晩酌のおつまみは晩酌しながら

紅雪

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62話 こくうま、おじゃがが美味しい ⇒ポテトチーズグラタン

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人物紹介
料理担当:醤子 しょうこ。(意識低い系のコスパ重視。)
手伝い:味噌美 みそみ。(飲んだ後の味噌汁ってなんであんなに美味しいんだろ。)
日本料理に欠かせない二人は、どっちも大豆の精。和食だけに留まらない存在はもう命の源と言ってもいいんじゃない?

本日の調味料
牛乳
とろけるチーズ(カット?)
とろけるチーズ(スライス)
小麦粉
バター

胡椒
○味○ャンタンDX

醤「とあるお店でグラタンを食べたんだけど、あ、これ家でやってみよ、と思ったわけ。」
味「それが今回の料理なんだね。」
醤「そう。ただ、適当な私の場合レシピなんか調べません。勢いで作ります。」
味「それってある程度作り方知ってるからでしょ。」
醤「合っているかどうかは、さておきね。」
味「出来たものが美味しければ、なんでもいんじゃない。」
醤「うむ。そんなわけで早速。(ぶしゅっ)」
味「うぇい。(ぶしゅっ)」
醤「最初におじゃがの皮を剥いて、適当な大きさに切ります。ある程度、レンジで火を通しておく。」
味「根菜はレンジ使うと楽だよね。」
醤「そうそう。次に薄切りの玉ねぎとベーコンを用意して、軽く塩胡椒で炒める。ベーコンはこんがり目がいいかな。」
味「それだけでいいじゃん、おつまみ。くれ。」
醤「落ち着け。次にベシャメルソースを作っていく。」
味「うわ、面倒そうな名前。」
醤「デミグラスに比べれば・・・」
味「やったことあるんだね。」
醤「二日掛かりはもうやりたくない。それはおいといて、フライパンにバターを溶かします。うちは例のごとく、バター風味マーガリンですが。」
味「やっぱ値段には逆らえないよね。」
醤「その通り。バターが溶けたら、小麦粉を入れる。振るうなんて事はしない、頑張って混ぜる。しっかり馴染んだら、牛乳を加えていく。」
味「ほうほう。」
醤「少しずつ、かき混ぜながら入れていく。最初はもったりした塊が出来ると思うけど、それをのばすように足していく。これは、ゆるくなるまで続けます。」
味「とろみはある程度必要なんじゃない?」
醤「まぁそうだけど、ここにとろけるチーズをプラスするから、少しゆるめの方がいいのよ。」
味「なるほど。」
醤「次に、とろけるチーズをたっぷり入れて溶かしていく。このソースが完成したら、お皿におじゃがを並べ、そこにベーコン玉ねぎをちらして、ソースをかける。」
味「おお、それなりの見た目じゃん。」
醤「それなりって失礼な。さらに、とろけるチーズスライスで蓋をして、これをオーブンへ。うちは200度で20分に設定したけど、外から見て上のスライスチーズが茶色くなったら完成。」 
味「その焼き色が重要だよね。」
醤「そうそう。実際19分くらいだった気がするけど、その時の量とかにもよるだろうし。」
味「あっつ!」
醤「うわ、もう手を付けてるし・・・」
味「いや、これソースが美味しい。おじゃがも美味しく食べられる。」
醤「寒い時期とかいいかもしれないわね。」
味「いや、ビールの冷たさが心地いい時期がいいね。ビールが進む味だってこれ。」
醤「やっぱりか。」
味「だいたいここの料理、お酒飲むの前提じゃん。」
醤「そりゃそうよ。そうじゃなきゃこんな事してないわよ。」
味「だよねぇ。」
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