【R18】復讐の魔王は転生を重ね、女勇者に挑む。第1章~女騎士の誇りは濡れて~

異常那鬼

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第46話~ピエタ村の大乱交ー白の騎士ニーナの場合ー

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 この村に到着した時から、メリダ兵の男達は気にいらなかった。私達を見る視線に何か粘着質なものを感じていた。だいたい、先遣隊のミオンとマナの行方がしれないというのも怪しい。フィリー様は魔族との接触の可能性が少しでもあるのなら、もっと人数を連れていくべきだと主張していた。それなのに、メリダ側を強く刺激したくないとの意向から、女だけで構成された私達の部隊が派遣される事になった。

 それが、ピエタ村についた途端に魔族が現れた。私はメリダの策略ではないかとも疑った。あのカリアという中央教会の神官の態度はおかしい。

 騎馬の機動性に私達自身の俊敏性を活かした戦い方が私達の持ち味なのだ。彼らは魔族の襲撃と偽り、私達を騙し打ちにするのではとも考えた。
 フィリー様に自分の考えを耳打ちしたが「魔族の脅威が去ったとはいえ、人間同士が争う理由はないはず」と退けられた。

 結局、私達はメリダ兵の後に続き、魔族が出没したという坑道へと向かった。
 
 姿を現していた魔族は五匹。薄緑の肌をした忌むべき存在だ。メリダの兵士達が次々と矢を放ったが、弾き返されるだけで埒が明かなかった。

 フィリー様は私達に号令をかけた。私は《身体強化》の魔法を自らにかける。私達が得意とするこの魔法は、あらゆる感覚を増幅させる。視覚、聴覚、皮膚感覚。そして俊敏さ。幾ら防御に秀でた鎧を魔族が身に着けていようが、魔法で強化された私達の波状攻撃にあえば、一たまりもない。はずだった。

 私達は罠にはまったのだ。魔族の一撃で地面が砕けた。落下していく感覚。咄嗟に《飛翔》の魔法を唱えようとしたが、遅かった。魔法によって強化された身体は、よほどの高さでない限り、傷つくことはない。何とか受身を取ろうとする。その時、裂けた地面から吹き出してきた甘い香りのする煙を、思い切り吸い込んだ。私の意識はそこから一端途切れた。
 
 私は暗闇の中にいた。死んだのかと思ったが、身体の感覚はあった。やけに暑い。それも内側、特に下腹部に熱を持った疼きがあった。幻覚だろうか、チラチラと浮かんでくるのは麗しきリスタルト王の御姿だ。それもなぜか全裸だった。凛々しい顔に逞しい肉体。あの腕で強く抱きしめられたら、どんな感じなのだろう。しかしそれは、決して叶うことのない夢だ。

 リスタルト王国はメリダ法国から独立したとはいえ、中央教会の教えを捨てたわけではない。むしろその逆だ。現在の中央教会の腐敗を正すため、原理主義とも言われる厳格な教えがリスタルトでは広まっている。このような淫らな欲望を表すようなものは、例え夢だとしても見てはいけない。それなのに、見てはいけない、してはいけないと思えば思うほど、私の欲望は膨れ上がっていた。

 気が付いたのは、胸の辺りに温もりを感じたからだ。それは甘美な温もりだった。思わず声が漏れる。自分の声で意識が戻った。目を開ける私はいつの間にか全裸で、上には一人の男がいた。

「ち、違うんだ! これは苦しそうだったから」

 言い訳する男の口を私は自らの口で塞いでいた。

 舌と舌が絡まる。唾液と唾液が口の中で混ざり合う度に、頭の中が真っ白になっていく。淫らな欲望が溢れてとまらなかった。肌をあわせたくて、一つになりたくて男の着ているものを全て脱がすと、起き上がっている股間の肉棒を握り込んだ。そこは熱くて硬かった。男の指が私の脚の間に伸びる。私達は夢中で互いの股間を弄った。触って欲しかった。舐めて欲しかった。快楽が欲しかった。男の顔を自らの股間に導くと、その舌が濡れた茂みをかきわけ、私の中心に舌を挿し込んできた。

「あぁぁぁ! き、気持ちいい!」

 それは禁断の快感だった。《身体強化》の魔法で感覚が敏感になっていたのだ。

「だ、ダメ、イク、いっちゃう!」

 男の舌で私は絶頂を迎えた。身体から魔力が放出される。それはえもいわれぬ気持ちよさだった。
 腰がひくひくと痙攣していた。私は肩で息をしながら、逆に男を押し倒した。欲しくて欲しくて我慢できなかった。私は四つん這いで男の起立した肉棒を口に含んだ。

「ひぃゃ!」

 男が情けない声を上げる。ジュボジュボと卑猥な音を立ててソレをしゃぶる。夢中になっているとお尻に手が触れる感触がした。別の兵士が私のお尻を撫で始めた。甘い匂いのする煙が次第に晴れてきた。

 周囲ではいたるところで、女騎士とメリダ兵との痴態が繰り広げられていた。人数的にはメリダの兵が多いからか、女騎士一人に、2,3人の男が群がっていたが、逆に一人の男を二人の女騎士が責めていたりもした。
 あちこちで喘ぎ声が聞こえていた。それが相乗効果となり、余計に淫らな気分を誘う。

「だ、ダメだ、出るぅ!」

 私の口の中で男が果てる。ドロリとした濃い汁が口内で迸る。私はそれを、残らず飲み干した。

「んぅむぐぅぅ!」

 すると、私のお尻を撫でていた兵士が指を挿し込んできた。先ほどイッたばかりの中はまだ敏感で、指の動きに合わせて腰がピクンと動く。私は口を離すと叫んだ。

「だ、ダメ、また、イッちゃう!」

 再び襲いかかる絶頂に、魔力が飛散した。《身体強化》の魔法効果が消える。

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