15 / 24
第三話「星団」
「星団」(6)
しおりを挟む
近には遠を、遠には近を……このカードでなければ状況は打破できない。
あえてそう判断したのは、ナコトの心臓とも呼べるナイアルラソテフだった。愛らしいうりぼうの縫いぐるみに扮していたそのテフもいま、大型の二挺拳銃に変幻してナコトの両手に握られている。
地下研究所の階段室を、ナコトとニコは颶風と化して駆け昇った。お互いを抜きつ抜かれつ、猛スピードで追いかけっこする。
ふたりが死守するのは、およそ五メートルのこの距離だ。ナコトは中短距離を制空圏とし、反対にニコは中長距離を本領とする。その射程がこれ以上伸びるか縮まるかで、勝負の合否は決するに違いない。
「〝嵐の中を進むもの〟」
おそるべき対多数攻防兵器の名称を告げるや、ニコの頭上に生じたのは黒い砂の渦巻きだった。自然界にあり溢れた砂鉄だ。砂鉄の波紋はそこかしこで瞬時に集束し、凝結して真っ黒な長剣の姿を形成する。
「その焦げた牙で噛みちぎれ、我が猟犬たちよ」
そばを疾駆するナコトめがけ、ニコは腕を振り下ろした。強電磁場の稲妻を引き、黒剣は猛スピードで獲物へ食らいつく。それも一本ではない。十本まとめてだ。
スリップの煙を靴裏から放ち、ナコトはその場に急停止した。走って回避しきれないのなら、ここで迎え撃つしかない。拳銃の一挺は肘ごと背後へ引き絞って溜め、もう一挺はまっすぐ正面を突いて構える。銃格技における金剛力士像の佇まいだ。
裂帛の気合いが、ナコトの口をついた。
「やるぞ、テフ!」
「おう、ナコト!」
撃つ。撃つ撃つ。撃つ撃つ撃つ。
ナコトの周囲で、銃火はめまぐるしくその位置を変えた。呪力の銃弾で手前の黒剣を撃ち落とすなり、脇から交叉した発砲は側方の投擲物を破壊。時計の短長針のごとく天地を狙った両腕の銃口は、上下から襲う刃の雨を即座に撃墜する。肉体と拳銃が一体になって繰り出す弾幕の乱舞は、文字通り格闘技の超高速コンビネーションだ。
が……嘆いたのはナコトだった。
「キリがないぞ!」
砂鉄でできた黒剣は、砕けたかと思えばまたニコの足もとで立ち上がった。多角度から撃ち込まれる鋭い固形の砂地獄は、次から次へと止まる気配がない。飛剣を撃ち落とした合間を縫って発砲するナコトだが、ニコの眼前に生じた漆黒のバリアはあっさりと銃弾を阻んでしまう。
「ふはははは!」
高笑いしたのは、腕組みして仁王立ちするニコだ。
「やはり剣をかわし、防ぐので精一杯のようだな?」
「!」
銃撃をすり抜けた一本は、とうとうナコトの側頭部をかすめて切り傷を残した。人並み外れたナコトの平衡感覚が、なんとひどい脳震盪を起こして揺れる。
瞳の焦点をぶれさせ、ナコトはたずねた。
「この切れ味と威力……きさまのエネルギーは無限か?」
「アンドロイドも呪力や電力の限界を避けられない……そう思ったなら残念だ」
現状ではどう考えても、先にスタミナ切れを訴えるのはナコトのほうだった。この無造作かつ無尽蔵の破壊力こそ、ホーリーがニコに与えた新たな異才に他ならない。
激しく打ち交わされる黒刃と弾炎を背景に、ふたりの間合いはじりじりと遠のきつつあった。このままではニコの〝嵐の中を進むもの〟に軍配は上がるだろう。生成と発射の距離が稼げれば稼げるほど、砂鉄の黒剣は優勢さを強めるのだ。テフの弾頭を含め、へたな飛び道具はいっさい歯が立たない。
なので、ナコトはついに切り札を打った。
「〝冥河の戸口〟!」
足下にぽっかり開いた次元の亀裂へ、ナコトはみずから飲み込まれた。いままでナコトのいた場所を、機銃掃射さながらに薙ぎ払ったのは黒剣の奔流だ。そのときには、ナコトの影は出口に現れている。すなわち、ニコのすぐ背後へと。燃える蝶と化して舞い踊ったのは、無茶な空間転移に持っていかれたナコトの破片だ。
瞬間移動が通用するのは、この一回きりにしか期待できない。呪力の残量からしてナコトが飛び移れる範囲はごく短く、それもたったいまニコに見破られた。しかし二門の銃口に充填した光圧は、黒砂の障壁ごとぎりぎりでマタドールの特殊複合金属を切り裂く。それもここまでの至近距離に肉薄しなければ、たやすく防御されていたはずだ。
振り向いたニコの視界で、ナコトの拳銃は上下に重なって煌めいた。
「〝黄衣の剣壁〟!」
「甘い!」
耳障りな音が響いた。
ニコの笑顔に斑を描いたのは、ナコトの鮮血だ。刹那にニコの手に硬化した黒剣は、ナコトの胴体を深々と断ち割っている。系列のタイプSの機動性を凌ぐことは、一瞬だけならニコにも不可能ではない。
ナコトが接近戦を欲していることを、ニコはとうに先読みしていたのだ。だからこそニコは敵を胸もとまで迎え入れ、一方では両手持ちの長剣にひそかに全力をチャージした。
渾身の一閃を浴び、ナコトは血煙を巻いて階段に叩きつけられている。派手な刃傷から血溜まりを広げるばかりで、倒れたナコトは動かない。
タイプNは、冷たい微笑を浮かべた。
「こんどの私に油断はないし、忌々しい爆弾もありはしない」
すぐ頭上から、ニコはナコトを指差した。指令を受け取った空中の黒剣たちが、それぞれの切っ先をいっせいに瀕死の獲物へ向ける。
「さあ、大好きなゼロ距離だ。とどめもこの距離から刺してくれよう」
ニコは腕を振り下ろし、浮遊する黒剣はナコトを目指して殺到した。
次の瞬間、長剣どもの先端はニコの体じゅうから無数に生えている。
「!?」
想定外の衝撃とダメージに疑似血液を吐き、ニコは身を折った。黒剣がニコ本人のそれであることは疑いようもない。とはいえ、それがなぜいきなり背後から?
「ま、まさか……」
答えは、ナコトの体表に入れ墨のごとく蠢く蝶の影にあった。その亜空間から転移してきた黒剣が、使い手のニコ当人を襲ったのだ。だが、不明なことはまだある。
「染夜名琴……おまえの〝冥河の戸口〟は、ただの移動用の扉ではなかったのか?」
「そう思ったなら残念だよ」
こちらも血を垂らして起き上がり、ナコトはささやいた。
「その勘違いを誘うために、わたしは上手く立ち振る舞った。きさまが扉の応用法に気づかず、反転してきた自分自身の剣に襲われるようにな。計算通りにきさまは油断し、その動きは封じ込めた」
「そ、そんな。こんどの爆弾は、私そのものだった……?」
細いニコの顎を、真下からナコトの銃口は押し上げた。
肉を切らせて骨を断ち、夢だった理想の至近距離は実現したのだ。尋常ならざる呪力の燐光を拳銃に滾らせ、ナコトは言い放った。
「〝黄衣の剣壁〟」
轟然……
首から上を失くしたニコの姿は、本の切れ端と化して吹っ飛んだ。
ぼろぼろの格好で階段にへたり込み、ナコトは溜息をついている。
「古影……危険すぎるぞ、この力。セラを助けるまで、とうぶんは休めんな」
「ちょっとは休憩してったら、わたしの砂漠で?」
「!」
拳銃形態のテフが警告したときには、もう手遅れだ。
「よけろ、ナコト!」
ナコトが最後に見たものは、ふたつあった。
ひとつは、首根っこを掴まれてもがく手負いのセラだ。
もうひとつは、ナコトを奇妙な辞典で鞭打ったホーリーだった。未知の紙片と化して分解したナコトは、たちまち〝断罪の書〟の内部に吸い込まれている。同じく一撃されて爆散したセラも、呪力の輝きとともに本文へ封印された。
「ページ〝ナコト写本〟〝イオドの書〟……さあ、残るカラミティハニーズは?」
空虚な勝利宣言をつぶやき、ホーリーは階段を下り始めた。
あえてそう判断したのは、ナコトの心臓とも呼べるナイアルラソテフだった。愛らしいうりぼうの縫いぐるみに扮していたそのテフもいま、大型の二挺拳銃に変幻してナコトの両手に握られている。
地下研究所の階段室を、ナコトとニコは颶風と化して駆け昇った。お互いを抜きつ抜かれつ、猛スピードで追いかけっこする。
ふたりが死守するのは、およそ五メートルのこの距離だ。ナコトは中短距離を制空圏とし、反対にニコは中長距離を本領とする。その射程がこれ以上伸びるか縮まるかで、勝負の合否は決するに違いない。
「〝嵐の中を進むもの〟」
おそるべき対多数攻防兵器の名称を告げるや、ニコの頭上に生じたのは黒い砂の渦巻きだった。自然界にあり溢れた砂鉄だ。砂鉄の波紋はそこかしこで瞬時に集束し、凝結して真っ黒な長剣の姿を形成する。
「その焦げた牙で噛みちぎれ、我が猟犬たちよ」
そばを疾駆するナコトめがけ、ニコは腕を振り下ろした。強電磁場の稲妻を引き、黒剣は猛スピードで獲物へ食らいつく。それも一本ではない。十本まとめてだ。
スリップの煙を靴裏から放ち、ナコトはその場に急停止した。走って回避しきれないのなら、ここで迎え撃つしかない。拳銃の一挺は肘ごと背後へ引き絞って溜め、もう一挺はまっすぐ正面を突いて構える。銃格技における金剛力士像の佇まいだ。
裂帛の気合いが、ナコトの口をついた。
「やるぞ、テフ!」
「おう、ナコト!」
撃つ。撃つ撃つ。撃つ撃つ撃つ。
ナコトの周囲で、銃火はめまぐるしくその位置を変えた。呪力の銃弾で手前の黒剣を撃ち落とすなり、脇から交叉した発砲は側方の投擲物を破壊。時計の短長針のごとく天地を狙った両腕の銃口は、上下から襲う刃の雨を即座に撃墜する。肉体と拳銃が一体になって繰り出す弾幕の乱舞は、文字通り格闘技の超高速コンビネーションだ。
が……嘆いたのはナコトだった。
「キリがないぞ!」
砂鉄でできた黒剣は、砕けたかと思えばまたニコの足もとで立ち上がった。多角度から撃ち込まれる鋭い固形の砂地獄は、次から次へと止まる気配がない。飛剣を撃ち落とした合間を縫って発砲するナコトだが、ニコの眼前に生じた漆黒のバリアはあっさりと銃弾を阻んでしまう。
「ふはははは!」
高笑いしたのは、腕組みして仁王立ちするニコだ。
「やはり剣をかわし、防ぐので精一杯のようだな?」
「!」
銃撃をすり抜けた一本は、とうとうナコトの側頭部をかすめて切り傷を残した。人並み外れたナコトの平衡感覚が、なんとひどい脳震盪を起こして揺れる。
瞳の焦点をぶれさせ、ナコトはたずねた。
「この切れ味と威力……きさまのエネルギーは無限か?」
「アンドロイドも呪力や電力の限界を避けられない……そう思ったなら残念だ」
現状ではどう考えても、先にスタミナ切れを訴えるのはナコトのほうだった。この無造作かつ無尽蔵の破壊力こそ、ホーリーがニコに与えた新たな異才に他ならない。
激しく打ち交わされる黒刃と弾炎を背景に、ふたりの間合いはじりじりと遠のきつつあった。このままではニコの〝嵐の中を進むもの〟に軍配は上がるだろう。生成と発射の距離が稼げれば稼げるほど、砂鉄の黒剣は優勢さを強めるのだ。テフの弾頭を含め、へたな飛び道具はいっさい歯が立たない。
なので、ナコトはついに切り札を打った。
「〝冥河の戸口〟!」
足下にぽっかり開いた次元の亀裂へ、ナコトはみずから飲み込まれた。いままでナコトのいた場所を、機銃掃射さながらに薙ぎ払ったのは黒剣の奔流だ。そのときには、ナコトの影は出口に現れている。すなわち、ニコのすぐ背後へと。燃える蝶と化して舞い踊ったのは、無茶な空間転移に持っていかれたナコトの破片だ。
瞬間移動が通用するのは、この一回きりにしか期待できない。呪力の残量からしてナコトが飛び移れる範囲はごく短く、それもたったいまニコに見破られた。しかし二門の銃口に充填した光圧は、黒砂の障壁ごとぎりぎりでマタドールの特殊複合金属を切り裂く。それもここまでの至近距離に肉薄しなければ、たやすく防御されていたはずだ。
振り向いたニコの視界で、ナコトの拳銃は上下に重なって煌めいた。
「〝黄衣の剣壁〟!」
「甘い!」
耳障りな音が響いた。
ニコの笑顔に斑を描いたのは、ナコトの鮮血だ。刹那にニコの手に硬化した黒剣は、ナコトの胴体を深々と断ち割っている。系列のタイプSの機動性を凌ぐことは、一瞬だけならニコにも不可能ではない。
ナコトが接近戦を欲していることを、ニコはとうに先読みしていたのだ。だからこそニコは敵を胸もとまで迎え入れ、一方では両手持ちの長剣にひそかに全力をチャージした。
渾身の一閃を浴び、ナコトは血煙を巻いて階段に叩きつけられている。派手な刃傷から血溜まりを広げるばかりで、倒れたナコトは動かない。
タイプNは、冷たい微笑を浮かべた。
「こんどの私に油断はないし、忌々しい爆弾もありはしない」
すぐ頭上から、ニコはナコトを指差した。指令を受け取った空中の黒剣たちが、それぞれの切っ先をいっせいに瀕死の獲物へ向ける。
「さあ、大好きなゼロ距離だ。とどめもこの距離から刺してくれよう」
ニコは腕を振り下ろし、浮遊する黒剣はナコトを目指して殺到した。
次の瞬間、長剣どもの先端はニコの体じゅうから無数に生えている。
「!?」
想定外の衝撃とダメージに疑似血液を吐き、ニコは身を折った。黒剣がニコ本人のそれであることは疑いようもない。とはいえ、それがなぜいきなり背後から?
「ま、まさか……」
答えは、ナコトの体表に入れ墨のごとく蠢く蝶の影にあった。その亜空間から転移してきた黒剣が、使い手のニコ当人を襲ったのだ。だが、不明なことはまだある。
「染夜名琴……おまえの〝冥河の戸口〟は、ただの移動用の扉ではなかったのか?」
「そう思ったなら残念だよ」
こちらも血を垂らして起き上がり、ナコトはささやいた。
「その勘違いを誘うために、わたしは上手く立ち振る舞った。きさまが扉の応用法に気づかず、反転してきた自分自身の剣に襲われるようにな。計算通りにきさまは油断し、その動きは封じ込めた」
「そ、そんな。こんどの爆弾は、私そのものだった……?」
細いニコの顎を、真下からナコトの銃口は押し上げた。
肉を切らせて骨を断ち、夢だった理想の至近距離は実現したのだ。尋常ならざる呪力の燐光を拳銃に滾らせ、ナコトは言い放った。
「〝黄衣の剣壁〟」
轟然……
首から上を失くしたニコの姿は、本の切れ端と化して吹っ飛んだ。
ぼろぼろの格好で階段にへたり込み、ナコトは溜息をついている。
「古影……危険すぎるぞ、この力。セラを助けるまで、とうぶんは休めんな」
「ちょっとは休憩してったら、わたしの砂漠で?」
「!」
拳銃形態のテフが警告したときには、もう手遅れだ。
「よけろ、ナコト!」
ナコトが最後に見たものは、ふたつあった。
ひとつは、首根っこを掴まれてもがく手負いのセラだ。
もうひとつは、ナコトを奇妙な辞典で鞭打ったホーリーだった。未知の紙片と化して分解したナコトは、たちまち〝断罪の書〟の内部に吸い込まれている。同じく一撃されて爆散したセラも、呪力の輝きとともに本文へ封印された。
「ページ〝ナコト写本〟〝イオドの書〟……さあ、残るカラミティハニーズは?」
空虚な勝利宣言をつぶやき、ホーリーは階段を下り始めた。
0
あなたにおすすめの小説
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
【完結】異世界転移した私がドラゴンの魔女と呼ばれるまでの話
yuzuku
ファンタジー
ベランダから落ちて死んだ私は知らない森にいた。
知らない生物、知らない植物、知らない言語。
何もかもを失った私が唯一見つけた希望の光、それはドラゴンだった。
臆病で自信もないどこにでもいるような平凡な私は、そのドラゴンとの出会いで次第に変わっていく。
いや、変わらなければならない。
ほんの少しの勇気を持った女性と青いドラゴンが冒険する異世界ファンタジー。
彼女は後にこう呼ばれることになる。
「ドラゴンの魔女」と。
※この物語はフィクションです。
実在の人物・団体とは一切関係ありません。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる