃうんだけど」
「そこはあなたの課題よね」
ここまでまだ魔法を使っていなかったコスコルです。少々意表を突く結果になったようで、隙ができました。
ここは手堅く、逆袈裟に切り上げます。楯を構えての横薙ぎはし辛いですから。
残念。浅かったです。
だけどこの試合始めてのまともな傷。このまま流れを掴みたい。
そのまま追撃。目線を塞ぐように幅の狭い薙ぎ。更に楯を押し出し、ディーニアの剣の動きを封じます。
それを嫌って下がろうとしますが、コスコルはこれは許しません。更に前へ。
そして胴体への突きです。
体を、剣を持つ右手側に開く事でディーニアは躱します。
「あ」
ディーニアの今の動き、〈縮地〉を貫手にかけてきましたね。手があり得ない加速をしましたよ。
「楯つかまれちゃった」
慌てて手を外させようとするコスコルですが、楯を引く動きに合わせてディーニアが押し込んできた事で体勢を崩します。
更に、跳び箱のように楯を手で押さえつけながら跳躍。楯の上方からコスコルを切りつけました。
楯を無理矢理動かして直撃は避けたコスコル。しかし片目を潰されてしまいましたね。
とは言え、今の攻防の結果ディーニアも体勢を崩しています。コスコルは滴る鮮血を気にも留めず、先日習得したばかりの〈限界突破〉を最大出力で発動します。
まったく、無茶しますね。
楯を掴むディーニアの手を切りつけ、強引に楯を振って手を離させた瞬間、〈縮地〉を利用したシールドバッシュ。
向かう先のディーニアは、まだ、空中です。
きっと、あの場に居たならば肉の潰れる音と何本もの骨が砕ける音が聞こえたでしょう。
これで決まりました……と思ったのですが、呆れました。まだ意識があるようです。
更に、淡い光がディーニアを何度か包みます。〈神聖魔法〉、ですね。
「最低限に範囲を絞って、闘える程度まで回復したみたいね。器用なことするわ」
「……お姉ちゃんが言う?」
「私とは条件が違うわよ」
そもそも再生力の高い種族で、『理外のスキル』持ちですから。
回復したディーニアはフラフラで、なんとか立っている状態です。
「んー、でも、コスコルもやばいよね?」
「さっき無理したからね。まぁ、大丈夫よ」
おや? ほう。ディーニアは次の一撃に全ての魔力を込めるようですね。
「大きいの、来るわよ」
これは……。魔導スキルではありませんが、組み合わせで複合魔法のような状態になってますね。〈風魔法〉による竜巻と、〈火魔法〉……火炎旋風ですね。なかなか凶悪です。
「あの大楯に付与してあるスキル使ったら、軽く防げるよね」
「そうね」
私がアンジェリカに教えてもらいながら付与したスキル、[城砦の守護]なら上位竜のブレスだって防げます。
「でも、使わないでしょうね」
「あーやっぱり?」
「ええ」
「そうですね。彼、あれで意地っ張りな所がありますから」
「あと、変に真面目」
さて、どうやって防ぎますか。コスコルの[光の守護]じゃあ防ぎきれませんよ。
「あら、いつの間に」
「……私より使いこなしてない?」
確かに、スズより使いこなしてますね。
「少しずつ角度をつけて、いっぱい張る。一緒に、練習した」
ブラン、あなたでしたか。とりあえず、旅の途中で手に入れたカメラのような魔道具で写真を三枚ほど撮っておきます。……何やらジト目で見られていますが、フンスッてするブランが天使だから仕方が無いんです!!
なんて言っている間に、互いの術が完成したようです。
巨大な炎の竜巻がコスコルを呑み込まんと迫ります。
そして半透明の魔力の壁にぶつかりました。
私の〈魔力視〉にはコスコルの防壁が火炎旋風の魔力を、少しずつヒビ割れながらですが、うまく受け流しているのが見えます。しかし、他の人にはコスコルが完全に炎に呑まれて灰も残さず燃えつきた未来見えているでしょう。
「お姉ちゃん、どう?」
「大丈夫。このままなら耐え切れはするわ。耐え切れはね。あっ」
「え? どうしたの?」
あんなムチャをしておいて、なかなかガッツがありますね。
コスコルはあの暴風の中を突っ切り、そして術者であるディーニアの眼前へ抜けました。
そして、体重を乗せて袈裟切り。心臓までを見事切り裂きました。
「わぉ」
「あのままだと、魔法を耐え切った隙を突かれたかもしれなかったわ。想定はまだ多少甘い部分があるけど、こういう詰めはしっかりしてるのよね」
「ん、見習いたい」
さて、概ね良い試合でしたが、課題がハッキリしましたね。今回は対人戦の経験の差が出た形でしたし、闘技大会が終わったらビシバシ鍛えますかね!
「それじゃ、後は私だね」
「あまり遊ばないようにね」
「はーい」
心配はしましたが、スズは軽く、しかし真面目に戦って翌日行われた一回戦を突破。全員二回戦進出です。
師範代の残りの一人も無事一回戦を突破したようです。相手がAランクという事で、衆人環視の中で叩きのめしてやれないのかとヒヤヒヤしましたが問題なかったですね。
さぁ、四日目の第一試合はいよいよゴミ師範代戦です。ブランには頑張ってもらいましょう!
「あ、始まった」
ほっ……助かりました。恥ずか死なずにすみましたよ……。
「相手は……また珍しい武器を使いますね。砂漠の民が好んで使っていた物です」
「フリッサよ。肌も黒いし、そっちの出身なのかもね」
フリッサとは北アフリカ北西部の伝統的な刀剣で、歪んだ刀の様な見た目の細身の刃が特徴です。先が鋭いので、刺突に注意が必要ですね。こちらのはまた違う呼び名でしょうが、スキルが上手く翻訳してくれてるはず。
実力としては……Aランクの内には収まっていますね。名前はディーニア。鑑定結果も踏まえると、コスコルとはほぼ互角でしょうか。
「まずは様子見するみたいだね。コスコル」
スズの言うように、左手に持つ大楯を目線のすぐ下に構えて護りを固めています。
対して、ディーニアの初手。〈風魔法〉の[風斬]です。
ミスリル製のそれなら正面から受けても問題無いでしょうが、コスコルは油断無く角度をつけて受け流しています。
「ゆったりした立ち上がりね」
「コスコルはタイプからして当然だけど、あっちも慎重な人みたい」
移動しながら様子を伺うディーニアと、楯越しに警戒するコスコル。
暫く魔法と楯の擦れる音が聞こえるだけでしたが、互いに拉致があかないと判断したようです。両者が駆け出します。
スピードは、ディーニアが上。装備は騎士鎧でなく皮製のモノを使っているコスコルですが、大楯の重量はそれだけで『人族』には大きな枷になる程です。
……まぁ、コスコルには関係ありませんが。
「普通の『人族』に見えたんだろうね。驚いてるよ」
まるで比較的軽い、木の盾を扱っているかのように軽々と楯を操り、ディーニアの振り下ろすフリッサに合わせます。
コスコルの技量なら軽く流せる一撃でしたが、それは相手も分かっていた事。だからこそ、コスコルは強く弾いたのでしょう。
続いて、掲げていた楯の代わりに右手の肉厚な直剣を振り下ろしました。
相手は腕を弾き上げられ、身体の正面がガラ空きです。並の使い手ならば確実に一撃もらっている所。
しかし流石はAランク。身体強化を脚部に集中させて後ろへ逃れました。
コスコルはそれに追撃を試みます。避けたとはいえ無理矢理。反撃はないと踏んだのでしょう。
「甘いわね」
「だねー」
楯を構えて突進したコスコルに対して、ディーニアは空を蹴り、コスコルの頭上を前宙しながら超えます。
その際に頭部へ切りつける事は忘れていません。
これは何とか首を捻って躱したコスコル。しかし後ろを取られてしまいました。
「まったく。元騎士の癖に何やってんのよ」
「暫く私が相手する?」
「その方がいいかもね。この試合を見る限り」
「……姉様たち、嬉しそう」
「…………コスコル。強く生きてください」
ディーニアから距離を取りながら、振り返ります。しかしディーニアの刺突が届く方が早いですね。
首を狙われたのは、ラッキーでしょう。急所は一番警戒している所です。
コスコルは楯を横からぶち当て、軌道を逸らしました。左肩を覆う鎧で鋭刃は止まります。並の鎧なら貫かれていたでしょう。
そのまま剣を引けないよう楯で押さえつけながら、右手の剣での刺突。
……コスコルも気が逸りましたね。警戒が強く、的の小さい顔面を狙ってしまいました。首を捻っただけで躱されます。
更に、コスコルの頭上から風の槍が降って来ます。ディーニアは躱しながら詠唱をしていたようです。
目視がし辛い〈風魔法〉ですが、そんなモノ、見えなくても感じ取れるよう訓練してるに決まってます。
コスコルは視線を向ける事なく〈神聖魔法〉の[光の守護]で受け止めました。
「あの魔法便利なんだよね。本気で動いたら頭から抜け落ちちゃうんだけど」
「そこはあなたの課題よね」
ここまでまだ魔法を使っていなかったコスコルです。少々意表を突く結果になったようで、隙ができました。
ここは手堅く、逆袈裟に切り上げます。楯を構えての横薙ぎはし辛いですから。
残念。浅かったです。
だけどこの試合始めてのまともな傷。このまま流れを掴みたい。
そのまま追撃。目線を塞ぐように幅の狭い薙ぎ。更に楯を押し出し、ディーニアの剣の動きを封じます。
それを嫌って下がろうとしますが、コスコルはこれは許しません。更に前へ。
そして胴体への突きです。
体を、剣を持つ右手側に開く事でディーニアは躱します。
「あ」
ディーニアの今の動き、〈縮地〉を貫手にかけてきましたね。手があり得ない加速をしましたよ。
「楯つかまれちゃった」
慌てて手を外させようとするコスコルですが、楯を引く動きに合わせてディーニアが押し込んできた事で体勢を崩します。
更に、跳び箱のように楯を手で押さえつけながら跳躍。楯の上方からコスコルを切りつけました。
楯を無理矢理動かして直撃は避けたコスコル。しかし片目を潰されてしまいましたね。
とは言え、今の攻防の結果ディーニアも体勢を崩しています。コスコルは滴る鮮血を気にも留めず、先日習得したばかりの〈限界突破〉を最大出力で発動します。
まったく、無茶しますね。
楯を掴むディーニアの手を切りつけ、強引に楯を振って手を離させた瞬間、〈縮地〉を利用したシールドバッシュ。
向かう先のディーニアは、まだ、空中です。
きっと、あの場に居たならば肉の潰れる音と何本もの骨が砕ける音が聞こえたでしょう。
これで決まりました……と思ったのですが、呆れました。まだ意識があるようです。
更に、淡い光がディーニアを何度か包みます。〈神聖魔法〉、ですね。
「最低限に範囲を絞って、闘える程度まで回復したみたいね。器用なことするわ」
「……お姉ちゃんが言う?」
「私とは条件が違うわよ」
そもそも再生力の高い種族で、『理外のスキル』持ちですから。
回復したディーニアはフラフラで、なんとか立っている状態です。
「んー、でも、コスコルもやばいよね?」
「さっき無理したからね。まぁ、大丈夫よ」
おや? ほう。ディーニアは次の一撃に全ての魔力を込めるようですね。
「大きいの、来るわよ」
これは……。魔導スキルではありませんが、組み合わせで複合魔法のような状態になってますね。〈風魔法〉による竜巻と、〈火魔法〉……火炎旋風ですね。なかなか凶悪です。
「あの大楯に付与してあるスキル使ったら、軽く防げるよね」
「そうね」
私がアンジェリカに教えてもらいながら付与したスキル、[城砦の守護]なら上位竜のブレスだって防げます。
「でも、使わないでしょうね」
「あーやっぱり?」
「ええ」
「そうですね。彼、あれで意地っ張りな所がありますから」
「あと、変に真面目」
さて、どうやって防ぎますか。コスコルの[光の守護]じゃあ防ぎきれませんよ。
「あら、いつの間に」
「……私より使いこなしてない?」
確かに、スズより使いこなしてますね。
「少しずつ角度をつけて、いっぱい張る。一緒に、練習した」
ブラン、あなたでしたか。とりあえず、旅の途中で手に入れたカメラのような魔道具で写真を三枚ほど撮っておきます。……何やらジト目で見られていますが、フンスッてするブランが天使だから仕方が無いんです!!
なんて言っている間に、互いの術が完成したようです。
巨大な炎の竜巻がコスコルを呑み込まんと迫ります。
そして半透明の魔力の壁にぶつかりました。
私の〈魔力視〉にはコスコルの防壁が火炎旋風の魔力を、少しずつヒビ割れながらですが、うまく受け流しているのが見えます。しかし、他の人にはコスコルが完全に炎に呑まれて灰も残さず燃えつきた未来見えているでしょう。
「お姉ちゃん、どう?」
「大丈夫。このままなら耐え切れはするわ。耐え切れはね。あっ」
「え? どうしたの?」
あんなムチャをしておいて、なかなかガッツがありますね。
コスコルはあの暴風の中を突っ切り、そして術者であるディーニアの眼前へ抜けました。
そして、体重を乗せて袈裟切り。心臓までを見事切り裂きました。
「わぉ」
「あのままだと、魔法を耐え切った隙を突かれたかもしれなかったわ。想定はまだ多少甘い部分があるけど、こういう詰めはしっかりしてるのよね」
「ん、見習いたい」
さて、概ね良い試合でしたが、課題がハッキリしましたね。今回は対人戦の経験の差が出た形でしたし、闘技大会が終わったらビシバシ鍛えますかね!
「それじゃ、後は私だね」
「あまり遊ばないようにね」
「はーい」
心配はしましたが、スズは軽く、しかし真面目に戦って翌日行われた一回戦を突破。全員二回戦進出です。
師範代の残りの一人も無事一回戦を突破したようです。相手がAランクという事で、衆人環視の中で叩きのめしてやれないのかとヒヤヒヤしましたが問題なかったですね。
さぁ、四日目の第一試合はいよいよゴミ師範代戦です。ブランには頑張ってもらいましょう!
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