どうやらお前、死んだらしいぞ? ~変わり者令嬢は父親に報復する~

「ビクティー・シークランドは、どうやら死んでしまったらしいぞ?」
「はぁ? 殿下、アンタついに頭沸いた?」
 私は思わずそう言った。
 だって仕方がないじゃない、普通にビックリしたんだから。

 ***

 私、ビクティー・シークランドは少し変わった令嬢だ。
 お世辞にも淑女然としているとは言えず、男が好む政治事に興味を持ってる。
 だから父からも煙たがられているのは自覚があった。

 しかしある日、殺されそうになった事で彼女は決める。
 「必ず仕返ししてやろう」って。


 そんな令嬢の人望と理性に支えられた大勝負をご覧あれ。
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