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Spring
#1
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「みっちゃん、ご飯食べよ!」
昼休みを告げるチャイムが鳴る。と同時に、ガラッと教室後方のドアが開かれた。
「おい、一応まだ授業中だぞ」
教卓に立つ先生が、ぴしゃりと言葉を放つ。対する男は、その蜂蜜を溶かしたような目を丸め、首を傾ける。
「へ?」
「……へ? じゃない」
「また加賀井か」と。気難しい数学教師は額に手を当て、深く息を吐いた。
入学式から早一ヶ月。
こいつが授業終了を待たずして突撃してくるのは、初めてではない。むしろ日常茶飯事と言えよう。
ザワザワと騒がしくなった教室内。加賀井は一転し、へにょりと顔を歪ませた。
「いやー、それはすみません!」
「……でもチャイム鳴ったしな。ってことは、もう昼休みでしょ? 早く終わらせてください!」
「お前なあ……」
「みっちゃーーーん」
このやり取りも、もはや見慣れた光景だ。
──ああ、そろそろ、来る。予感に、ぎり、と唇を噛む。
先生は呆れたように肩を竦め、言った。
「蓮が大好きなのは分かったから。もうちょい待て」
奇しくも、予想は当たった。
途端、俺に集中する目、目、目。教室中がドッと、笑いに包まれた。
(っさいあく)
じんわりと、両耳に熱が宿る。
絶望に塗りつぶされた入学式。しかし、蓋を開けてみれば、不幸中の幸いで奴とは違うクラス。ならばまだ「道筋はある」と。そう高を括っていた。
俺は馬鹿だ。そんなもの、こいつにはなんの障壁にもならない。
そうやって、無邪気な顔をして。
周囲を絆し、味方につけ──あっという間に、コミュニティ内で「王様」へと成り上がる。いつものことだ。この学校でも、時間の問題だろう。
(反吐が出るな)
唇を噛んだまま、睨むように加賀井を見やる。
俺がこいつの異常性……タチの悪い本性に気づいたのは、中学一年生のときのことだ。
◆
嫌になるほど、暑苦しい夏だった。
「みっちゃんには、俺だけいればいい」
そうだろ?と。無邪気に微笑む加賀井を、俺はただ、呆然と見つめることしかできない。
つんざく様な蝉の音を、つめたい汗の匂いを、未だ覚えている。
やけに重い、俺への執着心。おかしいと分かっていた。でもずっと、見ないふりをしてきた。
みんなに人気の″加賀井くん″。そんな加賀井くんの″幼馴染″。当時、ろくな友達もいなかった俺にとって、その称号だけが唯一の存在価値だったから。
けれどある日。
そんな俺に「加賀井を通さない」初めての友人ができた。それがすべての、はじまり。
──図書委員で一緒になった彼の名前は、木村といった。
他クラスの、眼鏡をかけた大人しい奴。特別気が合うわけではなかったが、本の趣味だけは、よく似ていた。
「その作家さん、好きなの?」
そう、声をかけられたのがきっかけ。それからは貸出当番が一緒になる度、ポツリポツリと会話を交わすようになった。
騒がしい奴らが多い中学だった。加賀井の周りなんかは特に。だからこそ、図書室の静寂を共有できるこの時間が……心地よい距離感が、好きだった。
当時の俺は大馬鹿者だ。今思い返してもそう思う、だって。
あろうことか、その木村の存在を、加賀井に易々と話してしまったんだから。
「相応しくないよ」
放課後、誰もいない教室。
無人の机に腰掛け、加賀井はあどけない顔で言った。
「……ふさわしくない?」
思わず聞き返した。意味がよく、理解できなかったのだ。
俺に、木村が、ということだろうか。……喋るのに相応しいもなにもあるまい。そもそも、こいつに判断される筋合いなんて。
ぐるぐると、頭に浮かんでは消えていく。それを発する勇気は、ついぞなかったが。
ややあって、加賀井は続けた。
「うん。木村、だっけ?……聞いたこともないしー」
「まあそりゃ、目立つタイプの奴じゃないからな。……でも、本の趣味はよく合う」
図書室での時間を思い出し、自然と笑みがこぼれた。
加賀井が「え」と声を漏らす。意表をつかれたような、そんな顔をしていた。
なんだか珍しくて、まじまじと見つめてしまう。
「そんなに、本の話がしたいの」
やがて発された声は、細くちいさい。
「……いや、どうしてもしたいって訳じゃないけど……」
まあ、できたら、嬉しい。
戸惑いながら答える俺に、加賀井は「そう」と。一言、呟いた。
僅かに空いた窓から、生温い風が頬を掠めた。
温度を失ったその一言が、やけに頭に残った。
それから一週間後のことだ。
他のクラスで、窃盗騒ぎが起きた。どうやら財布がなくなったらしい。──犯人は、″木村だ″という噂を聞いた。
二週間後。
木村はどうやら、いじめられているらしい。──それとなく事情を聞いたが、彼は顔を青ざめさせるばかりで、なにも言わなかった。俺はそれ以上、踏み込むことができなかった。
三週間後。
木村は図書室に来なくなった。
一ヶ月後──木村は学校に、来なくなった。
放課後。
静まり返った図書室で、俺は呆然と一冊の本を眺めていた。
貸出カードには、まだあいつの名前が残っている。
「みっちゃーん」
静寂を破ったのは、聞き慣れた、能天気な声。
振り返ると案の定、加賀井が立っていた。片手には、小さな飴がふたつ。
「探したよー。またこんなとこにいたんだ」
「……加賀井」
「はい、これ。あげる」
内緒だよ、と楽しげに言い募る加賀井。
俺はゆっくりと、顔を伏せた。カードに刻まれた名前を、目でなぞる。
(……木村)
そうして、震える唇を開いた。
「なあ。……お前なのか」
「ん?」
「木村が、来なくなったの。……あの財布の件も」
確証はなかった。
……いや。信じたくなかっただけ、かもしれない。
(他の奴と喋るだけで、機嫌が悪くなる。少しでも距離を取ろうと動けば、大袈裟に泣きわめいて、他の奴らを味方につけて……)
こいつなら、やりかねない。
俺はごくりと息を飲む。
飴を差し出したまま、きょとりと目を瞬かせる加賀井。しかし、ただならぬ面持ちの俺を見て「ああ」と、思い至ったらしい。
ふわりと──花が咲いたように、笑った。
「なんだ、気づいてたんだ」
まるで、今日の晩飯の話でもしているみたいな。そんな軽さだった。
「……っ! お前、」
「だってさあ」
俺の言葉を遮るように、加賀井は続けた。
「邪魔だったもん」
「……は?」
「あいつといるときのみっちゃん、なんか変だったし。……あーでも、俺はちょっと噂流しただけだよ! まさかいじめられるなんて……」
元々、嫌われてたんじゃない?
加賀井はその大きな手で、ぐしゃりと飴を潰した。
「だから言ったでしょ。″相応しくない″って」
「……っ!」
相応しくない。
それだけの理由で、木村を?
(ありえない)
あまりの衝撃に、視界が白んだ。
理解が追いつかない。吐き気がした。心底ムカついた。こいつを、どうにかしてやりたいと思った。でも。
俺はぎゅうと、拳を握りしめる。
熱くなる体と相反するように、思考は冷静だった。
(加賀井は一貫して、ずっと、無邪気だ。子供がありんこを潰して遊ぶような、そんな──)
責める、貶す、諭す。
脳裏を過ぎった選択肢はすべて、塵となって消えた。……無駄だからだ。こいつに罪悪感などない。あるのは、「俺のためにやってあげた」という、歪んだ善意だけ。
「まあさー、もういいじゃん、そんなこと」
加賀井が一歩、一歩と近づいてくる。
俺は反射的に後ずさろうとして、そのまま、背後の本棚にぶつかった。
「あのね。俺も、本読み始めたんだよ」
……逃げ場は、ない。
「みっちゃんには、俺だけいればいい」
そうだろ?と。無邪気に微笑む加賀井を、俺はただ、呆然と見つめることしかできない。
窓の外から響く、つんざく様な蝉の音。じっとりと背中を濡らす、つめたい汗の感覚。
その日、俺は理解した。
俺の隣にいるのは「幼馴染」じゃない。言葉も常識も通じない──怪物なのだ、と。
◆
「──いてっ」
回想に耽っていた意識は、デコピンの軽い痛みで現実に引き戻された。
「もー、みっちゃんってば! 無視すんなよー」
いつの間にか授業は終わっていたらしい。目前にあるのは、あの夏の日と変わらない、無邪気な笑顔。
もう二度と、見ることはないと思っていた。
中二の冬に運良く訪れた″親都合″での転校……決まった時は、たいそう喜んだものだが。
どうやら俺は、とことん悪運が強いらしい。
いや。こいつが無理やり引き寄せているのか、それとも。
「ねえ」
加賀井が呼んでいる。
目を伏せ、思考を断ち切った。
「悪い。考え事してた」
「えー、俺より大事な考え事?」
「……いや」
どうでもいいことだ。
そう言って、俺は笑った。チリ、と焼け付くような胸の痛みからは、目を背けて。
昼休みを告げるチャイムが鳴る。と同時に、ガラッと教室後方のドアが開かれた。
「おい、一応まだ授業中だぞ」
教卓に立つ先生が、ぴしゃりと言葉を放つ。対する男は、その蜂蜜を溶かしたような目を丸め、首を傾ける。
「へ?」
「……へ? じゃない」
「また加賀井か」と。気難しい数学教師は額に手を当て、深く息を吐いた。
入学式から早一ヶ月。
こいつが授業終了を待たずして突撃してくるのは、初めてではない。むしろ日常茶飯事と言えよう。
ザワザワと騒がしくなった教室内。加賀井は一転し、へにょりと顔を歪ませた。
「いやー、それはすみません!」
「……でもチャイム鳴ったしな。ってことは、もう昼休みでしょ? 早く終わらせてください!」
「お前なあ……」
「みっちゃーーーん」
このやり取りも、もはや見慣れた光景だ。
──ああ、そろそろ、来る。予感に、ぎり、と唇を噛む。
先生は呆れたように肩を竦め、言った。
「蓮が大好きなのは分かったから。もうちょい待て」
奇しくも、予想は当たった。
途端、俺に集中する目、目、目。教室中がドッと、笑いに包まれた。
(っさいあく)
じんわりと、両耳に熱が宿る。
絶望に塗りつぶされた入学式。しかし、蓋を開けてみれば、不幸中の幸いで奴とは違うクラス。ならばまだ「道筋はある」と。そう高を括っていた。
俺は馬鹿だ。そんなもの、こいつにはなんの障壁にもならない。
そうやって、無邪気な顔をして。
周囲を絆し、味方につけ──あっという間に、コミュニティ内で「王様」へと成り上がる。いつものことだ。この学校でも、時間の問題だろう。
(反吐が出るな)
唇を噛んだまま、睨むように加賀井を見やる。
俺がこいつの異常性……タチの悪い本性に気づいたのは、中学一年生のときのことだ。
◆
嫌になるほど、暑苦しい夏だった。
「みっちゃんには、俺だけいればいい」
そうだろ?と。無邪気に微笑む加賀井を、俺はただ、呆然と見つめることしかできない。
つんざく様な蝉の音を、つめたい汗の匂いを、未だ覚えている。
やけに重い、俺への執着心。おかしいと分かっていた。でもずっと、見ないふりをしてきた。
みんなに人気の″加賀井くん″。そんな加賀井くんの″幼馴染″。当時、ろくな友達もいなかった俺にとって、その称号だけが唯一の存在価値だったから。
けれどある日。
そんな俺に「加賀井を通さない」初めての友人ができた。それがすべての、はじまり。
──図書委員で一緒になった彼の名前は、木村といった。
他クラスの、眼鏡をかけた大人しい奴。特別気が合うわけではなかったが、本の趣味だけは、よく似ていた。
「その作家さん、好きなの?」
そう、声をかけられたのがきっかけ。それからは貸出当番が一緒になる度、ポツリポツリと会話を交わすようになった。
騒がしい奴らが多い中学だった。加賀井の周りなんかは特に。だからこそ、図書室の静寂を共有できるこの時間が……心地よい距離感が、好きだった。
当時の俺は大馬鹿者だ。今思い返してもそう思う、だって。
あろうことか、その木村の存在を、加賀井に易々と話してしまったんだから。
「相応しくないよ」
放課後、誰もいない教室。
無人の机に腰掛け、加賀井はあどけない顔で言った。
「……ふさわしくない?」
思わず聞き返した。意味がよく、理解できなかったのだ。
俺に、木村が、ということだろうか。……喋るのに相応しいもなにもあるまい。そもそも、こいつに判断される筋合いなんて。
ぐるぐると、頭に浮かんでは消えていく。それを発する勇気は、ついぞなかったが。
ややあって、加賀井は続けた。
「うん。木村、だっけ?……聞いたこともないしー」
「まあそりゃ、目立つタイプの奴じゃないからな。……でも、本の趣味はよく合う」
図書室での時間を思い出し、自然と笑みがこぼれた。
加賀井が「え」と声を漏らす。意表をつかれたような、そんな顔をしていた。
なんだか珍しくて、まじまじと見つめてしまう。
「そんなに、本の話がしたいの」
やがて発された声は、細くちいさい。
「……いや、どうしてもしたいって訳じゃないけど……」
まあ、できたら、嬉しい。
戸惑いながら答える俺に、加賀井は「そう」と。一言、呟いた。
僅かに空いた窓から、生温い風が頬を掠めた。
温度を失ったその一言が、やけに頭に残った。
それから一週間後のことだ。
他のクラスで、窃盗騒ぎが起きた。どうやら財布がなくなったらしい。──犯人は、″木村だ″という噂を聞いた。
二週間後。
木村はどうやら、いじめられているらしい。──それとなく事情を聞いたが、彼は顔を青ざめさせるばかりで、なにも言わなかった。俺はそれ以上、踏み込むことができなかった。
三週間後。
木村は図書室に来なくなった。
一ヶ月後──木村は学校に、来なくなった。
放課後。
静まり返った図書室で、俺は呆然と一冊の本を眺めていた。
貸出カードには、まだあいつの名前が残っている。
「みっちゃーん」
静寂を破ったのは、聞き慣れた、能天気な声。
振り返ると案の定、加賀井が立っていた。片手には、小さな飴がふたつ。
「探したよー。またこんなとこにいたんだ」
「……加賀井」
「はい、これ。あげる」
内緒だよ、と楽しげに言い募る加賀井。
俺はゆっくりと、顔を伏せた。カードに刻まれた名前を、目でなぞる。
(……木村)
そうして、震える唇を開いた。
「なあ。……お前なのか」
「ん?」
「木村が、来なくなったの。……あの財布の件も」
確証はなかった。
……いや。信じたくなかっただけ、かもしれない。
(他の奴と喋るだけで、機嫌が悪くなる。少しでも距離を取ろうと動けば、大袈裟に泣きわめいて、他の奴らを味方につけて……)
こいつなら、やりかねない。
俺はごくりと息を飲む。
飴を差し出したまま、きょとりと目を瞬かせる加賀井。しかし、ただならぬ面持ちの俺を見て「ああ」と、思い至ったらしい。
ふわりと──花が咲いたように、笑った。
「なんだ、気づいてたんだ」
まるで、今日の晩飯の話でもしているみたいな。そんな軽さだった。
「……っ! お前、」
「だってさあ」
俺の言葉を遮るように、加賀井は続けた。
「邪魔だったもん」
「……は?」
「あいつといるときのみっちゃん、なんか変だったし。……あーでも、俺はちょっと噂流しただけだよ! まさかいじめられるなんて……」
元々、嫌われてたんじゃない?
加賀井はその大きな手で、ぐしゃりと飴を潰した。
「だから言ったでしょ。″相応しくない″って」
「……っ!」
相応しくない。
それだけの理由で、木村を?
(ありえない)
あまりの衝撃に、視界が白んだ。
理解が追いつかない。吐き気がした。心底ムカついた。こいつを、どうにかしてやりたいと思った。でも。
俺はぎゅうと、拳を握りしめる。
熱くなる体と相反するように、思考は冷静だった。
(加賀井は一貫して、ずっと、無邪気だ。子供がありんこを潰して遊ぶような、そんな──)
責める、貶す、諭す。
脳裏を過ぎった選択肢はすべて、塵となって消えた。……無駄だからだ。こいつに罪悪感などない。あるのは、「俺のためにやってあげた」という、歪んだ善意だけ。
「まあさー、もういいじゃん、そんなこと」
加賀井が一歩、一歩と近づいてくる。
俺は反射的に後ずさろうとして、そのまま、背後の本棚にぶつかった。
「あのね。俺も、本読み始めたんだよ」
……逃げ場は、ない。
「みっちゃんには、俺だけいればいい」
そうだろ?と。無邪気に微笑む加賀井を、俺はただ、呆然と見つめることしかできない。
窓の外から響く、つんざく様な蝉の音。じっとりと背中を濡らす、つめたい汗の感覚。
その日、俺は理解した。
俺の隣にいるのは「幼馴染」じゃない。言葉も常識も通じない──怪物なのだ、と。
◆
「──いてっ」
回想に耽っていた意識は、デコピンの軽い痛みで現実に引き戻された。
「もー、みっちゃんってば! 無視すんなよー」
いつの間にか授業は終わっていたらしい。目前にあるのは、あの夏の日と変わらない、無邪気な笑顔。
もう二度と、見ることはないと思っていた。
中二の冬に運良く訪れた″親都合″での転校……決まった時は、たいそう喜んだものだが。
どうやら俺は、とことん悪運が強いらしい。
いや。こいつが無理やり引き寄せているのか、それとも。
「ねえ」
加賀井が呼んでいる。
目を伏せ、思考を断ち切った。
「悪い。考え事してた」
「えー、俺より大事な考え事?」
「……いや」
どうでもいいことだ。
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