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第5章 時は隔てる
第1話 懐かしくて新しい日常
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5-1
スズを助け出し、聖国を潰してから二週間が経ちました。
「いくよ! ブランちゃん‼︎」
スズが目を覚ましたのはあの日から三日後。起きてすぐは酷く取り乱していたそうです。隷属状態にあった時の事もしっかり覚えていたんだとか。
「うんっ……!」
今ではすっかり落ち着き、ブランに稽古をつけています。
そうそう。リベルティアですが、結局聖国への逆侵攻は行いませんでした。ジュリウス王曰く、『リベルティア王国がリベルティア王国である為に、初代国王の意思に従い、逆侵攻は行わない!』との事。
リベルティアは、力によって支配され、多くを奪われてきた奴隷や各種族たちの拠り所として建国されました。その成り立ち上、力で奪い取る侵略行為はリベルティア王国そのものを否定する行為になるのだとか。
日本の天皇が男系である事と似たような感じですね。
万世一系の天皇によって治められてきたのだとする日本にとっては、天皇の父親を辿ると神武天皇に連なるという事こそが日本である証明になります。この「父親を辿ると」というのが男系という事ですから、女性が天皇になる事だってありました。小学校で習う推古天皇は有名ですね。
細かい話を抜きにすると、感覚としてはこれに近いわけです。
まあ、リベルティア王家は天皇と違って政治的権力も持っているわけですが。
ちなみに、日本は世界で最も歴史が長い国になります。よく歴史の長さを引き合いに出される中国は何度か王朝が変わる、つまり違う国になってますから。(前時代の王朝の文化は大抵徹底的に破壊してきた為、実は歴史の浅い国です。資料が残っていないので、漢文の意味を日本に残っていた資料から知った、という話もそれなりにあります)
おっと、話が逸れましたね。とにかくリベルティアは逆侵攻を行いませんでした。どのみち、私の眷属によって滅んでいるのですがね。
あと、仲間が二人ほど増えました。
「そろそろ終わりにしましょうか」
一人は今私と向かい合っている彼。
「はぁはぁはぁ……ありがとう、ございました」
スズと一度目に再会した時、一緒にいた聖騎士の一人で、戦争の時戦っていない方です。
彼の名前はコスコルと言います。初めに会った時の好青年感は本物でしたね。
「マスター、スズ様、ブラン様、昼食の準備が整いました。……コスコルも、いきましょう」
そして二人目は、メイド姿の彼女、アリスです。元宮仕えの名に恥じない働きをしてくれています。メイドにするつもりではなかったんですが、本人の希望なので。
「はーい!」
彼女たち二人は、スズを完全に隷属する為のきっかけとして殺されたらしいのですが、スズと仲良くしてくれていたようなので特別に復活させました。
「姉様、いこ?」
「ええ」
態々スズが死体を回収して、更に私がリベリアに帰ってすぐ墓を作りたいとまで言った相手です。理をねじ曲げ、アンデッドの一種で有りながら人間に分類される新しい種族として復活させても、いいですよね。
もちろん本人たちの希望も聞いています。
「おに、お姉ちゃん! ブランちゃん鍛えるの、楽しすぎるよ!」
〈死者の書〉の力で行った今回のルール違反、実はある偶然により可能となりました。
「でしょう?」
「ん……?」
まず、スズが〈ストレージ〉に保管していた二人の死体ですが、どうやらスズの〈ストレージ〉の時間停止機能は魂にまで及ばないらしく、その魂のエネルギーは空っぽでした。
「うん! 今度双刀術教えてあげてもいいよね?」
「それは、ブランがいいなら是非お願いしたいわ」
死者の魂は、その内のエネルギー、魂に刻まれたスキルなどの情報、そして魂そのものという順で消失していきます。
ですから、エネルギーが空っぽになった二人の魂は既に情報の消失が始まっていたのです。
「双刀術?」
「ええ。小太刀を二本持つの。そう言うのはスズの得意分野なのよ」
この状態の魂に〈死霊魔法〉を使うと、アンデッドが作れます。しかしそれでは意味がありません。それは、意思を持たないただの人形。スズが求めているものではありません。
「く、くくっ……」
「……スズ、何一人で笑ってるの?」
いくら理外のスキルである〈死者の書〉とは言え、既に消えたものをゼロから作り直す事はできません。
これは、逆に言えば、情報さえあれば作り直せるという事。
最後のワンピースとなったのは、スズの隷属を解除した時に欠けた、スズの魂でした。
「いや、だって、くく……。お兄ちゃんが、女言葉……アハハハハ! だめ、やっぱり我慢できない!」
スズの魂に刻まれた、二人との記憶。これを元に二人の魂の欠けた部分を修復し、人格を宿し、カケラそのものを魂のエネルギーとして二人のソレに注ぎ込みました。【勇者】の魂です。小さなカケラでも、生前より大きなエネルギーを持つことになったはずです。
「スーズー? 笑いすぎよ!」
「アイタッ! アハハ、ごめ、ハハ!」
記憶の欠落や、消失したスキルはあるかもしれませんが、問題ないでしょう。二人も納得しています。
あの時スズの魂のカケラが欠けたのは偶然です。しかしそれがスズの願いを叶える未来をつくりました。本当に運が良かった。
「まったく……。それでブラン、双刀術習ってみたい?」
「……うん、やってみる!」
とは言え、先ほど言ったようにこれは理をねじ曲げる行為。もうする気はありません。
「そう、頑張りなさい。ブランならできるわ!」
「うん……!」
……そりゃあ、ブランやスズが死ぬ事があれば、またやるだろう事は否定しませんよ? 寿命で死ぬ事はない二人が死ぬならば、殺されたか、事故ですからね?
……妹達に私は甘過ぎますかね? いえ、そんな事は無いはずです! お姉ちゃんとしてコレは当たり前です!
「ふぅ、やっと治まった。それにしても、〈高速再生〉って便利だね。模擬戦で大怪我してもすぐ治せた」
「そうね」
「でも、聖国には持ってる人あまりいなかったんだよねぇ」
「それはそうよ。『人族』みたいな寿命の短くて魔力もそんなに多くない種族が持ってたら、すぐ死んじゃうんだから」
「えっ!?」
スズは『英雄種』だから問題ありませんけどね。
「このスキルでの再生は、細胞分裂を早めた結果なの。そして細胞分裂には分裂できる回数の限界がある。だから使えば使うほど、身体は早く老いていくの」
「うわぁ……」
「他にもデメリットのあるスキルは沢山あるけど、私たちはほとんど気にしなくていいわ」
「そうなの?」
「ええ」
寿命関連はもう無いようなものですし、大抵の損傷も治せますから。
「うーん……そもそもスキルって何なの?」
この質問には、アリスとコストスも興味を示しましたね。
「スキルは、そうね……補助装置であり、変換装置であり、そして増幅装置でもある、ってところかしら?」
「補助、変換、増幅?」
「そう。まず、補助。これは魔法の構築、体の動作、魔力の操作……色んな動作の補助よ。ガイド機能と言ってもいいわ」
感覚的にスキルなどの使い方が分かるのはこの機能のためです。
「ある程度まで、だけど。次に変換。コレは魔力や、場合によっては魂のエネルギーの性質を変える機能ね」
「魔法の属性とか?」
「そうそう。あとは、〈創翼〉の様に物質化したり、〈縮地〉のように運動エネルギーにしたりもするわ」
この変化、実は逆方向、つまり他のエネルギーから魂のエネルギーでも可能なんですよね。効率は凄まじく悪いですが。
「最後に、増幅。これはわかりやすいわね。あらゆる出力の増幅よ」
スキルやスキルレベルによって変わり、魔法スキルのレベルが高い人の方が同じ魔力消費、同じ魔法でも高い威力がでる理由となります。
「スキル自体は、魂に刻まれて、魂のエネルギーを使って取得する、だっけ?」
「そうよ。【転生者】や【転移者】がスキルを得やすいのは、こちらの世界に渡る際、世界の狭間のエネルギーを魂に取り込むからね。このアーカウラの人たちより魂のエネルギーが多くなるの」
なんて話をしてたら、ダイニングに到着です。
「続きは食べながらにしましょうか」
「うんっ! 今日は何かなー?」
あぁ、いい笑顔。お姉ちゃん、頑張った甲斐がありましたよ!
さぁ、食事を楽しみましょうか!
スズを助け出し、聖国を潰してから二週間が経ちました。
「いくよ! ブランちゃん‼︎」
スズが目を覚ましたのはあの日から三日後。起きてすぐは酷く取り乱していたそうです。隷属状態にあった時の事もしっかり覚えていたんだとか。
「うんっ……!」
今ではすっかり落ち着き、ブランに稽古をつけています。
そうそう。リベルティアですが、結局聖国への逆侵攻は行いませんでした。ジュリウス王曰く、『リベルティア王国がリベルティア王国である為に、初代国王の意思に従い、逆侵攻は行わない!』との事。
リベルティアは、力によって支配され、多くを奪われてきた奴隷や各種族たちの拠り所として建国されました。その成り立ち上、力で奪い取る侵略行為はリベルティア王国そのものを否定する行為になるのだとか。
日本の天皇が男系である事と似たような感じですね。
万世一系の天皇によって治められてきたのだとする日本にとっては、天皇の父親を辿ると神武天皇に連なるという事こそが日本である証明になります。この「父親を辿ると」というのが男系という事ですから、女性が天皇になる事だってありました。小学校で習う推古天皇は有名ですね。
細かい話を抜きにすると、感覚としてはこれに近いわけです。
まあ、リベルティア王家は天皇と違って政治的権力も持っているわけですが。
ちなみに、日本は世界で最も歴史が長い国になります。よく歴史の長さを引き合いに出される中国は何度か王朝が変わる、つまり違う国になってますから。(前時代の王朝の文化は大抵徹底的に破壊してきた為、実は歴史の浅い国です。資料が残っていないので、漢文の意味を日本に残っていた資料から知った、という話もそれなりにあります)
おっと、話が逸れましたね。とにかくリベルティアは逆侵攻を行いませんでした。どのみち、私の眷属によって滅んでいるのですがね。
あと、仲間が二人ほど増えました。
「そろそろ終わりにしましょうか」
一人は今私と向かい合っている彼。
「はぁはぁはぁ……ありがとう、ございました」
スズと一度目に再会した時、一緒にいた聖騎士の一人で、戦争の時戦っていない方です。
彼の名前はコスコルと言います。初めに会った時の好青年感は本物でしたね。
「マスター、スズ様、ブラン様、昼食の準備が整いました。……コスコルも、いきましょう」
そして二人目は、メイド姿の彼女、アリスです。元宮仕えの名に恥じない働きをしてくれています。メイドにするつもりではなかったんですが、本人の希望なので。
「はーい!」
彼女たち二人は、スズを完全に隷属する為のきっかけとして殺されたらしいのですが、スズと仲良くしてくれていたようなので特別に復活させました。
「姉様、いこ?」
「ええ」
態々スズが死体を回収して、更に私がリベリアに帰ってすぐ墓を作りたいとまで言った相手です。理をねじ曲げ、アンデッドの一種で有りながら人間に分類される新しい種族として復活させても、いいですよね。
もちろん本人たちの希望も聞いています。
「おに、お姉ちゃん! ブランちゃん鍛えるの、楽しすぎるよ!」
〈死者の書〉の力で行った今回のルール違反、実はある偶然により可能となりました。
「でしょう?」
「ん……?」
まず、スズが〈ストレージ〉に保管していた二人の死体ですが、どうやらスズの〈ストレージ〉の時間停止機能は魂にまで及ばないらしく、その魂のエネルギーは空っぽでした。
「うん! 今度双刀術教えてあげてもいいよね?」
「それは、ブランがいいなら是非お願いしたいわ」
死者の魂は、その内のエネルギー、魂に刻まれたスキルなどの情報、そして魂そのものという順で消失していきます。
ですから、エネルギーが空っぽになった二人の魂は既に情報の消失が始まっていたのです。
「双刀術?」
「ええ。小太刀を二本持つの。そう言うのはスズの得意分野なのよ」
この状態の魂に〈死霊魔法〉を使うと、アンデッドが作れます。しかしそれでは意味がありません。それは、意思を持たないただの人形。スズが求めているものではありません。
「く、くくっ……」
「……スズ、何一人で笑ってるの?」
いくら理外のスキルである〈死者の書〉とは言え、既に消えたものをゼロから作り直す事はできません。
これは、逆に言えば、情報さえあれば作り直せるという事。
最後のワンピースとなったのは、スズの隷属を解除した時に欠けた、スズの魂でした。
「いや、だって、くく……。お兄ちゃんが、女言葉……アハハハハ! だめ、やっぱり我慢できない!」
スズの魂に刻まれた、二人との記憶。これを元に二人の魂の欠けた部分を修復し、人格を宿し、カケラそのものを魂のエネルギーとして二人のソレに注ぎ込みました。【勇者】の魂です。小さなカケラでも、生前より大きなエネルギーを持つことになったはずです。
「スーズー? 笑いすぎよ!」
「アイタッ! アハハ、ごめ、ハハ!」
記憶の欠落や、消失したスキルはあるかもしれませんが、問題ないでしょう。二人も納得しています。
あの時スズの魂のカケラが欠けたのは偶然です。しかしそれがスズの願いを叶える未来をつくりました。本当に運が良かった。
「まったく……。それでブラン、双刀術習ってみたい?」
「……うん、やってみる!」
とは言え、先ほど言ったようにこれは理をねじ曲げる行為。もうする気はありません。
「そう、頑張りなさい。ブランならできるわ!」
「うん……!」
……そりゃあ、ブランやスズが死ぬ事があれば、またやるだろう事は否定しませんよ? 寿命で死ぬ事はない二人が死ぬならば、殺されたか、事故ですからね?
……妹達に私は甘過ぎますかね? いえ、そんな事は無いはずです! お姉ちゃんとしてコレは当たり前です!
「ふぅ、やっと治まった。それにしても、〈高速再生〉って便利だね。模擬戦で大怪我してもすぐ治せた」
「そうね」
「でも、聖国には持ってる人あまりいなかったんだよねぇ」
「それはそうよ。『人族』みたいな寿命の短くて魔力もそんなに多くない種族が持ってたら、すぐ死んじゃうんだから」
「えっ!?」
スズは『英雄種』だから問題ありませんけどね。
「このスキルでの再生は、細胞分裂を早めた結果なの。そして細胞分裂には分裂できる回数の限界がある。だから使えば使うほど、身体は早く老いていくの」
「うわぁ……」
「他にもデメリットのあるスキルは沢山あるけど、私たちはほとんど気にしなくていいわ」
「そうなの?」
「ええ」
寿命関連はもう無いようなものですし、大抵の損傷も治せますから。
「うーん……そもそもスキルって何なの?」
この質問には、アリスとコストスも興味を示しましたね。
「スキルは、そうね……補助装置であり、変換装置であり、そして増幅装置でもある、ってところかしら?」
「補助、変換、増幅?」
「そう。まず、補助。これは魔法の構築、体の動作、魔力の操作……色んな動作の補助よ。ガイド機能と言ってもいいわ」
感覚的にスキルなどの使い方が分かるのはこの機能のためです。
「ある程度まで、だけど。次に変換。コレは魔力や、場合によっては魂のエネルギーの性質を変える機能ね」
「魔法の属性とか?」
「そうそう。あとは、〈創翼〉の様に物質化したり、〈縮地〉のように運動エネルギーにしたりもするわ」
この変化、実は逆方向、つまり他のエネルギーから魂のエネルギーでも可能なんですよね。効率は凄まじく悪いですが。
「最後に、増幅。これはわかりやすいわね。あらゆる出力の増幅よ」
スキルやスキルレベルによって変わり、魔法スキルのレベルが高い人の方が同じ魔力消費、同じ魔法でも高い威力がでる理由となります。
「スキル自体は、魂に刻まれて、魂のエネルギーを使って取得する、だっけ?」
「そうよ。【転生者】や【転移者】がスキルを得やすいのは、こちらの世界に渡る際、世界の狭間のエネルギーを魂に取り込むからね。このアーカウラの人たちより魂のエネルギーが多くなるの」
なんて話をしてたら、ダイニングに到着です。
「続きは食べながらにしましょうか」
「うんっ! 今日は何かなー?」
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さぁ、食事を楽しみましょうか!
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