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スカーフェイス対ビクター・タイソン
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「スカーフェイスーーー頑張れーー!!」
その女性の声は会場中に響く。
「あれってフォゲット・ミーノットじゃないか?」
「確か、ズィクタトリアの歌姫!?」
会場がザワつく中、リングアナウンサーが場を持ち直すかのように、「会場の紳士淑女の諸君ーーー激闘を見る準備は出来ているかーー」とこれから始まる試合への煽りをいれてきた。
会場は沸き踊り、リングアナウンサーは満足気にリングを降りていった。
スカーフェイスとビクター・タイソンは、リングに相対し、互いに睨み合いながら、レフェリーの説明を受け、いよいよ試合は始まる。
青コーナーのポストを背負ってる、スカーフェイスに俺は「力入れ過ぎんなよ、リラックスだからな」
スカーフェイスは、俺に振り向かず「ああ、分かっている」と返事した。
第1ラウンド
カーンっとゴングがなると同時に両者前に出て、スカーフェイスは、右ボディを入れ、左回りにステップを刻む。スカーフェイス、被弾しながらも、左フックをタイソンにしっかり決める。
タイソンは、ピーカーブースタイルに変え右フックからのアッパーを繋げてくるも、スカーフェイスそれを仰け反って避ける。
距離を取り、突っ込んでくるタイソンに、下から突き上げるように、左アッパーを入れるもブロックされているが、ブロック越しにもダメージが入っているようにも、見える。
そのあとも、両者攻めあぐね、第1ラウンドは、終わった。
インターバルに入り、ダマトは氷水に浸したエンスウェルで少し腫れた目蓋に充てがって腫れを冷ましていた。
「どうだ、スカー…調子は? 」
「おっさん、次で決めるぜ、驚くなよ」
「何か秘策があるのか? 」
「ああ、取っておきがな!」
「スカーフェイス、頑張れ」
「ああ、声援頼むぜ、タケシ」
インターバルが終わり、俺たちセコンドは、リングアウトする。
第2ラウンド
お互いに撃ち合う中、スカーフェイスは、サウスポーへスタイルを変えてきた。
これが、スカーフェイスの秘策か!
スカーフェイスの右ジャブが、タイソンの顔面を捉えだし、顔をはねはげる。
ピーカーブースタイルとはいえ、突くべき隙をスカーフェイスは見逃さなかった。
そして、跳ね上がった顔面を、一歩踏み出し、左アッパーで追い打ちとばかりに、繰り出すと、タイソンはダウンした。
レフェリーがテンカントを数えるも、足がおぼつかない、タイソンは立てない。
その様子を続行不能とみなした、レフェリーは試合を止めた。
スカーフェイスの勝ちだ!
俺たちは駆け寄り、スカーフェイスに勝利へおめでとうと祝った。
「スカーフェイス、おめでとう」
「スカーよ、よく難敵を退けたな」
「まあな、まあ…そう喜ぶことでねぇ、相手は仇の傘下のボクサーだが、そりゃ、惨めな思いをしてるんだからよ」
思いもしなかった。
スカーフェイスは、てっきり大喜びだと思ってたから。
その女性の声は会場中に響く。
「あれってフォゲット・ミーノットじゃないか?」
「確か、ズィクタトリアの歌姫!?」
会場がザワつく中、リングアナウンサーが場を持ち直すかのように、「会場の紳士淑女の諸君ーーー激闘を見る準備は出来ているかーー」とこれから始まる試合への煽りをいれてきた。
会場は沸き踊り、リングアナウンサーは満足気にリングを降りていった。
スカーフェイスとビクター・タイソンは、リングに相対し、互いに睨み合いながら、レフェリーの説明を受け、いよいよ試合は始まる。
青コーナーのポストを背負ってる、スカーフェイスに俺は「力入れ過ぎんなよ、リラックスだからな」
スカーフェイスは、俺に振り向かず「ああ、分かっている」と返事した。
第1ラウンド
カーンっとゴングがなると同時に両者前に出て、スカーフェイスは、右ボディを入れ、左回りにステップを刻む。スカーフェイス、被弾しながらも、左フックをタイソンにしっかり決める。
タイソンは、ピーカーブースタイルに変え右フックからのアッパーを繋げてくるも、スカーフェイスそれを仰け反って避ける。
距離を取り、突っ込んでくるタイソンに、下から突き上げるように、左アッパーを入れるもブロックされているが、ブロック越しにもダメージが入っているようにも、見える。
そのあとも、両者攻めあぐね、第1ラウンドは、終わった。
インターバルに入り、ダマトは氷水に浸したエンスウェルで少し腫れた目蓋に充てがって腫れを冷ましていた。
「どうだ、スカー…調子は? 」
「おっさん、次で決めるぜ、驚くなよ」
「何か秘策があるのか? 」
「ああ、取っておきがな!」
「スカーフェイス、頑張れ」
「ああ、声援頼むぜ、タケシ」
インターバルが終わり、俺たちセコンドは、リングアウトする。
第2ラウンド
お互いに撃ち合う中、スカーフェイスは、サウスポーへスタイルを変えてきた。
これが、スカーフェイスの秘策か!
スカーフェイスの右ジャブが、タイソンの顔面を捉えだし、顔をはねはげる。
ピーカーブースタイルとはいえ、突くべき隙をスカーフェイスは見逃さなかった。
そして、跳ね上がった顔面を、一歩踏み出し、左アッパーで追い打ちとばかりに、繰り出すと、タイソンはダウンした。
レフェリーがテンカントを数えるも、足がおぼつかない、タイソンは立てない。
その様子を続行不能とみなした、レフェリーは試合を止めた。
スカーフェイスの勝ちだ!
俺たちは駆け寄り、スカーフェイスに勝利へおめでとうと祝った。
「スカーフェイス、おめでとう」
「スカーよ、よく難敵を退けたな」
「まあな、まあ…そう喜ぶことでねぇ、相手は仇の傘下のボクサーだが、そりゃ、惨めな思いをしてるんだからよ」
思いもしなかった。
スカーフェイスは、てっきり大喜びだと思ってたから。
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