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終 雪どけの春
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かつてフィルベスタンには渡り鳥のように夏に休息する天使たちがいた。
彼らは厳しい冬が来る前に村から立ち去るが、ひとり、少女が残されてしまう。
少女は瀕死のところを村の青年に救われ、恋に落ちた。
ふたりは結ばれ、子どもが生まれた。
子どもは青年の家に託さた。花鳥の一族の下に。
極端に人間と関わることを恐れた少女は山奥でひっそりと隠れ暮らし、愛する人を待っていた。
だが、冬の寒さに負け、誰にも発見されることなくミイラとなってしまう。
掘り起こされたミイラは王都へ運ばれるも、結局フィルベスタンに戻され、花鳥の一族の管理下におかれることとなる。
銀の翼を持つ少女は、ようやく愛するひとと同じ墓で安らかな眠りにつくことが叶うのだ――……
――fin.
彼らは厳しい冬が来る前に村から立ち去るが、ひとり、少女が残されてしまう。
少女は瀕死のところを村の青年に救われ、恋に落ちた。
ふたりは結ばれ、子どもが生まれた。
子どもは青年の家に託さた。花鳥の一族の下に。
極端に人間と関わることを恐れた少女は山奥でひっそりと隠れ暮らし、愛する人を待っていた。
だが、冬の寒さに負け、誰にも発見されることなくミイラとなってしまう。
掘り起こされたミイラは王都へ運ばれるも、結局フィルベスタンに戻され、花鳥の一族の管理下におかれることとなる。
銀の翼を持つ少女は、ようやく愛するひとと同じ墓で安らかな眠りにつくことが叶うのだ――……
――fin.
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