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第一章 冒険者
第二話 出会いと運命と
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ダンジョンからレイドナルク城へ走り始めて約一時間、颯太は何やら面倒事に巻き込まれそうになっていた。
(…どうするかな…)
後少しで森を出られるという所で、魔物に襲われている馬車に遭遇したのだ。
魔物はダンジョンでもよく見たオークが十体程。
馬車の周りには、それなりの装備をした男達が横たわっている。
かなりの数のオークの死体も転がっているので、恐らく運悪くオークの数が多すぎて数の暴力に押し切られたのだろう。
城に着くまで余計な戦闘は避けたいところである颯太は、暫く様子を伺い馬車を調べ尽くしたら去るだろうと腰を降ろしかけ…何かに気が付き、腰を低い位置に浮かせたまま動きを止めた。
オーク達は馬車に夢中でまだこちらに気がついていない。
颯太は身体中を巡る魔力を操作して、作り上げた魔法を一斉に放った。
『!?』
オーク達は、何が起こったか理解することも断末魔を上げることさえも許されずに、颯太が放った【火球】の餌食となり灰と化した。
(わらわら居たオークが一斉に灰になって消え失せるってのも、中々壮観だな)
颯太は失笑気味に立ち上がって、倒れて半壊した馬車に歩み寄る。
耳を澄ませば微かに聞こえてくる、少々荒いが規則的な呼吸音。
颯太は黙々と木片を退けていき、見つけた。
「!…女の子か」
ボロボロになって壊れた馬車から出てきたのは、とても小さな少女だった。
颯太は少女に向かって手を差し伸べる。
「大丈夫か?怪我は?」
少女の空色の瞳が、大きく見開かれた。
何を言われているのか、分からないと言った表情で颯太を見上げている。
颯太はその状態で、少女が手をとるまで暫く待っていたが固まったまま動かない少女に痺れを切らして、彼女の周りに乗っていた残りの木片も全て取り除いて、少女の身体を抱き上げた。
「!?」
「悪いな。いつまでもここで立ち往生してるわけにもいかねぇんだ。…?」
そこで漸く、颯太は少女の身体を縛っている無骨な鎖に気がついた。
それを見た颯太はスッと目を細め、ゆっくりと少女に尋ねた。
「…君、攫われてきたのか?」
「……」
少女は答えず、パッと颯太から視線を外す。
この行動は、言葉を使わずとも颯太の質問を肯定しているようなものだった。
小刻みに震えているその小さな身体を、そっと地面に降ろす。
そして少女に後ろを向かせ、屈んで鎖を手に取る。
鎖は何の変哲もない、本当にただの鎖だった。
(魔道具とかだったらどうしようって思ってたけど、ただの鎖ぐらいならどうってことはないな)
「ジッとして。すぐに取ってあげるから」
颯太は手に魔力を集中させて、自身の身体能力を向上させる【身体強化】を両腕に施した。
しっかりと握り、鎖を力任せに引っ張った。
バギッ‼
「!?」
鎖は音を立てて引き千切れ、少女は大きな音と共に、自身の腕の自由を奪っていた忌々しいものの重みが無くなったことにひどく驚いている。
自由になった腕を動かし、異常がないことを確かめる少女。
そんな様子を横目に、颯太は彼女の頭を撫でた。
「俺の名前は颯太。君は?」
「………て……?」
「?」
「……ど、して、た、すけ、てくれ、た、んです、か…?」
怯えを含んだ瞳で見上げ、震える声で尋ねてくる少女。
訊かれた颯太は考えたが、自分自身も何故彼女を助けようと思ったのか分からなかった。
「当たり前じゃないかな?」
「…ぇ…?」
少女の瞳がまたも大きく見開かれた。
おかしなことを言った覚えのない颯太は、首を傾げながらも弁解する。
「いや、だってほら…人が魔物に襲われてるの見たら、だ、誰だって助けようとする、だろ?」
最初はスルーしようとしていた為少々歯切れが悪いが、颯太の言葉は少女の心に光を与えていた。
この少女は、ある事情で元いた村から追い出され、森を抜ける際に運悪く悪徳な奴隷商人の馬車に遭遇、逃げようとしたが捕まり、正式な奴隷にする為に町に運ばれる途中だった。
村の人々も奴隷商人達も、彼女のことを物のように扱い、人として接してはくれなかった。
それが辛くて苦しくて、だからもう諦めようとしていた。
人として生きることの全てを。
しかし、この人は違う。
明確な理由もないのに、自分を助けてくれた、心配してくれた、同じ人として接しくれた。
「!ごめん、何か気に触るようなことでも言ったかな?」
「?」
「だから、泣かないでくれよ」
言われて気がついた。
自分が泣いていることに。
少女は慌てて涙を拭うが、涙はどんどん溢れてきて止まってくれない。
そのことに更に焦って止めようとしていると、颯太は笑って少女の身体を抱きしめ、優しい声音で呟いた。
「もう、大丈夫だからな」
「!……ぅ…ぁ……ぁ、ああああぁぁああああぁ!うああああああああ!」
今度こそ、涙腺が完全に決壊した少女は、颯太の身体にしがみついて泣き叫んだ。
颯太はその間、少女の背中をポンポンとあやすように叩いてやった。
暫くすると、少女は泣きつかれたのか颯太にしがみついた状態のまま、眠りに落ちてしまった。
寝ているのにも関わらず、しっかりと服を掴んでいる小さな手は、颯太に「置いて行かないで」と主張しているようだった。
颯太はマジックバッグから、まだ使っていない新しい麻の布を取り出して少女に羽織らせ、彼女をおぶう。
(城に行く前に身体の泥とか埃とか落とさせよう…この子の服とかもボロボロだし買う必要があるな…それに、早く家に返してあげないと)
そんなことを考えながら、颯太は再び城に向かって走り出した。
________________
真っ白な空間で、白い服を身にまとった金髪の美しい青年が何かの魔法を行使して、ダンジョンを脱出した颯太の様子を伺っていた。
そしてある場面を見、青年は目を丸くして驚いたかと思えば、次の瞬間には優しく微笑んでゆっくりと口を開いた。
「…イヴ、君だよね?ソータ君にこの子を会わせたのって」
この世界の主神にして創造神であるゼノスが、魔法で作り出したスクリーンから顔上げて、後ろにひっそりと佇んでいた、純白のドレスを纏った薄桃色の髪の女性に振り向いた。
イヴと呼ばれた女性は、優雅な身のこなしでゼノスに近づき、彼が見ていたスクリーンを覗き込む。
「あら、ちゃんと出会えたのですね」
イヴはふんわりと優しく慈愛に満ちた微笑みを溢し、ゼノスに向き直って問い返した。
「いけなかったでしょうか?」
上目遣いで小首を傾げるその姿は、どこかの勇者様なら撃沈されていたであろう程に美しかったが、ゼノスはサラリと流して肩を竦める。
「いやいや、私もこの子をソータ君に任せようと思ってたから助かったよ」
「それは良かったです」
さも簡単であるかのように、神の力を使って颯太とあの少女を引き合わせたことを暴露し合っているが、人の運命を捻じ曲げるというのは、周囲への影響を考えると容易に出来るわけがない。
傍目から見れば、目麗しい美男美女が仲良く談笑しているだけのようにも見えるが、この二人はやはり神様なのである。
二人は暫く笑い合っていたが、不意にイヴは笑いを収め、スッと目を細めてもう一度スクリーンに目を落とした。
「…あの者を抑えきれず、あまつさえ取り逃してしまったのは私ですから…このくらいのことはしてあげたいのです」
その言葉にゼノスは思わず苦笑して、スクリーンに視線を戻して零すように呟いた。
「…あれは私の采配ミスだよ。君は戦闘要員ではないのに、私が無理に押し付けたからね」
「そんなことはありませんよ。私も七大神の一人なのですから」
胸を張ってそう言い切るイヴを見て、ゼノスは「そうだね」と返すしかなかった。
それでも君は武神や剣神ではなく、生き物の運命を司る運命神なんだ、とはどうしても言えなかった。
「…後の事は、ソータ様にお任せしましょう」
「信じよう。私達が認めた、この愛し子を」
(…どうするかな…)
後少しで森を出られるという所で、魔物に襲われている馬車に遭遇したのだ。
魔物はダンジョンでもよく見たオークが十体程。
馬車の周りには、それなりの装備をした男達が横たわっている。
かなりの数のオークの死体も転がっているので、恐らく運悪くオークの数が多すぎて数の暴力に押し切られたのだろう。
城に着くまで余計な戦闘は避けたいところである颯太は、暫く様子を伺い馬車を調べ尽くしたら去るだろうと腰を降ろしかけ…何かに気が付き、腰を低い位置に浮かせたまま動きを止めた。
オーク達は馬車に夢中でまだこちらに気がついていない。
颯太は身体中を巡る魔力を操作して、作り上げた魔法を一斉に放った。
『!?』
オーク達は、何が起こったか理解することも断末魔を上げることさえも許されずに、颯太が放った【火球】の餌食となり灰と化した。
(わらわら居たオークが一斉に灰になって消え失せるってのも、中々壮観だな)
颯太は失笑気味に立ち上がって、倒れて半壊した馬車に歩み寄る。
耳を澄ませば微かに聞こえてくる、少々荒いが規則的な呼吸音。
颯太は黙々と木片を退けていき、見つけた。
「!…女の子か」
ボロボロになって壊れた馬車から出てきたのは、とても小さな少女だった。
颯太は少女に向かって手を差し伸べる。
「大丈夫か?怪我は?」
少女の空色の瞳が、大きく見開かれた。
何を言われているのか、分からないと言った表情で颯太を見上げている。
颯太はその状態で、少女が手をとるまで暫く待っていたが固まったまま動かない少女に痺れを切らして、彼女の周りに乗っていた残りの木片も全て取り除いて、少女の身体を抱き上げた。
「!?」
「悪いな。いつまでもここで立ち往生してるわけにもいかねぇんだ。…?」
そこで漸く、颯太は少女の身体を縛っている無骨な鎖に気がついた。
それを見た颯太はスッと目を細め、ゆっくりと少女に尋ねた。
「…君、攫われてきたのか?」
「……」
少女は答えず、パッと颯太から視線を外す。
この行動は、言葉を使わずとも颯太の質問を肯定しているようなものだった。
小刻みに震えているその小さな身体を、そっと地面に降ろす。
そして少女に後ろを向かせ、屈んで鎖を手に取る。
鎖は何の変哲もない、本当にただの鎖だった。
(魔道具とかだったらどうしようって思ってたけど、ただの鎖ぐらいならどうってことはないな)
「ジッとして。すぐに取ってあげるから」
颯太は手に魔力を集中させて、自身の身体能力を向上させる【身体強化】を両腕に施した。
しっかりと握り、鎖を力任せに引っ張った。
バギッ‼
「!?」
鎖は音を立てて引き千切れ、少女は大きな音と共に、自身の腕の自由を奪っていた忌々しいものの重みが無くなったことにひどく驚いている。
自由になった腕を動かし、異常がないことを確かめる少女。
そんな様子を横目に、颯太は彼女の頭を撫でた。
「俺の名前は颯太。君は?」
「………て……?」
「?」
「……ど、して、た、すけ、てくれ、た、んです、か…?」
怯えを含んだ瞳で見上げ、震える声で尋ねてくる少女。
訊かれた颯太は考えたが、自分自身も何故彼女を助けようと思ったのか分からなかった。
「当たり前じゃないかな?」
「…ぇ…?」
少女の瞳がまたも大きく見開かれた。
おかしなことを言った覚えのない颯太は、首を傾げながらも弁解する。
「いや、だってほら…人が魔物に襲われてるの見たら、だ、誰だって助けようとする、だろ?」
最初はスルーしようとしていた為少々歯切れが悪いが、颯太の言葉は少女の心に光を与えていた。
この少女は、ある事情で元いた村から追い出され、森を抜ける際に運悪く悪徳な奴隷商人の馬車に遭遇、逃げようとしたが捕まり、正式な奴隷にする為に町に運ばれる途中だった。
村の人々も奴隷商人達も、彼女のことを物のように扱い、人として接してはくれなかった。
それが辛くて苦しくて、だからもう諦めようとしていた。
人として生きることの全てを。
しかし、この人は違う。
明確な理由もないのに、自分を助けてくれた、心配してくれた、同じ人として接しくれた。
「!ごめん、何か気に触るようなことでも言ったかな?」
「?」
「だから、泣かないでくれよ」
言われて気がついた。
自分が泣いていることに。
少女は慌てて涙を拭うが、涙はどんどん溢れてきて止まってくれない。
そのことに更に焦って止めようとしていると、颯太は笑って少女の身体を抱きしめ、優しい声音で呟いた。
「もう、大丈夫だからな」
「!……ぅ…ぁ……ぁ、ああああぁぁああああぁ!うああああああああ!」
今度こそ、涙腺が完全に決壊した少女は、颯太の身体にしがみついて泣き叫んだ。
颯太はその間、少女の背中をポンポンとあやすように叩いてやった。
暫くすると、少女は泣きつかれたのか颯太にしがみついた状態のまま、眠りに落ちてしまった。
寝ているのにも関わらず、しっかりと服を掴んでいる小さな手は、颯太に「置いて行かないで」と主張しているようだった。
颯太はマジックバッグから、まだ使っていない新しい麻の布を取り出して少女に羽織らせ、彼女をおぶう。
(城に行く前に身体の泥とか埃とか落とさせよう…この子の服とかもボロボロだし買う必要があるな…それに、早く家に返してあげないと)
そんなことを考えながら、颯太は再び城に向かって走り出した。
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真っ白な空間で、白い服を身にまとった金髪の美しい青年が何かの魔法を行使して、ダンジョンを脱出した颯太の様子を伺っていた。
そしてある場面を見、青年は目を丸くして驚いたかと思えば、次の瞬間には優しく微笑んでゆっくりと口を開いた。
「…イヴ、君だよね?ソータ君にこの子を会わせたのって」
この世界の主神にして創造神であるゼノスが、魔法で作り出したスクリーンから顔上げて、後ろにひっそりと佇んでいた、純白のドレスを纏った薄桃色の髪の女性に振り向いた。
イヴと呼ばれた女性は、優雅な身のこなしでゼノスに近づき、彼が見ていたスクリーンを覗き込む。
「あら、ちゃんと出会えたのですね」
イヴはふんわりと優しく慈愛に満ちた微笑みを溢し、ゼノスに向き直って問い返した。
「いけなかったでしょうか?」
上目遣いで小首を傾げるその姿は、どこかの勇者様なら撃沈されていたであろう程に美しかったが、ゼノスはサラリと流して肩を竦める。
「いやいや、私もこの子をソータ君に任せようと思ってたから助かったよ」
「それは良かったです」
さも簡単であるかのように、神の力を使って颯太とあの少女を引き合わせたことを暴露し合っているが、人の運命を捻じ曲げるというのは、周囲への影響を考えると容易に出来るわけがない。
傍目から見れば、目麗しい美男美女が仲良く談笑しているだけのようにも見えるが、この二人はやはり神様なのである。
二人は暫く笑い合っていたが、不意にイヴは笑いを収め、スッと目を細めてもう一度スクリーンに目を落とした。
「…あの者を抑えきれず、あまつさえ取り逃してしまったのは私ですから…このくらいのことはしてあげたいのです」
その言葉にゼノスは思わず苦笑して、スクリーンに視線を戻して零すように呟いた。
「…あれは私の采配ミスだよ。君は戦闘要員ではないのに、私が無理に押し付けたからね」
「そんなことはありませんよ。私も七大神の一人なのですから」
胸を張ってそう言い切るイヴを見て、ゼノスは「そうだね」と返すしかなかった。
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