泥中の光

RRMR

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四十四話

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 楽しい楽しいバーベキューが終わり、みんなで後片付けをした。
 みんなで話しながらやる後片付けは、小学校の頃の林間学習の掃除の時間みたいで楽しかった。
 時刻は夜八時半。いい時間だし、そろそろ俺らも帰ろうと思う。
 昼間はあんなに暑かったのに今は冬みたいに寒いわ、沢井の近所の家の明かりは半分くらい消えているわ、虫の鳴き声は大合唱のように聞こえるわ、田舎の夜の風物詩を肌で感じてしまう。
 後片付けが終わるなり、立花姉弟は白色の軽自動車でさっさと帰って行った。
 あの立花が車を運転するんか……。田舎暮らしだから当たり前っちゃ当たり前なんだけど、俺の知ってる立花とは結びつかなかった。
 雲雀丘も風の如く帰ろうとしたので、静弥が引き留めて何かを話している。
 手持ち無沙汰な俺は、青い鳥ランドのコウのアカウントを覗く。
 数日間浮上してなかったのと、例の剃毛配信が掲示板で話題に上がったからかフォロワーは数百人減っている。
『みんな、久しぶり~。この時期に風邪引いて寝込んでた笑 みんなも、気をつけてね』
 剃毛配信のことは、触れない方が良い。
 動画自体は配信アプリの規約に違反していた為、アカウントごと消されてはいた。
 だけどきっと俺が知らないようなところでも、データは出回っているんだろう。
 配信中にあいつらはお互いの名前を呼び合っていたし、宝桜迷惑行為スレでも剃毛配信のことは話題に上がっていた。
 俺が発言することによって勝本達は更に火の粉を浴びると思うと、出来なかった。
 それにファンの前で、イジメられました。なんて、言えない。
 知らない方が良い真実だって、ある。知らないでいる権利だって、ある。
 雲雀丘と話が落ち着いたのか、今度は沢井の母ちゃんと話し出す静弥。
 昔はなんとも思わなかったのに、沢井の母ちゃんって綺麗な人だと思う。
 見目のパーツが整ってるとかじゃなくて、内面の強さや美しさが出てると言うか……。
 静弥は困りながら「おばさんが、謝ることじゃ」と声を張り上げ、必死に首を振っていた。
 あの件のことだろうか。ならば、俺は聞かない方が良い。
 沢井の母ちゃんは「ありがとう」とはっきりとした声で言って、静弥の背中を優しく押した。
 俺の前に差し出された静弥は、相変わらずの濁った目で俺を見ている。
「帰るか。おばさん、ありがとうございましたー。請求は、山南科学館につけといて下さーい」
 静弥が肩を跳ね上がらせながら「ええっ」と、声を上げる。
 おばさんは笑いながら「そうさせて貰うわね」と、頷いたのだった。







 俺達は夜道を歩きながら、沼黒家を目指して帰って行く。
 あと数日も経たずに、俺は東京へ帰る。
 振り返ってみれば、嵐のような一ヶ月間だったな。
 静弥に斧で襲われ、親に大学辞めろと言われ、静弥がチェーンソー振り回して助けに来て、俺の尻にアナルビーズぶち込まれて放置プレイさせられて、老婆型人間兵器に襲撃されて、オナニー配信や、万バズに、静弥姫との喧嘩に、静弥の親父襲来に、剃毛配信に、親父の炎上に、勝本達のケツ花火に、みんなで焼肉食ったりバーベキューしたり、勝本との喧嘩に、夜の河原でのセックスに、静弥を監禁したり……。
 いや、濃い。濃過ぎる。家系ラーメンの背脂でギトギトのスープくらい、濃い。
 家系ラーメン、しばらく食べてねぇなー。食いてえな。
 静弥に食わせたら、どんなリアクションをするんだろうか? 
 この濃過ぎる一ヶ月間のせいで、前の生活が遠い昔のように思える。
 大学行って、授業受けて、バイト行ったり、ダンスの練習したり、配信したり、動画編集したり、学部やサークルの飲み会はほぼ参加して、友達と遊んだりしてたのは覚えている。
 静弥を知る前と知った後じゃ、まるで別の人間の人生を歩んでいるかのように違う気がする。
 東京に戻って、俺は元の生活に戻れるのか……?
 しばらく静弥と会えなくなるのだが、正直言うとかなりキツい。
 そりゃ通話やメッセージは出来るけど、会って話すのとは満足度や幸福度が全然違う。
 俺だけに向ける優しい眼差しとか、冷たい体温とか、荒波のような激情とか、この身で受け止めたい。
 重症かもしれねえな、俺……。
 静弥とは他人でしか無かった筈なのにこんなに絆されるなんて、世の中何があるか分からないもんだ。
「晄君」
 静弥の優しい声が、頭上から降って来る。
 その声は夜空の星を貫くかのように、たおやかで俺の心臓の深いところにまで届いた。
「うん」
 どう返事して良いか分からず、空気の抜けた声が出た。音にすると「うん」じゃなく「ふん」かも、しれない。
「僕、村を出る。それで、東京行く」
 東京へ来る……? 静弥が?
 俺のちっぽけな脳みそでは、煉瓦造りの東京駅を背景にいつもの格好で気をつけの姿勢を取っている静弥が浮かんだ。
 俺があんなことを言ったから、全てを投げ出す勢いで東京へ行くなんて言い出したんだろうか?
 俺とか関係なしに、単にこのクソったれな村から出たいだけかもしれないけど……。
 この言葉を、俺が言って良いんだろうか。許して貰えるんだろうか?
「晄君が良かったら、一緒に住もうよ」
「アへッ!?」
 すっとんきょうな声をあげて、思わず後ずさってしまった。
 喘ぎ声ASMRとかでしか発せられない単語で、我ながらとてもキモいと思います。
 一緒に住む……? 静弥と?
「や、やっぱり、嫌だよね……。僕みたいな、口煩くて気持ち悪い奴と住むの」
 俺の芳しくない反応を見て、静弥はみるみる青ざめていく。
「い、嫌じゃない! 毎日静弥の匂い嗅げて、朝起きて一番にお前の顔見れて、夜寝る前には顔見れて、今日あったことをすぐ言えて、お前のパンツ毎日洗えて、一緒にご飯作って食べて、俺の作ったお弁当を職場で自慢して貰って、お揃いのマグカップでソファーに並んでココア飲んだり、耳かきしたり、細い足首を手できゅっと掴めて、後ろ無茶苦茶にされるのも、チンコいじめられんのも、静弥のチンコ舐めるのも、自力じゃ読めない小説のストーリー教えて貰ったり、顎外れるくらいのイラマとか、首絞めて貰えたらきっと幸せ」
「性欲まみれじゃない? 大丈夫……?」
 まるで薬物患者を見るような目で、俺を見る静弥。確かに、ある種の依存だとは思うんだけど……。
「静弥は、どうなんだよ……」
「僕も、一緒だよ。晄君と一緒の空気吸えて、僕が作ったご飯で晄君の細胞が出来るって考えたら幸せ。僕の所為であられのない姿を見せる晄君も、他人の部屋で自慰始めちゃうところも、お風呂や洗面台を綺麗に使えないところも、頑張ってお箸をきちんと握ろうとするところも、自身の穢れに苦しんでいるところも、スマートに出来ないところも、性欲に脳細胞全部支配されてるところも大好き」
「悪口だろ! もっと良いところ、言えよ!」
 静弥は「分かってないなあ」と言わんばかりに、くすくす笑いながら俺の頭を撫でた。
 あ、なんか、飼い主に撫でられるペットの気分。
 この手が、苦手で大好きだ。全てをゆだねそうに、なるから。
「気付いたんだよ。好きと言う感情は『優しいところが好き』とか『明るくて救われる』とか、長所を美化する力なんだって。だから勝手に期待して、晄君が僕に抱いてる気持ち以上の気持ちをぶつけちゃってたんだよ。晄君は最初から、普通に優しかったのに。本当にごめんね」
 深く頭を下げる静弥の姿を見て、完治した筈の太腿の傷が痛み出した。
「俺の方がお前のこと利用してたし、謝るべきじゃん。ごめんな」
 俺は右脚の膝を直角に地面に着けて、もう片方の脚は直角に立てる。
 静弥は首を傾げて、俺を見下ろしているだけだった。
 なんでこう言う時だけ、鈍いんだよ……。
「姫抱っこするから、左脚の太もも乗って」
「え、だ、ダメだよ! 傷、開くよ!?」
「開かねえよ! 良いから、乗って下さい。お姫様」
「あ、うぉ、ぅあ……」
 しどろもどろにお邪魔します。と小さく言いながら、俺の太ももに乗り出す静弥。
 静弥はそのまま俺の背中に手を伸ばして、ピタリと身体を密着させて来た。
 俺は「持ち上げるぞ」と、一声かけてから、腰を上げる。
 うわ、軽ッ! そこらに居る女の子より、軽いんじゃねーの!? 
 こんな体重で、よく日常生活送れてんな……。
 俺も、料理頑張ろう……。あいつに、ちゃんと食わす為に。
「お、重くない? 大丈夫?」
 俺の心配とは、正反対の心配を始める静弥。
「全然。もっと食えって」
「頑張る……」
 なんだよ、それ。俺は思わず、吹き出してしまった。
 静弥を抱いたまま、歩き出す。
 碌に街灯すらなく、薄暗い砂利道をただ歩く。
 歩く度にスニーカーがじゃりじゃりと音を奏で、なるほど。だから砂利道か。なんて、ぼんやり思った。
「利用されたなんて、思ってないよ」
「俺、わりかしサイテーなことしたぞ。お前の好意に気付きながら、自分のクソみたいな人生をリベンジするためにお前のこと使おうとしたし」
 自分で言いながらなんて残酷な行いをしたのだろうと、後悔する。
 俺は静弥と悪魔の契約をした時には、逃げられないことも、好きになってしまうのも分かっていたのかもしれない。
「僕も、似たようなものだよ」
 防空壕の中で言った、勝本達への復讐の手駒の話だろうか? 俺も勝本達のことは許せないし、そんなの利用の内に入らない。
「沢井君と付き合ったのは、ほぼ打算的な理由だから」
「……は? ださんてき?」
 昼ドラでよくある旦那のことは好きじゃないけど、年収が良いから結婚しました。みたいな、理由か?
「同じ母子家庭だし、苦労とか辛さが分かり合えるかもしれない。って、思ったんだよ。それと沢井君は本当に優しくて綺麗で悪意なんてないから、沢井君と付き合ったら僕も綺麗になるのは無理でも普通になれるかな? って思ったの」
 僕の方が、最低だよ。沢井君を搾取しまくって、ありもしない罪で苦しめたんだから。
 そう言う静弥の声は震えていたし、俺の鎖骨あたりに小さな水たまりが出来た。
「悪くないとも仕方ないとも言わないけど、その時は打算的でも『普通』が欲しかったんだろ。今反省したんなら、それで良いじゃん」
 それこそ、俺も普通に拘ってたし……。と、つけ加える。
 静弥は何が面白いのか、声をあげて笑い出した。
「な、何がおかしいんだよ……」
「いや……相澤君の言った通りだな。って思って」




 


 沼黒家とも、あと何回か寝たらお別れだな。と思いながら本日二回目の風呂に入って、スキンケアや筋トレを済ませ、歯も磨き、後は寝るだけだ。
 時刻は十一時前。
 アレからずっと静弥を横抱きしたまま、家まで帰ったので汗だくになってしまったのだ。
 静弥には明日の診察で、お医者さんの許可が出たら東京へ帰る。と、伝えた。
 五月一杯みたいな話になっていたけど、元々俺は学生なんだ。
 一日でも、早く復学する方が良い。一ヶ月近く休んだから、授業についていけるかはっきり言って不安だし……。
 てっきり静弥は「嫌だ」って駄々をこねるかと思ったけど、一緒に住む話になったからかすんなり了承してくれた。
 内見とかは予定合わせて一緒に行くにしても、静弥の交通費と時間の負担がデカすぎる。交通費は俺が持つにしても、時間はどうやっても払えない。どうしたもんか……と、漠然と不安に思っていたら、晄君が決めたところで良いよ。と、あっさり言われてしまった。
 静弥が出して来た条件は、二つ。
 二部屋以上ある物件で、お互いの私室は作りたい。
 折半した家賃が、俺が今住んでいる物件とあんまり変わらないところ。
 てっきり「寝室は一緒が良い」とか言うもんだと思っていたので、それで良いのか? と聞いたら、静弥は
「絶対下らないことで喧嘩するから、お互いの部屋はあった方が良いと思う。少し調べたけど、三部屋以上となると賃料高いのしかないよね? 僕が多く払ったら、晄君気にしそうだし。寝室は一緒にしたら、一緒に寝なくては『ならない』し、このするべきは晄君を苦しめるだろうから」
 と、物憂げな瞳でそう言ったのだった。
 明日は朝っぱらから病院だし早く寝るかと決意して布団に入ると、静弥がベッドから降りて布団に入って来た。
「ヤらねーぞ」
 他人のことを性欲大魔人みたいに言ったのは、誰ですかねえ? お前の方が、性欲あるだろ。内心のイライラをぶつけるように、ぶっきらぼうに返事する。
 仕返しのつもりなのか、背後から耳を噛まれた。
「晄君は寝てて良いよ。勝手にさせて貰うから」
「睡姦趣味ある奴と、一緒に住めるワケねーだろ! どアホ!」
 脚をジタバタと動かし、必死に抵抗する。
「おかしいなあ。晄君も、睡姦趣味あるよね?」
「あ?」
 静弥は自身のスマホのカメラロールを、見せて来た。
 その写真は約二年前に撮られたもので、大手古本屋チェーンのアダルトコーナーで睡姦もののを買うか時間停止もんを買うか悩んでいる俺がバッチリと激写されていたのだ。
 レンタルビデオ店だと会員登録するのに個人情報が必要だから、わざわざ都心のブクオフで激安のDVDを買ったのに……!
 上京してからの出来事なのに、なんで静弥が知ってんの!?
「なに!? お前、俺にGPSとか盗撮カメラとか仕込んでんの!? キモいし、怖いんだけど!!」
「違うよ。ファンサイトで、隠し撮りが売り買いされてるの。他にもラーメン食べてる晄君とか、一円でも安く買いたいのか牛乳を見比べてる晄君とか、アダルトショップでサンプルの玩具で遊ぶ晄君とか」
 なんで、こんな写真ばかり撮られてるの?
 もうちょっと、ダーツで遊んでる俺とか、シューティングバーで銃構えてる俺とか、まだショッピングモールの駄菓子屋で駄菓子を爆買いしてる俺とかあるだろ……!
「俺のこと静弥の好きにして良いから、写真消して下さい……ッ!!」
「言ったね? 晄君が泣いちゃうようなこと、するよ」
 時、既に遅し。後悔先に立たず。後の祭。
 三つのフレーズが浮かぶも、覆水盆に返らず。
 俺は夜中にも関わらず、大絶叫アトラクションに乗っている時のようにけたたましい叫び声を上げるのだった。
 
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