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不審な香り
第四話
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ようやく私が頷いたことで、東宮はホッとしたようだ。
話は変わるが、と言ったあと、再び憂い顔になる。
「薫の少納言といえば、息子である清貴にも違う案件で捜査させているが……なかなか相手もしぶとくて尻尾を出さない」
「ああ……丹波の受領の件ですね」
疲れた様子で脇息に肘をつく東宮を見て、私は唇をきつく結ぶ。
東宮が危惧しているのは、ひと月ほど前にあった丹波の受領の不審死だ。
確かにかなり年を召されていたが、突然の死に誰もが吃驚した。
丹波の受領は領地もかなりの広さのものがあり、受領という地位にあれど金銭的な面だけを見れば立派な貴族と言っても過言ではなかった。
だが、なぜ受領がそこまでに富を増やすことができたのか。不審な点はいくつもある。
それを探るべく、東宮は密に調べを進めていた。
しかし、その糸口を見つける前に受領の不審死でうやむやになってしまったのだ。
受領が死に至ったのは、事故だった。
網代車に乗っていたら牛が突然暴れ出し、そのまま川に転落。
不幸な事故だと片付けようとする検非違使だったが、東宮はどこか不信な香りを感じずにはいられなかった。
富を横取りしようとした貴族の仕業かもしれないと睨んだのだ。
そこで兵部省に籍がある清貴を中心に調査をさせているのだが、未だに黒幕を暴くことができない。
ここまで見つからないと、受領は本当に不幸な事故に巻き込まれただけだったのかと思える。
しかし、不穏な動きを宮中にいても最近は多く感じるように思う。
それを東宮も感じ取り、受領の事故はなにかの事件の発端だったのではないかと疑っているのだろう。
それを暴いておかないと、後々とんでもないことになる可能性も無きにしも非ず。
だが、その真相はなかなか解明されなず、時間だけが刻々と過ぎていく。
時間が経てば経つほど、解決への道はほど遠くなる。
東宮はだからこそ、頭を悩ませているはずだ。
「丹波の受領が東国の武士と繋がりがあったかもしれないという噂もある。受領に間を持たせた貴族が必ずいると思うのだ。それを早くに突きとめたいのだが……難しいな」
東宮は扇をパチンと閉じながら、脇息に肘をついて嘆息する。
それを見て、私は相づちを打った。
「敵もわざわざ正体を現すようなことをしないですから」
「まったくだ。ああ、じれったい。私も捜査しに行きたいのだが……」
ギョッとして東宮を見つめると、冗談ではないような顔つきをしている。
私は首を横に振り、それを止めた。
「さすがにそれだけはおやめください。清貴なら、なにかしら尻尾を掴んできてくれることでしょう。あの男は、やり手ですから」
清貴の剣術などは右に出る者がいないというぐらいに腕の立つ男だ。
それなのに、繊細な香を嗜むという反面がおもしろい。
だからこそ、清貴とはずっと友人でいられるのだ。
「とにかく、私はこちらを香姫にお願いしに行ってきます」
懐をポンと叩き、東宮に頭を下げる。
そそくさと退出する私の背中に、東宮は言葉を投げかけてきた。
「事件解決ももちろんだが、お前の恋も成就するといいな」
「……」
小さく頭を下げたあと、その言葉に反応せず、そのまま東宮の御前を後にした。
東宮の言葉を聞いて、「本当に早く成就してほしいな」と小さく呟く。
最初の出会いが悪すぎたのか、もともと香姫の好みのタイプではなかったのか、はたまた両方か。
なかなか香姫は頷いてはくれない。
つれないが、だからこそ恋も燃えるというもの。
直接結婚の申し込みをし、香の指南を引き受けさせたわけだが、それだけでは足りない。
私はもっと香姫に近づきたいのだ。
お香の指南で定期的に会うことが可能となったが、やはり恋文は送り続けておきたいと思っている。
なりふり構わず、とは今の自分のことを言うのだろう。
「さて……つれない姫に会いにいきましょうか」
私は小さく呟いたあと、前を見据えた。
これから香姫に会いに行くのには理由があるので、足取りも軽い。
いつもなら、何か会う口実を考え抜いてからでなければ会えないからだ。
しかし、今日は捜査依頼とはいえ、これを口実に姫に会いに行くことができる。
浮かれている場合ではないことは重々承知しているが、浮足だつ心を抑えることなどできない。
愛する姫に会いに行く。世の中の男たちは皆、こんな気持ちなのだろうか。
鼻歌でも歌いたい気分の私に、どこからか嫌味な声が聞こえてきた。
視線を向ければ、なにかと私に突っかかる大納言がいた。
厄介な男に見つかったと顔を歪めたいところだが、ここは宮中だ。
自分の心を見せていてはすぐに弱みを握られる。
冷静沈着、と自分に言い聞かせた私は、歩みを進めた。
大納言を目の前にし、ゆっくりと笑みを浮かべ、頭を下げる。
すると、大納言は待っていましたとばかりに私に声をかけてきた。
「兵部の宮、なかなか我が邸に顔を出してくださらないのでヤキモキしておりましたぞ」
「申し訳ありません。大納言邸で宴が開かれるときに限って、方違えになることが多く。失礼いたしております」
扇を口元に置いてほほ笑み、なんとか煙に巻こうとする私に対して大納言は強気だ。
「うちの姫に、ぜひとも文などをよこしてはくれまいか? 娘は貴方のことが気になって仕方がない様子。今度こそは宴に来ていただきたい。なんならこれから我が邸にでも」
ニヤリと厭らしく動く口元に、嫌悪感に苛まれた。
しかし、それを隠しながら扇をハラリと開く。
「ええ、また是非に。残念ですが、これから所要がありますゆえ、私はこれで失礼します」
社交辞令だとしても、こう言っておかないとこの人はなかなか引き下がらない。
とにかく今は急いでいる。香姫に会いたい、その一心だ。
しかし、大納言は私に近づきながら、引き留めようと必死の様子である。
私は舌打ちしたくなるのをグッと我慢した。
「ゴホゴホ。スミマセン。風邪を引いておりまして・・・・・・大納言に移しては申し訳ないので、離れさせていただきます」
咳払いをしつつ距離を取ると、大納言は不機嫌そうに顔を歪めたが、それ以上は私に近づくのを諦めたようだ。
「できればうちの婿殿として迎えたいと思っているのですよ。前向きに娘との婚儀を考えてくれませんでしょうか?」
「……」
今回はストレートに攻撃してきた。
今までは、それとなく匂わす程度だったのに、こうも強気に出るのはどうしてなのだろうか。
言葉を挟む余地もないほど、立て続けに大納言は話していく。
「うちの家は、これからずっと伸びていく家系ですぞ。損はさせませんからね」
声高らかに笑う様を見て、なんとも言えない気持ちを抱いた。
大納言が本当は声を大にして言いたかったこと。それは、もうすぐ自分が左大臣の席に座る予定だとほのめかしているように聞こえた。
いや、大納言は本気で左大臣の椅子にのしかかろうとしているのだろう。
普通に考えても無理だと思うのだが、その自信はどこからやってくるのか。
ひと月前に前左大臣が亡くなり、現在その職の席が空白のままである。
その椅子を大納言は狙っているということなのだろう。
右大臣も内大臣もいるというのに、そこに大納言がしゃしゃり出てくるつもりでいるようだ。
よほどの自信家か、状況を把握できていない馬鹿か。それとも―――
渦巻く宮廷ににわかざわめている今、帝もそして東宮も早く御代が落ち着くことを祈っている。
ここのところ頭が痛くなる事ばかりが起こっているからだ。
丹波の受領の不審死、東宮の母であり国母である藤壺女御付きの女房の毒薬事件。
そして空白が続いている政治の実権を握る左大臣の取り決め。
東宮が藤壺女御付きの女房の事件の解明を急ぐのは、そういった背景からでもあるのだ。
一刻も早く、この香りを香姫に届けて事件の真相を暴いてもらわなければならないだろう。
「では、失礼」
まだ何やら言いたげな大納言をその場に置き、私は足早に離れた。
とにかくすぐに香姫に会いたい。その一心だ。
東宮からの依頼の件もあるが、なにより単純に自分が香姫に会いたい。それだけだ。
すぐさま文をしたため従者に手渡し、急ぎ届けるように言づける。
従者の背中を見送ったあと、衣擦れの音を立て、私は宮廷を後にした。
話は変わるが、と言ったあと、再び憂い顔になる。
「薫の少納言といえば、息子である清貴にも違う案件で捜査させているが……なかなか相手もしぶとくて尻尾を出さない」
「ああ……丹波の受領の件ですね」
疲れた様子で脇息に肘をつく東宮を見て、私は唇をきつく結ぶ。
東宮が危惧しているのは、ひと月ほど前にあった丹波の受領の不審死だ。
確かにかなり年を召されていたが、突然の死に誰もが吃驚した。
丹波の受領は領地もかなりの広さのものがあり、受領という地位にあれど金銭的な面だけを見れば立派な貴族と言っても過言ではなかった。
だが、なぜ受領がそこまでに富を増やすことができたのか。不審な点はいくつもある。
それを探るべく、東宮は密に調べを進めていた。
しかし、その糸口を見つける前に受領の不審死でうやむやになってしまったのだ。
受領が死に至ったのは、事故だった。
網代車に乗っていたら牛が突然暴れ出し、そのまま川に転落。
不幸な事故だと片付けようとする検非違使だったが、東宮はどこか不信な香りを感じずにはいられなかった。
富を横取りしようとした貴族の仕業かもしれないと睨んだのだ。
そこで兵部省に籍がある清貴を中心に調査をさせているのだが、未だに黒幕を暴くことができない。
ここまで見つからないと、受領は本当に不幸な事故に巻き込まれただけだったのかと思える。
しかし、不穏な動きを宮中にいても最近は多く感じるように思う。
それを東宮も感じ取り、受領の事故はなにかの事件の発端だったのではないかと疑っているのだろう。
それを暴いておかないと、後々とんでもないことになる可能性も無きにしも非ず。
だが、その真相はなかなか解明されなず、時間だけが刻々と過ぎていく。
時間が経てば経つほど、解決への道はほど遠くなる。
東宮はだからこそ、頭を悩ませているはずだ。
「丹波の受領が東国の武士と繋がりがあったかもしれないという噂もある。受領に間を持たせた貴族が必ずいると思うのだ。それを早くに突きとめたいのだが……難しいな」
東宮は扇をパチンと閉じながら、脇息に肘をついて嘆息する。
それを見て、私は相づちを打った。
「敵もわざわざ正体を現すようなことをしないですから」
「まったくだ。ああ、じれったい。私も捜査しに行きたいのだが……」
ギョッとして東宮を見つめると、冗談ではないような顔つきをしている。
私は首を横に振り、それを止めた。
「さすがにそれだけはおやめください。清貴なら、なにかしら尻尾を掴んできてくれることでしょう。あの男は、やり手ですから」
清貴の剣術などは右に出る者がいないというぐらいに腕の立つ男だ。
それなのに、繊細な香を嗜むという反面がおもしろい。
だからこそ、清貴とはずっと友人でいられるのだ。
「とにかく、私はこちらを香姫にお願いしに行ってきます」
懐をポンと叩き、東宮に頭を下げる。
そそくさと退出する私の背中に、東宮は言葉を投げかけてきた。
「事件解決ももちろんだが、お前の恋も成就するといいな」
「……」
小さく頭を下げたあと、その言葉に反応せず、そのまま東宮の御前を後にした。
東宮の言葉を聞いて、「本当に早く成就してほしいな」と小さく呟く。
最初の出会いが悪すぎたのか、もともと香姫の好みのタイプではなかったのか、はたまた両方か。
なかなか香姫は頷いてはくれない。
つれないが、だからこそ恋も燃えるというもの。
直接結婚の申し込みをし、香の指南を引き受けさせたわけだが、それだけでは足りない。
私はもっと香姫に近づきたいのだ。
お香の指南で定期的に会うことが可能となったが、やはり恋文は送り続けておきたいと思っている。
なりふり構わず、とは今の自分のことを言うのだろう。
「さて……つれない姫に会いにいきましょうか」
私は小さく呟いたあと、前を見据えた。
これから香姫に会いに行くのには理由があるので、足取りも軽い。
いつもなら、何か会う口実を考え抜いてからでなければ会えないからだ。
しかし、今日は捜査依頼とはいえ、これを口実に姫に会いに行くことができる。
浮かれている場合ではないことは重々承知しているが、浮足だつ心を抑えることなどできない。
愛する姫に会いに行く。世の中の男たちは皆、こんな気持ちなのだろうか。
鼻歌でも歌いたい気分の私に、どこからか嫌味な声が聞こえてきた。
視線を向ければ、なにかと私に突っかかる大納言がいた。
厄介な男に見つかったと顔を歪めたいところだが、ここは宮中だ。
自分の心を見せていてはすぐに弱みを握られる。
冷静沈着、と自分に言い聞かせた私は、歩みを進めた。
大納言を目の前にし、ゆっくりと笑みを浮かべ、頭を下げる。
すると、大納言は待っていましたとばかりに私に声をかけてきた。
「兵部の宮、なかなか我が邸に顔を出してくださらないのでヤキモキしておりましたぞ」
「申し訳ありません。大納言邸で宴が開かれるときに限って、方違えになることが多く。失礼いたしております」
扇を口元に置いてほほ笑み、なんとか煙に巻こうとする私に対して大納言は強気だ。
「うちの姫に、ぜひとも文などをよこしてはくれまいか? 娘は貴方のことが気になって仕方がない様子。今度こそは宴に来ていただきたい。なんならこれから我が邸にでも」
ニヤリと厭らしく動く口元に、嫌悪感に苛まれた。
しかし、それを隠しながら扇をハラリと開く。
「ええ、また是非に。残念ですが、これから所要がありますゆえ、私はこれで失礼します」
社交辞令だとしても、こう言っておかないとこの人はなかなか引き下がらない。
とにかく今は急いでいる。香姫に会いたい、その一心だ。
しかし、大納言は私に近づきながら、引き留めようと必死の様子である。
私は舌打ちしたくなるのをグッと我慢した。
「ゴホゴホ。スミマセン。風邪を引いておりまして・・・・・・大納言に移しては申し訳ないので、離れさせていただきます」
咳払いをしつつ距離を取ると、大納言は不機嫌そうに顔を歪めたが、それ以上は私に近づくのを諦めたようだ。
「できればうちの婿殿として迎えたいと思っているのですよ。前向きに娘との婚儀を考えてくれませんでしょうか?」
「……」
今回はストレートに攻撃してきた。
今までは、それとなく匂わす程度だったのに、こうも強気に出るのはどうしてなのだろうか。
言葉を挟む余地もないほど、立て続けに大納言は話していく。
「うちの家は、これからずっと伸びていく家系ですぞ。損はさせませんからね」
声高らかに笑う様を見て、なんとも言えない気持ちを抱いた。
大納言が本当は声を大にして言いたかったこと。それは、もうすぐ自分が左大臣の席に座る予定だとほのめかしているように聞こえた。
いや、大納言は本気で左大臣の椅子にのしかかろうとしているのだろう。
普通に考えても無理だと思うのだが、その自信はどこからやってくるのか。
ひと月前に前左大臣が亡くなり、現在その職の席が空白のままである。
その椅子を大納言は狙っているということなのだろう。
右大臣も内大臣もいるというのに、そこに大納言がしゃしゃり出てくるつもりでいるようだ。
よほどの自信家か、状況を把握できていない馬鹿か。それとも―――
渦巻く宮廷ににわかざわめている今、帝もそして東宮も早く御代が落ち着くことを祈っている。
ここのところ頭が痛くなる事ばかりが起こっているからだ。
丹波の受領の不審死、東宮の母であり国母である藤壺女御付きの女房の毒薬事件。
そして空白が続いている政治の実権を握る左大臣の取り決め。
東宮が藤壺女御付きの女房の事件の解明を急ぐのは、そういった背景からでもあるのだ。
一刻も早く、この香りを香姫に届けて事件の真相を暴いてもらわなければならないだろう。
「では、失礼」
まだ何やら言いたげな大納言をその場に置き、私は足早に離れた。
とにかくすぐに香姫に会いたい。その一心だ。
東宮からの依頼の件もあるが、なにより単純に自分が香姫に会いたい。それだけだ。
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