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『』が言えない人生 A Life Without Saying " "
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多分生まれてきたのが間違いだったんだと思う、あと心の栄養が足りなかった。
おれは自分の部屋にいながらでも、リビングのどんなに小さな物音も、玄関のドアがそっと開く音でも聞き逃さない。これだけでおれが親からどんな扱いを受けてきたかは分かると思う。
おれは大きな音や家族の生活音、目の前で手を挙げられる事がこわい。これだけでおれの親がどんな教育方針だったかは分かると思う。
おれは常に人の顔色を伺いながら生きてきた。これだけでおれの親がどんな人間なのか分かると思う。
親の喧嘩の原因はいつもおれだった。これだけでおれが家族でどんな役割だったかは分かると思う。
“母”を泣かせるのは、“性別が男の方の親”を怒らせるのは、いつもおれだった。これだけでおれがどんなに塵屑かは分かると思う。
親はおれを『ありがとう』と『ごめんなさい』が言えない人間だと罵った。これだけでおれがどんな人間か分かると思う。
親はおれを面まえて『人間じゃない』と言ったが、兄と姉はこんなおれを面まえて『人間だ』と言った。彼らがどれだけやさしい人たちかはこれだけで分かってほしい。
親はおれのことを中に砂の詰まったサンドバッグ人間だと考えて殴ったが、きょうだいはおれのことを中に血の詰まったニンゲン人間だと考えてくれた。そんな彼らに報いる事ができるほど美しい言葉を、おれは知らない。
『あ』から始まる言葉だった気がするが、『ありがとう』だと彼らのやさしさには到底及ばず、『あいしてる』だと迷惑だと思ったからだ。
だからおれの人生はずっと『ごめんなさい』だった。人の目を見れず『ごめんなさい』、貴方の視界に入って『ごめんなさい』、口を開けずに『ごめんなさい』、地面を眺めながら『ごめんなさい』。
生まれてきてしまって『ごめんなさい』、完璧な家族に不純物として生まれきてしまって『ごめんなさい』。
生まれしまって『ごめんなさい』。産まれてしまって『ごめんなさい』。
石ころを見て『ごめんなさい』。犬に吠えられ『ごめんなさい』。意志薄弱で『ごめんなさい』。往ぬに往ねなくて、『ごめんなさい』。
言うに言えなくて『ごめんなさい』。生きるに生きれなくて『ごめんなさい』。死ぬに死ねなくて『ごめんなさい』。ごめんなさいで、『ごめんなさい』。ごめんばっかで『ごめんなさい』。
人間みたいで『ごめんなさい』。勘違いさせてしまって『ごめんなさい』。期待させてしまって『ごめんなさい』。人と思わせて『ごめんなさい』。
愛想がなくて『ごめんなさい。』、息をしていて『ごめんなさい』。運動もできなくて『ごめんなさい』。笑顔がつくれず『ごめんなさい』。お祈りのように『ごめんなさい』。
頭がおかしく『ごめんなさい』。犬っころのように『ごめんなさい』。上を向けずに『ごめんなさい』。駅のホームで『ごめんなさい』。終わりを思いて『ごめんなさい』。
口を開けば『ごめんなさい』、他人を見ては『ごめんなさい』、鏡を見ては『ころしてやる』。
あれ?『ごめんなさい』ってなんだっけ?
謝りたくて『ごめんなさい』?
許してほしくて『ごめんなさい』?
免罪符のように『ごめんなさい』?
押しつけるように『ごめんなさい』?
ごまかすための『ごめんなさい』?
口をついた、『ごめんなさい』?
こころからの、『ごめんなさい』?
伝えたいのはどっちだった?
初めて言った『ごめんなさい』は?
自分のための『ごめんなさい』?
相手のために『ごめんなさい』?
幼少期を思い出す。
呆れさせて『ごめんなさい』?
息を切らせて『ごめんなさい』?
美しくなくて『ごめんなさい』?
演じるやうに『ごめんなさい』?
終わった人間の『ごめんなさい』。
『ごめんなさい』と思ってる?
言えばいいと思ってる?
謝りたいと思ってる?
心の底から思ってる?
洪水のような『ごめんなさい』。
春隣のやうな『ごめんなさい』、夏影のやうな『ごめんなさい』、秋雨のやうな『ごめんなさい』、冬化粧のやうな『ごめんなさい』。
凍蝶と共に『ごめんなさい』。遠縁のように『ごめんなさい』。花曇りを呼ぶ『ごめんなさい』。青嵐を起こせ『ごめんなさい』。
ごめんなさいったら、ごめんなさい。
あゝ『ごめんなさい』ね、『ごめんなさい』。
いいえ、『ごめんなさい』ったら、『ごめんなさい』。
ううんと考え『ごめんなさい』。
ええっと思う『ごめんなさい』。
おお、お道化では『ごめんなさい』。
嗚呼美しや『ごめんなさい』。あな美しき『ごめんなさい』。皆さん皆『ごめんなさい』。皆へ言おう『ごめんなさい』。
皆は『ありがとう』、『ごめんなさい』。わたくしだけが『ごめんなさい』。『ごめんさない』と『ごめんなさい』。あれ?どこへやった?『ありがとう』。わたくしだけの『ありがとう』。わたくしからの『ありがとう』、わたくしに向けた『ありがとう』。誰が盗んで行ったのか、誰が盗んで生きたのか。
そこらに転がる『ありがとう』。あちらこちらに『ありがとう』。其処此処に『ありがとう』。何処にだってある『ありがとう』。ありふれ、あふれた『ありがとう』。
なのに此処にだけはない。わたくしの掌の上にだけはない。人からもらうこともなし、口から溢すこともなき。
だから、手の上には何もない。
あいを知らない『ありがとう』。うんがなくて『ありがとう』。えんも結べず『ありがとう』。
夕焼け小焼けで『ありがとう』、あの曲を聞くと涙が出る。嘘を吐きました『ごめんなさい』。泣くと殴られるから泣けません。泣けるなんて人間のフリ『ごめんなさい』。もう泣けないんです『ごめんなさい』。
一度でいいから泣きたかった。大声で声を上げでみたかった。自分を産んだ人間のどっちかが慰めてくれるからって、あんしんな気持ちで大声で泣いてみたかった。
『ごめんなさい。』って泣きたかった。『ありがとう』って喚きたかった。
おれは人にやさしくできない。これだけでおれの“しょうがい”のすべてが分かると思う。おれの人間性の全て……いや、非人間性のすべてが。
声に出せない『ごめんなさい』。御言葉にならない『ありがとう』。じゃあ書き堕とそうよ『ごめんなさい』。せめて文字にしたいな『ありがとう』。
じゃあ今から書いていく、良ければみてみて、わたくしの『ごめんなさい』、おれの『ありがとう』を……。
◇◆◇
まずおれが登場する、おれは気が狂っていた。
言葉で人を殺したい、文字で人を救いたい。だから莫迦みたいに言葉を殴り書く。面と向かって人となんて話せないからだ。
ガキの頃思ってたことは『なんで皆はこんなに馬鹿なんだろう?』だった……学年が上がるにつれ、自分の方が馬鹿だったんだと気がついた。
それは、おれが話した時だけ空気がおかしくなる、給食を時間内に食べきられなくて怒られる、そして友達がうまく作れなくなった時に気がついた。
ガキの頃は友達は気がついたらできているものだった。知らず識らずのうちになっているものだった。今じゃあ努力して作って頑張ってもその関係を維持できない。
人の目を見て話せない、見られていると言葉が出せない。自分に場の空気を止めて話す権利があるのか分からない。誰か合図を送ってくれれば分かるのに。おれにだって分かるのに。
友達なんて作れるわけない。だって友達って好きな人同士だと思うから。親だっておれを憎んだのに。じゃもう無理じゃないか?
手を繋いでみたかった。ふざけあってみたかった。街で家族連れを見ると頭がおかしくなる。友達連れを見ると死にたくなる。
死ぬ勇気をくれないか。何もないからくれないか。愛をくれないならくれないか。愛か死ぬ勇気、どっちかあれば行けるのに。
愛があれば小道のように人生を生きて往けるのに。
死ぬ勇気があれば花のように生を散らさせられるのに。
どっちもなんて言いません。どっちか一つでいいんです。花言葉一つでいいんです。
其れあれば、其れさえあれば人間は。
最後に一つ言わせて下さい、最期に一つ花言葉。
『』が言えないわたくしでも、あなたに言いたいあなたには。あなたが誰か誰かって?それはあなたです其処にいる。
今読んでくれてるあなた、ここまで付き合ってくれたあなた。
あなたにだけは言いたいな。
あなたにだけは言い足りない。
それではちいさな街灯の下で言いましょう。
囁くやうに言いましょう。
けれども確かに言いましょう。
だってあなたには伝えたいから。
ぜったいぜったい伝えたい。
それではどうぞ生きてください。
それではどうぞ聞いてください。
……ここ迄読んでくれまして、ほんとにほんとに――
――『ありがとう』。
おれは自分の部屋にいながらでも、リビングのどんなに小さな物音も、玄関のドアがそっと開く音でも聞き逃さない。これだけでおれが親からどんな扱いを受けてきたかは分かると思う。
おれは大きな音や家族の生活音、目の前で手を挙げられる事がこわい。これだけでおれの親がどんな教育方針だったかは分かると思う。
おれは常に人の顔色を伺いながら生きてきた。これだけでおれの親がどんな人間なのか分かると思う。
親の喧嘩の原因はいつもおれだった。これだけでおれが家族でどんな役割だったかは分かると思う。
“母”を泣かせるのは、“性別が男の方の親”を怒らせるのは、いつもおれだった。これだけでおれがどんなに塵屑かは分かると思う。
親はおれを『ありがとう』と『ごめんなさい』が言えない人間だと罵った。これだけでおれがどんな人間か分かると思う。
親はおれを面まえて『人間じゃない』と言ったが、兄と姉はこんなおれを面まえて『人間だ』と言った。彼らがどれだけやさしい人たちかはこれだけで分かってほしい。
親はおれのことを中に砂の詰まったサンドバッグ人間だと考えて殴ったが、きょうだいはおれのことを中に血の詰まったニンゲン人間だと考えてくれた。そんな彼らに報いる事ができるほど美しい言葉を、おれは知らない。
『あ』から始まる言葉だった気がするが、『ありがとう』だと彼らのやさしさには到底及ばず、『あいしてる』だと迷惑だと思ったからだ。
だからおれの人生はずっと『ごめんなさい』だった。人の目を見れず『ごめんなさい』、貴方の視界に入って『ごめんなさい』、口を開けずに『ごめんなさい』、地面を眺めながら『ごめんなさい』。
生まれてきてしまって『ごめんなさい』、完璧な家族に不純物として生まれきてしまって『ごめんなさい』。
生まれしまって『ごめんなさい』。産まれてしまって『ごめんなさい』。
石ころを見て『ごめんなさい』。犬に吠えられ『ごめんなさい』。意志薄弱で『ごめんなさい』。往ぬに往ねなくて、『ごめんなさい』。
言うに言えなくて『ごめんなさい』。生きるに生きれなくて『ごめんなさい』。死ぬに死ねなくて『ごめんなさい』。ごめんなさいで、『ごめんなさい』。ごめんばっかで『ごめんなさい』。
人間みたいで『ごめんなさい』。勘違いさせてしまって『ごめんなさい』。期待させてしまって『ごめんなさい』。人と思わせて『ごめんなさい』。
愛想がなくて『ごめんなさい。』、息をしていて『ごめんなさい』。運動もできなくて『ごめんなさい』。笑顔がつくれず『ごめんなさい』。お祈りのように『ごめんなさい』。
頭がおかしく『ごめんなさい』。犬っころのように『ごめんなさい』。上を向けずに『ごめんなさい』。駅のホームで『ごめんなさい』。終わりを思いて『ごめんなさい』。
口を開けば『ごめんなさい』、他人を見ては『ごめんなさい』、鏡を見ては『ころしてやる』。
あれ?『ごめんなさい』ってなんだっけ?
謝りたくて『ごめんなさい』?
許してほしくて『ごめんなさい』?
免罪符のように『ごめんなさい』?
押しつけるように『ごめんなさい』?
ごまかすための『ごめんなさい』?
口をついた、『ごめんなさい』?
こころからの、『ごめんなさい』?
伝えたいのはどっちだった?
初めて言った『ごめんなさい』は?
自分のための『ごめんなさい』?
相手のために『ごめんなさい』?
幼少期を思い出す。
呆れさせて『ごめんなさい』?
息を切らせて『ごめんなさい』?
美しくなくて『ごめんなさい』?
演じるやうに『ごめんなさい』?
終わった人間の『ごめんなさい』。
『ごめんなさい』と思ってる?
言えばいいと思ってる?
謝りたいと思ってる?
心の底から思ってる?
洪水のような『ごめんなさい』。
春隣のやうな『ごめんなさい』、夏影のやうな『ごめんなさい』、秋雨のやうな『ごめんなさい』、冬化粧のやうな『ごめんなさい』。
凍蝶と共に『ごめんなさい』。遠縁のように『ごめんなさい』。花曇りを呼ぶ『ごめんなさい』。青嵐を起こせ『ごめんなさい』。
ごめんなさいったら、ごめんなさい。
あゝ『ごめんなさい』ね、『ごめんなさい』。
いいえ、『ごめんなさい』ったら、『ごめんなさい』。
ううんと考え『ごめんなさい』。
ええっと思う『ごめんなさい』。
おお、お道化では『ごめんなさい』。
嗚呼美しや『ごめんなさい』。あな美しき『ごめんなさい』。皆さん皆『ごめんなさい』。皆へ言おう『ごめんなさい』。
皆は『ありがとう』、『ごめんなさい』。わたくしだけが『ごめんなさい』。『ごめんさない』と『ごめんなさい』。あれ?どこへやった?『ありがとう』。わたくしだけの『ありがとう』。わたくしからの『ありがとう』、わたくしに向けた『ありがとう』。誰が盗んで行ったのか、誰が盗んで生きたのか。
そこらに転がる『ありがとう』。あちらこちらに『ありがとう』。其処此処に『ありがとう』。何処にだってある『ありがとう』。ありふれ、あふれた『ありがとう』。
なのに此処にだけはない。わたくしの掌の上にだけはない。人からもらうこともなし、口から溢すこともなき。
だから、手の上には何もない。
あいを知らない『ありがとう』。うんがなくて『ありがとう』。えんも結べず『ありがとう』。
夕焼け小焼けで『ありがとう』、あの曲を聞くと涙が出る。嘘を吐きました『ごめんなさい』。泣くと殴られるから泣けません。泣けるなんて人間のフリ『ごめんなさい』。もう泣けないんです『ごめんなさい』。
一度でいいから泣きたかった。大声で声を上げでみたかった。自分を産んだ人間のどっちかが慰めてくれるからって、あんしんな気持ちで大声で泣いてみたかった。
『ごめんなさい。』って泣きたかった。『ありがとう』って喚きたかった。
おれは人にやさしくできない。これだけでおれの“しょうがい”のすべてが分かると思う。おれの人間性の全て……いや、非人間性のすべてが。
声に出せない『ごめんなさい』。御言葉にならない『ありがとう』。じゃあ書き堕とそうよ『ごめんなさい』。せめて文字にしたいな『ありがとう』。
じゃあ今から書いていく、良ければみてみて、わたくしの『ごめんなさい』、おれの『ありがとう』を……。
◇◆◇
まずおれが登場する、おれは気が狂っていた。
言葉で人を殺したい、文字で人を救いたい。だから莫迦みたいに言葉を殴り書く。面と向かって人となんて話せないからだ。
ガキの頃思ってたことは『なんで皆はこんなに馬鹿なんだろう?』だった……学年が上がるにつれ、自分の方が馬鹿だったんだと気がついた。
それは、おれが話した時だけ空気がおかしくなる、給食を時間内に食べきられなくて怒られる、そして友達がうまく作れなくなった時に気がついた。
ガキの頃は友達は気がついたらできているものだった。知らず識らずのうちになっているものだった。今じゃあ努力して作って頑張ってもその関係を維持できない。
人の目を見て話せない、見られていると言葉が出せない。自分に場の空気を止めて話す権利があるのか分からない。誰か合図を送ってくれれば分かるのに。おれにだって分かるのに。
友達なんて作れるわけない。だって友達って好きな人同士だと思うから。親だっておれを憎んだのに。じゃもう無理じゃないか?
手を繋いでみたかった。ふざけあってみたかった。街で家族連れを見ると頭がおかしくなる。友達連れを見ると死にたくなる。
死ぬ勇気をくれないか。何もないからくれないか。愛をくれないならくれないか。愛か死ぬ勇気、どっちかあれば行けるのに。
愛があれば小道のように人生を生きて往けるのに。
死ぬ勇気があれば花のように生を散らさせられるのに。
どっちもなんて言いません。どっちか一つでいいんです。花言葉一つでいいんです。
其れあれば、其れさえあれば人間は。
最後に一つ言わせて下さい、最期に一つ花言葉。
『』が言えないわたくしでも、あなたに言いたいあなたには。あなたが誰か誰かって?それはあなたです其処にいる。
今読んでくれてるあなた、ここまで付き合ってくれたあなた。
あなたにだけは言いたいな。
あなたにだけは言い足りない。
それではちいさな街灯の下で言いましょう。
囁くやうに言いましょう。
けれども確かに言いましょう。
だってあなたには伝えたいから。
ぜったいぜったい伝えたい。
それではどうぞ生きてください。
それではどうぞ聞いてください。
……ここ迄読んでくれまして、ほんとにほんとに――
――『ありがとう』。
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