晩酌のおつまみは晩酌しながら

紅雪

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27話 鶏胸肉を入れてボリュームアップ ⇒ 変則ラタトゥイユ

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人物紹介
呑兵衛料理人:醤子(しょうこ。どう見ても醤油から。)
晩酌つまみ食い:味噌美(みそみ。味噌だね、完全に。)
二人とも大豆の精(嘘)な気がしてきた。大豆の精が居ないと
日本の料理は成り立たない。

本日の調味料
唐辛子1本
大蒜1欠
ローリエ

胡椒
醤油
旗○げ
コンソメ
ポッ○レモン

醤「野菜って季節によって食べられないから困るよね。」
味「え、そう?割といつでも売ってない。」
醤「売ってたとしても時期じゃないと高いのよ。食べたいもの食べてたらお金が
 かかってしょうがないじゃない。」
味「まあ、そりゃそうよね。」
醤「今日はちょっと夏野菜の話しを。」
味「え、作らないの?」
醤「作るわよ。(ぶしゅっ)」
味「良かった。(ぶしゅっ)」
醤・味『おつかれー』
醤「前の話しからコピペしようとしたら、25話から『おつかれー』が無かったわ。」
味「うわー、すっかり忘れていたのね。」
醤「そうらしい。面倒なので追記もしないけれど。さて、今日はラタトゥイユと、
 コーンを使ったサラダとスープを作ります。」
味「ラタトゥイユってちょっと言いづいらよね。」
醤「そうか?で、ラタトゥイユの具と言えば、玉ねぎ、茄子、ズッキーニ、トマト
 パプリカあたりかな。でもズッキーニとパプリカは単価上パス。代わりに
 ボリュームが出てメインのおかずに変身させるのが、鶏胸肉なわけですよ。」
味「おぉ。」
醤「トマトも安くないからね、トマト缶使います。茄子、玉ねぎ、鶏胸肉は1cm
 角くらいの角切りにする。大蒜は微塵切り。唐辛子は輪切り。」
味「大体いつもとにたような感じがしてきたよ。」
醤「家で普通に料理するぶんには、切り方なんて限られてくるでしょ。
 フライパンにオリーブオイル入れ、大蒜と唐辛子を入れる。香りが出たら鶏胸肉を
 入れて、火を通す。」
味「いつものパターンだね。」
醤「そうね。その後に玉ねぎと茄子を入れ、油を絡めながら炒める。はいここで
 いつもの旗○げね。塩、胡椒もして3~4分炒めたら、一旦弱火にして、トマト缶
 を投入。ローリエを入れて味付けは単純にコンソメね。トマト缶の水分を飛ばすの
 で、濃い味にしないように注意。」
味「へぇ。じゃぁ暫く放置ね。次はとうもろこし?」
醤「うん。茹で方は色々あるみたいだけど、うちは手っ取り早くケトルで沸かした
 お湯でさっさと作ります。鍋にとうもろこしを入れ、軽く塩も入れる。沸いた
 お湯で、4~5分茹でたら出来上がりよ。流水にさらして冷やす。」
味「ほいほい。」
醤「粗熱が取れたらいいわよ。実がむしれる程度に。」
味「あ、そうなんだ。冷えるの時間かかるなぁって思っちゃったよ。」
醤「半分はスープにするからね。じゃぁむしって行きます。まず一列、どうにかして
 取る。一列抜けてしまえば後は親指の腹でぐいぐい押していくだけなので。
 ちなみに私は面倒なので、包丁で一列刈り取る。じゃ、よろしく。」
味「やっぱり来た~。(ぐびっ)」
醤「その間に私は玉ねぎの微塵切りと、溶き卵を用意。お鍋に玉ねぎを入れて
 ぐつぐつします。面倒なので余計な事はしません。塩、胡椒、コンソメで味を
 調え、むしり取ったコーンを入れて、最後に溶き卵を流して完成。」
味「ベーコン入れても美味しそうだね。」
醤「うん。そうなのよ。好みだけどね。」
味「後はサラダだね。」
醤「よくコーンが入っているサラダを思い浮かべればいいのよ。キャベツの千切りや、
 ツナや、玉ねぎスライスやらね。今日は千切りキャベツにツナとコーンを乗せた
 シンプルなやつで。茹で卵添えればコンビニなんかで見かけるよね。」
味「ああ、ツナコーンサラダ。」
醤「そそ。ドレッシングはオリーブオイルに塩胡椒、醤油をちょっととポッ○レモン。
 醤油とね、ツナの相性がいいからね。」
味「定番サラダ、美味しいね。」
醤「で、水分が飛んだラタトゥイユをお皿にがばって入れたら今夜のおかずが
 完成よ。」
味「トマト煮の胸肉美味しい。それに茄子とトマトは相性がいいよねぇ。」
醤「そうなのよね。さ、後はのんびり飲むか。」
味「おぅ。」
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