晩酌のおつまみは晩酌しながら

紅雪

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31話 残ったうどん、それぞれの使い道 ⇒味噌煮込みうどん、焼うどん、かけ

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人物紹介
飲み作成担当:醤子(しょうこ。肌の色は肌色だから。)
飲み食い合いの手担当:味噌美(みそみ。出汁入りじゃないよ。)
日本料理に欠かせない二人は、どっちも大豆の精(妄想)だと思うのよね。

本日の調味料
唐辛子1本
味噌
醤油
旗○げ
○味○ャンタンDX


醤「本日は余ったうどんについて考えていきたいと思います。」
味「いや、作って食べようよ。話しとかいいからさ。」
醤「いや、折角複数玉入っているからね、違う味楽しみいたいじゃない。」
味「確かにそうだけど。」
醤「そんなわけで、本日は味噌煮込みうどんを作るのと、焼うどんと、かけうどん
 についてのお話しをしようかと。」
味「では聞いてやろう。(ぶしゅっ)」
醤「聞くだけで終わらせてやろうか。(ぶしゅっ)
味「やん。」
醤・味『おつかれー』
醤「まず、かけうどんから。別に具を入れてもいいのだけど、その時あるもので
 楽しめばいいのだから。出汁は昆布とにぼしです。にぼしにも種類はあって、
 頭と腸は取り除くってよく見かけるけどねぇ、家の出汁用煮干しはそんないいもの
 買ってないので頭が取れる程度。いいやつはちゃんと腸まで取れるんだけどね。」
味「そうなんだ。どれもそうだけど、やっぱり煮干しも昆布も鰹節も種類が
 いっぱいあるんだねぇ。」
醤「そうね。で、少なくとも1時間程水出ししておく。火にかけて沸騰する前に
 取り出し、灰汁を取ったら旗○げ、醤油を少し、塩で味を調えてつゆが完成。」
味「お、意外とシンプル。」
醤「例のうどんだと、レンジで2分加熱したあと、つゆに直接いれて2、3分茹でたら
 そのまま器に入れて食べれるわよ。あとはネギ入れてね。」
味「で、お好みの具を乗せたければ乗せればいいのね。」
醤「うん。次に焼うどん。具は豚小間ともやしがいいわね。こっちは作るの手間いらず。
 豚小間ともやしならまな板使もわないし。」
味「ああ、そりゃ確かに楽だね。」
醤「フライパン1つあればいいのよ。まず豚小間を炒め、火が通って来たらもやし
 を投入。塩、胡椒で味付けをして旗○げをちょいと。もやし入れてから1分くらい
 炒めたら、レンジで2分チンしたうどんをフライパンに投入。」
味「うわ、直接なんだね。」
醤「そう。ただここで重要なのは、水かお湯を入れてうどんに水分を吸わせる事ね。
 だいたい100mlいかないくらいかな、勘で入れる。後は水分がなくなって来たら、
 ウスターソースを先に絡ませ、次におたふくソースと中濃ソースを好きなように混ぜて
 絡めながらソースが焦げるように炒めたら完成。」
味「美味しそうだねぇ。」
醤「好みで鰹節と青海苔をかけて食べるのよ。最初にソースに鰹節と青海苔かけた人は
 素晴らしいわよね。(ぐびっ)」
味「確かに。(ぐびっ)」
醤「では、今日のご飯、味噌煮込みうどんに入ります。」
味「お、やっとかー。」
醤「いつものように、昆布を一時間ほど水に浸しております。銅鍋や土鍋、あとは
 フライパンかな。熱伝導率が高そうなものを使います。私は一番手入れが楽な
 フライパン派。」
味「派ってなによ。」
醤「気分の問題よ。さて、先に調味料いれます。唐辛子1本、旗○げ、味噌、醤油少し、
 ○味○ャンタンDX少し。後はそこに鶏もも肉、白菜(キャベツでも可)、長ネギ
 椎茸などの具を入れる。少なくとも白菜とネギは欲しいわね。」
味「鍋みたいだね。」
醤「そうなのよ。だからうどんが合うのよ。ほうれん草も合うのだけど、卵や蒲鉾等の
 具材と一緒で後入れがいいわ。」
味「ほうれん草は火が通りやすいもんね。」
醤「うん。沸騰したら灰汁を取って、鶏肉に火が通っていたら味見をして最終調整。
 ここにレンジで2分チンしたうどんを入れる。それとほうれん草や蒲鉾、卵などを
 入れて、5分程煮れば完成よ。」
味「この味噌の匂いが食欲をそそる。」
醤「具材の匂いが引き立ててる感じがするのよね。後は器に入れたら、七味や一味足して
 食べるだけよ。」
味「寒い時期はあったまっていいねー。」
醤「これに熱燗があったらなおいいわね。」
味「あんの?」
醤「ないわよ。」
味「えー、、、」
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