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プロローグ 勇者召喚
第三話 規格外と現状と
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『今から話す事は、君にとってこれからの運命を左右する』
(…どういう事だ?)
運命を左右する、というフレーズに颯太は思わず反応してしまった。
先程までの神とは思えない程軽い印象が完全に鳴りを潜め、今、神だ、と名乗られたら即座に信じて疑わないだろうと思う程の神々しい声音に、颯太は無意識のうちに身構えた。
『君のステータスは、はっきり言って“ありえない”んだ。魔物の驚異も戦闘もない、平和的な生活を送っている筈の日本人のものにしては』
思っていた以上に状況はヘビーだった。
できれば聞きたくない事だったが、颯太は意を決してゼノスに尋ねる。
(俺は今、この世界でどれ位強いんだ?)
『断言しよう。君は現時点で、この世界の最強にかなり近い位置にいるよ』
あんまりだ。この世界に来てまだ数時間も経っていないのに、いきなり世界最強が目前だと断言されてしまった。
颯太は頭を抱えたくなったが必死で立て直す。
(……マジかよ、おい)
『まあ、あくまでも“人族”の中での話だけどね』
戯けた口調に戻ったゼノスは、颯太の頭の中にある情報を流した。
さっきのショックから完全には立ち直れていなかった颯太は反応が遅れたが、ゆっくりと冷静に情報の整理を試みた。
(…!これは、この世界の情報?)
『ソウタ君には、世界の現状を知ってもらおうと思ってね。客観的に見て、どうだい?』
(……酷いな……魔王や魔族がどうこうっていうより、同族同士の争いが)
『…君もそう思うか。私達、案外気が合いそうだね』
ゼノスはクスクス笑って、今度はとあるスキルを颯太のステータスに追加した。
《スキル【世界地図】を会得しました》
ゼノスのものとは違う無機質な声が颯太の頭に流れる。
(何だ?)
『君にもう一つ、特別なスキルをつけたんだよ。【世界地図】はその名の通り、この世界の地図だ。色々と便利な機能もあるから、有効活用してくれ』
颯太は改めて自分をステータスを見る。
***************************************
【ソウタ・タチバナ】 Lv.1
種族:人族
職業:なし (剣士Lv.MAX)
魔力量:100(35000)
魔力強度:50(5000)
スキル
剣術 体術 鑑定 (槍術 棒術 弓術 隠密 投擲 生命術 手加減 物理攻撃耐性 気配感知 見切 隠蔽 裁縫 薬草調合 神託 世界辞書 世界地図)
ユニークスキル
退魔の光 (神の剣)
加護
なし (七大神の加護)
称号
異世界人 (神々に愛されし者)
***************************************
ゼノスの言う通り、スキルに【世界地図】が加えられている。
『私と君の友好の証だ。今のソウタ君は、戦闘スキルより情報が必要でしょ?』
(流石は神だな。ありがたく使わせてもらうよ)
正直助かる。
元の世界で習っていた地理など、こちらではまるで役に立たない。
地図は必要になるから、どこかで手に入れなきゃな、と考えていた颯太は素直に感謝した。
後で確認しようと颯太は一旦ステータスを閉じる。
『じゃあ私はそろそろ行くよ。それを確認するなら、ついでに加護も鑑定しておくと良いよ。スキルには書いていない便利機能がある筈だ。』
(自分達がわざわざ力を使って与えてるものなのに便利機能呼ばわりって良いのかよ)
『あ、そうそう!ちなみに地図の前につけた【世界辞書】も結構便利だから多様してね!』
(これあんたか!)
見に覚えのないスキルだとは思っていたが、まさか神につけてもらっていたものとは…
ツッコみが追いつかず、颯太は少しげんなりとした気分になった。
「勇者様ならば、称号に『勇者』とついている筈です」
ざわめきが多少収まり、興奮が冷めてきた所で国王(笑)の側に居た頭の毛が薄い大臣らしき男が聞いてきた。
颯太はそちらに意識を向け、成り行きを見届ける。
「どなたが勇者様ですかな?」
「お、俺です!」
勢い良く手を上げたのは良輔だ。
「俺もだ」
「…私も」
続いて大輝と綾乃も手を上げる。
残りは誰も手を上げる気配がなかったので、結局勇者の称号はこの三人だけについたようだ。
その後何故か、二人とも同時に颯太を見て目を見開いていた。
颯太は何に驚いているのか分からなかったが、あまり気にする必要もなさそうだったので放っておいた。
(勇者って普通一人じゃね?)
あちら側の反応を見る限り、そんな事はないのだろう。
大臣以外のレイドナルク王国の面々は喜々とした様子で何やら話し合っている。
「おお、勇者様が三人も!これは心強いですなぁ!」
「どうぞこちらへ!」
良輔は迷いのない堂々とした表情で前へ出る。
一歩遅れて大輝も続く。
綾乃は戸惑った様子でちらりと颯太に目線を飛ばす。
「どうすれば良い?」と目で訴えてきている。
颯太があちらにはバレないように表情を変えず、目配せで従うように促すと、綾乃も渋々歩み始める。
いつもの彼女なら、ここで人を、特に颯太を頼るような真似はしない。
今の状況についてこれておらず、かなりテンパっているみたいだ。
三人がレイドナルク王国側の人達の前で立ち止まると、頭の毛が薄い大臣が興奮した様子で尋ねる。
「貴方がたが伝説の勇者様ですか!失礼ですが、お名前とレベル、魔力量、魔力強度を教えて下さいませんか?」
大輝と綾乃は顔を見合わせてどうしようか悩んでいたが、自分が勇者だという事実に浮かれている良輔は元気よく即答した。
「俺は有本…いえ、リョウスケ・アリモトです!レベルは1で、魔力量が五百と、魔力強度が百五十になってます!」
「!なんと、レベル1なのにですか!?」
「…それは凄い…」
「…流石は勇者様だ…」
後ろに控えていた男達からそんな声が上がる。
どうやら魔力量は五百の時点でもう高い基準に入るらしい。
(…初っ端から、両方共千超えの俺って…)
先程のゼノスの話を聞いてもあまり実感が湧かなかった颯太だったが、ここにきて自分の規格外を思い知らされることとなった。
「他のお二人はどうですかな?」
話を振られた二人は、まだ答える事を渋っていたが大輝からゆっくりと口を開いた。
「…ダイキ・エガワです。魔力量は…四百と、魔力強度は、三百。レベルは1」
「アヤノ・イチミヤです。魔力量は三百と魔力強度は二百になっています。レベルは二人と同じで、1」
「おお!」
「…あのお二人も相当な量と強度だな…」
「…これなら魔族も怖くないな…」
この会話を聞いて、颯太は思わず顔が緩みそうになってしまった。
(…二人共、魔力量と魔力強度を偽ったな)
何年も共に過ごしてきた幼馴染みの嘘を見抜けない颯太ではない。
二人は明らかに先に答えた良輔よりも下の数字を答え、注目を良輔の方に向けさせていた。
冷静に状況判断をする颯太にして見れば、分かりやすく見抜きやすい嘘だが、三人の勇者の出現に興奮し、浮足立っている王国側が気付く気配はない。
特に打ち合わせをする時間もなかっただろうに、咄嗟の判断で相手を謀った二人に颯太は感心したのだ。
「皆のもの、よく聞くが良い!今ここに三人の勇者が現れた!この国の…世界の安寧は約束されたぞ!」
『うおおおおお‼』
高らかに宣言する国王(笑)と、王の言葉に盛り上がる重鎮達。
初めから異世界の勇者達に頼りっきりのこの世界は一体どうなるのか。
颯太は不安と好奇心が入り混じった複雑な心境でその光景を眺めていた。
(…どういう事だ?)
運命を左右する、というフレーズに颯太は思わず反応してしまった。
先程までの神とは思えない程軽い印象が完全に鳴りを潜め、今、神だ、と名乗られたら即座に信じて疑わないだろうと思う程の神々しい声音に、颯太は無意識のうちに身構えた。
『君のステータスは、はっきり言って“ありえない”んだ。魔物の驚異も戦闘もない、平和的な生活を送っている筈の日本人のものにしては』
思っていた以上に状況はヘビーだった。
できれば聞きたくない事だったが、颯太は意を決してゼノスに尋ねる。
(俺は今、この世界でどれ位強いんだ?)
『断言しよう。君は現時点で、この世界の最強にかなり近い位置にいるよ』
あんまりだ。この世界に来てまだ数時間も経っていないのに、いきなり世界最強が目前だと断言されてしまった。
颯太は頭を抱えたくなったが必死で立て直す。
(……マジかよ、おい)
『まあ、あくまでも“人族”の中での話だけどね』
戯けた口調に戻ったゼノスは、颯太の頭の中にある情報を流した。
さっきのショックから完全には立ち直れていなかった颯太は反応が遅れたが、ゆっくりと冷静に情報の整理を試みた。
(…!これは、この世界の情報?)
『ソウタ君には、世界の現状を知ってもらおうと思ってね。客観的に見て、どうだい?』
(……酷いな……魔王や魔族がどうこうっていうより、同族同士の争いが)
『…君もそう思うか。私達、案外気が合いそうだね』
ゼノスはクスクス笑って、今度はとあるスキルを颯太のステータスに追加した。
《スキル【世界地図】を会得しました》
ゼノスのものとは違う無機質な声が颯太の頭に流れる。
(何だ?)
『君にもう一つ、特別なスキルをつけたんだよ。【世界地図】はその名の通り、この世界の地図だ。色々と便利な機能もあるから、有効活用してくれ』
颯太は改めて自分をステータスを見る。
***************************************
【ソウタ・タチバナ】 Lv.1
種族:人族
職業:なし (剣士Lv.MAX)
魔力量:100(35000)
魔力強度:50(5000)
スキル
剣術 体術 鑑定 (槍術 棒術 弓術 隠密 投擲 生命術 手加減 物理攻撃耐性 気配感知 見切 隠蔽 裁縫 薬草調合 神託 世界辞書 世界地図)
ユニークスキル
退魔の光 (神の剣)
加護
なし (七大神の加護)
称号
異世界人 (神々に愛されし者)
***************************************
ゼノスの言う通り、スキルに【世界地図】が加えられている。
『私と君の友好の証だ。今のソウタ君は、戦闘スキルより情報が必要でしょ?』
(流石は神だな。ありがたく使わせてもらうよ)
正直助かる。
元の世界で習っていた地理など、こちらではまるで役に立たない。
地図は必要になるから、どこかで手に入れなきゃな、と考えていた颯太は素直に感謝した。
後で確認しようと颯太は一旦ステータスを閉じる。
『じゃあ私はそろそろ行くよ。それを確認するなら、ついでに加護も鑑定しておくと良いよ。スキルには書いていない便利機能がある筈だ。』
(自分達がわざわざ力を使って与えてるものなのに便利機能呼ばわりって良いのかよ)
『あ、そうそう!ちなみに地図の前につけた【世界辞書】も結構便利だから多様してね!』
(これあんたか!)
見に覚えのないスキルだとは思っていたが、まさか神につけてもらっていたものとは…
ツッコみが追いつかず、颯太は少しげんなりとした気分になった。
「勇者様ならば、称号に『勇者』とついている筈です」
ざわめきが多少収まり、興奮が冷めてきた所で国王(笑)の側に居た頭の毛が薄い大臣らしき男が聞いてきた。
颯太はそちらに意識を向け、成り行きを見届ける。
「どなたが勇者様ですかな?」
「お、俺です!」
勢い良く手を上げたのは良輔だ。
「俺もだ」
「…私も」
続いて大輝と綾乃も手を上げる。
残りは誰も手を上げる気配がなかったので、結局勇者の称号はこの三人だけについたようだ。
その後何故か、二人とも同時に颯太を見て目を見開いていた。
颯太は何に驚いているのか分からなかったが、あまり気にする必要もなさそうだったので放っておいた。
(勇者って普通一人じゃね?)
あちら側の反応を見る限り、そんな事はないのだろう。
大臣以外のレイドナルク王国の面々は喜々とした様子で何やら話し合っている。
「おお、勇者様が三人も!これは心強いですなぁ!」
「どうぞこちらへ!」
良輔は迷いのない堂々とした表情で前へ出る。
一歩遅れて大輝も続く。
綾乃は戸惑った様子でちらりと颯太に目線を飛ばす。
「どうすれば良い?」と目で訴えてきている。
颯太があちらにはバレないように表情を変えず、目配せで従うように促すと、綾乃も渋々歩み始める。
いつもの彼女なら、ここで人を、特に颯太を頼るような真似はしない。
今の状況についてこれておらず、かなりテンパっているみたいだ。
三人がレイドナルク王国側の人達の前で立ち止まると、頭の毛が薄い大臣が興奮した様子で尋ねる。
「貴方がたが伝説の勇者様ですか!失礼ですが、お名前とレベル、魔力量、魔力強度を教えて下さいませんか?」
大輝と綾乃は顔を見合わせてどうしようか悩んでいたが、自分が勇者だという事実に浮かれている良輔は元気よく即答した。
「俺は有本…いえ、リョウスケ・アリモトです!レベルは1で、魔力量が五百と、魔力強度が百五十になってます!」
「!なんと、レベル1なのにですか!?」
「…それは凄い…」
「…流石は勇者様だ…」
後ろに控えていた男達からそんな声が上がる。
どうやら魔力量は五百の時点でもう高い基準に入るらしい。
(…初っ端から、両方共千超えの俺って…)
先程のゼノスの話を聞いてもあまり実感が湧かなかった颯太だったが、ここにきて自分の規格外を思い知らされることとなった。
「他のお二人はどうですかな?」
話を振られた二人は、まだ答える事を渋っていたが大輝からゆっくりと口を開いた。
「…ダイキ・エガワです。魔力量は…四百と、魔力強度は、三百。レベルは1」
「アヤノ・イチミヤです。魔力量は三百と魔力強度は二百になっています。レベルは二人と同じで、1」
「おお!」
「…あのお二人も相当な量と強度だな…」
「…これなら魔族も怖くないな…」
この会話を聞いて、颯太は思わず顔が緩みそうになってしまった。
(…二人共、魔力量と魔力強度を偽ったな)
何年も共に過ごしてきた幼馴染みの嘘を見抜けない颯太ではない。
二人は明らかに先に答えた良輔よりも下の数字を答え、注目を良輔の方に向けさせていた。
冷静に状況判断をする颯太にして見れば、分かりやすく見抜きやすい嘘だが、三人の勇者の出現に興奮し、浮足立っている王国側が気付く気配はない。
特に打ち合わせをする時間もなかっただろうに、咄嗟の判断で相手を謀った二人に颯太は感心したのだ。
「皆のもの、よく聞くが良い!今ここに三人の勇者が現れた!この国の…世界の安寧は約束されたぞ!」
『うおおおおお‼』
高らかに宣言する国王(笑)と、王の言葉に盛り上がる重鎮達。
初めから異世界の勇者達に頼りっきりのこの世界は一体どうなるのか。
颯太は不安と好奇心が入り混じった複雑な心境でその光景を眺めていた。
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