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三章 異界の空中庭園
Ⅱ ドーマの中の化け物
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ボリーグレスの異変。それは、町から南東にある灯台を中心に広範囲の土地がえぐり取られる現象であった。
「えぐり取るって、巨大な魔獣の仕業とか、術師が悪さしたとかじゃないのか?」
荷物を宿へ置き、一同は現場へ向かっている。その途中、エベックから説明を受けた。
「えぐり取るっていうのは語弊ね。正確には”魔術で抜き取られている”って言えばいいかしら」
町を出た途端、ルバートは何かに気付く。
「ルバートどうした?」
「いや、話を続けてくれ」
言葉に甘え、ビンセントはエベックに訊いた。
「術関係だったら、お前だけでも解決出来るだろ」
「うーん。……説明が難しいから分かりやすく言うとね、術が使えれば“はい解決”って訳にはいかないのよ。ルバートなら、行けばすぐに……いえ、もうおおよそは気づいているんじゃないかしら?」
軽く笑んでルバートが返す。
目的地へ到着するとエベックは足を止めた。
「ここよ」
そこは見るからに広大な田畑が広がっていた。
「んん? 何もえぐり取られてないぞ。それに、町から近場すぎるだろ」
「いや違うぞビンセント。既に俺様達は術中にはまってる」
「ほら、やっぱり気付いてた」
二人だけで分かっているので、当然ビンセントは理由を求める。
「その前に忠告する。その畑に足を踏み入れるなよ」
「どうして?」
「そこから先、別の空間へ入る事になる。分かりやすく言うなら、シーロスでゾアの世界へ行ったようにだ」
どう見ても広大で長閑な畑でしかない。農民も数人で作業しているから、術とは無関係にしか見えない。
「術はボリーグレスの町を出た辺りから始まっている。ここはまだ帰るに容易な所だろ」
「ちょっと待て、何も変なところはなかったぞ」
「そうか? では訊くが、町を出てどれくらいでここへ来た?」
思い出しても、それほど時間は経っていない。曖昧な記憶だが、エベックが説明した辺りだから、「ものの数分だ」とビンセントは返した。
「では、その数分でこの距離を歩けるか?」
ルバートが来た道を振り返ると、ボリーグレスは親指ほどの大きさまで離れた位置にある。数分歩いただけでこの距離を進むのは不可能だ。
驚くビンセントは言葉を失った。
「ビン様も分かってくれたようね」
「い、いい、いや。こんな術が存在するのか?!」
ルバートが冷静に分析する。
「暒空魔術というものがある。空間事態に影響を及ぼす術だ。しかしどれだけ鍛錬しようと、どれだけ知識を得ようと、人間に出来る術の効果範囲には限度がある。この範囲は到底無理だろう。それに、ザッと見回してこれは暒空魔術ですらないみたいだ」
「ほんと、術師の教本みたいな存在ね、貴方。お察しの通り、これは暒空魔術じゃないわ。かといって、他の術でもない。『異常事態』の言葉が正しいのかしら」
「そんな事が起こり得るのか?」
ビンセントはルバートへ理由を求めると、「魔力やゾグマの異常事態である魔女の塔が良い例だ」と返す。これで納得できた。
「で? これからどう手を打つかは決めてるのか?」
訊かれたエベックは考える素振りを見せ、笑顔で返した。
「まったく」
ルバートはため息をつき、ビンセントは驚いて返す。
「嘘だろ。あの中に入らないで問題解決しろってのか!?」
「ビン様落ち着いて。あたしだって下調べしに来てそんなに経ってないのよ。そう易々と解決策が浮かぶとでも思って?」
「けどお前、術師だろ」
「その……術師が全て、何でも分かるって発想は止めていただけないかしら」話を仕切り直す。「けど、ここに三人いるんだから、手の打ちようはあるけどね」
「どうするんだ? 俺は術に関するものはからっきしだぞ」
「ビン様は強力な探偵助手がいるじゃない」
もう、英雄探偵に関して口出しするのすら面倒なビンセントは”怪訝な表情”だけで返す。一方でルバートはどこか満足な雰囲気を滲ませる。
「これで誰かが中へ入れる。外で待つ者は緊急事態が起きたときの対処要員よ」
「へぇ。じゃあ、誰が最初にあの中へ入るつもりだ?」
エベックが悩むそぶりを見せ、自分が入ると言おうとする前にルバートが畑へ向かった。
「おいルバート! お前が行くとまずいんじゃないのか?」
「問題ない。それに宣言してやろう。これは三人で中に入って解決する問題となるだろう。”ドーマ”と見て間違いない」
告げて、ルバートは淡々と中へ入っていった。
「出会った時からだけど、すごい自信よね。素が自意識過剰な人間だったのかしら?」
「なんの分析をしてるんだ」
くだらないことを言っている最中、ルバートが戻ってきた。
【ドーマ】
魔力の異常により出来た別空間などを指す。なお、この現象が起きる事は滅多に無く、術師界隈でも遙か昔に使用されたこの言葉を知る者はあまりいない。
ルバートが安全だと報告すると三人でドーマへと入った。
入ってすぐ三人の目に飛び込んだのは、ボリーグレスではない町が広がっていた。さらにビンセント達が知る”町”ですらない。この世界に存在出来ない町だった。
建造物は木造、石積み、藁、レンガなど、様々なものが不規則に点在している。それは、地面であり、宙に浮いていたりと様々。
道に至っても同様に、直線、曲線、分かれ道。それらが地面にあり、天へ向かって伸びていたり、宙を浮いて斜めに有りと様々。
「見てるだけで頭が痛くなっちゃいそう。ビン様とルバートは大丈夫?」
「ああ……大丈夫だ。それよりルバート、何か分かったか?」
「俺様が何でも見たらすぐに分かると思っているのか、お前さんは」
即答で頷かれ、ルバートは呆れる。
「けどどうやって原因究明しようか……しら……ん?」
エベックが先へ進もうとすると、数歩先で違和感に気付く。
「エベックどうした?」
何もない所へ手を当てると、まるで透明な壁がある感触。
「たいへーん。透明な壁で進めないかも」
ルバートも同様に触れると、少し離れて右手を払った。すると、薄めの霧のようなものが発生し、透明な壁に当たる所と先へ流れる所が発生した。
「何でも出来るなルバート」
「たいした術ではない。そんなことより状況はあまり良いものではないぞ」
「どういうことだ?」
ビンセントは気付かないが、エベックもルバートに遅れて感じた。
「……何よこれ。……何かいる」
「何がい」
ビンセントが訊こうとすると、ルバートが人差し指を口元に当てる仕草で黙らせた。
しばらく二人が煙りの流れる先を睨むも、やがて緊張が解けたように気が緩んだ。
「ルバート、何がいたんだ?」
傍まで寄って訊いた。
「分からん。が、”危険な何か”としか言えんぞ」
エベックも傍に寄ってきた。
「この空間に護られたかもしれないわ。ここは一度体制立て直しに」
突如、風景が一カ所に収束し、しばらくして現実世界にある風景へと変わった。
変わった場所は、多くの建物が密集する街。ただし建物が規則的な建てられ方をしておらず、建造物の材料も様々なのは変わらない。
三人は街の大通りと思われる場所に立っている。
「おい、何だ……あれ?」
ビンセントが見ても危険は察した。
家屋十棟分は離れているが、その位置からでも標的の異常性はヒシヒシと伝わる。
レイデル王国で一番の巨漢よりも全体的に一回り大きい筋肉質な体躯。そして、紫色の髪か触手のようなものが両腕から垂れ、靡いているように見える。
「二人とも逃げるわよ。どう見ても危険よ!」
巨大な何かが一歩一歩と近づいてくる様子から危機を察し、三人は建物と建物の間の道を進んだ。
「おい! 三人で挑めば勝てるんじゃないのか!」
「誰か死んで良いなら名案だろうな」
「どういうことだ」
「お前さんは魔力が見えんから分からんだろうが、魔力の質が常軌を逸してる。異常なんて言葉で括れぬ程にな。迂闊に挑めばどんな目に遭うか分からんぞ」
「それにあの髪ぃ、みたいな長いの? あれは危険よ。あんな毒々しい性質の魔力に触れられでもしたら最悪の場合即死よ。この逃走で色々調べないと」
「どうやって調べるんだ」
「魔力の質、動き、速度、行動。近寄れたらさらに詳細を調べる。まどろっこしいがアレと真っ向勝負など考えるなよ」
「逃げの算段も立てながら調べないと。まだ相手の魔力を感じれるから、距離が分かるけど、消されたら」
言った矢先、ルバートとエベックの表情に焦りの色が現われた。
「おいおい……まさか?」
「ええ……嫌な方に事態は流れちゃったみたい」
巨漢の気配も魔力も完全に消えた。それは、ルバートでさえ感知出来ない程である。
「えぐり取るって、巨大な魔獣の仕業とか、術師が悪さしたとかじゃないのか?」
荷物を宿へ置き、一同は現場へ向かっている。その途中、エベックから説明を受けた。
「えぐり取るっていうのは語弊ね。正確には”魔術で抜き取られている”って言えばいいかしら」
町を出た途端、ルバートは何かに気付く。
「ルバートどうした?」
「いや、話を続けてくれ」
言葉に甘え、ビンセントはエベックに訊いた。
「術関係だったら、お前だけでも解決出来るだろ」
「うーん。……説明が難しいから分かりやすく言うとね、術が使えれば“はい解決”って訳にはいかないのよ。ルバートなら、行けばすぐに……いえ、もうおおよそは気づいているんじゃないかしら?」
軽く笑んでルバートが返す。
目的地へ到着するとエベックは足を止めた。
「ここよ」
そこは見るからに広大な田畑が広がっていた。
「んん? 何もえぐり取られてないぞ。それに、町から近場すぎるだろ」
「いや違うぞビンセント。既に俺様達は術中にはまってる」
「ほら、やっぱり気付いてた」
二人だけで分かっているので、当然ビンセントは理由を求める。
「その前に忠告する。その畑に足を踏み入れるなよ」
「どうして?」
「そこから先、別の空間へ入る事になる。分かりやすく言うなら、シーロスでゾアの世界へ行ったようにだ」
どう見ても広大で長閑な畑でしかない。農民も数人で作業しているから、術とは無関係にしか見えない。
「術はボリーグレスの町を出た辺りから始まっている。ここはまだ帰るに容易な所だろ」
「ちょっと待て、何も変なところはなかったぞ」
「そうか? では訊くが、町を出てどれくらいでここへ来た?」
思い出しても、それほど時間は経っていない。曖昧な記憶だが、エベックが説明した辺りだから、「ものの数分だ」とビンセントは返した。
「では、その数分でこの距離を歩けるか?」
ルバートが来た道を振り返ると、ボリーグレスは親指ほどの大きさまで離れた位置にある。数分歩いただけでこの距離を進むのは不可能だ。
驚くビンセントは言葉を失った。
「ビン様も分かってくれたようね」
「い、いい、いや。こんな術が存在するのか?!」
ルバートが冷静に分析する。
「暒空魔術というものがある。空間事態に影響を及ぼす術だ。しかしどれだけ鍛錬しようと、どれだけ知識を得ようと、人間に出来る術の効果範囲には限度がある。この範囲は到底無理だろう。それに、ザッと見回してこれは暒空魔術ですらないみたいだ」
「ほんと、術師の教本みたいな存在ね、貴方。お察しの通り、これは暒空魔術じゃないわ。かといって、他の術でもない。『異常事態』の言葉が正しいのかしら」
「そんな事が起こり得るのか?」
ビンセントはルバートへ理由を求めると、「魔力やゾグマの異常事態である魔女の塔が良い例だ」と返す。これで納得できた。
「で? これからどう手を打つかは決めてるのか?」
訊かれたエベックは考える素振りを見せ、笑顔で返した。
「まったく」
ルバートはため息をつき、ビンセントは驚いて返す。
「嘘だろ。あの中に入らないで問題解決しろってのか!?」
「ビン様落ち着いて。あたしだって下調べしに来てそんなに経ってないのよ。そう易々と解決策が浮かぶとでも思って?」
「けどお前、術師だろ」
「その……術師が全て、何でも分かるって発想は止めていただけないかしら」話を仕切り直す。「けど、ここに三人いるんだから、手の打ちようはあるけどね」
「どうするんだ? 俺は術に関するものはからっきしだぞ」
「ビン様は強力な探偵助手がいるじゃない」
もう、英雄探偵に関して口出しするのすら面倒なビンセントは”怪訝な表情”だけで返す。一方でルバートはどこか満足な雰囲気を滲ませる。
「これで誰かが中へ入れる。外で待つ者は緊急事態が起きたときの対処要員よ」
「へぇ。じゃあ、誰が最初にあの中へ入るつもりだ?」
エベックが悩むそぶりを見せ、自分が入ると言おうとする前にルバートが畑へ向かった。
「おいルバート! お前が行くとまずいんじゃないのか?」
「問題ない。それに宣言してやろう。これは三人で中に入って解決する問題となるだろう。”ドーマ”と見て間違いない」
告げて、ルバートは淡々と中へ入っていった。
「出会った時からだけど、すごい自信よね。素が自意識過剰な人間だったのかしら?」
「なんの分析をしてるんだ」
くだらないことを言っている最中、ルバートが戻ってきた。
【ドーマ】
魔力の異常により出来た別空間などを指す。なお、この現象が起きる事は滅多に無く、術師界隈でも遙か昔に使用されたこの言葉を知る者はあまりいない。
ルバートが安全だと報告すると三人でドーマへと入った。
入ってすぐ三人の目に飛び込んだのは、ボリーグレスではない町が広がっていた。さらにビンセント達が知る”町”ですらない。この世界に存在出来ない町だった。
建造物は木造、石積み、藁、レンガなど、様々なものが不規則に点在している。それは、地面であり、宙に浮いていたりと様々。
道に至っても同様に、直線、曲線、分かれ道。それらが地面にあり、天へ向かって伸びていたり、宙を浮いて斜めに有りと様々。
「見てるだけで頭が痛くなっちゃいそう。ビン様とルバートは大丈夫?」
「ああ……大丈夫だ。それよりルバート、何か分かったか?」
「俺様が何でも見たらすぐに分かると思っているのか、お前さんは」
即答で頷かれ、ルバートは呆れる。
「けどどうやって原因究明しようか……しら……ん?」
エベックが先へ進もうとすると、数歩先で違和感に気付く。
「エベックどうした?」
何もない所へ手を当てると、まるで透明な壁がある感触。
「たいへーん。透明な壁で進めないかも」
ルバートも同様に触れると、少し離れて右手を払った。すると、薄めの霧のようなものが発生し、透明な壁に当たる所と先へ流れる所が発生した。
「何でも出来るなルバート」
「たいした術ではない。そんなことより状況はあまり良いものではないぞ」
「どういうことだ?」
ビンセントは気付かないが、エベックもルバートに遅れて感じた。
「……何よこれ。……何かいる」
「何がい」
ビンセントが訊こうとすると、ルバートが人差し指を口元に当てる仕草で黙らせた。
しばらく二人が煙りの流れる先を睨むも、やがて緊張が解けたように気が緩んだ。
「ルバート、何がいたんだ?」
傍まで寄って訊いた。
「分からん。が、”危険な何か”としか言えんぞ」
エベックも傍に寄ってきた。
「この空間に護られたかもしれないわ。ここは一度体制立て直しに」
突如、風景が一カ所に収束し、しばらくして現実世界にある風景へと変わった。
変わった場所は、多くの建物が密集する街。ただし建物が規則的な建てられ方をしておらず、建造物の材料も様々なのは変わらない。
三人は街の大通りと思われる場所に立っている。
「おい、何だ……あれ?」
ビンセントが見ても危険は察した。
家屋十棟分は離れているが、その位置からでも標的の異常性はヒシヒシと伝わる。
レイデル王国で一番の巨漢よりも全体的に一回り大きい筋肉質な体躯。そして、紫色の髪か触手のようなものが両腕から垂れ、靡いているように見える。
「二人とも逃げるわよ。どう見ても危険よ!」
巨大な何かが一歩一歩と近づいてくる様子から危機を察し、三人は建物と建物の間の道を進んだ。
「おい! 三人で挑めば勝てるんじゃないのか!」
「誰か死んで良いなら名案だろうな」
「どういうことだ」
「お前さんは魔力が見えんから分からんだろうが、魔力の質が常軌を逸してる。異常なんて言葉で括れぬ程にな。迂闊に挑めばどんな目に遭うか分からんぞ」
「それにあの髪ぃ、みたいな長いの? あれは危険よ。あんな毒々しい性質の魔力に触れられでもしたら最悪の場合即死よ。この逃走で色々調べないと」
「どうやって調べるんだ」
「魔力の質、動き、速度、行動。近寄れたらさらに詳細を調べる。まどろっこしいがアレと真っ向勝負など考えるなよ」
「逃げの算段も立てながら調べないと。まだ相手の魔力を感じれるから、距離が分かるけど、消されたら」
言った矢先、ルバートとエベックの表情に焦りの色が現われた。
「おいおい……まさか?」
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